Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine正式発表 E/Mマウントで出荷は10月下旬予定

Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine正式発表 E/Mマウントで出荷は10月下旬予定

Thypochがフルサイズ対応シネマ単焦点「Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine Lens」を発表しました。Sony EとLeica Mの2マウント展開で、最大T1.9・16枚絞り・最短0.85mなどを公表。出荷開始は10月下旬予定で、マウント別に希望小売価格が異なります。

みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Simera-C 100mm T1.9は正式発表済みで、フルサイズ用シネプライム「Simera-C」7本構成を完成させる1本

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公式に確認できる要点は、T1.9・16枚絞り・最短0.85m・11枚8群、マウントはSony EとLeica M

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希望小売価格はSony E版が879ドル、Leica M版が959ドル(ユーロ価格も別設定)で、出荷開始は10月下旬予定

何が発表された?Simera-C 7本構成を埋める100mm

今回のニュースの核は、Simera-Cシリーズに「100mm T1.9」が加わったことです。Thypochは、フルサイズ対応シネマプライムのSimera-Cが本レンズで7本構成になったと案内しており、100mmの追加により、Simera-Cは16mm、21mm、28mm、35mm、50mm、75mm、100mmの7本構成になります。

公式情報としてまず押さえたいのは、Sony EとLeica Mの2マウントが用意される点です。どちらも同じ100mmですが、価格が別設定になっているため、購入検討では「どちらのマウントの話か」を常に意識する必要があります。

項目

内容

製品名

Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine Lens

対応フォーマット

フルサイズ対応(Simera-C シネプライム)

ソニーE

879米ドル/799ユーロ

ライカM

959米ドル/869ユーロ

対応マウント

Sony E / Leica M

出荷開始予定

10月下旬

Thypoch公式予約サイト

https://store.thypoch.com/products/simera-c-cine-lens?ref=thypoch

Thypoch公式ニュースでは、最大T1.9、16枚絞り、最短撮影距離0.85m、光学系11枚8群といった要点が明示されています。T値(T-stop)は実際の透過光量を基準にした表記で、写真用のF値表記とは意味合いが少し異なりますが、シネレンズ選びでは露出管理の指標として扱いやすいのが利点です。

主要スペック早見表(公式に確認できた範囲)

主な仕様は以下のとおりです。マニュアルフォーカス方式で、全長と重量はマウントによって異なります。

項目

追加する記載

フォーカス方式

MF(マニュアルフォーカス)

フォーカスリング回転角

210°

前部外径

72mm

フィルター径

67mm(M67×0.75)

焦点距離

100mm

最大絞り

T1.9

絞り羽根

16枚

最短撮影距離

0.85m

光学構成

11枚8群

水平画角(フルサイズ)

21.4°

全長・重量:ソニーE

86.4mm・477g

全長・重量:ライカM

76.6mm・451g

100mmという焦点距離は、人物のバストアップから小物の寄りまで幅広く使える一方、ピント合わせの精度が結果に直結します。16枚絞りは、絞ったときの点光源の形やボケの縁取りの出方に影響しやすく、作品の“クセ”を作り込みたい人には気になるポイントでしょう。

最短撮影距離は、撮像面から0.85mです。小物を画面いっぱいに写せるかどうかは、最大撮影倍率や被写体の大きさによって変わります。俯瞰撮影では、撮りたい範囲を収められるだけの高さを確保できるかも確認してください。

価格と出荷時期 マウント別の違い、国内情報はこれから

価格はマウント別に明確に分かれており、Sony E版が879ドル、Leica M版が959ドルです。ユーロ価格も別途設定されているため、海外から取り寄せを検討する場合は、購入する地域・通貨・税や送料で体感が変わります。

出荷開始は10月下旬が予定されています。ただし「出荷開始予定」は、すべての地域で同時に手元に届くことを意味しません。国内の販売ルート、国内入荷のタイミング、予約の割当などは別の話になりやすいので、急ぎの案件に投入したい人ほど慎重に段取りを組むのが無難です。国内向けの価格や発売日(入荷日)は、少なくとも今回整理できた範囲では情報が出そろっていません。

また、シネレンズでは付属品が運用コストに響くことがあります。メーカーの案内では、前後レンズキャップ、バックフォーカス調整用のシム、マウント用工具キット、保証カードが付属します。シムは、レンズの取り付け位置を微調整するための薄い部材です。

100mm T1.9シネプライムの使いどころ:人物・ディテール・圧縮感

100mmは、いわゆる中望遠〜望遠寄りの“圧縮感”(背景が近く見える遠近の見え方)を活かしやすい焦点距離です。人物なら、背景の整理がしやすく、街中の雑多な情報を抑えて被写体に集中させる画作りが狙えます。インタビュー動画でバストアップを作るときも、被写体と背景の距離を取りやすい環境では有利です。

T1.9の明るさは、暗所でシャッタースピード(動画ならシャッター角相当の設定)を維持しつつ、ISO感度の上昇を抑えたい場面で助けになります。一方、日中屋外で開放付近を積極的に使う場合は、NDフィルター(光量を減らすフィルター)などで露出をコントロールする必要が出ることもあります。

最短撮影距離0.85mは、手元の作業や小物のディテールを“寄って撮る”用途でも現実的なラインです。たとえば、料理の一部やアクセサリーの質感を狙うとき、フルサイズで100mmを使うと被写体が強調されやすく、背景の情報量を落として見せられます。逆に、狭い室内で引きが取れない場合はフレーミングが窮屈になりやすいので、撮影距離を確保できる現場向きとも言えます。

Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine Lensの最新情報まとめ

Thypoch Simera-C 100mm T1.9 Cine Lensは正式発表済みで、フルサイズ向けSimera-Cシネプライムを7本構成に拡充する1本です。公式に確認できる仕様はT1.9、16枚絞り、最短0.85m、11枚8群で、Sony EとLeica Mの2マウント展開。希望小売価格はE版879ドル、M版959ドルで、出荷開始は10月下旬予定とされています。国内価格や国内の入荷タイミングは情報が待たれるため、マウント別価格と出荷スケジュールを基準に、必要な撮影時期に間に合うかを逆算して検討するのが近道です。


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