Nikon Z5とZ6 IIを徹底比較!スペックの違い・選び方のポイントを解説【2026年版】

Nikon Z5とZ6 IIを徹底比較!スペックの違い・選び方のポイントを解説【2026年版】

Z6II ボディ
Z6II ボディ
¥165,250
出品中の商品(14)
撮影の土台として信頼できる、バランス重視のボディ。落ち着いた発色と階調の豊かさで、風景の空気感や人物の肌も自然にまとまります。堅実なAFは動きにも安定して追従し、狙いを素早く形に。操作系は直感的で、設定変更も迷いにくい設計。取り回しは軽快で、日常のスナップから作品づくり、動画収録まで無理なく対応。レンズ選びの自由度が高く、長く使い込むほど応えてくれる相棒です。ファインダーはクリアで、光量差の大きい場面でも構図が決めやすいのが魅力。カスタマイズも柔軟で、よく使う機能を手元に集約できます。静と動を行き来する撮影でもテンポを崩さず、安心感のあるワークフローをつくれます。
Z5II ボディ
Z5II ボディ
¥197,630
出品中の商品(36)
落ち着いたトーンと豊かな階調で、光の表情をていねいに拾うボディ。静かな風景から人物まで、自然で立体感のある仕上がりが楽しめます。堅実なAFと気持ちのよいレスポンスで撮影がリズム良く進み、カスタマイズも柔軟。好みのズームや単焦点と組み合わせて、旅や作品撮りまで幅広く活躍します。ファインダーやモニターは見やすく、強い光の中でも構図を追い込みやすい。握りやすいグリップで安定感があり、長時間の撮影でも疲れにくいのがうれしい。静かなシャッター音で場面を選ばず使えます。撮って出しの色も整いやすく、後編集も無理なく進められます。
Z5 ボディ
Z5 ボディ
¥96,680
出品中の商品(26)
余裕ある階調と自然なボケで、日常のスナップから旅の風景、光の少ない室内まで安心して任せられる一台。素直な色乗りは人物にも風景にも馴染み、逆光でもトーンが破綻しにくい印象。見やすいファインダーと堅実なAF、気持ちよく回るダイヤルで、狙った瞬間を気負わず拾えます。標準域は暮らしの記録に、広角は街と空の抜けに、望遠は表情の切り取りにと万能。手に収まりがよく毎日持ち出したくなる実用性で、家族や旅の空気感まで丁寧に残せます。写真に向き合う時間が心地よく、作品づくりにも日々の記録にも迷いなく使えます。頼もしい。

Nikon Z5とNikon Z6 IIは、どちらもフルサイズのZマウント機ですが、重視する撮影によって向き不向きが分かれます。静止画中心でコストや運用のしやすさを重視するならNikon Z5、動体や暗所、動画までしっかり使いたいならNikon Z6 IIが候補です。この記事ではAF、連写、動画、メモリーカード、価格の違いを比較し、どんな人にどちらが向いているかをわかりやすく解説します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

チェックアイコン

静止画中心で連写や動画に高性能を求めないなら、SD UHS-IIを2枚使えるNikon Z5が扱いやすいです。

チェックアイコン

動体撮影では、高速連続撮影(拡張)で最大約14コマ/秒まで使えるNikon Z6 IIが有利です。

チェックアイコン

暗所AFはZ6 IIのほうが余裕があり、暗い室内や夕景でも撮りやすいです。

チェックアイコン

動画は、Z5が4Kで1.7倍クロップ、Z6 IIが4K30pのフルフレーム撮影と4K60p(DXクロップ・8bit)フルHD120pに対応します。

チェックアイコン

メディア運用は、Z5がSD UHS-II×2でシンプル、Z6 IIはCFexpress Type B/XQD+SDで高速重視です。

目次

Nikon Z5とZ6 IIはどちらを選ぶべきか|結論と迷いやすいポイント

Nikon Z5とZ6 IIを徹底比較!スペックの違い・選び方のポイントを解説【2026年版】

結論から言うと、日常・風景・ポートレートなど静止画中心で「失敗しにくいフルサイズ」を求めるならNikon Z5、動体・暗所・動画を含むハイブリッド運用まで視野に入れるならNikon Z6 IIがおすすめです。両者は同じ24MP級フルサイズでも、センサー構造と処理能力、記録メディアと動画仕様が撮影中の体感を分けます。

発売時期と立ち位置:Z5はフルサイズ入門機、Z6 IIは中級の改良型

Nikon Z5は2020年8月28日発売、Z6 IIは2020年11月6日発売のフルサイズ機です。Z5は価格を抑えながらSD UHS-IIカードを2枚使えるモデル、Z6 IIは処理性能や動画機能を強化した上位寄りのモデルとして見ると違いがつかみやすくなります。センサーはZ5が2432万画素のフルサイズCMOS、Z6 IIが2450万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSです。さらにZ6 IIはEXPEED 6を2基搭載しておりAF、連写、動画処理の余裕にもつながっています。

選び方の軸:画質より「取り逃し」と「画角制約」

迷いどころは画質差より、取りこぼしやすい場面での成功率と動画時の画角・フレームレートの制約です。たとえばZ5はContinuous Hで約4.5コマ/秒、Z6 IIはContinuous Hで約5.5コマ/秒、さらに高速連続撮影(拡張)で最大約14コマ/秒まで使えるため、子どもやペットやイベントの一瞬をどこまで拾いやすいかに差が出ます。

動画を少しでも重視するなら、Z5の4K UHD/30pが1.7倍クロップになる点は注意が必要です。一方のZ6 IIは4K UHD/30pをフルフレームで撮れ、4K UHD/60pはDXクロップ・8bitで使えます。4K UHD/60pはファームウェアVer.1.10以降が必要ですが、フルHD120pまで含めると動画の自由度はZ6 IIのほうが高いです。逆に、静止画中心でSDカード2枚運用のわかりやすさを重視するなら、Z5の満足度は今も高いでしょう。

Nikon Z5 vs Z6 IIの比較早見表

静止画の基礎画質は両者とも高水準ですが、差が出やすいのはAF、連写、動画、メモリーカード構成です。静止画中心でコストと運用の軽さを重視するならZ5、動く被写体や暗いシーンや動画の使い勝手まで重視するならZ6 IIが向いています。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

画質の伸びしろ(暗所)

24.3MP CMOSで基礎画質は十分

24.5MP BSI CMOSで高感度側に余裕

夜景・室内が多いほどZ6 IIが有利になりやすい

AF(低照度)

-3EV(低光AFオフ時-2EV)

-4.5EV(低光AF時-6EV)

暗い会場や夕景での合焦余裕に差が出やすい

連写

Continuous H 約4.5コマ/秒

Continuous H 約5.5コマ/秒、高速連続撮影(拡張)最大約14コマ/秒

動体・イベントはZ6 IIが選びやすい

動画

4K UHD 30p(1.7倍クロップ)/フルHD 60p

4K UHD 30p(フルフレーム)、4K UHD 60p(DXクロップ・8bit、ファームウェアVer.1.10以降)/フルHD 120p

4Kの使いやすさやスロー表現はZ6 IIが有利

記録メディア

SD UHS-II×2

CFexpress Type B/XQD×1+SD UHS-II×1

Z6 IIは高速だが、カード構成と予算を考える必要がある

携帯性

675g

705g

差は30gで小さめ

価格(ボディ単体)

182,600円(税込)

247,500円(税込)

差額はAF・連写・動画・処理余裕の違いに出る

おすすめの人

静止画中心、コストとSD2枚運用重視

動体・暗所・動画まで幅広く使いたい

迷ったら「動体」と「4Kの扱い」で決める

※価格は2026年4月9日時点のニコンダイレクトの販売価格です。

主要スペック比較|数字の違いが撮影スタイルにどう響くかを見る

主要スペック比較|数字の違いが撮影スタイルにどう響くかを見る

スペック表は差が一目で見えますが、選ぶ上で大切なのは「その差は自分の撮影で重要か」という点です。Z5とZ6 IIは似たボディに見えて、センサー構造(FSI/BSI)、処理エンジン(単/デュアル)、連写と動画、記録メディアの性能がはっきり分かれています。

主要スペック比較表

各機種の仕様をまとめました。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

センサー

フルサイズ CMOS

フルサイズ 裏面照射型CMOS

有効画素数

2430万画素

2450万画素

画像処理エンジン

EXPEED 6

EXPEED 6×2

AF

273点(シングルポイントAF時)/-3〜+19EV(低光AFオフ時:-2〜+19EV)

273点(シングルポイントAF時)/-4.5〜+19EV(低光AF時:-6〜+19EV)

高速連続撮影

約4.5コマ/秒

約5.5コマ/秒

高速連続撮影(拡張)

-

最大約14コマ/秒(14-bit RAW時は約10コマ/秒)

ボディ内手ブレ補正

5軸 / 約5段分

5軸 / 約5段分

EVF

0.5型 OLED / 約369万ドット / 約0.8倍

0.5型 OLED / 約369万ドット / 約0.8倍

液晶モニター

3.2型 / 約104万ドット

3.2型 / 約210万ドット

メモリーカード

SD UHS-II×2

CFexpress Type B / XQD×1 + SD UHS-II×1

動画

4K UHD 30p(1.7倍クロップ)/フルHD 60p

4K UHD 30p(フルフレーム)、4K UHD 60p(DXクロップ・8bit、ファームウェアVer.1.10以降)/フルHD 120p

重量

約675g

約705g

サイズ

約134×100.5×69.5mm

約134×100.5×69.5mm

Nikon Z5については以下の記事でも詳しく解説しています。

差が出やすいのは「連写・動画・メディア」で、画素数ではない

有効画素数はほぼ同等なので、日中の風景やポートレート撮影では「どちらが綺麗か」で大きく悩む必要はありません。Z5は、SD UHS-IIカードを2枚使ってバックアップ記録しやすく、運用をシンプルに組みやすいのが強みです。

一方のZ6 IIは、暗所に強い裏面照射型CMOSとデュアルプロセッサを活かして、連写のテンポや動画の選択肢、書き込みの余裕で有利です。動体や暗いシーンで取りこぼしを減らしたいならZ6 II、写真中心で扱いやすさを重視するならZ5が選びやすいでしょう。

画質・高感度の比較:FSIのZ5とBSIのZ6 II

画質面での決め手は、画素数よりセンサーの構造と高感度の粘りです。Z5はFSI、Z6 IIはBSIを採用し、暗所でのノイズ耐性や色の残り方に差が出やすいとされています。撮影ジャンルが昼中心か夜中心かで、評価が変わりやすいポイントです。

暗所で活きるBSI:Z6 IIはISOを上げる撮影で余裕が出やすい

BSIは配線層の配置を工夫して受光効率を高めやすい方式で、一般的には暗所での画質維持に利点が出やすいとされます。Photography Lifeの比較でも、Z6 IIが低照度側で有利になりやすい点が述べられています。

体感の出方は撮影条件次第ですが、たとえば薄暗い室内イベントでシャッタースピードを落とせないとき、同じ明るさを確保するためにISOを上げる場面が増えます。そこでZ6 II側が一段ぶん余裕を感じやすいでしょう。

日中の風景・ポートレートでは「差が小さい」ことも多い

ISO100〜1600あたりのいわゆる常用域では、レンズの解像や逆光耐性、現像の仕方が画を左右しやすく、ボディ性能の差は小さく見えることもあります。どちらかといえば肌の階調や青空の滑らかさも、撮影時の露出の追い込みやRAW現像の方が影響するケースもあるでしょう。そのため「暗所を頻繁に撮るか」「高感度での仕事・作品作りをするか」でない限り、画質だけを根拠にZ6 IIを選ぶと価格ほどZ5との差を感じにくい可能性もあります。

高感度の差:撮影後のノイズ処理まで含めて考える

高感度の強さは撮って出しのJPEGだけでなく、RAW現像でどこまでディテールを残せるかにも関係します。暗所でZ5を使う場合、ノイズ低減を強めると質感が削れやすく、逆にディテール優先だとザラつきが目立つといった現象が起きがちです。こうした現像の悩みが、撮影頻度に対してストレスになるならZ6 IIの価値は上がるでしょう。

運用

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

日中の風景・旅行

基礎画質は十分高い

Z5との差は感じにくい

画質だけでは差がわかりにくい可能性がある

薄暗い室内・夕景

工夫次第で対応可能だが余裕は少なめ

高感度側で粘りやすい傾向

失敗率や現像負荷を減らしたいならZ6 II

RAW現像前提

ノイズ低減の加減がシビアになりやすい

ディテールを残しやすい場面がある

作品づくりで高感度を求める場面が多いほどZ6 IIが有利

AFの比較:測距点は同じ273点でも、暗所での余裕に差が出る

Z5とZ6 IIはどちらも273点AFですが、体感差は点数よりも暗い場面での合焦余裕と、被写体検出の使いやすさに違いが出ます。明るい屋外ではわかりにくい一方、夕景や室内やイベント撮影ではZ6 IIの余裕が感じられやすいでしょう。

低照度AFの差は、暗い室内や夕景であらわれやすい

低照度AFの公表値は、Z5が-3~19EV(ローライトAF無効時-2~19EV)、Z6 IIが-4.5~19EV(ローライトAF時-6~19EV)です。どちらも日中の撮影では大きな不満が出にくい一方、暗い会場や夕方の屋外ではZ6 IIのほうがピント合わせに余裕を持ちやすく、歩留まりを上げやすくなります。

被写体検出の使い勝手は、Z6 IIが一歩進んでいる

Z5は瞳AF・動物AFをオートエリアAF時に使えるのに対し、Z6 IIはオートエリアAFに加えてワイドエリアAFでも瞳AF・動物AFが使えます。複数の人物がいる場面や、狙いたい被写体をある程度限定したい場面では、Z6 IIのほうが意図した被写体に合わせやすいです。ポートレートやペット撮影をより快適にしたいならZ6 IIが優れています。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

測距点

273点

273点

測距点の数そのものは同じ

低照度AF

-3〜+19EV(ローライトAF無効時:-2〜+19EV)

-4.5〜+19EV(ローライトAF時:-6〜+19EV)

暗い室内や夕景では、Z6 IIのほうが余裕がある

瞳AF / 動物AF

オートエリアAF時に対応

オートエリアAFに加え、ワイドエリアAFでも対応

被写体をある程度絞って狙いたい場面では、Z6 IIのほうが使いやすい

向いている被写体

風景、スナップ、落ち着いた人物撮影

暗所、イベント、動体寄りの人物・ペット撮影

「暗い」「動く」撮影が重なるほど、Z6 IIが有利

連写・バッファの比較:高速連続撮影と高速連続撮影(拡張)を分けて見る

連写の差は単純に「Z5は約4.5コマ/秒、Z6 IIは約14コマ/秒」とまとめるより、普段よく使う通常の高速連続撮影と、必要な場面だけ使う高速連続撮影(拡張)を分けて見たほうが実際の使用感をイメージしやすいです。さらに、撮影後の書き込みまで含めると、カード構成の差も無視できません。

高速連続撮影の差は小さめだが、Z6 IIがやや速い

Z5の高速連続撮影は約4.5コマ/秒、Z6 IIの高速連続撮影は約5.5コマ/秒です。子どもやペットや日常スナップの延長で使う連写なら、この差は「少し余裕がある」くらいに感じる人も多いでしょう。そのため明るい場所でテンポよく撮る用途ならば、Z5でも十分対応できます。

本当の差は「高速連続撮影(拡張)」とカード運用に出る

Z6 IIは高速連続撮影(拡張)で最大約14コマ/秒、14ビットRAW時でも約10コマ/秒まで使えます。さらにCFexpress Type B / XQDスロットはPCI Express Gen3に対応しており、CFexpressカード使用時は書き込みを高速化できます。イベントやスポーツのように決定的瞬間をまとめて押さえたい撮影では、この差がそのまま歩留まりに直結しやすいです。Z5はSD UHS-IIのダブルスロットで運用しやすい一方、高速側の余裕ではZ6 IIに及びません。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

高速連続撮影(通常)

約4.5コマ/秒

約5.5コマ/秒

日常の動体なら両機とも使えるが、Z6 IIのほうがやや有利

高速連続撮影(拡張)

-

最大約14コマ/秒(14-bit RAW時は約10コマ/秒)

イベントやスポーツでは、Z6 IIが使いやすい

サイレント撮影時の目安

高速連続撮影で約2.5コマ/秒

高速連続撮影で約4〜4.5コマ/秒、高速連続撮影(拡張)で約8〜12コマ/秒

無音連写は条件によって速度が変わるため、通常連写とは分けて見るのが安全

メモリーカード構成

SD UHS-II×2

CFexpress Type B / XQD×1 + SD UHS-II×1

書き込み待ちまで含めると、Z6 IIのほうが有利

動画の比較:Z5の4Kクロップが壁になるか、Z6 IIの選択か

動画の比較:Z5の4Kクロップが壁になるか、Z6 IIの選択か

動画では、Z5とZ6 IIの性能差が静止画以上にはっきり出ます。Z5は4K UHD/30pに対応しますが、撮像範囲は1.7倍に固定されます。一方のZ6 IIは、4K UHD/30pをFXベースのフルフレームで撮れ、4K UHD/60pはDXベースの動画フォーマットで使えます。動画をどれくらい重視するかで、満足度が分かれやすい部分です。

4Kの使いやすさは、画角とフレームレートで違いが出る

Z5で気をつけたいのは、4K撮影時の画角です。撮像範囲が1.7倍に固定されるため、写真では広く使えるレンズでも、動画では想像より狭く感じやすくなるからです。そのため旅行、室内、Vlog撮影のように広めの画角を使いたい人は注意しましょう。

Z6 IIは4K UHD/30pならFXベースのフルフレームで撮影でき、4K UHD/60pもDXベースで使えます。フルHDでは120pにも対応しているので、スロー動画まで使いたい人はZ6 IIのほうが選びやすいです。

外部収録まで使うかで、Z6 IIの価値はさらに上がる

Z6 IIは、外部レコーダー使用時に10bitのN-Log動画出力やHDR(HLG)動画出力に対応しています。さらに12bit RAW動画出力は有償設定が必要ですが、対応レコーダーを使えば本格的なカラーグレーディングまで視野に入ります。

ただし、4K UHD/60p時はDXベース固定に加え、RAW / N-Log / HLG出力とHDMI 10bit出力は使えません。つまりZ6 IIは「何でも同時に使える」わけではなく、通常の4K撮影を重視するか、外部収録まで使うかで評価が分かれます。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

4Kの基本仕様

4K UHD 30p

4K UHD 30p

どちらも4Kに対応するが、画角の条件が異なる

4Kの画角

1.7倍クロップ固定

30pはFXベース、60pはDXベース

広角を活かしたいなら、Z6 IIのほうが有利

高フレームレート

フルHD最大60p

4K UHD 60p、フルHD 120p

スロー動画や動きの表現は、Z6 IIのほうが有利

外部収録

基本は内録中心

10-bit N-Log / HLG出力、12-bit RAW出力(有償設定+外部レコーダー)

編集前提の運用では、Z6 IIの拡張性が高い

向いている人

写真メインで、動画は記録用が中心の人

動画もきちんと使いたい人、スローや外部収録も視野に入る人

動画の比重が高いほど、Z6 II向き

運用(メモリーカード/携帯性/費用感)比較:快適さはスロット構成と予算でも変わる

運用(メモリーカード/携帯性/費用感)比較:快適さはスロット構成と予算でも変わる

ボディサイズが近い2台ですが、実際の使い勝手はメモリーカード構成、給電のしやすさ、価格差で分かれます。Z5はSD UHS-IIダブルスロットの扱いやすさが強みで、Z6 IIはCFexpress Type B / XQD と SD の組み合わせで高速側に余裕があります。この部分はスペック表よりも、日々の運用で差を感じやすいポイントです。

メモリーカード構成は、撮影テンポと導入コストを左右する

Z5はSD UHS-IIカードを2枚使えるので、予備カードをそろえやすく、バックアップ記録やRAW+JPEG分割記録もわかりやすい構成です。静止画中心で、カード運用をシンプルにしたい人には扱いやすい組み合わせでしょう。

Z6 IIはCFexpress Type B / XQD と SD UHS-IIのダブルスロットです。CFexpress/XQD側は高速メディアを使えるぶん、連写や動画で余裕を持ちやすく、CFexpressカード使用時はZ6よりさらに高速の書き込みが可能とされています。一方で、カードやリーダーまで含めた予算はZ5より増えやすいです。

サイズ差は小さく、実際は価格差とバッテリー運用で変わる

サイズはどちらも約134×100.5×69.5mmで同じです。重量はZ5が約675g、Z6 IIが約705gなので、ボディ単体の差は大きくありません。持ち歩きやすさだけで決めるなら、大差は出にくい部分です。

また、価格は2026年4月9日時点のニコンダイレクトのボディ単体価格で、Z5が182,600円(税込)、Z6 IIが247,500円(税込)です。なお、バッテリーの目安はZ5が約390コマ(ファインダー)/約470コマ(モニター)、Z6 IIは約340〜400コマ(ファインダー)/約410〜450コマ(モニター)で、Z6 IIはパワーセーブ設定の有無で変わります。価格差まで含めて見ると、Z5は導入のしやすさ、Z6 IIは高速運用の余裕が魅力です。

項目

Nikon Z5

Nikon Z6 II

比較ポイント

メモリーカード構成

SD UHS-II×2

CFexpress Type B / XQD×1 + SD UHS-II×1

Z5はメディアをそろえやすく、Z6 IIは高速運用に向く

記録の使い分け

順次記録、バックアップ記録、RAW+JPEG分割記録

順次記録、バックアップ記録、RAW+JPEG分割記録

どちらも2枚運用に対応するが、メディアの性格は異なる

USB給電 / 充電

対応

対応

どちらも長時間撮影で使いやすい

サイズ

約134×100.5×69.5mm

約134×100.5×69.5mm

サイズの差はない

重量

約675g

約705g

差は30gで小さめ

バッテリー持ちの目安

約390コマ(ファインダー) / 約470コマ(モニター)

約340〜400コマ(ファインダー) / 約410〜450コマ(モニター)

Z5がやや有利だが、Z6 IIは設定条件による

価格

182,600円(税込)

247,500円(税込)

2026年4月9日時点のニコンダイレクト販売価格

用途別の選び方:“苦しい場面”で強みが出る方を選ぶ

用途別の選び方:“苦しい場面”で強みが出る方を選ぶ

ここまでの違いを踏まえると、選び方はシンプルです。写真中心で落ち着いて撮るならZ5、暗い場所や動く被写体、広角動画、納期のある撮影まで考えるならZ6 IIが向いています。自分が撮っていて苦しくなりやすい場面を基準にすると、選びやすいでしょう。

用途別おすすめ比較表

撮影シーンごとに、Z5とZ6 IIの向き不向きをまとめました。

用途

おすすめ機種

理由

風景・スナップ・旅行

Nikon Z5

基礎画質は十分高く、SD UHS-II×2で運用しやすい。4Kや高速連写の制約が問題になりにくいなら、満足度は高い

ポートレート

どちらも良い(暗所が多いならNikon Z6 II)

明るい環境では差は大きくないが、暗所の比率が上がるほど、Z6 IIの低照度AFと高感度側の余裕が出る

子ども・ペット・日常の動体

Nikon Z6 II

高速連続撮影が約5.5コマ/秒で、高速連続撮影(拡張)では最大約14コマ/秒が使えるため、表情や動きの当たりコマを増やしやすい

スポーツ・野鳥・イベント撮影

Nikon Z6 II

低照度AF、高速連続撮影(拡張)、カード書き込みの余裕が、撮れ高に直結しやすい

動画撮影も重視

Nikon Z6 II

4K 60p(DXクロップ・8bit)、フルHD 120p、外部レコーダー使用時のN-Log / HLG出力に対応し、ワークフローの自由度が上がる

予算優先でフルサイズに入りたい

Nikon Z5

Z6 IIとの差額をレンズや予備バッテリーに回しやすく、写真中心なら不満が出にくい

なお、後継のNikon Z5IIはすでに発売されており、Z5初代の立ち位置は変わりつつあります。ただし、中古や在庫流通ではZ5初代とZ6 IIを比べる人もまだ多く、静止画中心で導入しやすいZ5か、動体や動画まで広くカバーできるZ6 IIかで考えると良いでしょう。

後継機種のZ5 IIは以下の記事でも詳しく解説しています。

Nikon Z5とZ6 IIの比較まとめ

Nikon Z5とNikon Z6 IIは見た目こそ近いものの、選び方はかなりはっきりしています。Z5は静止画中心でSD UHS-II×2のシンプルな運用がしやすく、価格も抑えやすいフルサイズ機です。対するZ6 IIは暗所AF、高速連続撮影(拡張)、4K UHD/60p(DXクロップ・8bit、ファームウェアVer.1.10以降)、CFexpress Type B / XQD+SDのワークフローまで含めて、撮影の幅を広げやすいモデルです。静止画中心でコストと運用の軽さを優先するならZ5、暗い場面・動く被写体・動画の比重が高いならZ6 IIがおすすめでしょう。


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Z6II ボディ
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Z5 ボディ
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