
3/24正式発表 Kodakの「Ektacolor Pro」と「Ektapan」の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ
Kodakが新しいプロ向けフィルムとして「Ektacolor Pro」と「Ektapan」を正式発表しました。名称は新しくても、中身は既存の人気フィルム(Portra、T-Max)を軸にした再ブランディングと見られ、買い足しや運用の迷いを減らす整理がポイントになります。
この記事のサマリー

Ektacolor ProはISO160/400/800のカラー負像で、肌色とラチチュード重視の設計です

EktapanはISO100/400/P3200の白黒で、T-Grain系の高解像・低粒状を狙った系列です

135/120が中心で、Ektapan P3200のみ135限定と整理されています

価格はPortraやT-Maxと同等帯とされ、発表直後から購入ルートが動いています

名前が変わっても既存のPortra/T-Maxユーザーが破綻しにくい移行設計が読みどころです
正式発表の要点:新フィルムというより「プロ向けラインの整理」

今回のニュースの核は、Eastman Kodakがプロフェッショナル向けの新ラインとして「Ektacolor Pro」(カラー負像)と「Ektapan」(パンチロマチック白黒)を発表した点です。情報の出どころとしては、Kodak公式のStill Filmページが最も確実で、海外ニュースとしてはPetaPixelも早い段階で要点を整理しています。
確定している製品構成(ISOとフォーマット)
Ektacolor ProはISO160/400/800の3本立てで、日光バランス型として案内されています。EktapanはISO100/400/P3200の3本立てで、フォーマットは135と120が基本、ただしEktapan P3200のみ135限定という切り分けが明言されています。現像や運用の導線を崩さずに、使い慣れた感度帯をそのまま呼び出せる構成です。
「Portra/T-Max相当」と見られる意味
複数のカメラ情報サイトでも触れられている通り、Ektacolor ProはPortra、EktapanはT-Maxの再ブランディング版と見られています。ここが重要なのは、画作りや露出の癖を一から学び直す必要が小さく、従来の撮影メモ(例えばPortra 400を+1で柔らかく、T-Max 400を現像で締める等)を活かしやすいからです。一方で、パッケージ名で選んでいた人は店頭・通販の表示変更に慣れる必要が出てきます。
「Ektacolor Pro」:肌色と露出ラチチュードを軸にしたカラー負像
Ektacolor Proは、自然な肌色、広い露出ラチチュード、低粒状を特徴として掲げるプロ向けカラー負像です。PetaPixelの整理でも「愛用されてきたPortraの新しい名称」という文脈で語られており、結婚式やポートレートなど、撮り直しが利きにくい撮影で安心材料になりやすいタイプといえます。
ISO160/400/800の使い分けが、そのまま撮影設計になる
ISO160は光が整った屋外や大きめの窓光で階調を丁寧に残したい場面に向きます。ISO400は最も守備範囲が広く、曇天のスナップから日中の逆光ポートレートまで一本でまとめやすい感度です。ISO800は夕方の街や室内光など、手持ちでシャッタースピードを落としたくない状況で効き、たとえばf2前後のレンズで人物を止めたいときの選択肢になります。
メリットと注意点:ラチチュードは万能ではない
ラチチュードが広いフィルムは、ハイライト側の粘りや、少しアンダーでも救える安心感が魅力です。たとえば白いドレスと黒いタキシードが同居するシーン、日陰と日向が混ざる路地などで、破綻しにくいのが助かります。反面、万能に頼りすぎるとスキャンやプリントで色の狙いが曖昧になり、結果として調整量が増えることもあります。撮影時は基準露出を決め、同じ条件で1/3〜2/3段だけ振って比較する運用が近道でしょう。
「Ektapan」:T-Grain系の高解像・低粒状を狙う白黒3兄弟
Ektapanは、T-Grainエマルジョン(平板状の銀塩結晶)による高解像・低粒状を特徴とするパンチロマチック白黒フィルムとして発表されています。PetaPixelが「Ektapan名の復活」として報じており、白黒派にとっては銘柄の整理が起きた、という受け止めが分かりやすいはずです。
ISO100/400:粒状よりもディテール優先の撮り方と相性が良い
ISO100は、晴天の建築や静物、硬質なトーンでまとめたい風景で強みが出ます。たとえばレンガの目地や金属のヘアラインなど、細部の再現を狙う被写体では、粒の目立ちにくさが効いてきます。ISO400は手持ちスナップや屋内にも持ち込みやすく、日中の街角で人の表情を拾う用途から、曇天の森林で階調を稼ぎたい用途まで幅広く回せる感度です。
Ektapan P3200(135のみ):押し引き運用を前提に組み立てる
P3200が135限定なのは、暗所寄りの用途を機動力重視で想定している、と読むのが自然でしょう。ライブハウスや夜の路地、室内スポーツなど、シャッター速度が必要な被写体で「とにかく止める」側に寄せられます。白黒は現像で表情が変わりやすいので、同じP3200でも現像条件(時間や攪拌)を固定し、まずは粒とコントラストの基準を作るのが失敗しにくい運用です。
販売状況・価格感:直販強化の動きと、ユーザー側の実務
製品情報の確認起点としてはKodak公式Still Filmページが確実です。実際の販売状況はB&Hなど販売店ページも併せて確認するのが安全です。フィルムは保管条件や回転の早さで状態が変わりやすいため、同じ銘柄でも入手先で満足度が変わることがあります。たとえば夏場の受け取りで高温にさらさない工夫、届いたら早めに冷暗所へ移す運用など、撮影前のコンディション管理まで含めて「いつも通り」に整えるのが安全です。
掲載元 | 公式ページ |
|---|---|
Kodak 公式 Still Film |
既存のPortraやT-Maxを手元に持っている人は、すぐに撮影計画を組み替える必要は小さく、在庫は在庫として使い切りやすいはずです。逆に、ラボやスキャン設定を銘柄名で管理している場合は、受付票や管理表の名称を更新しないと取り違えが起きやすくなります。ここは撮影者側の小さな整備で回避できるので、運用の穴になりやすいポイントとして意識しておきましょう。
「Ektacolor Pro」と「Ektapan」の正式発表まとめ
Ektacolor ProとEktapanは、Kodakが正式発表した新しいプロ向けフィルムラインで、感度展開とフォーマットの整理が明確です。Ektacolor ProはISO160/400/800のカラー負像、EktapanはISO100/400/P3200の白黒で、P3200のみ135限定という切り分けになっています。名称変更により購入時の迷いは出やすいものの、PortraやT-Maxの運用経験を活かしやすい設計なので、まずは自分の定番感度から一本だけ試し、露出と現像の基準を作るのが堅実です。
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