
Sony α7 V(ILCE-7M5)ソフトウェアVer.2.00公開 32bitフロート録音や電子署名に対応
Sonyのフルサイズミラーレスα7 V(ILCE-7M5)に、本体ソフトウェアアップデートVer.2.00が配信されました。音声収録の拡張、プリセットフォーカスの対応範囲拡大、FTPまわりの改善、動画への電子署名書き込みなど、現場運用に効く更新がまとまって入っています。
この記事のサマリー

Ver.2.00は2026年5月14日に配信開始で、対象はILCE-7M5です

XLR-A4装着時に96kHz/32ビットフロート音声録音へ対応します

プリセットフォーカスは、パワーズーム非搭載のズームレンズにも対応、ただし一部の非パワーズームズームレンズは非対応

FTP転送とTransfer & Tagging連携が強化され、送稿ワークフローが扱いやすくなります

動画への電子署名書き込みに対応します。利用には有償ライセンスのインストールが必要で、一部の報道機関以外への提供時期は未定
Ver.2.00の配信概要:対象・入手先・更新方法

Ver.2.00はメジャーアップデート扱いで、機能追加が中心です。配信開始日は2026年5月14日と案内されており、更新ファイルは376,540,720 bytes(約359MiB/約377MBです。まずは「自分のボディがILCE-7M5であること」「現在の本体バージョン」を確認してから進めるのが安全です。
公式ダウンロードページと、更新ルートは2通り
入手先はソニー公式サポートのILCE-7M5向け更新ページです。更新方法は、メモリーカードにファイルを入れて本体から実行する手順に加え、Creators’ Appを使ったスマートフォン経由の更新にも対応します。通信環境や手元のカード状況に合わせて選べるのは助かります。
更新前に押さえたい注意点:レンズ更新手順の変更も
アップデート中の電源断はトラブルの原因になり得るため、バッテリー残量には余裕を持たせたいところです。またVer.2.00では、メモリーカード経由でのレンズソフトウェアアップデート機能が廃止され、今後はWindows/Mac向けのアップデートツールを使う案内になっています。レンズ側も更新する人は、従来の流れのまま進めないよう注意しましょう。
Ver.2.00で何が変わる?追加・改善点を実用目線で整理
今回の目玉は「音」「現場でのピント操作」「送る(FTP/連携)」の3本柱に、真正性担保の仕組みが加わった点です。海外の速報でも、Daily Camera NewsやThe-Digital-Pictureが、32ビットフロート対応と動画の電子署名を大きく取り上げています。
カテゴリ | Ver.2.00の主な追加・改善 |
|---|---|
音声 | 96kHz/32ビットフロート音声録音に対応(XLR-A4アダプター使用時) |
フォーカス | プリセットフォーカスがパワーズーム非搭載レンズでも利用可能に |
表示 | 焦点距離を小数点以下1桁まで表示 |
再生・整理 | 再生時にフォルダー名・ファイル名表示、スロット1/2の画像をまとめて削除やレーティングが可能に |
FTP/連携 | FTP転送の個別制御や予約キャンセル、Transfer & TaggingからのFTP設定強化(SFTP設定など) |
動画の真正性 | 動画への電子署名書き込みに対応(有償ライセンスが必要) |
その他 | ボリューム写真機能に対応(有償ライセンスが必要)、ECM-M1使用時に録画できない場合がある問題を修正、動作安定性を改善 |
96kHz/32ビットフロート対応は収録時のレベル調整ミスや編集時のクリップリスクを減らしやすい更新
32ビットフロートは、録音レベルのピークに対して扱える幅が広く、収録後の編集で音量を整えやすい形式として知られます。インタビューで声量が急に上がる、イベントで拍手や歓声が入る、環境音が読めない屋外収録など、現場ほど「録ってみたら割れていた」を避けたいものです。XLR-A4が必要という条件はありますが、カメラ一台運用の音声クオリティを押し上げる更新と言えます。
電子署名とFTP強化は、スピードと信用の両立に向く
動画への電子署名書き込みは、ファイルが改変されていないことの確認に役立つ仕組みとして案内されています(利用は有償ライセンス前提)。一方でFTPは、転送予約のキャンセルやTransfer & Tagging連携の強化が入り、送るデータの取捨選択がやりやすくなりました。通信が細い現場で「必要なカットを先に送る」運用ほど、こうした改善が効いてきます。
どんな人に効くアップデートか:撮影シーン別のメリット
Ver.2.00は「画質を上げる」より「失敗を減らす」「現場の詰まりをなくす」方向の更新が多めです。動画制作者なら音声とピント操作、報道・イベントならFTPとファイル整理、写真中心でも二枚刺し運用の整理が軽くなる、といった具合に刺さり方が分かれます。逆に言えば、ライセンスが必要な機能やアクセサリー依存の機能もあるため、自分の運用に関係する部分から優先して把握すると迷いにくいでしょう。
動画制作者:音声・ピント・信頼性の「現場要件」が揃う
XLR入力を活かす人は、32ビットフロート対応が分かりやすい恩恵になります。加えて、プリセットフォーカスの対応範囲が広がると、商品レビューで定位置に合わせる、対談で席位置に戻す、舞台袖から決まった立ち位置に寄せる、といった「戻したい距離」がある撮影で手順が短縮できます。ECM-M1絡みの不具合修正も、ワンオペ撮影では安心材料です。
報道・スポーツ:送稿の詰まりを減らす改善が中心
FTP転送中に、転送予定の画像を選んで予約転送を中止できるようになりました。不要な転送を止めやすくなるため、通信環境が限られる現場でも送るデータを整理しやすくなります。
更新後に見直すと活かしやすいポイント
アップデートを当てただけで終わらせず、数分だけ設定や表示を確認しておくと、追加機能が「存在は知っているけど使わない」になりにくいです。特にプリセットフォーカスは、割り当てボタンや呼び出し方法が自分の撮影スタイルと噛み合わないと定着しません。焦点距離の小数点表示も、検証用途や記録用途で必要な人だけONにするなど、運用に合わせるのが現実的です。
二枚刺しの整理と、再生画面の情報量が実務を変える
スロット1/2を同時記録(バックアップ)やRAW+JPEGにしている人は、削除やレーティングを「両方まとめて」扱えるだけで後工程が軽くなります。再生時のフォルダー名・ファイル名表示も、複数日に跨る取材や、カードを使い切らず追記していく運用だと地味に効きます。見落としや二重作業が減る方向の改善なので、まずは再生画面で表示が変わったか確認しておくのがおすすめです。
レンズ更新のやり方が変わる点は、現場前に一度確認
レンズファームの更新をカメラ内で完結させていた人は、Ver.2.00以降で手順が変わる点を押さえておきたいところです。いざ撮影前日に更新しようとして「いつものメニューがない」となると焦ります。PCツール前提の流れに寄るため、必要になりそうなタイミング(大型案件の前、レンズを買い足した直後など)で余裕を持って準備すると安心です。
Sony α7 V ILCE-7M5ソフトウェアアップデート Ver. 2.00の最新情報まとめ
Sony α7 V(ILCE-7M5)のVer.2.00は、音声(32ビットフロート)、プリセットフォーカスの拡張、FTP/連携強化、動画への電子署名など、現場運用に直結するアップデートです。条件付き機能(XLR-A4が必要、有償ライセンスが必要)もあるため、まずは自分の撮影で使う機能から確認し、更新後にボタン割り当てや再生表示も一度見直しておくと活かしやすいでしょう。
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