
GoProがマイクロフォーサーズ規格に新規賛同、参加企業は48社に



マイクロフォーサーズシステム規格の運営側が、GoPro, Inc.の新規賛同を発表しました。背景として、GoProがレンズ交換式シネマカメラ「MISSION 1 PRO ILS」を発表し、マイクロフォーサーズマウントを採用したことが挙げられています。規格の広がりと、映像制作の現場での選択肢がどう変わるのかを要点から整理します。
この記事のサマリー

GoProの参加により、マイクロフォーサーズシステム規格の賛同企業は48社となりました(9月17日時点、賛同企業一覧ベース)

賛同の背景には、GoPro初のレンズ交換式シネマカメラ「MISSION 1 PRO ILS」のマイクロフォーサーズ採用があります

MISSION 1 PRO ILSは約197gの小型ボディーで、マニュアルフォーカスのMFTレンズ運用を前提にした言及がされています

アダプターでヴィンテージレンズやPLマウントのシネマレンズにも対応すると案内されています
公式発表:GoProが規格賛同、参加企業は48社に

マイクロフォーサーズシステム規格(Four Thirds公式)のニュースリリースで、GoProが同規格へ新たに賛同したことが告知されました。これにより賛同企業数は48社(9月17日現在)とされています。映像系のカメラブランドが増えること自体は珍しくありませんが、アクションカメラの印象が強いGoProが「規格に賛同する企業側」に加わった点は、システムの見え方を一段変える出来事です。
リリース内でも、GoProが8月26日に同社初のレンズ交換式カメラとして「MISSION 1 PRO ILS」を発表した流れが、賛同の背景として説明されています。つまり今回は、単に“賛同企業が増えた”というニュースに留まらず、GoProがマイクロフォーサーズマウントを採用したレンズ交換式シネマカメラを打ち出したことが、規格参加の根拠として位置付けられています。
MISSION 1 PRO ILSで公表された要点 小型ボディー×MFTマウント
運営側の発表で触れられているMISSION 1 PRO ILSのトピックは、「約197g」「マイクロフォーサーズマウント」「マニュアルフォーカスのレンズ運用」「アダプター対応」です。動画制作でレンズ交換式を選ぶ理由は、画づくりだけでなく、現場の都合(焦点距離、最短撮影距離、アイリス操作、リグ適性など)でレンズを“道具として替える”ところにあります。そこにMFTを選んだのは、レンズ資産の豊富さをいきなり取り込めるのが大きいでしょう。
約197gの小型ボディーが意味するところ
発表では、MISSION 1 PRO ILSは質量約197gの小型ボディが強調されています。数字そのものも目を引きますが、注目したいのは「小型のレンズ交換式カメラ」というカテゴリを、GoProが自社の文脈で定義しにきた点です。ジンバル、ヘルメットマウント、チェストマウント、車載、手持ちの短いリグなど、重量が効いてくる場面は多く、レンズ交換式でどこまで小さくできるかは運用の自由度に直結します。
マニュアルフォーカス運用とアダプター対応の書き方が具体的
同じ発表文の中で、マクロ・望遠・広角といった撮影目的に応じて、マニュアルフォーカスのマイクロフォーサーズレンズを組み合わせられると案内されています。さらにアダプター使用で、ヴィンテージレンズやPLマウントのシネマレンズ、特殊用途レンズにも対応するとも記載があります。AFや電子制御の話題より先に「MFレンズ」「アダプター」を前面に出している点から、映像制作の現場での“レンズ選択の幅”を強く意識しているのが伝わります。
マイクロフォーサーズユーザーにとっての影響:レンズ資産の“出口”が増える
マイクロフォーサーズの魅力は、ボディ選択だけでなく、レンズの層の厚さにあります。静止画寄りの軽量レンズから、絞りリングやギアを備えたシネレンズまで、焦点距離・明るさ・サイズ感のバリエーションが広いのが強みです。GoProの規格賛同により、少なくともMISSION 1 PRO ILSという形で、MFTレンズを活用できる小型シネマカメラの選択肢が加わりました。既存のMFTレンズ資産を、静止画・ミラーレス動画だけでなく、アクションカム的な設置性を持つシネマカメラ用途に広げられる点は注目です。
一方で、今回の発表文は“使えるレンズの幅”を語りつつも、電子接点の有無や通信仕様(AF・絞り制御・手ブレ補正連携など)までは踏み込んでいません。既存のMFTレンズを使う場合は、電子制御に依存しないレンズかどうかを確認したいところです。MISSION 1 PRO ILSは電子接点を備えていないため、AFや電子絞りではなく、マニュアルフォーカスと手動絞り/固定絞りでの運用が基本になります。
公開済みのポイント:価格・販売状況・電子接点・AF
MISSION 1 PRO ILSは、GoPro公式発表で米国価格699.99ドル、既存GoProサブスクライバー向け599.99ドルと案内されています。Four Thirds公式リリースでは、GoPro.comおよび世界各地の販売店で販売中とされています。レンズマウントは電子接点を備えておらず、AFにも非対応です。既存のMFTレンズを使う場合は、マニュアルフォーカスかつ手動絞り/固定絞りで運用できるかを確認しておきましょう。
海外メディアはどう報じた?“想定外の参加”と映像寄りの文脈
PetaPixelは、GoProがマイクロフォーサーズシステムに正式参加したニュースとして紹介し、MISSION 1 PRO ILSの動きと結びつけて伝えています。写真向けの新マウント競争というより、「映像制作のために、既存のレンズ資産に乗る」という読み筋が中心で、今回の話題の芯を押さえたトーンです。
DPReviewも“意外なメンバー”という切り口で取り上げており、規格に新規賛同する企業としてのGoProの存在感を強調しています。またSlashGearは、マイクロフォーサーズレンズをテストしたレビューの文脈でMISSION 1 PRO ILSに触れており、「レンズ交換式としてどう使うか」に関心が集まっていることがうかがえます。
さらに、周辺の話題としてY.M.Cinema Magazineはレンズとの組み合わせ提案を含む記事を掲載しています。こうした報道のされ方を見ると、GoProの規格賛同は“業界ニュース”であると同時に、具体的な撮影セットアップへ話が進みやすいタイプのニュースだと言えます。
マイクロフォーサーズシステム規格にGoProが新規賛同のニュースまとめ
GoProのマイクロフォーサーズシステム規格への賛同は、規格運営側から正式に発表され、賛同企業は48社(9月17日現在)となりました。賛同の背景には、GoPro初のレンズ交換式シネマカメラMISSION 1 PRO ILSがMFTマウントを採用したことがあります。約197gの小型ボディー、MFレンズ運用、アダプターでのヴィンテージ/PL対応が示される一方、価格や発売日、電子接点やAFなどの詳細は続報待ちです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
みんなのカメラは、カメラ・レンズに特化したフリマサービスです。すべての取引で専任スタッフによる動作確認を実施し、全商品に6ヶ月のあんしん保証(初期不良7日間返金・自然故障保証)が無料でつくので、はじめての中古カメラ・レンズも、安心してお選びいただけます。
カメラを探す / レンズを探す / カメラ・レンズを売る
撮影テクから最新の機材情報まで、"次のステップ"を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X / Threads / Instagram)でも毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!



関連記事

GoPro Mission 1 Proはただのアクションカメラではない?“GoProっぽい別物”の正体
「GoPro Mission 1 Pro」という新しい小型カメラが、従来のアクションカメラ像から外れた製品として注目されています。海外メディアでは中間評価として“GoProのようでGoProではない”存在として扱われ、しかも「アクションカメラと呼ぶな」とまで言及されました。

5/22予約開始 GoPro Mission 1 Proが正式発表:1インチ50MPで8K60とオープンゲート対応
GoProが新シリーズ「Mission 1」を正式発表し、旗艦のGoPro Mission 1 Proは1インチ50MPセンサーと新GP3で8K60、4K240、8Kオープンゲート撮影を掲げました。予約開始日と発売日も案内され、従来のアクションカム文脈を超えて“超小型シネマ”を狙うのが大きな見どころです。







