
5/22予約開始 GoPro Mission 1 Proが正式発表:1インチ50MPで8K60とオープンゲート対応



GoProが新シリーズ「Mission 1」を正式発表し、旗艦のGoPro Mission 1 Proは1インチ50MPセンサーと新GP3で8K60、4K240、8Kオープンゲート撮影を掲げました。予約開始日と発売日も案内され、従来のアクションカム文脈を超えて“超小型シネマ”を狙うのが大きな見どころです。
この記事のサマリー

Mission 1 Proは1インチ50MP+新GP3で8K60/4K240、8Kオープンゲートに対応

10-bit、GP-Log2、HLG-HDR、最大240Mbpsなど編集耐性を強く意識した仕様

4マイク+32-bit float録音、Enduro 2バッテリー、20m防水など運用面も刷新

予約開始は5月21日、グローバル販売開始は5月28日と案内

価格は発表時点では未公表で、別途の開示が予告されている
【5/24追記】Digital Camera WorldはMission 1 Proを“アクションカメラでもシネマカメラでもない中間”と評価
Digital Camera Worldが、GoPro Mission 1 Proについて考察記事を公開しました。今回の記事は新スペック追加ではなく、Mission 1 Proをどう分類するかがテーマです。筆者は、GoPro自身がMission 1シリーズを“アクションカメラ”ではなく“シネマカメラ”寄りの言葉で語っている点に注目しつつ、Mission 1 Proは完全なシネマカメラとも言い切れず、アクションカメラとシネマカメラの間にある新しいハイブリッド機だと見ています。
記事では、Mission 1 Proの強みとして、1インチセンサー、8K60、8K30オープンゲート、低照度性能改善、長時間バッテリーに加え、Hero13に近いサイズ感・操作系・防水性を維持していることを挙げています。使用例としては、水中手持ち、旅行Vlog、車両装着、ジンバル、ケージ、クレーン、ドローン、ドリー、ジップライン、自撮り棒などが示されており、従来のアクション用途だけでなく、Vlogやプロ制作の狭小/過酷環境用Bカメラとしても使える可能性がある、という整理です。
【26/5/22追記】GoPro Mission 1 Proの予約受付が開始

国内でもGoPro (ゴープロ) MISSION 1 PROの予約受付が開始しました。MISSION 1通常・MISSION 1 PROに加えとMISSION 1 PRO "Grip Edition"版も同時に予約開始となりました。コンパクトカメラグリップが付いているモデルのようです。
各予約サイトでは7月1日販売予定とされ、GoPro公式のみ期間限定の先行購入特典で2026/5/27までに発送予定とされています。
商品名 | GoPro MISSION 1 PRO |
|---|---|
販売価格 | 本体:122,600円(税込)~ Grip Edition:136,600円(税込)~ |
発売日 | 2026年7月1日予定 |
予約開始日 | 2026年5月22日 |
予約・販売URL(本体のみ) | GoPro公式(更新済) ヨドバシカメラ(更新済) ビックカメラ(更新済) コジマネット(更新済) マップカメラ(更新済) カメラのキタムラ(更新済) フジヤカメラ |
予約・販売URL(Grip Edition) | GoPro公式(更新済) ヨドバシカメラ(更新済) ビックカメラ(更新済) コジマネット(更新済) マップカメラ(更新済) カメラのキタムラ(更新済) フジヤカメラ |
【26/5/21追記】GoPro Mission 1 Proの価格が699.99ドル(約111,300円)に決定
GoPro Mission 1 Proについて、発表時点では未公表だった価格情報が明らかになりました。GoPro公式の投資家向けリリースによると、Mission 1 Proの価格は699.99ドル、既存GoProサブスク加入者向け価格は599.99ドルです。通常モデルに加えて、Mission 1 Pro Grip Editionも用意されます。こちらはMission 1 Pro本体にPoint-and-Shoot Gripを同梱した構成で、価格は779.99ドル、既存GoProサブスク加入者向けは679.99ドルです。このグリップは、片手撮影用の軽量グリップとして使えるだけでなく、メタルケージとして本体保護にも使える2-in-1構成で、縦位置マウントにも対応すると説明されています。アクション寄りの手持ち撮影や、移動しながらのラン&ガン撮影を考えている人には、カメラ単体よりも実用的な構成になりそうです。
さらに、2026年Q3にはMission 1 Pro Creator EditionとMission 1 Pro Ultimate Creator Editionも展開予定です。Creator Editionは1,099.99ドル、サブスク加入者向けは999.99ドルで、Media Mod、Volta 2 Battery Grip、Wireless Mic Complete Kitを同梱します。Vlog、レビュー撮影、インタビュー、イベント収録など、音声や長時間運用まで含めて整えたいユーザー向けのセットです。
最上位のUltimate Creator Editionは1,199.99ドル、サブスク加入者向けは1,099.99ドルです。こちらはFluid Pro AI gimbal、Wireless Mic Complete Kit、Light Mod 2、Media Modを含む構成で、低照度時の安定化、被写体追尾、外部音声、照明、入出力拡張までまとめて揃えるセットとして位置づけられています。Mission 1 Proを単なる小型アクションカメラではなく、超小型の制作カメラとして使いたい人向けのパッケージといえます。
それぞれの製品・構成ごとの価格をまとめました。
製品・構成 | 価格 |
|---|---|
GoPro Mission 1 Pro | 699.99ドル(約111,300円) |
GoPro Mission 1 Pro:GoProサブスク加入者価格 | 599.99ドル(約95,400円) |
GoPro Mission 1 Pro Grip Edition | 779.99ドル(約124,000円) |
GoPro Mission 1 Pro Grip Edition:GoProサブスク加入者価格 | 679.99ドル(約108,100円) |
GoPro Mission 1 Pro Creator Edition | 1,099.99ドル(約174,900円) |
GoPro Mission 1 Pro Creator Edition:GoProサブスク加入者価格 | 999.99ドル(約159,000円) |
GoPro Mission 1 Pro Ultimate Creator Edition | 1,199.99ドル(約190,800円) |
GoPro Mission 1 Pro Ultimate Creator Edition:GoProサブスク加入者価格 | 1,099.99ドル(約174,900円) |
GoPro Mission 1 | 599.99ドル(約95,400円) |
GoPro Mission 1:GoProサブスク加入者価格 | 499.99ドル(約79,500円) |
GoPro Mission 1 Pro ILS | 699.99ドル(約111,300円) |
GoPro Mission 1 Pro ILS:GoProサブスク加入者価格 | 599.99ドル(約95,400円) |
予約特典として、GoPro公式では期間限定・在庫限りで、Mission 1またはMission 1 Proを予約するとPoint-and-Shoot Gripが無料で付くと案内されています。また、既存GoProサブスク加入者はMission 1シリーズの予約時に100ドル割引を受けられます。予約開始は5月21日、Mission 1 Pro、Mission 1 Pro Grip Edition、Mission 1のグローバル販売開始は5月28日です。
他シリーズの動き
下位モデルのMission 1との違いも整理しておきます。Mission 1は599.99ドル、サブスク加入者向けは499.99ドルで、Mission 1 Proと同じ50MP 1インチセンサーとGP3を採用します。ただし、動画仕様は8K30、4K120、1080p240、4K120オープンゲートに制限されます。8K60、4K240、1080p960バースト、8K30オープンゲートを重視するなら、100ドル差で上位のMission 1 Proを選ぶ理由が出てきます。
一方、交換レンズ式のMission 1 Pro ILSは2026年Q3予定で、価格はMission 1 Proと同じ699.99ドル、サブスク加入者向けは599.99ドルです。MFTマウントに対応するため、レンズ選択の自由度は大きく広がりますが、通常のMission 1 Proとは運用が異なります。B&HのQ&Aでは、ILSはオートフォーカス非対応で、GoPro自身はMFTレンズを販売しないと説明されています。固定超広角で素早く撮るならMission 1 Pro、レンズ交換で画角や表現を作りたいならILS、という棲み分けになりそうです。
また、Mission 1シリーズは発売前から映像制作系イベントでも注目されています。Digital Camera Worldによると、NAB Show関連でMission 1シリーズは複数の賞を獲得しており、シリーズ全体がRedShark NewsのBest in Show、Mission 1 Pro ILSがCineD Best of Showなどを受けたとされています。GoProが従来のアクションカメラだけでなく、コンパクトシネマカメラ領域へ本格的に踏み込んだ製品として見られていることが分かります。
今回の追記で、GoPro Mission 1 Proは「価格未定の高性能モデル」から、699.99ドルの小型8Kシネマカメラとしてかなり具体的に比較できる段階に入りました。購入時は、本体単体でいくのか、Grip Editionを選ぶのか、Q3のCreator Editionを待つのかで総額と運用が変わります。8K60や4K240をすぐ使いたい人は5月28日発売の通常モデル、音声・電源・入出力までまとめたい人はCreator系セットを待つ、という判断が現実的になりそうです。
公式発表で何が変わった?Mission 1 Proの狙いどころ

今回のポイントは、GoProが「Mission 1」という別ラインを立て、従来のアクションカメラの枠から一段“制作寄り”へ踏み込んだことです。公式の製品紹介ページで、1インチセンサーと8K、オープンゲートを前面に押し出しています。公式情報はGoProの案内が軸になります。加えて、4月14日の発表としてGoPro Investor Relationsでも、Mission 1シリーズを「8Kと4Kオープンゲートのコンパクトシネマ」と位置づけています。
一方で、Mission 1 Proは“何でも万能”というより、編集やグレーディング前提の素材作りに寄せた印象です。10-bitやLog、オープンゲートは、縦横比の作り替えやカラー調整の自由度を優先したい人ほど効いてきます。
Mission 1シリーズで同時発表されたGoPro Mission 1 Pro ILSについては、こちらの記事で詳細をまとめています。
GoPro Mission 1 Proの注目スペック:8K60と8Kオープンゲート
Mission 1 Proのスペックでまず目を引くのが、16:9で8K60fps、4K240fps、さらに1080p960fps(バースト)まで用意している点です。高フレームレートは、スポーツや乗り物の“動きの解析”だけでなく、速度感を整えたスローモーション演出にも直結します。
そして、4:3のオープンゲート撮影(センサーの広い領域を使う記録)は、撮影後に16:9や9:16へ切り出す前提のワークフローで強みになります。たとえば同じ素材からYouTube横動画とショート縦動画を作るとき、撮影時のフレーミングの窮屈さが減りやすいでしょう。
項目 | 公式に案内されている仕様(要点) |
|---|---|
センサー | 50MP 1インチ(最大14段のダイナミックレンジの記載あり) |
プロセッサー | GP3(NPU内蔵の記載あり) |
動画(16:9) | 8K60fps、4K240fps、1080p960fps(バースト) |
動画(4:3オープンゲート) | 8K30fps、4K120fps |
記録 | 10-bit、GP-Log2、HLG-HDR、最大240Mbpsの記載あり |
静止画 | 50MP RAW対応の記載あり |
画質面で気になるのは、8K60や4K240といった高負荷設定を、どれだけ長時間・安定して回せるかです。ここは撮影環境(外気温、風、連続記録時間、設定)で大きく変わるため、実運用では「必要なカットだけ高フレームレートにする」などの組み立てが現実的になりそうです。
“撮れる”だけじゃない:音声・バッテリー・防水が制作向き
映像制作で地味に効くのが、音と電源まわりです。Mission 1 Proは4つの内蔵マイクと、32-bit float録音への対応が案内されています。32-bit floatは、音量のピークで割れにくく、後編集で整えやすい方式として知られ、現場の安心感につながります。
バッテリーはEnduro 2(2150mAh)を採用し、1080p30で「5時間以上」、4K30で「3時間以上」という連続撮影時間の目安が示されています。長回しが必要なタイムラプス的運用や、移動を挟む取材で“電池交換の回数を減らしたい”ケースに向きます。
防水は本体のみで20mまで対応し、ハウジングで60mという案内です。水辺の撮影はもちろん、雨天の屋外や砂埃の多い環境でも、機材保護のハードルを下げてくれるでしょう。反面、音声を最優先する撮影では、風や水滴の影響を受けやすいので、外部マイクや周辺アクセサリーの使い分けが重要になりそうです。
Media ModやNDなど“周辺込み”で考えると強い
Mission 1シリーズ向けにMedia Mod、ワイヤレスマイク、NDフィルターなどのアクセサリー群も案内されており、周辺機器は2026年5月からQ3(7-9月)にかけて順次展開予定です。特にMedia Mod装着時の入出力拡張は重要です。Media Modではmicro-HDMI出力、外部マイク入力、タイムコード同期用line-in、ヘッドホン端子などが使え、外部モニターや収録システムに組み込みやすくなります。
NDは、日中屋外でシャッタースピードを落として“映画っぽい動き”を狙うときに使われがちですが、最適解はフレームレートや光量で変わります。まずは必要な画づくりを決め、次にアクセサリーで埋める、くらいの順序が失敗しにくいでしょう。
予約開始日・発売日・価格:現時点で分かること
スケジュールは比較的はっきりしています。Mission 1 Pro(およびMission 1、Mission 1 Pro Grip Edition)は、5月21日から予約受付開始、5月28日にグローバル販売開始と案内されています。一方、レンズ交換式のMission 1 Pro ILSやCreator系のキットは、第3四半期に展開予定とされています。
価格は2026年4月15日現在未公表で、公式はNAB Show 2026(4月19日〜22日)で価格を公開すると案内しています。購入判断に直結する部分なので、価格と同時に、同梱物(グリップ版やCreator版の違い)も合わせて確認したいところです。注意点として、日本での取り扱い条件(発売日・流通・価格)がグローバルと同一とは限りません。公式が国内向けにどこまで同じ日程を適用するか、続報で確認するのが安全です。
GoPro Mission 1 Proの最新情報まとめ
GoPro Mission 1 Proは、1インチ50MPとGP3を土台に、8K60や8Kオープンゲート、10-bit/Logといった“編集前提”の機能を小型ボディへ詰め込んだのが核です。予約開始日と発売日は案内済みで、運用面でも32-bit float録音や長めの連続撮影時間、防水などが制作寄りに整えられています。価格は未公表のため、最終的には「必要な撮影モード」「アクセサリー込みの総額」「国内の入手条件」をセットで確認し、待ちの価値があるか判断すると迷いにくいでしょう。
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