阿蘇中岳火口（阿蘇山上）

活火山のダイナミズムを間近に感じられる阿蘇中岳火口。風向と気温で蒸気や噴気の量と色が変わり、光が横から入る朝夕は立体感が際立つ。新緑の草原と火口の対比、夏の入道雲、秋の澄んだ青、冬の霧氷と噴煙は格好の題材。望遠で噴気の細部と地形の線を切り取り、広角で外輪山と合わせてスケールを表現する。立入規制や火山ガス情報は頻繁に変わるため、最新の公式情報を確認して安全第一で臨みたい。 強風時は噴気が尾を引き、NDで長秒にすれば流れが絵になる。乾いた日は硫黄色が鮮明、湿った日は霧と混ざり柔らかいトーン。夜は星と噴気が印象的。レンズ交換は風下を避け、前玉のクリーニングと簡易防塵でトラブルを減らせる。