MK-35mm T2.1 S35-Prime

映画制作の現場を意識した設計で、被写体の質感を素直に描き、色のりも落ち着き、肌の階調も滑らかなシネ用単焦点。ピント面は芯があり、背景はなだらかに溶け、人物も小物も自然なボケで品よくまとまり、被写体の存在感を引き出す。周辺まで均質で、コントラストの立ち上がりが滑らかで、逆光下でもグレアの表情をコントロールしやすく、階調の粘りも感じる。フォローフォーカスと相性のよい操作系で、細かなピント送りがしやすく、フレーミングの変化が少なく感じられる。堅牢な作りで現場の移動にも耐え、複数台運用でも色合わせがしやすく、安定したワークフローを支え、現場の信頼を得る