
【リーク】Canon EOS R100 Mark IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ



Canon EOS R100 Mark IIの最新リークをもとに、発売日や価格予想、予約のコツ、先代や競合とのスペック比較までまとめました。確定情報と推測を明確に分け、初めての一台を選ぶ人にも、セカンドボディを探す上級者にも役立つ視点でお届けします。最短で失敗しないための実践チェックリストも用意しました。

この記事のサマリー

R100 Mark IIは「マイナーアップデート」路線のリーク。確定情報と予想を厳密に仕分け。

発売時期は型番登録や先代の発売実績から、年内〜翌前半の可能性に注目。

価格はエントリー帯を維持する見立て。ボディ9万円前後、キット10万円台の可能性。

先代R100と競合(Nikon Z30/Sony ZV-E10 II)を用途別に比較。

予約前チェックリストで“買ってから困らない”ポイントを具体化。
最新リークの要点と前提条件:Canon EOS R100 Mark IIは何が出ている?

まず結論から。Photo Rumorsは、EOS R100 Mark IIを「初代からのマイナーアップデート」と報じています。大幅刷新ではなく、弱点の手当てと使い勝手の磨き込みを示唆するトーンです。現時点では公式未発表の噂段階で真偽は未確定です。ここから先は“事実”と“予想”を分けて読み進めてください。
信頼筋が示す「マイナーアップデート」観測
Photo Rumorsの「What’s next for Canon?」では、R100 Mark IIは“only minor improvements from version I”と明記。つまり画期的な刷新より、実用面の底上げが中心という見立てです。噂の粒度は粗いものの、主要なリークサイトでは“マイナーチェンジ”という表現が繰り返し示されています。
型番登録と時期感のヒント
7月に“DS126936”という未発表キヤノン機の無線認証登録が観測されています。通信仕様はハイエンドより控えめで、エントリー〜ミドル帯の可能性が示唆されました。これがR100 Mark IIと断定はできませんが、登録〜正式発表まで数カ月というケースは珍しくありません。発売時期の推定における参考材料になります。
ただし、登録コードは製品名を直接は示しません。別機種の可能性も必ず頭に置き、一本釣りで決め打ちしないのが安全策です。
発売日・予約・価格予想:いつ出る?いくらになる?どう予約する?
発売時期は「登録情報→発表→数週間で発売」が一般的な流れ。価格はエントリー帯を維持しつつ、為替や部材費で前後する見込みです。予約は“初速勝負”よりも“在庫と特典の見極め”が効率的。以下に根拠と動き方をまとめます。
時期の見立て:登録からのリードタイム
先代Canon EOS R100は2023年5月24日に発表、2023年6月22日に発売されました。直近の未発表機登録(DS126936)を踏まえると、年内後半〜翌年前半に発表となる可能性はあります。ただし、登録機=R100 Mark IIとは限りません。
価格のレンジ:ボディとキットの相場感
Canon EOS R100は国内のオンライン直販価格でボディ82,500円、標準ズームキット97,900円、ダブルズーム127,600円(いずれも税込)。米国発表時のMSRPはボディ$479.99でした。Mark IIが大幅値上げに振れる根拠は現時点で乏しく、編集部の予想は“ボディ9万円前後、標準キット10万〜11万円台”のレンジ。為替や在庫状況で上下するため、予約時はポイント還元まで含めた実質価格を見比べましょう。
キット構成は18–45mm、場合によりダブルズームの継続が有力。初めての一台はキットのコスパが高いのが通例です。
予約で失敗しない動き方
同日予約開始が通例。公式オンラインは延長保証や限定特典、量販はポイント還元が強みです。迷ったら“最安ではなく最適”を狙い、配送日確約や返品規定も必ず確認。下取りやショッピングクレジットが付くキャンペーンも要チェックです。
発売直後は在庫が波打ちます。急がない人は初回ロットのレビューを待ち、改善ファームや価格の落ち着きを見てからでも良いでしょう。
予想スペックの焦点:どこが伸び、どこは据え置きか
「マイナーアップデート」という前提に立つと、伸びる余地が大きいのは処理系とUI。逆に筐体や構造はコスト優先で大枠踏襲でしょう。初代の実装を土台に、妥当な進化線を描きます(ここからは“予想”)。
画像処理とAF:演算力の底上げに期待(予想)
初代はDIGIC 8と24MPセンサーの組み合わせ。顔・瞳の検出は効くものの、動物認識や高度な被写体検出は非対応でした。Mark IIではエンジン刷新→演算力強化が最もコスパの良い伸ばし方。被写体追尾の安定化や瞳AFの粘りは、初心者に直結する体験価値です。
測距点数やカバー率の公称値は据え置きでも、アルゴリズム側の改善で「当たりやすさ」が変わります。入門機ほど、こうした“見えない改良”の恩恵が大きいはずです。
動画:4K 30p対応とクロップ縮小の可能性(予想)
先代の4Kはクロップ+24p止まり。競合のZ30は4K30pの全幅(無裁ち)対応、ZV-E10 IIは26MPセンサーと新世代プロセッサで動画機能を磨いています。R100 Mark IIが訴求力を保つには、最低でも4K30p、できればクロップ率の縮小が鍵。熱設計やコストと相談しつつ、入門用途での不満点を潰す調整が現実解です。
Vlog特化は兄弟機や他社が強いので、R100系は「写真メイン+必要十分な動画」が王道。無理な欲張りより、安定性の底上げがユーザー満足につながります。
UI/I/O/通信:タッチ対応と無線の強化(予想)
固定・非タッチ液晶は先代最大の弱点でした。Mark IIではタッチ対応が最低ラインの期待。フル可動は難しくとも、ティルトや操作応答の改善だけでも快適性が跳ね上がります。Wi‑Fiの規格は現時点で未判明です。仮にデュアルバンド対応なら転送の実用性は向上しますが、確証はありません。
カードはUHS‑Iのままでも、書き込み制約を意識した設計なら実害は限定的。入門機の“速くて安定”は、数字よりも一連の体験で決まります。
先代EOS R100の事実ベース比較:強み・弱点の棚卸し
R100 Mark IIを正しく読むには、先代EOS R100の仕様を押さえるのが近道。ここは“事実”のみ。マイナーチェンジの射程を見極める基準になります。
構造と操作:軽量コンパクトの代償
R100はRシリーズ最軽量の小型ボディに、約236万ドットのEVFを搭載。背面は固定式でタッチ非対応、背面ジョイスティックも省略。カードはUHS‑I、ダイヤルは最小限で、入門者の迷いを減らす割り切り設計でした。
この“潔さ”は価格貢献の一方、操作やレスポンスの体感に直結。Mark IIの改善余地が最も大きい領域でもあります。
静止画・AF・連写:必要十分のベース性能
センサーは約24MP、AFは顔・瞳検出対応。連写はワンショット6.5コマ/秒、サーボ3.5コマ/秒で、動体には厳しめ。とはいえ家族や旅行中心なら破綻は少ないバランスでした。
入門用途では「外さないこと」が最重要。合焦ロジックのブラッシュアップは満足度の直結点です。
動画仕様と制約:4Kはクロップ限定
動画は4K24pがクロップ、フルHD60pは全幅。縦動画やハイブリッドオートなど、スマホ上がりが嬉しい機能も用意されていました。総合すると“写真メイン+たまに動画”の設計意図が透けます。
Mark IIがここをどこまで押し上げてくるかで、競合との体験差は一気に縮まります。
競合比較:Nikon Z30/Sony ZV‑E10 IIと用途別に見極め
同価格帯の実力機と並べると、R100系の立ち位置が鮮明になります。動画特化と写真重視で求めるものは違う。自分の“主戦場”で選びましょう。
Nikon Z30:動画の取り回し重視
Nikon Z30は4K30p(全幅・無裁ち)、連写は最大約11コマ/秒、バリアングルのタッチ液晶。EVF非搭載でVlog最適化に振り切った設計です。発売時の店頭想定価格はボディ約98,000円で、入門帯としては高機能寄り。動画優先なら明確に有利ですが、ファインダー撮影を重視する人にはR100系の方が親和性が高いはず。
静止画中心+時々動画なら、ファインダーの有無が体験差を生みます。屋外のまぶしい環境ではEVFの恩恵が大きいからです。
Sony ZV‑E10 II:最新世代のVlog特化
SONY ZV‑E10 IIは26MPセンサーと最新BIONZ XRでAFと動画を強化。縦UIや大容量Zバッテリーも採用し、コンテンツ制作の“歩留まり”を高めています。価格帯は一段上がるものの、動画主体の人にはワンストップで完結しやすい選択肢です。
一方で、写真メインのエントリー層にはオーバースペックになりやすい面も。R100 Mark IIは“写真の入り口”として王道の座を守るでしょう。
R100 Mark IIの立ち位置
R100系の価値は「EVFを搭載する新品RFボディの中でも最廉価帯」であること。写真の基礎体験を削らず、価格を抑えるという設計思想が核です。動画は必要十分、静止画はレンズしだいでぐっと化ける。ここがブレない限り、競合に対し明快な棲み分けが成立します。
価格訴求は魔法ではありません。だからこそ“効くところに効かせる”改良が活きます。マイナーアップデートで十分というのは、実は魅力の裏返しです。
買う前に役立つ実践ガイド:向いている人・レンズ選び・チェックリスト
ここからはより具体的に。誰に向くのか、何を一緒に買うべきか、予約前に何を確認するか。失敗しないための具体策を短距離で並べます。
どんな人に合う?合わない?
合うのは「写真をしっかり学びたい」「EVFで構図を詰めたい」「新品で安く始めたい」人。逆に「Vlog主体」「4K60pや10bit必須」なら他機の方が効率的です。自分の主戦場と優先順位を書き出すだけで、後悔は激減します。
家族・旅行・日常スナップならR100系は快適。運動会や屋内動体が多い場合は、連写やAFを上位機で補完する計画も検討しましょう。
相性の良いレンズ:最初の2本
まずはキットのRF‑S18‑45mmで“日常の基礎体力”を。次にRF 50mm F1.8 STMやRF‑S 55‑210mmを足すと、ポートレートと遠景の幅が一気に広がります。軽装で行きたい旅はRF‑S 18‑150mm一本化も便利。
単焦点の浅い被写界深度体験は、入門者の成功体験を加速させます。写真がもっと楽しくなる最短ルートです。
予約前チェックリスト(先代準拠の要点)
SDはUHS‑Iで十分だが、動画主体ならV30以上を推奨。バッテリーはLP‑E17系、予備1〜2本で安心。非タッチの可能性を考え、ボタン操作に慣れる準備を。Wi‑Fiは将来的にデュアルバンド対応の可能性はあるものの、確定情報を前提にした購入判断は避けましょう。
発売直後はアクセサリーが枯れがち。ストラップ・保護フィルム・予備カードまで同時手配すると、受け取り当日から全開で楽しめます。
まとめ
EOS R100 Mark IIの現時点の輪郭は「マイナーアップデートで実用性を底上げした、写真入門の王道機」。発売時期は登録動向と先代実績から“遠くない将来”に期待でき、価格はエントリー帯を維持する公算が高いと見ています。写真を基礎から楽しみたい人にはぴったりの入り口となるでしょう。
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