
12/5発売 フジノンレンズ XF23mm F2.8 R WRの予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ



富士フイルムが、Xシリーズ用の新しい単焦点レンズ 「フジノンレンズ XF23mm F2.8 R WR」 の正式発売をアナウンスしました。焦点距離23mm(35mm判換算35mm)、全長わずか23mm・質量約90gという超小型軽量の「パンケーキ系23mm」。2025年12月5日に単体レンズとして発売されます。
この記事のサマリー

XF23mm F2.8 R WRがついに単体発売され、Xユーザーが待っていた“薄型23mm”を自由に選べるようになった。

X-E5キットで先行登場していた超軽量90gのパンケーキ23mmが、正式にレンズ単体で11/20予約開始・12/5発売。

高解像・小型・防塵防滴を備えた新23mmが、XF23mmラインの選択肢をさらに広げる注目の一本に。
フジノンレンズ XF23mm F2.8 R WRのスペック

富士フイルムが、Xシリーズ用の新しい単焦点レンズ 「フジノンレンズ XF23mm F2.8 R WR」 の正式発売をアナウンスしました。同レンズはすでに、2025年8月発売の 「FUJIFILM X-E5 XF23mmレンズキット」 のキットレンズとして先行登場していました。X-E5とセットでしか手に入らなかった“薄型23mm”が、ついにレンズ単体として予約できる段階に入った、という位置づけになります
商品名 | フジノンレンズ XF23mm F2.8 R WR |
|---|---|
希望小売価格 | オープン価格 |
販売価格 | 57,420円(税込)~ |
発売日 | 2025年11月20日 |
予約開始日 | 2025年12月5日 |
予約・販売URL | |
予約・販売URL | |
公式商品ページURL |
先行登場はX-E5 レンズキットから
XF23mm F2.8 R WRの名前が最初に出てきたのは、X-E5の発表と同時でした。富士フイルムの公式リリースおよび各メディアの報道では、次のスケジュールで案内されていました。
製品名 | 発売時期 |
|---|---|
X-E5 ボディ | 2025年8月発売 |
X-E5 + XF23mm F2.8 R WR レンズキット | 2025年8月発売 |
XF23mm F2.8 R WR 単体レンズ | 2025年12月頃発売予定 |
そのため実際には、
- 23mmパンケーキをいち早く使いたい人 → X-E5のレンズキットを買う
- ボディはすでに持っていてレンズだけ欲しい人 → 12月まで待つしかない
という、かなりハッキリした二択になっていました。今回の正式発売発表によって、ようやく「XF23mm F2.8 R WRのみをレンズ単体で予約して待つ」という、王道の買い方ができるようになったわけです。
XF23mm F2.8 R WRはどんなレンズ?
ここで改めて XF23mm F2.8 R WRの中身を整理しておきます。
項目 | 内容 |
|---|---|
焦点距離 | 23mm(35mm判換算 35mm相当) |
開放F値 | F2.8 |
光学構成 | 6群8枚(非球面レンズ2枚) |
対応センサー | 40.2MP X-Trans CMOS 5 HR対応 高解像設計 |
全長 | 約23mm(マウント基準面〜先端) |
質量 | 約90g |
最短撮影距離 | 20cm |
絞り羽根 | 11枚(円形絞り) |
耐候性能 | 防塵・防滴・−10℃耐低温構造 |
とにかく目を引くのは 23mm/90gというサイズ感。XF27mm F2.8 R WRと並んで “XFレンズ最小・最軽量クラス” で、実質パンケーキレンズのカテゴリに入ります。
非球面2枚を含む6群8枚構成で、画面中心から周辺まで収差を徹底的に抑えた設計。約4020万画素センサーに対応する解像性能をうたいつつ、このサイズに収めてきたのが今回のキモです。
最短撮影距離20cmで、テーブルフォトや小物撮影にも強く、11枚羽根の円形絞りによるボケも売りのひとつ。X-E5のようなコンパクトボディに付けると、「常にカバンに入れておけるスナップセット」 が完成するイメージです。
XF23mmF2 R WRとの棲み分け
Fujifilm Xユーザーにはすでに、同じ焦点距離のXF23mmF2 R WRがよく知られています。こちらは F2 まで一段明るいものの、長さ51.9mm/質量約180g と、サイズも重さもXF23mmF2.8 R WRのほぼ倍。
レンズ名 | 特徴(明るさ) | サイズ・重量 | 想定ユーザー像 |
|---|---|---|---|
XF23mmF2 R WR | F2 の明るさ | 約180g・全長約52mm | 小型ながら“しっかり構えたい”、明るさも欲しい人向け |
XF23mm F2.8 R WR | F2.8 と控えめな明るさ | 約90g・全長23mm | とにかく薄く軽く、Xボディを最大限コンパクトにしたい人向け |
ざっくり整理すると上記のような棲み分けになります。ボケ量や暗所に強くしたいならF2版、日常スナップ・旅スナップの機動力を最優先するならF2.8版、といった選び方になるでしょう。
こんな人に刺さりそう
フジノンレンズXF23mm F2.8 R WRが刺さるのは、たとえばこんな人たちです。
- Xボディをとにかくコンパクトなセットにしたい
- 35mm相当1本で街を歩き回るスナップが好き
- X-E5のキットは気になったけど、ボディは別の機種が良い
- XF27mm F2.8 R WRの描写は気に入っているが、少しだけ広く撮りたい
Xシリーズのラインアップの中で見ても、23mm F1.4 / 23mm F2 / 23mm F2.8 という三段構えになり、それぞれ明るさ重視(F1.4)・バランス型(F2)・機動力特化(F2.8)と綺麗に役割が分かれました。
フジノンレンズXF23mm F2.8 R WRのまとめ
今回の正式発売&レンズ単体予約開始で、Xユーザーの23mm選びはさらに楽しく、悩ましくなりそうです。XF23mm F2.8 R WRが気になって X-E5 キットに「突撃」するか悩んでいた人にとっては、「ボディは冷静に選んで、レンズは単体で予約」という、より現実的な選択肢がようやく揃ったタイミングと言えます。
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