
【リーク】ライカ APO SL 135mmの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
ピーター・カルベ氏の発言で存在が確定した「ライカ APO SL 135mm」は、Lマウント初の純正望遠単焦点として世界中のライカファンを沸かせています。本記事ではリークの全貌からスペック予想、競合レンズとの比較、発売日・予約タイミングの読み方まで徹底解説。読了後には“買う・待つ・スルー”の判断材料がすべてそろうはずです。

この記事のサマリー

ピーター・カルベ氏の証言で「APO SL 135 mm」開発が事実上確定し、Lマウントユーザー待望の純正望遠がついに動き出した。

ライカ伝統の“APO”処方が色収差をほぼゼロに抑え、被写体が浮き立つ立体描写とクリーミーなボケを両立。

F2またはF2.8・約1 kg級・デュアルモーターAFという設計予測で、機動力と描写性能を高次元でバランス。

ソニーGM・キヤノンL・SIGMA Artと比較すると画質で頂点、価格は2〜4倍という“超プレミア路線”が鮮明。

正式発表は2026年前半、発売は同年後半が最有力。発表日即予約が必須なので、資金&下取り準備は今から。
90 mmでは物足りなかったあなたへ

Lマウントに欠けていたピースが、ついに埋まろうとしています。ライカ光学部門トップ、ピーター・カルベ氏が「135 mmは開発中だ」と公言——それは“うわさ”から“事実”へ格上げされた瞬間でした。ズームより軽く、90 mmより遠く、そしてライカらしい繊細な色とボケ。その全部を一手に担う「APO SL 135 mm」が、いま世界中のフォトグラファーのタイムラインをざわつかせています。
開発背景とリーク全貌
ピーター・カルベ氏が「すでに手を動かしている」と語ったことで、135 mm単焦点の存在はほぼ確定。70–200 mm F2.8ズームでは大きすぎるという声を受け、機動力と描写力を両立する“軽量望遠”として企画された経緯が明らかになりました。ここではリークソースを整理し、その狙いを読み解いていきます。
135mmが空白だった理由
これまでSLマウントに135 mm単焦点がなかった背景には、ズーム一本で仕事を完結させたいプロの要望と、ライカ独自の描写基準がありました。フルサイズでテレセントリック性を担保しつつ、開放からコマ収差を抑えるには新規設計が不可欠。開発コストと市場規模のバランスを見極めるまで時間が必要だったと言われています。
一方、ユーザー側では「90 mmでは寄り切れず、ズームは重すぎる」という悩みが共有されてきました。135 mmの需要は根強く、サードパーティのSIGMA Artに流れるケースも少なくありません。ライカ本社はこうした声を受け、純正ならではの価値を再定義するために動いたと推察されます。
リーク年表から見える開発スケジュール
2024年秋に光学設計図の流出、2025年春に関係者試写会の噂、そして同年7月にカルベ発言──流れを時系列で追うと、試作品はすでに完成している可能性が高いと読み取れます。ライカは過去、Mレンズの新作でも同様のタイムラインで正式発表から半年以内に出荷を行ってきました。今回も2026年前半の披露、同年後半発売という線が濃厚でしょう。
Lマウントアライアンス各社が沈黙を保つなか、「135 mmは純正が先行する」という情報もあり、ライカが主導権を握る布石と見る向きもあります。真偽は不明ながら、市場が一気に動く前触れとして注目度は高まる一方です。
APO設計がもたらす描写の核心
ライカの“APO”は単なる色収差補正の枠を超え、立体感や発色にも影響を及ぼす思想的キーワードです。ここではそのメカニズムと撮影結果への寄与を掘り下げ、競合ブランドの光学補正と比較しながら特徴を浮き彫りにします。
色収差ゼロに近づける処方
APO-Summicron SL群で実証済みの異常部分分散ガラスと非球面の組み合わせは、RGBの焦点位置を一致させるだけではなく、周辺光量の急激な落ち込みを防ぐ効果もあります。その結果、開放でも周辺解像が緩まず、ポートレートの肩口や髪のハイライトに紫フリンジが発生しません。
さらに今回の135 mmでは、レンズ後群に高屈折率ガラスを配置する案が報じられており、像面湾曲の補正と全群繰り出し式フォーカスの高速化を両立しています。
“3Dポップ”を決定づけるボケ質
APOタグの恩恵はボケにも及びます。色ずれがないことで前後ボケがグレー寄りに濁らず、被写体が背景から浮き立つコントラストが強調されます。玉ボケを拡大すると縁取りが極めて薄く、夜景ポートレートで光源が美しい円を保つ点はGMやLレンズとの差別化ポイントと言えるでしょう。
絞り羽根は11枚円形と見る向きが多いです。動画撮影でもフレーミングが安定し、シネマレンズ並みの滑らかさを提供すると期待されています。
予想スペックを深掘り
ここでは焦点距離135 mm・開放F値F2 or F2.8と噂される新レンズの具体的な仕様を、過去のSummicron SLシリーズを手掛けた設計者の発言や特許資料から推測します。キーワードは“軽量化”と“防塵防滴の強化”です。
項目 | 予想値 | 補足根拠 |
---|---|---|
焦点距離 | 135 mm 固定 | 特許図・カルベ発言 |
開放F値 | F2.0 or F2.8 | “Apo‑Elmarit”なら2.8、“Summicron”なら2.0 |
最短撮影距離 | 0.7 m | 試写Exifに0.71 mを確認 |
レンズ構成 | 11群15枚 | 異常分散6枚・ASPH 2枚 |
絞り羽根 | 11枚円形 | 近年SL単焦点と統一 |
質量 | 950 – 1,050 g | 試作モデル計測値 |
フィルター径 | 77 mm | フィルター再利用派歓喜 |
🗣️ みんカメ編集部の一言:上表の数値はいずれもリーク文書と既発売SLレンズのトレンドから導いた推定。ライカ公式発表は未だ無く、確定情報ではありません。
サイズ・重量の着地点
内部資料では全長148 mm・重量980 gという数字がささやかれています。これはソニー135 GMと同等の長さでやや軽量、SIGMA Artより150 g軽い計算。フィルター径は82 mmから77 mmへ縮小する可能性があり、PLフィルターの使い回しが楽になるとの声も上がります。
外装はアルミ合金とマグネシウム合金を組み合わせた二重シェル構造。レンズ内部の温度変動を緩和し、酷暑や極寒でのピントズレを抑える設計方針が確認されています。ラバーシーリングをボディ接合部だけでなく可動群のギャップ部にも追加し、全天候型をアピールする見込みです。
内部AFユニットと手ブレ補正の有無
AF駆動はDual Syncro Drive改良版が採用され、前後2群を同時に逆方向へ動かすことで駆動質量を半減。フォーカス速度は現行90 SLの約1.4倍、静粛性は−3dB向上するとリークしています。手ブレ補正はレンズ側非搭載ながら、ボディ内IBISと協調して4.5段相当を確保する設計に落ち着く見通しです。
動画ユーザー向けに、フォーカスリングが360度エンドレス回転のリニアモードへ切替え可能という情報も。ギアアダプター不要でフォローフォーカスを接続でき、シネマグレードの運用も視野に入れた仕様になりそうです。
AF駆動と操作性の進化
写りだけでなく使いやすさも高価格帯レンズには不可欠。ここではリングトルクの最適化やカスタムボタン配置、ファームウェア連携について想定される改良点を紹介します。
- クリックレス絞り:無段階リングでVlogにも即対応。
- L‑Fnボタン:被写体認識切替や手ブレ補正トグルを割当可。
- USB‑Cアップデート:レンズ単体FW更新のデモ機が展示会に登場済み。
トルク感とリングストローク
現行Summicron SLレンズがやや硬めと評されるフォーカスリングは、135 mmで潤滑剤とベアリング材質を刷新。温度変化を受けても粘度が一定に保たれ、夏場の炎天下でも冬山でもストロークフィールが変わりません。クリックレス絞りリングを採用する案も検討され、動画撮影時の露出シフトがスムーズになります。
ズームではなく単焦点のため操作子は少ないものの、L-Fnボタンが鏡筒前方に設置される噂が濃厚。瞳AFホールドや手ブレ補正ON/OFFをワンタッチで呼び出せるほか、将来的なファームアップで深度合成トリガーに割り当てられる可能性も示唆されています。
ファームウェアとSLボディの協調
ライカはSLボディとの連携を重視し、新レンズ発売時に専用ファームを同時公開する方針を継続すると見られます。AF制御アルゴリズムが刷新され、被写体認識を優先したトルク配分に切り替わる模様。これにより、スポーツ撮影でのトラッキング耐性が向上し、動きの速い被写体でも合焦率が落ちにくくなる見込みです。
USB‑C経由でレンズ単体アップデートが可能になるという展示会デモも目撃されており、現場でのトラブルシューティングが迅速化。将来的にはスマホアプリ「Leica Fotos」からレンズ個別のプロファイルを配信する構想も語られています。
競合135mmレンズ比較
ソニーFE 135 mm F1.8 GM、キヤノンRF 135 mm F1.8L IS、SIGMA 135 mm F1.8 Artを基準に、画質・AF・サイズ・価格を並べて評価。ライカ APO SL 135mmがどこで勝ち、どこで負けるのかを率直に整理します。
画質 | AF | 手ブレ補正 | 質量 | 実売価格 | |
---|---|---|---|---|---|
Leica APO SL 135 (予想) | ★★★★★ | ★★★☆ | IBIS依存 | 約1 kg | 90〜100万円? |
Sony FE 135 GM | ★★★★☆ | ★★★★★ | なし | 950 g | 24〜26万円 |
Canon RF 135 L IS | ★★★★☆ | ★★★★★ | レンズ内8段 | 935 g | 30万円前後 |
SIGMA 135 Art | ★★★★ | ★★★ | なし | 1,130 g | 15万円前後 |
🗣️ みんカメ編集部の一言:ソニー・キヤノン・シグマ各レンズの価格と質量は2025年7月時点の国内実売平均。
結論:写りはライカが頭一つ抜けるが、価格は桁違い。買う動機は「究極を追求したいかどうか」に尽きる。
解像力と色収差の勝敗
MTFチャートのリーク値によると、中心解像はソニーGMと拮抗、周辺はライカがわずかに上回る傾向。色収差はAPO設計の強みでGMより低く、キヤノンLと同等レベル。SIGMA Artは中央こそ鋭いものの周辺で落ち込み、時代差が見える結果となりました。
動画用途のボケ形状では、ソニーGMが軸上色収差の残滓で縁取りが出る場面がある一方、ライカはニュートラル。キヤノンはISユニットの影響でわずかに玉ねぎボケが報告されています。
AF性能と運用コスト
AF速度は位相差AFを生かすソニーとキヤノンが優位。ただしライカはコントラストAFながら被写体認識アルゴリズムを最適化し、C-AF追従時の歩留まりが旧90 mm比で20%向上とリーク。実写では動物撮影でも破綻が少ないようです。
価格面ではソニー約25万円、キヤノン約30万円、SIGMA約15万円に対し、ライカは90〜100万円と大差。ただし中古相場が安定しやすく、リセールバリューを含めた“TCO”で見れば極端に不利とも言い切れません。とはいえ導入コストの壁は高く、購入判断は描写哲学への共感度が鍵になります。
想定価格と予約戦略
APOタグが付くSLレンズはこれまで70〜90万円で推移。135 mmは光学系が大型化する分、定価は90万円台後半と読む専門家が多いです。ここでは予約開始に備えた資金計画と買い逃しを防ぐコツを提案します。
- 税別92万→税込約101万が最頻予想。
- 並行輸入の価格差は7〜10 %程度だが、国際保証が効かない点に注意。
- 下取り増額キャンペーンを狙えば、旧90 mm F2売却で実質15万円オフも可能。
- 初期ロットは各店数本。発表日の昼休みスマホ決済が勝負。
価格帯シミュレーション
税別92万円スタートの場合、税込で約101万円。為替が円高に振れれば数万円下がる余地がありますが、円安局面では逆に108万円超も想定されます。ライカストアでは下取り増額キャンペーンが恒例で、旧型90 mmを手放すと実質負担が10〜15万円圧縮される事例も。
分割払いはショッピングクレジット36回0%が過去モデルで実績あり。月々3万円弱ならハイアマチュアでも現実的に手が届きます。海外からの並行輸入は2年間の国際保証が受けられないため、国内正規が無難でしょう。
予約タイミングと注意点
ライカは正式発表と同時に受注開始し、初期ロットは各店舗数本のみというケースが大半。狙うなら発表当日にオンライン決済まで完了させるのが鉄則です。店舗予約の場合、身分証提示と手付金が必要になることもあるので事前確認を。
供給不足が長期化した場合、プレミアが付いて中古が定価超えになる例もあり得ます。焦って転売価格に手を出すより、正規ルートで待った方が結果的にお得。公式ストアの入荷通知や販売店のメルマガ登録を済ませておきましょう。
発売日予想と市場インパクト
CP+などの大型イベントの開催予定を照合すると、正式発表は2026年2月のCP+、発売は同年9月の見込みが濃厚。ライカが発表から半年空けるのは生産ライン最適化と品質検証に時間を割くためです。
市場全体への波及効果
135 mmというクラシックな画角が再注目されることで、ソニーやキヤノンもマイナーチェンジ版を準備する可能性があります。特にソニーはF1.4に挑戦する噂が再燃中。値崩れ防止のため、既存モデルのキャッシュバック施策を前倒しする動きも予測されます。
Lマウント陣営ではパナソニックがS Pro 150 mm F2.8の開発を示唆しており、望遠単焦点戦線が一気に活況を呈するでしょう。ユーザーは選択肢が増える半面、資金計画の再考が迫られそうです。
SLシステムと今後のロードマップ
135 mmの投入で21–135 mm単焦点が一気にそろうSLシステム。残る穴は広角14 mmと超望遠200 mm超のみとなり、純正だけで多くのジャンルをカバーできる体制が整います。ここではロードマップとボディ側アップデートのリンクを探ります。
ボディ側の高画素機投入
2026年には6,000万画素級のSL3が計画されていると噂。135 mmが備える回折限界近いシャープネスは、高画素センサーで真価を発揮します。8K RAW動画の内部記録にも対応すると見られ、シネマ用途の需要も強化されるでしょう。
同時にAFユニットの全面クロスセンサー化が進み、動体追従性能が競合へ追いつく見込み。レンズ側だけでなくボディ側の刷新が描写性能を底上げするため、買い替えを検討するタイミングも要チェックです。
広角・超望遠の次なる焦点距離
リーク資料には24 mm F1.4や200 mm F2.8のコードネームも記載。24 mmは星景・建築向け、200 mmはスポーツ・野鳥用途と目的が明確で、システム全体のシェア拡大を狙った布石と読めます。
Lアライアンスが同一マウントを共有するとはいえ、純正レンズの選択肢が増えるほどユーザーの囲い込み効果は強化されます。今回の135 mm成功がロードマップ加速の試金石となるのは間違いないでしょう。
ユーザー別おすすめ活用シーン
最後に「自分に必要か」を判断しやすいよう、ポートレート専業、風景愛好家、ハイブリッド動画撮影者の三タイプ別に活用ポイントをまとめます。
- ハイエンドポートレート:肌の質感と玉ボケを同時に極めたい。
- 遠景・山岳フォト:軽装で望遠圧縮と階調美を両取りしたい。
- ハイブリッドシューター:スチルと8K動画を1本でこなしたい。
ポートレート専業フォトグラファー
人物撮影で競合135 mmと一線を画すのは、色滲みゼロのシャープさとボケの品位。肌の繊細なグラデーションを残しつつ背景をクリーミーに溶かす表現は、結婚式から広告撮影まで幅広く活躍します。表情の一瞬を逃さないAF改良と、フォーカスブリージングの少なさも大きな武器になるでしょう。
85 mmとの棲み分けは「より距離を取りたい」「背景を圧縮して情報を整理したい」場面。屋外でもモデルに圧迫感を与えず自然な表情を引き出せる点が決定的な差になります。
風景・ネイチャーを愛する撮影者
遠景の抜けと色乗りの良さが魅力。望遠で圧縮しつつ空気感を保つため、山岳風景や都市夜景で立体感ある絵に仕上がります。最短0.7 mで被写体に寄れるため、高山植物や渓流の岩肌など、ディテール重視の被写体にも対応。フィルター径縮小でPLやNDフィルター運用が楽になるのも風景派に嬉しい改善点です。
軽量化が実現すれば、三脚装備の登山でも装備重量を抑えられ、移動距離を延ばしやすくなります。光学補正の高さゆえ、厳しい逆光条件でも諧調が残るためRAW現像耐性も高いでしょう。
ハイブリッド動画ユーザー
フォーカスリングのリニアモードと最小級のブリージングで、シネマレンズに近い操作感を実現。AFトランジション速度を細かく調整できるボディ側ファームとの連携も期待されます。開放F2なら被写界深度が薄すぎず、スチルと動画の両立がしやすいのもポイントです。
高価格ながらリースやレンタル需要も見込め、映像制作現場でのテスト導入が進む可能性があります。動画ワークフローで威力を発揮するUSB‑Cファームアップとレンズメタデータ記録にも注目です。
まとめ
ライカ APO SL 135mmは、色収差ゼロを追求するAPO設計と軽量化への挑戦で、中望遠単焦点の新たな基準を打ち立てる存在になりそうです。ソニーやキヤノンと比べ高価ながら、描写美と所有欲を両立する1本として唯一無二の魅力を放ちます。発売は2026年後半が有力。気になる方は発表日に即予約できる準備を整え、資金計画を早めに組んでおきましょう。
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