
11/13発売 NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sを正式開発発表 1.4倍テレコン内蔵で最大420mmに対応




望遠ズームの世界には、いつの時代も「決定版」と呼ばれるレンジがあります。70-200mm F2.8、そして300mmクラス。スポーツも野鳥も舞台撮影も、このあたりの焦点距離をどう組むかで機材一式の性格が決まるからです。そんな中、Photo Rumorsが「Nikon NIKKOR Z 120-300 F2.8 TC VR S」とされるレンズの“最初の写真”を掲載しました。まだ噂の段階ですが、名前にTCとVRとSが並ぶ時点で、狙っているユーザー層ははっきりしています。この記事では、いま確定している事実と、噂として語られている内容を切り分けながら、このレンズが登場した場合に何が変わるのかを掘り下げます。
この記事のサマリー

Photo RumorsがNIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sの“最初の写真”を掲載。確定情報と噂を切り分けつつ、70-200の次を埋める一手を深掘りします。

ニコンの内蔵テレコン路線は400mm/600mmで実績あり。もし120-300mm F2.8にも来るなら、運用の常識が変わる可能性があります。現時点の論点を整理。

競合はRF100-300mm F2.8Lの牙城。ニコンが120-300mm+TCで勝負する意味は何か。Fマウントの前身や市場背景から、狙いを読み解きます。

【5/7追記】ニコンが正式にNIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sを開発発表し、1.4倍テレコン内蔵で最大420mmまで対応が確定しました。
NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sの最新情報
【10/29追記】NIKKOR Z 120-300mm F2.8を正式発表、11月13日発売

ニコンが「NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S」の発売情報を正式発表しました。国内発売日は2026年11月13日(金)で、11月5日(木)10時から予約販売を受け付けます。価格はオープンプライスです。
商品名 | NIKKOR Z 120-300mm F2.8 |
|---|---|
希望小売価格 | オープン価格 |
販売価格 | 115,830円(税込)~ |
発売日 | 2026年11月13日 |
予約開始日 | 2026年11月5日10時 |
予約・販売URL | ニコン公式 フジヤカメラ |
公式発表ページURL |
重量は、これまでの約2.6kg級という噂に対して、正式には約2,735gとなりました。内蔵テレコンバーターを備えながら、Fマウント版のAF-S 120-300mm F2.8より約515g軽量化しています。AFにはSSVCMを採用し、ズームやピント操作で全長が変わらない構造です。フィルターは前面のねじ込み式と後部の組み込み式に対応。三脚座はアルカスイスタイプのねじ込み式クランプに対応しますが、レバー式クランプの使用は控えるよう案内されています。
手ブレ補正の6.5段は、Z6III装着・テレコン非使用・望遠端・NORMALモードで測定した値です。今回の正式発表で販売日程と主要機能が明らかになりましたが、指定リリースには円建ての販売価格や、予約分の具体的な納期は記載されていません。
【10/26追記】NIKKOR Z 120-300mm F2.8のB&H掲載状況を確認
Mirrorless Rumorsは10月25日、NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR SのB&H Photoへの掲載を紹介しました。10月26日時点では、同店の商品ページは「近日登場」「価格は後日案内」と表示され、入荷通知を受け付けています。一方で、通知登録は予約注文とは異なり、今回の報道で具体的な価格や発売日、予約開始日が判明したわけではありません。
【10/25追記】NIKKOR Z 120-300mm F2.8は10月29日発表か、重量・価格に続報
開発発表済みの「NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S」について、Nikon Rumorsが10月29日の発表説を掲載しました。重量はキヤノンRF100-300mm F2.8 L IS USMと同程度になると伝えています。
キヤノンの同レンズは約2,590gですが、新型ニコンの正式な重量がこの数値に決まったわけではありません。現段階では、約2.6kg級になる可能性を示した情報として捉える必要があります。価格については、10月23日の記事で「ニコンのラインアップで最も高価になる」「16,000ドル/ユーロを超える可能性」としていました。しかし、翌24日の続報では米国価格を13,999ドルとし、最も高価なレンズにはならない可能性があると説明しています。欧州では16,000ユーロになる可能性も挙げられていますが、いずれも正式価格ではありません。
ニコンが公式に公表しているのは、フルサイズ対応のS-Lineレンズで、1.4倍テレコンバーターを内蔵し、最大420mmまでカバーするという開発情報です。今回の発表日・重量・価格は報道段階の情報であり、国内発売日や予約開始日時とは分けて確認する必要があります。
【10/13追記】NIKKOR Z 120-300mm F2.8、F1会場でZ9に装着した使用画像が公開

開発発表済みの「NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S」について、F1シンガポールGPの撮影現場で使われているとされる画像が公開されました。Nikon Rumorsが10月12日に紹介したもので、レンズをZ9に装着して扱う様子が写っています。
本記事では以前、FIFAワールドカップでテストされる見込みを紹介しました。今回は、別のスポーツ撮影現場での使用状況が画像として報じられた続報です。ただし、撮影された作例や性能テストの結果ではなく、画像からAF性能や解像性能、製品の完成度まで判断することはできません。登場時期については、引き続き10月末が有力視されています。今回の報道によって正式な発売日が決まったわけではなく、国内価格や予約開始日、重量などの追加情報もありません。
ニコンが公表しているのは、フルサイズ対応のS-Lineレンズで、1.4倍テレコンバーターを内蔵し、通常時と切り替えて最大420mmまでカバーするという開発情報です。今回の使用画像と、メーカーによる最終仕様・販売日程の発表は分けて確認する必要があります。
【10/11追記】NIKKOR Z 120-300mm F2.8は10月末に登場か 価格と供給に続報
ニコン公式が開発発表済みの「NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S」について、Nikon Rumorsが10月末の登場を有力視しています。価格はNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sを上回り、生産量が限られるため、納品まで長期間待つ可能性もあると報じています。
本記事では5月に8,000ドル台という初期情報を紹介しましたが、今回の見通しはそれより高い価格帯を示しています。ただし、正式価格が公表されたわけではなく、確定価格の値上げではなく、噂の内容が変わったものとして区別する必要があります。
ニコンが公表済みなのは、フルサイズ対応のS-Lineレンズで、1.4倍テレコンバーターを内蔵し、最大420mmまでカバーするという開発情報です。国内の発売日や価格、生産本数、予約分の納期は、今回の報道では確定していません。
【5/31追記】NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S続報|2026 FIFAワールドカップで実戦テストか
Nikon Rumorsが、開発中の NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S について新たな情報を掲載しました。同記事によると、このレンズは北米で開催される 2026 FIFAワールドカップ(2026年6月11日〜7月19日) でテストされる見込みで、一部の選ばれたフォトグラファーに提供されるとされています。
今回の記事は、価格や重量、正式発売日を更新する内容ではありません。むしろ重要なのは、正式開発発表済みのこのレンズが、世界最大級のスポーツイベントで実戦投入される可能性が出たことです。120-300mm F2.8に1.4倍テレコン内蔵で最大420mmまで対応する仕様は、サッカーのように被写体距離が大きく変わる現場と相性がよく、プロスポーツ撮影向けの主力レンズとしての位置づけがさらに明確になりました。正式リリース前に、AF追従、ズーム操作、内蔵テレコン切り替え、重量バランス、雨天時の信頼性が実戦で検証される可能性があります。
【5/12追記】NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S続報 正式開発発表で“噂の望遠ズーム”が公式プロジェクトへ
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Nikon Rumorsも、ニコンによる NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S の正式開発発表を報じました。同記事では、このレンズが数か月前から噂されており、1月にはリーク画像も報じられていたことに触れています。今回の公式発表で確認できたのは、フルサイズ/FXフォーマット対応、S-Line、120-300mm F2.8、1.4倍テレコン内蔵による最大420mm対応 という基本部分です。価格、発売日、重量、レンズ構成などの詳細仕様は、5/7時点の開発発表ではまだ公開されていません。
【5/7追記】ニコンがNIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sを正式開発発表
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ニコンが、NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sの開発を正式に発表しました。これまでリーク画像をもとにNIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sとされるレンズの噂を整理してきました。発売時期などは未確定なものの、今回ニコン公式から開発発表が正式に出たことで、このレンズはリーク段階から公式に開発中の製品へと大きく前進しました。
正式名称は、NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sです。フルサイズ/FXフォーマットのZマウントミラーレスカメラに対応する望遠ズームレンズで、NIKKOR Zレンズの上位グレードであるS-Lineに属します。
1.4倍テレコン内蔵で最大420mmまで対応
今回の公式発表で最も大きいのは、1.4倍テレコンバーター内蔵が確認された点です。既存のリーク段階では、「TC」表記からテレコン内蔵の可能性は高いと見られていましたが、倍率はまだ不明でした。本記事でも、400mm F2.8 TCや600mm F4 TCの流れから、1.4倍内蔵で実質168-420mm相当になる可能性を予想していました。今回の公式発表により、その方向性がほぼ明確になりました。通常時は120-300mmのF2.8望遠ズームとして使い、内蔵1.4倍テレコンを使うことで最大420mmまでカバーできるレンズになります。
これはスポーツ、報道、野生動物、舞台撮影などでかなり大きな意味を持ちます。外付けテレコンを脱着せずに、120-300mmのF2.8ズームと、最大420mmまでの望遠域を素早く切り替えられるため、撮影テンポや雨天時の信頼性、現場での機動力に大きく貢献しそうです。
プロ向け望遠ズームとしての位置づけと今後の注目点
ニコンはこのレンズについて、優れた光学性能と機動力により、スポーツシーンをはじめとするプロフェッショナルの映像表現をサポートすると説明しています。
既存リーク記事では、Canon RF100-300mm F2.8L IS USMがこのクラスの強力な競合になると見ていましたが、ニコンはそこに120mm始まり+内蔵1.4倍テレコンという独自のアプローチで対抗する形になりそうです。
一方で、今回の発表はあくまで開発発表であり、発売日、価格、重量、レンズ構成、最短撮影距離、AF性能、手ブレ補正段数などの詳細スペックはまだ公開されていません。また、公式ページの掲載画像についても、市販品の外観とは異なる可能性があるとされています。今後は、正式発表で価格や重量がどこに収まるのか、そしてCanon RF100-300mm F2.8Lに対して、内蔵テレコンと焦点距離設計でどこまで差別化できるのかに注目です。
【5/8追記】価格は8,000ドル台か。2026年末までの正式リリース見込みも浮上

Nikon Rumorsが、NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR Sの価格について新たな情報を掲載しました。今回の情報では、価格は8,000ドル台になる可能性があるとのこと。日本円では1ドル150円換算で約120万円前後です。ただし、これはNikonRumorsが受け取った初期情報であり、正式価格ではありません。B&H Photoの商品ページにも現時点で価格は掲載されていません。
また、正式リリース時期については2026年末までが見込まれているものの、時期は最終決定ではなく、遅れる可能性もあるとされています。旧Fマウント版のAF-S 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRは発表時9,499.95ドルだったため、内蔵1.4倍テレコンを備えるZマウント版が8,000〜9,000ドル級になる可能性は十分ありそうです。
リーク情報の要点整理

事実として確認できるのは、Photo Rumorsが当該レンズに関する「最初の写真」を掲載し、その出どころがNikonRumorsであると示している点です。 ただし現時点で、ニコンからの公式発表や製品ページ、仕様表は出ていません。ここは最初に線を引いておきます。
一方で、Nikon Rumorsは以前から「100-300mmまたは120-300mm F2.8クラスの新レンズ」を追ってきたとし、今回“120-300mm f/2.8 TC”に情報が寄った、と述べています。さらに、発表時期は2026年末が目安としつつ、時期は確定しておらず遅れる可能性もある、という書き方です。
レンズ名から読み取れること、読み取れないこと
今回の呼称は「NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S」とされています。 この名前が事実だと仮定すると、少なくとも次の要素が示唆されます。
項目 | 内容 |
|---|---|
焦点距離 | 120–300mm(望遠ズーム) |
開放F値 | F2.8通し |
TC 表記 | テレコンバーター内蔵を意味する可能性が高い |
VR 表記 | 手ブレ補正を搭載 |
グレード | S-Line(プロ向け中核クラスを想定) |
ただし重要なのは、TCが何倍なのか、光学設計や重量、価格、AF性能がどうなるかは、現段階では分からないということです。ここで参考になるのが、ニコンがすでに投入している“TC内蔵”のプロ超望遠です。たとえばNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sは、1.4倍テレコン内蔵を公式に明言しています。
同様にNIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sも、1.4倍テレコン内蔵を公式にうたっています。編集部の予想としては、もし120-300にも同系統の思想が入るなら、1.4倍内蔵で実質168-420mm相当を一気にカバーする設計が想像しやすいです。ただしこれは現時点では予想で、確証はありません。
実は“前身”がいる:Fマウントに120-300mm F2.8が存在します
Photo Rumorsも触れている通り、ニコンはすでにFマウントでAF-S 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRをラインアップしています。 このレンズはF2.8通しの120-300mmをカバーし、ED・蛍石・SRレンズなどを採用するプロ向けの設計として公式仕様が公開されています。
つまり「120-300mm F2.8」というレンジ自体は、ニコンにとって新発明ではありません。では、Zマウントで改めて出す意味はどこにあるのか。ここが今回の噂の面白いところです。
なぜ今Zで120-300mm F2.8なのか:70-200と単焦点の“隙間”問題
Zユーザーの現場感で言うと70-200mm F2.8の次が悩ましいのです。運動会や屋内競技、ライブ撮影、屋外スポーツなど、200mmを少し超えたあたりから“もう一段欲しい”場面が増えます。
そこで候補になるのが、100-400mmクラス、あるいは300mm級の明るい単焦点ですが、機材の大きさやコスト、運用の癖が一気に跳ね上がります。ここをズーム一本でつなぐのが120-300mm F2.8という発想です。
さらにNikon Rumorsは、まずZ 70-200mm f/2.8 IIが先に来る可能性が高いと繰り返し言及しています。 70-200の“二世代目”が見えてきたタイミングで、その上のレンジに120-300を置く。ロードマップとしては分かりやすい並べ方です。
競合はどこか:真っ先にぶつかるのはキヤノンRF100-300mm F2.8L
このクラスの象徴的な存在として、キヤノンのRF100-300mm F2.8L IS USMがあります。国内ではキヤノンオンラインショップ価格が150万円台(税込)からと案内されています。 また、エクステンダー併用で140-420mm F4、200-600mm F5.6として使える、という“運用の幅”も公式にうたわれています。
もしニコンが「120-300mm F2.8 + TC内蔵」を本気で出すなら、単なるスペック勝負ではなく、現場の運用(付け替えの手間、雨天時の信頼性、バランス)で勝ちに行く設計になる可能性があります。これは、すでに400mm/600mmで“内蔵テレコン”を武器にしている流れとも整合します。
レンズ | 立ち位置(2列比較) |
|---|---|
Nikon NIKKOR Z 120-300mm F2.8 TC VR S(噂) | 内蔵TCで“付け替えなしの即戦力”を狙う、Zのプロ望遠ズーム枠(運用で勝つ方向) |
現行クラスの基準機。エクステンダー運用でレンジを伸ばし、純正の完成度で市場を押さえる王道枠 |
買うべき人、待つべき人:結論を急がないための整理
ここまで読んで「欲しい」と思った方ほど、いったん深呼吸してほしいです。なぜなら、現時点では発売日も価格も、TC倍率も、重量も確定していないからです。
いま動く価値がある人
・70-200mm F2.8の次の“主力望遠”を探していて、買い替えタイミングが近い人
・屋内スポーツやライブなど、F2.8のまま300mm近辺が頻繁に必要な人
・テレコン運用を含め、機材の一本化で撮影テンポを上げたい人
様子見が賢い人
・価格次第で判断したい人(このクラスは50万円でも高い、150万円でも必要という世界です)
・軽さ最優先で、機材の総重量が限界に近い人
・すでに100-400mmや超望遠単焦点で運用が完成している人
NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S リークのまとめ
新製品の噂は毎週のように流れます。でも、名前だけの噂と写真が出た噂は空気が違います。今回の“最初の画像”は、Zシステムの望遠ラインをどう完成させるかという議論に、具体的な輪郭を与えました。もちろん、これはまだ噂です。確定情報がで次第、「価格」「TC倍率」「重量」「実写でのAFと解像」などの続報を待ちましょう
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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