6/28発売 Megadap ETZ21 Pro+ ニコンZ用アダプター 価格・最新情報まとめ

6/28発売 Megadap ETZ21 Pro+ ニコンZ用アダプター 価格・最新情報まとめ

6月25日に正式発表されたMegadapの電子マウントアダプターETZ21 Pro+は、ソニーEレンズとニコンZボディの橋渡し役をさらに進化させました。LA‑EA5対応でAマウント資産まで射程に入り、三重シーリングや強化レリーズなど実用面のブラッシュアップも抜かりなし。主要スペックを一気にチェックしていきましょう。

この記事のサマリー

ソニーEレンズもAマウント資産も、ニコンZ上で“純正級”に動かす電子アダプター「ETZ21 Pro+」が正式発表。

三重シーリング+厚膜端子など6大強化で、雨・砂塵ロケでもAF停止ゼロを記録するタフさを獲得。

Techart TZE‑01を上回るAF精度と互換性、しかもSDカード経由FW更新で初心者も置いてけぼりにしない親切設計。

LA‑EA5公式対応でMinolta名玉が復活、Z8/Z9の20 コマ/秒連写でも追従良好。

価格は4万円前後と予測。保証条件とFW更新手順、中古TZE‑01とのコスパ比較を押さえて予約に備えよう。

ETZ21 Pro+とは?発売日と基本仕様

6/28発売 Megadap ETZ21 Pro+ ニコンZ用アダプター 価格・最新情報まとめ

via: Nikon Rumors

6月25日発表、28日発売予定というタイトなスケジュールで姿を現したETZ21 Pro+。外観こそ薄型2 mm設計を踏襲しますが、ソニーAマウント用LA‑EA5を挟む“二段アダプター”構成に公式対応した点がニュースです。加えて金メッキ端子の厚膜化、三重ゴムシール採用で屋外耐久性も底上げされています。

  • 発表:2025年6月25日/発売:6月28日という電光石火スケジュール
  • 厚さ2 mmは据え置き。だが内部は別物――LA‑EA5公式サポート基板を新設
  • 金メッキ端子を30 %増しで厚盛り、ゴムシールはレンズ側・ボディ側・基板周囲の三重構造

「薄い、速い、壊れない」。この3拍子を実現したのがPro+の核です。

対応カメラ・レンズの広さが段違い

  • Z側:Z9/Z8はもちろん、APS‑CのZ fc・Z 30でもAF‑C+瞳AFがフル可動
  • E側:G‑Masterからサードパーティ各社、新ファームSamyangまで網羅
  • A側:LA‑EA5経由でSSM/SAMレンズが電撃復活。中望遠マクロやSTF 135 mmの写欲が再点火

フルサイズのZ8やZ9はもちろん、APS‑CのZ fcやZ 30でもAF‑Cと瞳AFをフル活用できます。Eマウント側はG‑Master、SIGMA Art、Tamron DiIIIまで網羅。LA‑EA5経由ならSSM/SAMモーター内蔵のMinolta系Aレンズも動くため、中望遠マクロやSTF 135 mmなど“名玉”復活の恩恵は大きいでしょう。

動作検証ではZ6III+FE24‑70 F2.8 GMでAF‑C連写20 コマ/秒を維持し、位相差AFの追従もネイティブZレンズと遜色なし。Aマウント85 G(D)はLA‑EA5→ETZ21 Pro+経由で0.12 秒前後の合焦を記録し、実用域に達しています。

ETZ21 Pro+の6つの強化ポイントを徹底解剖

Pro+は先代Proをベースに、実戦フィードバックを汲んだ6項目を刷新。特に三重シーリングと強化シュラプネル構造は、長期使用を想定するZ8ユーザーに刺さる改良点です。

  1. 三重シーリング ― 砂塵ラリーでも接点エラー0
  2. 厚膜端子 ― 5,000回着脱でも削れ痕なし
  3. 強化レリーズ ― 厚手グローブでも一発装着
  4. LA‑EA5ネイティブ ― Aマウント望遠がZで甦る
  5. マニュアルレンズ認識プロンプト ― オールド派の歩留まり改善
  6. SDカードFW更新 ― 旅先でも即アップデート、USBドック不要

三重シーリング&厚膜端子で過酷ロケに強い

ほこり舞うラリー観戦や海岸の潮風など、従来モデルが苦手とした環境下で接点エラーの発生率が劇的に低下。ゴムリングはレンズ側・ボディ側・内部基板の三段。さらに金メッキ厚を30 %増し、酸化による導通不良を防ぎます。

端子磨耗テストでは、Proが3,000回の着脱でメッキ露出したのに対し、Pro+は5,000回超でも顕著な削れ無し。長期投資としての安心感が光ります。

LA‑EA5ネイティブ対応でAマウント復活

従来は「E→Z→LA‑EA5→A」の多重構成を保証外としていましたが、Pro+は公式にサポート。Aマウント特有の機械カプラーAFについては非対応ながら、SSM/SAM駆動レンズなら開放測光・瞳AF・トラッキングAFが動作確認済み。APS‑Cボディでのクロップを活かせば、SAL70300G2が実質450 mm相当へ。野鳥撮影で機動力を求めるユーザーに新しい選択肢を提示します。

加えてマニュアルレンズ認識プロンプトを搭載。接点なしレンズでもフォーカシングチップがEXIF情報を生成し、ピント拡大を自動呼び出すため歩留まりが向上。オールドレンズ好きには嬉しい仕掛けです。

ETZ21 Pro+の価格・購入ガイドとFWアップデート手順

国内価格は執筆時点で未公表ながら、先代Proの実売35,000円前後を踏まえると38,000〜40,000円程度と予測されます。

→【7/1追記】35,100円(税込)と判明しました!

予約時にチェックすべきポイント

Pro+はファームウェア統一プラットフォームにより、リリース直後の不具合修正が迅速とアナウンスされています。

FWアップデートは“Nikon流”のSD書き込み方式。手順は①公式サイトから.binファイルDL→②SDカード直下に配置→③アダプター+レンズを装着しボディメニューから「バージョンアップ」を選択。USBドック不要なので旅先でも対応でき、ライトユーザーに優しい設計です。

ETZ21 Pro+の先行予約・購入情報

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Megadap ETZ21 Pro+ 電子マウントアダプター(ソニーEマウントレンズ → ニコンZマウント変換)の購入はこちら

まとめ

ETZ21 Pro+は「Eレンズ資産を最大限活かしつつZボディの最新性能を堪能する」という欲張りな願いを高い完成度で叶えてくれるアダプターでした。三重シーリングやLA‑EA5対応で撮影領域を広げ、競合機を上回る互換性と簡単FW更新でユーザー体験を底上げ。価格発表を待つ間に、手持ちレンズと撮影スタイルを見直し、発売日に備えておきましょう。次の撮影旅は、Zボディとお気に入りのEレンズを同じバッグに詰め込んで出かけませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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