【リーク】SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS レンズの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

ソニーEマウント純正マクロの世界に、ついにG Masterの冠を背負ったニューフェイスが登場しそうだと話題になっています。その名は「FE 100 mm F2.8 Macro GM OSS」。海外有力リーカーの投稿を皮切りに複数サイトが続報を出し、市場は早くもざわつき始めました。この記事ではリーク情報の信憑性、予想スペック、発売時期や価格の読み筋、そして既存レンズとの違いまでを立体的に整理。読み終わるころには「本当に買うか?」の答えが自然と見えてくるはずです。
この記事のサマリー
信頼度の高い複数リークが「100 mm F2.8 Macro GM OSS」の実在を裏づけ、発表は“秒読み段階”。
G Master化で解像力とボケ味が大幅強化、最新XDリニアモーター+OSSで手持ち等倍も余裕。
価格は19〜22万円、発売時期は2025年末〜26年初頭が最有力──予約合戦必至。
旧FE 90 mmやシグマ105 mmを凌ぐ“純正連携”と動画適性がプロ&Vlog勢を直撃。
昆虫・商品・ポートレートまで守備範囲が広く、これ1本で“接写も作品撮りも”完結する期待の万能マクロ。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSのリーク情報を検証する

- 起点はリーカー how2fly 氏。α9 IIIやZV‑E1の発表時期を的中させている。
- SonyAlphaRumorsは“SR4”格付=ほぼ確実寄り。Photo Rumorsも同日追随。
- 過去データから逆算すると、テスト露出→4〜6ヶ月後に正式発表がソニーの黄金パターン。
海外サイトSonyAlphaRumorsやPhoto Rumorsが相次いで報じたことで、100 mm Macro GMの噂は瞬く間に拡散しました。いずれも発端はリーカーhow2fly氏のポストで、「ソニーがフルサイズ用100 mm F2.8マクロのテストを行っている」という一文がキーとなっています。
Sony is testing a new full-frame macro lens, the FE 100mm F2.8 Macro GM OSS.
— how2fly (@camerainsider) July 3, 2025
リークソースの横顔
how2fly氏は過去にZV‑E10 IIやG レンズの発表時期を的中させた実績があり、信頼度は中〜高と判断できます。SonyAlphaRumorsは情報を“RUMOR”ランクで公開し、51–90%の確度だと明言。Photo Rumorsも同日に続報を出し、STF GM後継として紹介した点は注目でしょう。
一方「testing」という単語からは、量産前の評価段階である可能性が読み取れます。製品写真や認証番号が見つかっていないため、正式発表はまだ少し先と見るのが現実的です。
テスト中が示す意味
過去の例では、ソニーが“testing”と噂されたレンズは平均して4〜6か月後に正式アナウンスされています。したがって2025年秋のクリエイターズカンファレンス、あるいは2026年CP+でお披露目という時間軸が浮上します。速報性の高い情報とはいえ、複数サイトが同日に報じた事実は「開発が最終コーナーに差しかかった」サインと捉えてよさそうです。
発表直前になると、海外認証データベースや製品カタログのリーク画像が出回るのが通例。これらが出てきた段階で確度はほぼ確定級に跳ね上がります。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSのスペック予想
現行のFE 90 mm Macro G OSSから丸十年ぶりのフルモデルチェンジと考えると、光学設計は大幅に刷新されるはずです。G Masterの称号が示唆するのは「解像力とボケの両立」。最新XDリニアモーターやED非球面レンズの投入がほぼ確実視されています。
光学性能の進化ポイント
焦点距離は100 mmで据え置きながら、開放F2.8で周辺までMTF曲線が横ばいになるレベルを目指すはず。非点収差と色収差を徹底排除し、1億画素級センサーでも破綻しない解像力が期待できます。さらに11枚円形絞りにより、点光源が美しい円形を保ちやすく、夜景マクロにも強くなるでしょう。
OSSはボディとの協調制御で最大8段相当を狙うという噂も。手持ち等倍撮影で1/15秒が実用域に入れば、自然光マクロの自由度が飛躍的に向上します。
AFと筐体デザイン
XDリニアモーター2基のデュアル駆動により、0.3 mから無限遠までのリトラクションを一気に稼ぐ設計が予想されます。動画ユーザー向けにブリージング抑制機構やクリック解除式絞りリングも盛り込み、静止画・動画ハイブリッド運用を後押し。質量は600 g台半ばとの試算が多く、携帯性と性能のバランスが取れたパッケージになりそうです。
外装は防塵・防滴シーリングを強化し、マグネシウム合金とエラストマーを巧みに組み合わせることで、寒冷地撮影でも操作感が安定する仕様が期待されます。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSの発売時期と価格を読む

リークから正式発表までの平均リードタイムは半年程度と仮定すると、早ければ2025年11月、遅くても2026年2月の登場が現実路線です。FE 100 mm STF GMの置き換えを狙う動きも伝えられており、新旧切り替えのタイミングで販促が一気に加速するでしょう。
参考モデル | 発売時価格 | OSS | 絞りリング | 市場ポジション |
---|---|---|---|---|
FE 50 mm F1.4 GM | 21万円 | なし | あり | 標準単焦点 |
FE 135 mm F1.8 GM | 24万円 | なし | なし | 望遠単焦点 |
★予想:FE 100 mm Macro GM | 19〜22万円 | あり | あり | マクロ旗艦 |
価格帯のシミュレーション
GM単焦点の最新モデル(FE 50 mm F1.4 GM)の国内初値は約21万円。手ブレ補正内蔵という点ではFE 135 mm F1.8 GM(発売時24万円)に近いポジショニングです。これらを踏まえ、100 mm Macro GMのボディ単体価格は19万〜22万円が有力。為替が円安方向へ振れた場合、25万円台に乗る可能性もあります。
予約開始は発表当日がソニースタイルの通例。初回ロットはプロ・ハイアマの注文が集中し品薄になりやすいため、購入を決めたら即日ポチが鉄則です。
供給とキャンペーン予測
ソニーはパーツ共通化とタイ製造拠点の増強で歩留まりを改善しています。α9 III発売時の需給バランスを参考にすると、発売1ヶ月後には量販店在庫が安定する見込み。キャッシュバックキャンペーンを春の大型連休前に合わせてくれば、実質18万円台で入手できるシナリオもあり得ます。
さらにSTF GM在庫処分セールが並行すれば、ボケ特化派とマクロ派の二極化が進み、レンズ選択の幅が一段広がるでしょう。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSとFE 90 mm Macro G OSSとの徹底比較
「90 mm Macroで十分」と考える既存ユーザーも少なくありません。そこで両者の違いを整理すると、買い替え判断の指針が見えてきます。焦点距離の10 mm差はワーキングディスタンス約1 cmの差に相当し、昆虫撮影では被写体までの距離確保に直結。一方ポートレートではパース誇張がわずかに抑えられるメリットがあります。
FE 90 mm Macro G OSSのポイント
- 良い所:軽い・写り優秀・中古安い
- 弱い所:周辺甘め・AF小刻み迷子・ブリージング激しめ
→ 「レンズ1本で写真も動画も」の時代にやや息切れ。
描写とボケ質の差
90 mm Gは開放でも高解像ですが、周辺はわずかな甘さが残ります。100 mm GMは非点収差を中心に再設計され、画面端まで均一なシャープネスを実現するはず。ボケは11枚円形絞り+最新コーティングで輪郭が滑らかに溶け、点光源が玉ボケ化しやすい傾向が予想されます。
逆光耐性も最新ナノAR IIコーティングの採用で一段向上し、フリンジやゴーストの発生は大幅に低減されるでしょう。
AF速度と動画適性
90 mm GはダイレクトドライブSSMを採用し静音性は高いものの、ピント移動量が多い場面では迷いがちでした。100 mm GMのリニアデュアル駆動は動画サーボにも対応し、滑らかなフォーカスブリージング補正を実現。4K120p撮影でもピント面が暴れにくく、動画クリエイターにとって朗報です。
さらにフォーカスリミッターの範囲設定が細分化され、マクロ域と遠景域でそれぞれ速度を最適化できる可能性があります。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSの競合マクロレンズと差別化ポイント
シグマ105 mm DG DN Macro Artやタムロン90 mm Di III VXDなど、高性能かつ手頃な価格帯のライバルが群雄割拠。純正の価値は光学性能だけでなく、ボディとの協調AFやファーム同時アップデートという総合体験にあります。
SIGMA 105 mm DG DN Macro Artのポイント
- 良い所:写りキレッキレ・価格14万円台
- 弱い所:OSSなし・純正連携面で一歩劣る
→ コスパ王座は堅持。だが純正ファーム同時更新の安心感はGM優位。
TAMRON 90 mm F2.8 Di III VXDのポイント
- 良い所:VXD爆速AF・0.5〜1.0倍画質神
- 弱い所:動画でモーター音拾う・デザイン賛否
→ 静止画特化なら猛者。動画ハイブリッドならGMが頭ひとつ抜ける。
サードパーティ勢との比較
シグマ105 mmは絞りリングを備えながらOSSを省略し、価格と重量を抑える戦略を採用。一方タムロン90 mm VXDは0.5倍〜等倍域でのシャープネスに定評がありますが、動画AFの呼吸音が微かに入るケースも報告されています。100 mm GMはOSS+静粛AFで静止画・動画どちらでもバランスを崩さず、特にハイブリッドシューターに向けた最適解となり得ます。
さらに純正はレンズメタデータ完全対応で、現像ソフト上の歪曲・周辺光量プロファイルが即適用される利便性も見逃せません。
キヤノン・ニコン純正との違い
キヤノンRF100 mm L Macroの1.4倍撮影やSAコントロールは独創的ですが、ソニーはそこまで倍率を追わず、操作系のシンプルさと光学性能のピークに注力する可能性があります。ニコンZ105 mmはVR内蔵で静粛AFが売りですが、ソニーはフェーズ差検出とコントラストのデュアルAFにより、動体マクロでも粘り強い追従を見せるでしょう。
結果として「絶対的解像力」という一点で勝負を挑み、周辺描写と色収差補正の面でリードする展開が期待できます。
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSの撮影シーン別で見る導入メリットを予想
マクロレンズ=接写と捉えがちですが、100 mmという焦点距離は実は万能選手。ここでは具体的なシーンを挙げながら、本レンズがもたらすメリットを掘り下げます。
シーン | GMで得られる恩恵 | 編集長コメント |
---|---|---|
昆虫・野鳥の卵 | 長めのWD+OSSで三脚禁止エリアもOK | 「朝露のトンボ、等倍で息を呑む」 |
商品ブツ撮り | 色収差ゼロ級の面のり描写 | 「ジュエリーのエッジが鬼シャープ」 |
コスプレ・ポートレ | テレマクロ圧縮+滑らかボケ | 「背景の人混みを一瞬で溶かせ」 |
シネマVlog | ブリージング最小+クリックレス絞り | 「フォーカス送りがバレない快感」 |
アートマクロ | 夜景玉ボケ×11枚絞り | 「光の粒をジュエリーに変える」 |
昆虫・植物のネイチャー撮影
ワーキングディスタンスが長いことで、警戒心の強い被写体を刺激せず撮影可能。防塵防滴設計は朝露や土埃のフィールドでも頼りになります。手持ち等倍で被写体の複眼や花弁の質感を克明に写し取れるため、三脚禁止区域でも機会を逃しません。
さらにOSS+ボディIBISの協働補正で、曇天林床でも低速シャッターを切れる点が大きな強みです。
ポートレートと商品撮影
テレマクロ域の圧縮効果で背景がふわりと溶け、被写体が浮き立つ画が得られます。1/2倍付近にリミッターを設定すればピント移動距離が減り、AF合焦速度が向上。ECサイト用のジュエリー撮影など、質感再現が求められるワークにも即戦力となるでしょう。
人物撮影ではF2.8開放でも睫毛単位の解像を保ちつつ肌のトーンを滑らかに表現し、レタッチ時間の短縮にもつながります。
まとめ
FE 100 mm F2.8 Macro GM OSSは、リーク時点から複数ソースが一致する注目度の高いマクロレンズです。GM化による光学性能とOSS搭載で、静止画・動画の両面で既存90 mm Macro Gを凌駕するポテンシャルを秘めています。発売は2025年末〜2026年初頭、価格は20万円前後と予測。昆虫や商品だけでなくポートレートにも強い万能性を備え、サードパーティ製では得がたい“純正らしい統合体験”が最大の魅力と言えるでしょう。発表が近づいたら予約戦線に備え、資金とスケジュールを整えておくことをおすすめします。
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