
【2026年版】Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMレビュー比較まとめ:IS II型との違いと中古購入の注意点





Canon(キヤノン) EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMは、100〜400mmを1本でカバーするEFマウントのLレンズです。1998年発売の初代モデルで、現在は中古を中心に探す製品となっています。野鳥・航空機・屋外スポーツ撮影などで使いやすい焦点距離ですが、手ブレ補正は約2段分、最短撮影距離は1.8mで、後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとは性能差があります。この記事では、初代の特徴と注意点を軸に、IS II型との違い、EF一眼レフで使う場合の見方、EOS Rシリーズでアダプター運用する際の比較ポイントまで解説します。
この記事のサマリー

初代EF 100-400mmは、中古で100〜400mmの超望遠ズームを探している人に向くレンズです。手ブレ補正は約2段分、最短撮影距離は1.8mで、後継モデルとは撮影時の余裕に差があります。

後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、キヤノン公式オンラインショップで販売終了表示となっています。新品在庫や中古を含めて探すモデルとして考えましょう。

初代はプッシュプル式ズーム、II型は回転式ズームを採用しています。被写体を追いながら素早く画角を変えたい人は初代、細かな構図調整を重視する人はII型の操作感を比べたいところです。

EOS RシリーズでEFレンズを使う場合は、マウントアダプターが必要です。軽さと価格を重視するならRF 100-400mm F5.6-8 IS USM、400mm側でもF5.6を使いたいならEF 100-400mm IIのアダプター運用が比較候補になります。

EF 400mm F5.6L USMは、400mm固定で撮るEF単焦点レンズです。手ブレ補正は非搭載で、最短撮影距離も3.5mのため、ズームの便利さより軽さと単焦点の描写を重視する人に向いています。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMのレビュー要点

Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM(初代)を見るときは、価格だけでなく撮影条件との相性も確認したいところです。特に見ておきたいのは、400mm側の描写、約2段分の手ブレ補正、1.8mの最短撮影距離、プッシュプル式ズームの操作感。ここでは、野鳥・航空機・屋外スポーツ撮影で使う場合に、どの点を優先して選ぶべきかを整理します。
おすすめな人
初代EF 100-400mmは、日中の野鳥・航空機・屋外スポーツを100〜400mmのズームで一通り撮りたい人に向くレンズです。APS-C機で使うと35mm判換算160〜640mm相当になり、遠い被写体を大きく写しながら、近づいてきた場面では100〜200mm側へ戻せます。
また、プッシュプル式ズームは、被写体との距離が大きく変わる撮影と相性があります。レースで車両が近づいてくる場面や、航空祭で単機から編隊へフレーミングを変える場面では、回転式ズームとは違うテンポで画角を変えられます。最新性能よりも、中古価格、焦点距離の幅、ズーム操作の速さを重視する人に合う一本です。
不向きな人
夕方の森や曇天の野鳥、屋内競技など、光量が少なくシャッタースピードを上げにくい撮影が多い人は注意が必要です。初代の手ブレ補正は約2段分で、開放F値はF4.5-5.6にとどまります。さらに、手ブレ補正では被写体の動きまでは止められないため、飛ぶ鳥や走る選手を撮る場合はISO感度やボディ側の高感度画質も結果に関わります。
近距離で小さな被写体を大きく写したい人にも、初代は扱いにくい場面があります。最短撮影距離は1.8m、最大撮影倍率は0.2倍です。花、小鳥、小動物などを近くから大きく写したいなら、最短撮影距離0.98m・最大撮影倍率0.31倍のIS II型や、別の近接撮影向きレンズも比較しておきましょう。
要素別レビュー早見表
初代EF 100-400mmは、価格だけでなく、どの撮影条件で使うかによって評価が変わるレンズです。ここでは、解像力、手ブレ補正、近接撮影、操作性など、購入前に確認したいポイントをまとめました。
要素 | 特徴 |
|---|---|
解像力 | 中央部は現在でも実用範囲。400mm側の開放付近や高画素ボディでは、IS II型のほうが細部を描きやすい場面があります。 |
色収差・ヌケ | 強いコントラストの輪郭や枝の重なりでは、色づきが出ることがあります。RAW現像で軽減できるケースもあります。 |
逆光耐性 | 太陽が画面外すぐ近くにある条件では、フレアやコントラスト低下に注意。フードを使い、立ち位置も調整したいところです。 |
手ブレ補正(IS) | 初代は約2段分。IS II型は4.0段分で、暗めの場所や手持ち撮影では差が出ます。 |
AFの体感 | リングUSM搭載。静止物や中程度の動体には対応できますが、距離変化の大きい被写体ではボディ性能の影響も受けます。 |
ズーム操作 | 初代はプッシュプル式で、画角を大きく変えやすい操作方式。II型は回転式で、細かな構図調整に向いています。 |
近接撮影 | 初代は最短撮影距離1.8m・最大撮影倍率0.2倍。II型は0.98m・0.31倍で、花や小動物を大きく写しやすい仕様です。 |
重量バランス | 初代は1,380g。長時間の手持ち撮影では、ストラップや一脚の併用も検討したい重さです。 |
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの基本情報

Via: Points in Focus Photography
初代EF 100-400mmは、1998年11月発売のEFマウント用Lレンズです。公式FAQでは、修理対応期間が2021年8月で終了していると案内されています。後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは2014年発売のモデルで、キヤノン公式オンラインショップでは販売終了表示となっています。なお、EOS RシリーズでEFレンズを使う場合は、マウントアダプターが必要です。
主なスペック要点
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの主な仕様を表にまとめました。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM |
対応マウント | キヤノンEF |
焦点距離 | 100-400mm |
開放F値 | F4.5-5.6 |
最小絞り | F32-38 |
レンズ構成 | 14群17枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
手ブレ補正 | レンズ内IS(約2段分) |
最短撮影距離 | 1.8m |
最大撮影倍率 | 0.2倍(400mm時) |
フィルター径 | 77mm |
ズーム方式 | プッシュプル式 |
サイズ | 約φ92mm×189mm |
質量 | 1,380g |
発売日 | 1998年11月 |
修理対応期間 | 2021年8月で終了 |
価格 | 286,000円(税込)(販売開始時の希望小売価格/ケース・フード付き) |
※価格は、2026年6月25日時点のキヤノン公式FAQ掲載情報です。公式通販サイトでの販売価格は確認できないため、販売開始時の希望小売価格を記載しています。
後継機(IS II型)との違いが選び方に関わる点
初代とIS II型を比べると、手ブレ補正、最短撮影距離、最大撮影倍率、ズーム操作に大きな違いがあります。初代は手ブレ補正が約2段分で、最短撮影距離は1.8m、最大撮影倍率は0.2倍です。これに対して、IS II型は手ブレ補正効果4.0段分、最短撮影距離0.98m、最大撮影倍率0.31倍となり、暗めの場所での手持ち撮影や近接撮影まで考える人に向いた仕様です。
また、販売状況もあわせて見ておきたいポイントです。後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、キヤノン公式オンラインショップで販売終了表示となっており、通常価格は346,500円(税込)です。初代EF 100-400mmとは別モデルなので、価格を比較するときはモデル名を確認してください。さらに、初代中古と比べる場合は、価格差だけでなく、入手経路、修理対応、個体状態まで含めて判断する必要があります。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMのデザインと操作性のレビュー

Via: Points in Focus Photography
超望遠ズームは、長時間手持ちで扱えるかどうかも選ぶうえで重要です。初代EF 100-400mmの質量は1,380gで、100〜400mmクラスとしては手持ち撮影も検討できる重さがあります。また、操作面ではプッシュプル式ズームを採用しており、被写体との距離が大きく変わる航空機撮影やスポーツ撮影では使い勝手の好みが分かれます。
プッシュプル式ズームは画角変更が速いが、細かな調整には慣れが必要
鏡筒を前後に動かしてズーミングするため、100mm側へ素早く戻して被写体を探し、画面に入ったあと400mm側へ伸ばす操作をしやすい方式です。航空祭で編隊から単機へ構図を変える場面や、フィールドスポーツで選手との距離が急に変わる場面では、回転式ズームとは違うテンポで画角を変えられます。
ただし、焦点距離を細かく合わせるときは、回転式ズームより力加減が難しくなります。特に一脚に載せて水平を保ちながらズームすると、押し引きの動きでフレーミングが上下にずれることがあります。中古で選ぶ場合は、ズームの重さが極端に軽すぎないか、途中で引っ掛かりがないかを確認しましょう。
屋外使用と、中古個体で確認したい操作感
初代は屋外撮影で長く使われてきたLレンズですが、防塵防滴仕様として案内されている後継IS II型とは前提が異なります。砂埃が舞う場所や潮風のある環境では、レインカバーを用意し、使用後の清掃まで考えておきましょう。また、鏡筒が大きく伸縮するズームなので、保管状態や使用歴によって操作感に差が出ます。
中古で見るなら、ズームの引っ掛かり、フォーカスリングの重さのムラ、鏡筒のガタ、IS作動時の異音を確認したいところです。内部の細かなチリは写りに影響しない場合もありますが、操作感の劣化は撮影中のテンポに関わります。プッシュプル式ズームの扱いやすさを重視するなら、外観だけでなく、実際に動かしたときの感触まで見ておきましょう。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの画質評価(解像・色収差)

初代モデルでも、画面中央に被写体を置く撮り方なら、野鳥の羽毛や航空機の機体番号などを十分に写せます。ただし、400mm側の開放付近や画面周辺部では、後継IS II型との差が出る場面もあります。また、逆光気味の枝や金属の縁では色収差が見えることもあるため、解像力だけでなく光の向きや背景の選び方も確認したいポイントです。
400mm開放は中央部を中心に使いやすい
野鳥や航空機では、開放F5.6でシャッタースピードを確保したい場面が多くなります。初代でも中央部は十分に使えますが、細い羽毛や機体のリベットなど細かなディテールでは、IS II型のほうが余裕を感じる場面もあります。APS-C機で中央部を中心に使う撮り方なら気になりにくく、フルサイズで画面周辺まで入れる構図では違いが見えやすくなります。
解像感を重視するなら、400mm開放だけでなくF6.3〜F8付近も試しておきたいところです。また、被写体との距離が遠すぎると空気の揺らぎや霞の影響も受けるため、光の向きや背景との距離も見ながら撮ると、羽毛や機体の細部を残しやすくなります。
色収差は強い逆光や細かな枝で目立つことがある
望遠レンズでは、逆光気味の枝、金属の縁、白い羽根と暗い背景の境目などで色収差が出ることがあります。初代EF 100-400mmでも、条件によっては輪郭に紫や緑の色づきが見える場合があります。RAW現像で軽減できるケースは多いものの、飛翔する鳥の羽根の縁や細かな枝が重なる場面では、完全には取り切れないこともあります。
IS II型は、蛍石レンズ1枚とスーパーUDレンズ1枚を含む16群21枚の光学設計です。強いコントラストの輪郭や枝が重なる条件では、初代より色収差を抑えやすい構成になっています。初代を使う場合は、抜けのよい空を背景にする、強い反射を避ける、枝が密集した背景を外すなど、撮影時に背景を選ぶと画面を整理しやすくなります。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの逆光耐性・フレアのレビュー

野外の望遠撮影では、被写体の位置を優先すると光の向きを選びにくくなります。初代EF 100-400mmは、順光から斜光の撮影では扱いやすいレンズですが、強い逆光ではフレアやコントラスト低下が目立つことがあります。夕景の航空機、水面反射のある野鳥撮影、照明を背景にしたスポーツ撮影では、太陽や照明の位置を意識したいところです。
フレアやコントラスト低下が出やすい場面
太陽がフレーム外のすぐ近くにあると、画面全体が白っぽくなり、被写体の輪郭が弱く見えることがあります。さらに、海辺や河川敷で斜めから光が入る条件、スタジアム照明が背景に入る構図でも注意が必要です。
対策としては、フードを装着する、立ち位置を少し変える、太陽や照明が入りにくい構図を探す、といった基本が大切です。超望遠は画角が狭いため、体を少し動かすだけでも画面に入る光の量や角度が変わります。
IS II型とはコーティング面でも違いがある
後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMでは、ASC(Air Sphere Coating)という反射を抑えるコーティングが採用されています。初代よりもフレアやゴーストを抑えやすく、逆光で航空機や野鳥を撮る機会が多い人は比較しておきたいポイントです。
初代を使う場合は、太陽や照明が画面周辺に入りにくい位置を探しながら撮ると扱いやすくなります。逆光表現を多く使う人や、夕景・水面反射・スタジアム照明を背景にする撮影が多い人は、IS II型も候補に入れておきましょう。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの手ブレ補正(IS)レビュー
100〜400mmの望遠域では、手ブレ補正の世代差が手持ち撮影のしやすさに関わります。初代EF 100-400mmの手ブレ補正は約2段分です。静止に近い被写体を手持ちで撮る場面では助けになりますが、後継IS II型の4.0段分とは差があります。
初代ISは、日中の屋外撮影を中心に考えたい
初代のISは、日中の航空機、屋外スポーツ、明るい場所での野鳥撮影を中心に考えると扱いやすいです。400mm側ではわずかな手ブレも目立ちやすいため、シャッタースピードを確保しながら、構え方や連写の使い方も意識したいところです。
また、野鳥やスポーツでは、手ブレだけでなく被写体ブレも問題になります。手ブレ補正は被写体の動きを止める機能ではないため、飛ぶ鳥や走る選手を撮る場合はシャッタースピードを優先しましょう。脇を締める、短い連写で撮る、一脚を使うなど、基本的な撮影姿勢も結果に関わります。
IS II型は暗い場所でシャッター速度を下げやすい
後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、手ブレ補正効果が4.0段分とされています。初代よりも低速シャッターを選びやすいため、夕方の森、曇天の屋外、日陰の多いフィールドで手持ち撮影を組み立てやすくなります。
初代を選ぶなら、明るい時間帯の撮影を中心に考えると扱いやすいです。暗めの環境で手持ち撮影が多い人は、IS II型を優先して比較しましょう。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMのAF性能レビュー

Via: Points in Focus Photography 作例
望遠レンズでは、AFの追従や迷い方が撮影のしやすさに関わります。初代EF 100-400mmはリングUSMを搭載しており、静止物や中程度の動体には対応できる場面があります。ただし、1998年発売のレンズなので、最新ボディと組み合わせてもレンズ側の世代差は見ておきたいポイントです。
動体撮影はボディとの組み合わせで変わる
Canon EOS 7D Mark IIやEOS-1D系のような動体撮影向けボディでは、初代でも追従撮影を組み立てやすくなります。これに対して、エントリー機ではAF測距点の範囲や追従性能の違いから、同じレンズでも撮りやすさが変わります。
また、距離が急に変わる被写体や、背景に枝・フェンス・観客席などが重なる場面では、AFが背景側に引っ張られることがあります。そのため、初代を使う場合は、被写体までの距離変化が大きすぎない位置を選ぶ、背景が整理された場所で狙うなど、撮影位置の工夫も重要です。
EOS Rシリーズではアダプター運用になる
EOS Rシリーズで初代EF 100-400mmを使う場合は、EF-EOS R系のマウントアダプターが必要です。被写体検出AFに対応したボディと組み合わせると、動体を追う撮影も組み立てやすくなります。ただし、AFの追従や被写体検出の使いやすさはボディによって変わります。
急に距離が変わる被写体や、背景に枝・フェンス・観客席が重なる場面を多く撮るなら、後継のIS II型も比較対象に入れておきましょう。EOS Rシリーズで軽さや価格を重視する場合は、RF 100-400mm F5.6-8 IS USMも候補になります。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMの近接撮影・ボケのレビュー

100〜400mmの望遠ズームは、遠くの被写体を引き寄せるだけでなく、背景をぼかして主役を目立たせる撮影にも使えます。EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM(初代)は400mm側で背景をぼかしやすい一方、最短撮影距離は1.8m、最大撮影倍率は0.2倍です。近くの花や小鳥を画面いっぱいに写す用途では、後継IS II型との差が出ます。
初代は近接よりも背景との距離で見せたいレンズ
初代の最大撮影倍率は0.2倍です。花、小鳥、小動物などを近距離から大きく写したい場面では、もう一歩寄りたいと感じることがあります。その場合は、被写体へ近づくよりも、背景との距離を取って画面を整理する使い方が向いています。
たとえば河川敷で小鳥を撮る場合、背景に草や枝が重なると主役が埋もれやすくなります。そこで、撮影位置を少し変えて背景を遠ざける、空や水面を背景に入れる、被写体の周囲に余白を作るといった工夫をすると、望遠らしい見やすい写真に仕上がります。
IS II型は近くの被写体を大きく写しやすい
後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、最短撮影距離0.98m、最大撮影倍率0.31倍です。初代より被写体に近づけるため、花の一部、小動物の表情、止まりものの野鳥などを画面内で大きく扱いやすくなっています。
近くの被写体をよく撮るなら、IS II型を優先して比較したいところです。初代は、遠くの野鳥や航空機を100〜400mmのズーム域で追う撮影や、背景との距離を取って望遠らしい画を作る用途に向いたレンズとして考えると選びやすくなります。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMと比較候補の違い
初代EF 100-400mmを今から検討する場合、EF一眼レフで使うのか、EOS Rシリーズでマウントアダプターを介して使うのかで、候補に入るレンズが変わります。ここでは、EFマウントの後継ズーム、400mm単焦点、EOS Rユーザー向けのRF望遠ズームを比較候補として整理します。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
中古でEFの100〜400mmズームを探す人向け。プッシュプル式ズームが特徴で、日中の野鳥・航空機・屋外スポーツに使いやすいレンズです。 | |
初代から光学設計、手ブレ補正、近接性能、ズーム操作が更新された後継モデル。暗めの屋外や近接撮影まで重視する人の比較候補です。 | |
400mm固定で撮るEF単焦点レンズ。手ブレ補正は非搭載で、航空機や距離のある野鳥など、撮影距離を読みやすい場面に向きます。 | |
EOS Rシリーズ用のRF望遠ズーム。EFマウント用レンズではありませんが、EOS Rユーザーが軽さや価格を重視する場合の比較候補です。 |
EF一眼レフで使うなら、後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMや、400mm単焦点のEF 400mm F5.6L USMが主な比較対象です。EOS Rシリーズで使う場合は、EFレンズをアダプターで使う選択に加えて、RF 100-400mm F5.6-8 IS USMも候補に入ります。RF 100-400mmは同じEFマウント同士の比較ではなく、EOS Rユーザー向けの選択肢として見ておきたいレンズです。
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、近接撮影と手ブレ補正を重視する選択肢
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは、初代より重くなりますが、4.0段分の手ブレ補正、0.98mの最短撮影距離、0.31倍の最大撮影倍率を備えた後継モデルです。ズーム方式は回転式に変わり、反射を抑えるASCの採用によって、逆光時のフレアやゴーストにも配慮されています。
初代EF 100-400mmを中古価格で選ぶか、IS II型の手ブレ補正や近接性能を重視するかが比較の軸になります。野鳥の止まりもの、花、小動物など、近い距離で被写体を大きく写したい人には、IS II型のほうが使いやすい場面が多いでしょう。
単焦点のEF 400mm F5.6L USMは、軽さと400mm固定の撮影を重視する選択肢
EF 400mm F5.6L USMは、ズームが不要で、撮影距離を読みやすいシーンに向くEF単焦点レンズです。質量は約1,250gで、初代EF 100-400mmより軽く、航空機や野鳥を400mm中心で撮る人に向いています。構図をズームで調整するより、立ち位置やトリミングで整える撮り方に合うレンズです。
ただし、手ブレ補正は非搭載です。さらに、最短撮影距離は3.5mなので、近くの小鳥や花を大きく写す用途には向かない場面があります。100〜400mmのズームで撮れる範囲を残したい人は初代EF 100-400mm、400mm固定の軽さと単焦点の描写を重視する人はEF 400mm F5.6L USMを比較すると選びやすくなります。
EOS Rユーザー向けの選択肢:RF 100-400mmか、EF 100-400mm IIをアダプター運用か
EOS Rシリーズで使うなら、RF 100-400mm F5.6-8 IS USMは約635gで、初代EF 100-400mmの1,380gより大幅に軽いレンズです。キヤノン公式オンラインショップ価格は126,500円(税込)で、100〜400mmをカバーするRFレンズとして導入しやすい価格です。
ただし、RF 100-400mmは400mm側でF8です。暗い場所や速い動体ではISO感度を上げる場面が増えるため、夕方の試合や曇天の野鳥を多く撮るなら、400mm側でもF5.6を使えるEF 100-400mm IIのアダプター運用も検討したいところです。レンズ本体はRF 100-400mmより重くなりますが、F5.6の明るさ、Lレンズの作り、近接性能まで重視する人には比較する価値があります。
Canon EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMのレビュー比較まとめ
Canon(キヤノン) EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM(初代)は、中古で100〜400mmの超望遠ズームを探している人に向くEFレンズです。日中の野鳥、航空機、屋外スポーツでは現在でも候補になりますが、手ブレ補正、近接性能、逆光耐性は後継のEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとの差を見ておきたいところです。特に、手ブレ補正が約2段分、最短撮影距離が1.8m、修理対応期間が2021年8月で終了している点は、中古購入前に確認しましょう。選ぶときは価格だけでなく、ズーム操作、AFの動き、IS作動音、鏡筒の状態まで見る必要があります。近接撮影や暗めの環境での手持ち撮影を重視するならEF 100-400mm II、EOS Rシリーズで軽さと価格を優先するならRF 100-400mm F5.6-8 IS USMも比較候補です。初代は、明るい屋外で100〜400mmを使いたい人や、プッシュプル式ズームの操作感が合う人に向いた一本といえます。
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