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LAOWA CF 4.5-10mm F2.8発表。最大180°をうたうAPS-C向けズーム魚眼
Venus Optics(LAOWA)がAPS-C向けのズーム魚眼「LAOWA CF 4.5-10mm F2.8」を発表しました。4.5-10mmの超広角域をズームでカバーしつつ、最大180°の画角をうたうのが最大の話題です。価格や対応マウントなど、販売面の詳細は情報の出そろい待ちとなっています。
この記事のサマリー

LAOWA CF 4.5-10mm F2.8は、APS-C向けとして4.5mm始まり・F2.8通しを特徴とする魚眼ズームとして発表

4.5-10mm、F2.8-22、180°、像円Ø29mmなどの主要スペックが報じられている

オールメタル構造や熱ドリフト補正設計、JIS B 7153振動試験クリアといった“産業寄り”の設計思想が特徴

想定用途は産業用ビジョン、VR、ドローン測量・マッピングなど

価格・対応マウント・国内流通は、現時点では確認できる情報が限られる
発表の要点:APS-C用ズーム魚眼という新ジャンル
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事前情報を追っていた人にとっては、FujiRumorsが伝えていた「5月13日の発表」がひとつの節目になりました。さらに、製品名の“CF”は、LAOWAの既存製品名ではAPS-C/Cropped Frame系を示す文脈で使われることが多く、今回もAPS-C向けレンズであることを示す表記と見てよさそうです。
魚眼は単焦点が主流で、ズームになると光学設計も機構も一気に難しくなります。その中でAPS-C専用として像円を最適化し、4.5mm側では180°をうたうのは、静止画の表現というより「限られたスペースでできるだけ広く、一定の画づくりで撮りたい」現場ニーズに寄せた設計に見えます。クリエイター用途でも、イベント会場の全景、車内のような狭所、全天周素材のベース撮影など、ズーム魚眼ならではの“寄り引き”は魅力でしょう。
確認できている主なスペック(現時点)
数値として押さえやすいのは、焦点距離4.5-10mm、絞り範囲F2.8-22、光学系9群13枚、像円直径Ø29mm、画角180°といった項目です。撮影ジャンルで見ると、4.5mm側の“180°”は一気に世界が変わる領域で、水平・垂直の直線が大きく曲がる一方、狭い場所でも空間全体を入れやすくなります。
項目 | 内容 |
|---|---|
対応フォーマット | APS-C |
焦点距離 | 4.5-10mm |
絞り範囲 | F2.8-22 |
光学構成 | 13 elements / 9 groups(記事表記) |
像円 | 直径Ø29mm |
画角 | 180°(4.5mm時)〜175°(10mm時) |
スペック表だけ見ると「超広角ズーム」に見えますが、魚眼は“歪みを抑える”のではなく“歪みを前提に画を作る”レンズです。人物を画面端に置くと顔や体が引き伸ばされやすい一方、被写体を中央に寄せると誇張表現として成立しやすいなど、撮り方のセオリーも変わります。ズーム魚眼は、そのセオリーを焦点距離で微調整できるのが強みで、4.5mmで大胆に、10mmで誇張を少し抑える、といった運用が想像しやすいでしょう。
F2.8の意味:暗所性能より「選べる余地」
魚眼は焦点距離が短く、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が深くなりやすいタイプです。そのためF2.8でも背景が大きくボケるというより、暗所でシャッタースピードを確保したい、VRや現場記録でISOを上げすぎたくない、といった場面で効きます。絞り込んだときの画質変化(回折の影響など)はカメラ側の画素数にも左右されるので、実運用ではF2.8とF22の“間”をどう使うかがポイントになりそうです。
“産業寄り”の設計思想:オールメタル、熱ドリフト、振動試験
今回のレンズで興味深いのは、撮影表現の話題と同じくらい「安定性」「信頼性」に関する言及が目立つことです。Xinyi.wmは、オールメタル構造、熱ドリフト補正設計、JIS B 7153の振動試験基準クリアといった要素を挙げ、用途として産業用ビジョン、VR、ドローン測量・マッピングを想定すると伝えています。
熱ドリフトは、温度変化でピント位置や画の再現性がズレる問題を指すことが多く、屋外・工場・長時間稼働などで厄介になりがちです。一般の写真撮影でも、たとえば夏の屋外から冷房の効いた屋内に入る、あるいは日没後に急に冷える、といった状況で微妙なズレを感じることがあります。そこを“設計で抑える”方向性は、いわゆる趣味レンズの文脈とは少し違う面白さがあります。
想定用途の読み解き:VRとドローンで「画角の価値」が変わる
VR素材や全天周の合成では、広い画角は「没入感」だけでなく「つなぎ目(スティッチ)の処理」にも影響します。またドローン測量では、画角が広いほど一度に写せる範囲は増えますが、周辺の歪みや解像の出方が結果に響くこともあります。ズームできる魚眼なら、被写体距離や必要な範囲に応じて“撮り方の最適点”を探れるので、単焦点魚眼より調整の余地が大きいのが利点になりそうです。
いま分からない点:対応マウント、価格、国内流通
対応マウントについては、海外記事ではSony E、Fujifilm X、Nikon Z、Canon RF、Canon EF-M、Lマウント、Micro Four Thirdsが報じられています。ただし、価格や国内発売日、国内販売ルートについては、現時点で国内公式情報が確認しづらいため続報待ちです。
また、魚眼はボディ内補正や電子補正(歪曲補正・周辺光量補正など)の効き方が組み合わせで変わります。とくにマニュアルフォーカス前提の運用だと、動画でのピント送りやジンバル搭載時の操作性など、カタログスペック外の要素が使い勝手を左右しやすいところです。制作寄りで使うなら、ズームリングのトルク感、フォーカスリングの回転角、クリックの有無といった“機械としての感触”も重要になってくるでしょう。
他の超広角ズームと別物:比較は「歪み込み」で考える
一般的なAPS-C用の超広角ズーム(たとえば10mm始まりのレンズ)と比べると、このレンズは画角が広いだけでなく、魚眼特有の描写を前提にしています。建築の直線をまっすぐ残したい用途では苦手になりやすく、逆に、空間の広さや臨場感を強調したい、被写体に近づいて誇張したい、といったシーンでは唯一性があります。「超広角だから代用できる」と考えるより、表現手段が別カテゴリだと捉えるほうがミスマッチを減らせます。
LAOWA 4.5-10mm F2.8 Zoom Fisheyeレンズの最新情報まとめ
LAOWA CF 4.5-10mm F2.8は、APS-C向けのズーム魚眼として“世界初”をうたい、4.5-10mm・F2.8-22・180°などの要点が報じられています。加えて、オールメタル構造や熱ドリフト補正設計、振動試験基準クリアといった、産業用途を強く意識した語られ方が特徴です。いっぽう、対応マウントや価格、国内流通などの購入判断に直結する情報は未整理な部分があるため、続報が出た段階で改めて確認すると安心でしょう。
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