
ニコン、NIKKOR Z 35mm f/1.4/50mm f/1.4のファームウェアVer.1.01を公開


ニコンはZマウントレンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.4」と「NIKKOR Z 50mm f/1.4」向けに、ファームウェアVer.1.01の配信を開始しました。変更点は電源オフ時のフォーカスレンズ位置を調整し、起動時の安定性を高めるというもの。画質や動画機能の追加ではない点は押さえておきたいところです。
この記事のサマリー

対象はNIKKOR Z 35mm f/1.4/NIKKOR Z 50mm f/1.4で、Ver.1.00からVer.1.01への更新

変更内容は「電源オフ時のフォーカスレンズ位置変更」→「起動時の安定性向上」

対応カメラはZシリーズ/Z CINEMAシリーズのニコンカメラ

更新はレンズ装着状態で実施し、メモリーカードのルート階層に.binを置く手順
Ver.1.01配信の概要:対象レンズと更新の位置づけ

ニコン公式ダウンロードセンターに、NIKKOR Z 35mm f/1.4とNIKKOR Z 50mm f/1.4のレンズファームウェアVer.1.01が掲載されました。いずれも現行Ver.1.00の個体を対象にしたアップデートで、すでにVer.1.01の場合は更新不要と案内されています。
レンズのファームウェア更新は、AF駆動や起動シーケンスなど「使い勝手の土台」を整えるタイプの改善が中心になりやすい一方、変更点が小さく見えても体感差が出ることがあります。今回の主目的もまさにその方向で、撮影設定や画づくりが変わる類のアップデートではありません。
変更点は「起動時の安定性向上」:何が変わり、何が変わらない?
Ver.1.00→Ver.1.01の変更点として公式に明記されているのは、「電源オフ時のフォーカスレンズの位置を変更し、起動時の安定性を高めました」という一点です。公式の変更内容は、電源オフ時のフォーカスレンズ位置を変更し、起動時の安定性を高めるというものです。具体的な症状名や発生条件は案内されていないため、更新内容は起動時の安定性改善として整理しておくのがよいでしょう。
一方で、オートフォーカス方式の刷新、解像感や周辺描写の改善、動画向けの新機能追加といった話は、更新内容として案内されていません。アップデート後に撮影結果が別物になる、というタイプの更新ではない点は誤解しないようにしたいところです。
主要情報早見:2本の更新内容を並べて把握する
2本とも更新の狙いと手順は共通で、違いが出るのはファイル名(登録名)です。運用上は「自分のレンズに合う.binを選ぶ」「カードのルート階層に置く」という基本を外さなければ迷いにくい構成になっています。
対象レンズ | 提供バージョン | 対象バージョン | 登録名(.bin) | ファイルサイズ | 変更内容(公式記載) |
|---|---|---|---|---|---|
NIKKOR Z 35mm f/1.4 | Ver.1.01 | Ver.1.00 | MLZ35F140101.bin | 約884.54 KB | 電源オフ時のフォーカスレンズ位置を変更し、起動時の安定性を向上 |
NIKKOR Z 50mm f/1.4 | Ver.1.01 | Ver.1.00 | MLZ50F140101.bin | 約884.54 KB | 電源オフ時のフォーカスレンズ位置を変更し、起動時の安定性を向上 |
また、Windows/Mac向けにダウンロード項目が用意されていますが、更新に使う.binファイルはレンズごとに異なります。NIKKOR Z 35mm f/1.4は『MLZ35F140101.bin』、NIKKOR Z 50mm f/1.4は『MLZ50F140101.bin』を使用します。
更新手順の要点と注意点:つまずきやすいのは「ルート階層」
アップデートは「カメラにレンズを装着した状態」で行い、カメラで使用するメモリーカードと、それをPCへ接続するカードリーダーが必要です。手順の要点は、.binファイルをメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)へコピーし、カメラ側メニューの[セットアップメニュー]→[ファームウェアバージョン]から画面指示に従う、という流れになります。
注意点として公式が挙げているのは、アップデート中にレンズが駆動する場合があることです。更新作業中にレンズが動く可能性を前提に、レンズ前玉付近へ手を近づけすぎない、作業中はカメラやレンズを不用意に動かさない、といった基本的な配慮はしておくと安心です。なお、ニコンサービス機関でもバージョンアップを受け付ける旨が記載されています。
ニコンがZ 35mm f/1.4、Z 50mm F1.4のファームウェア配信開始の最新情報まとめ
NIKKOR Z 35mm f/1.4とNIKKOR Z 50mm f/1.4に、レンズファームウェアVer.1.01の提供が始まりました。変更点は電源オフ時のフォーカスレンズ位置を調整して起動時の安定性を高めるもので、画質や動画機能の追加をうたう内容ではありません。対象はZシリーズ/Z CINEMAシリーズのニコンカメラで、更新はレンズ装着状態・メモリーカード運用で実施します。まずはカメラの[ファームウェアバージョン]でレンズ側がVer.1.00かどうかを確認し、必要に応じて更新を検討するとスムーズです。
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