
12/11発売 Sigma 35mm F2 DG Contemporary Eマウントの予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ
シグマのフルサイズミラーレス向けコンパクト単焦点シリーズ「Iシリーズ」に属する Sigma 35mm F2 DG | Contemporary。Lマウントではすでに評価の定まった存在でしたが、2025年11月18日付の公式発表で、ついに ソニーEマウント版リニューアルモデルの発売日が正式決定 しました。
この記事のサマリー

小型・高画質のIシリーズ35mm F2が、ついにソニーEマウントで正式発売。

Lマウントで高評価だった人気標準単が、Eマウントでも同じ操作感と描写を実現。

35mmの“ちょうどいい一本”を求めるソニーユーザーに刺さる注目の新定番。
Sigma 35mm F2 DG Contemporary Eマウントが25年12月11日発売と正式発表

発売日は2025年12月11日。Sigma公式オンラインショップでは 11月20日10時から予約受付が開始しています。Iシリーズの中でも“ど真ん中”の標準画角35mmが、ようやくEマウント向けに正式なリニューアル版として出そろう形です。
商品名 | Sigma 35mm F2 DG Contemporary |
|---|---|
対応マウント | ソニー Eマウント |
メーカー販売価格 | 92,400円(税込) |
販売価格 | 83,160円(税込)~ |
発売日 | 2025年12月11日 |
予約開始日 | 2025年11月20日 |
予約・販売URL | ヨドバシカメラ(更新済) ビックカメラ(更新済) カメラのキタムラ(更新済) フジヤカメラ(更新済) |
公式発表ページURL |
Sigma 50mm F2 DG | Contemporary ソニーEマウント用(ブラック)も合わせて予約開始されており、同じく12月11日発売予定です。
Sigma 35mm F2 DG | Contemporary とは?
あらためて、Sigma 35mm F2 DG | Contemporary(以下 35mm F2 DG)がどんなレンズなのかを整理しておきます。
このレンズは、シグマが「ミラーレス時代の交換レンズに新しい価値を提案する」として立ち上げた Iシリーズ の一員。フルサイズ対応の35mmという“王道の標準レンズ”でありながら、
- 開放F2の適度な明るさ
- 9群10枚構成(SLD1枚+非球面3枚)による高い補正性能
- 最短撮影距離27cm/最大撮影倍率1:5.7の寄れる設計
- フィルター径58mm・重量325gという、スナップ向きのコンパクトサイズ
をバランスよく両立させた、Contemporaryラインの新基準 といえる一本です。
中心だけでなく周辺部まで解像力をしっかり確保しつつ、サジタルコマフレアも丁寧に追い込んでいるため、
- 街歩きスナップ
- 旅行
- ポートレート
- 星景撮影
まで一本でこなせる“万能35mm”として評価されてきました。カリッとした描写とF2開放らしいボケのバランスが良く、「とりあえず35mm1本だけ持って出かける」スタイルにぴったりのレンズです
Iシリーズらしい金属外装と、所有欲をくすぐる作り
5mm F2 DG のもうひとつの魅力は、Iシリーズ共通の 金属外装と高いビルドクオリティ です。
切削アルミによる鏡筒やリングは、見た目の美しさだけでなく、手に取った瞬間のひんやりした感触と、操作したときのクリック感までこだわって設計されています。フォーカスリングと絞りリングの間に入ったヘアライン仕上げのカバーリングなど、細部のデザインも“持っていて気持ちいいレンズ”を意識した作りです。
Iシリーズ名物ともいえる マグネット式メタルキャップ ももちろん付属。レンズ前面に「スッ」と吸い付くあの感触は、一度味わうと戻れない中毒性があります。撮影体験だけでなく、「道具を扱う楽しさ」まで含めて設計されているのが、このシリーズならではのポイントです。
これまでは主にLマウントで高評価。いよいよEマウントへ
35mm F2 DG は、これまで Lマウント(ブラック/シルバー) を中心に展開され、Lマウントユーザーからは「小さくて写りが良い標準単」として高い支持を得てきました。
一方でソニーEマウントは、
- 純正の35mm F1.4 GM
- シグマの35mm F1.4 DG DN | Art
- 軽量系では FE 35mm F1.8
など、選択肢こそ多いものの、「F1.4ほど大きく重くなくていい。でも、しっかりした金属外装で、描写も妥協したくない」というニーズを突くレンズは意外と少ないポジションでした。
今回のEマウント版正式発売により、35mm F2 DGはLマウント/ソニーEマウントの両システムで、ほぼ同じ描写・同じ操作感を味わえることになります。複数マウントを行き来しているユーザーにとっても、「システムを変えても同じ感覚の35mmを使える」というのは大きなメリットです。
発売日とラインアップ展開:IシリーズEマウントリニューアルの流れ
今回の公式発表では、35mm F2 DG だけでなく、IシリーズのEマウントリニューアルモデル全体のスケジュールも明らかになっています。
発売日 | ライン | レンズ一覧 |
|---|---|---|
2025年12月11日 | 第1弾 | 35mm F2 DG/50mm F2 DG |
2026年1月22日 | 第2弾 | 20mm F2 DG/45mm F2.8 DG/65mm F2 DG/90mm F2.8 DG |
2026年2月19日 | 第3弾 | 17mm F4 DG/24mm F2 DG/24mm F3.5 DG |
広角17mmから中望遠90mmまでを一気にカバーする単焦点フルラインアップが、順次Eマウントにそろっていくロードマップです。すべてブラック仕上げ・オープンプライスで、専用フードやマグネット式メタルキャップ、ポーチが付属する点も共通しています。
ソニーEユーザーにとっての「35mm F2 DG」ポジション
では、ソニーEユーザーにとって、35mm F2 DG はどんなポジションのレンズになるのでしょうか。
- F1.4クラスより一回り軽く、気軽に持ち出せる
- それでいてIシリーズならではの金属外装と操作感で、“道具感”はしっかりある
- 星景にも耐えるレベルの周辺描写と、スナップ向きのサイズ感のバランスが良い
という特性から、「GMクラスまでは要らないけれど、35mmは“きちんと写る一本”を一本持っておきたい」というユーザーにジャストミートしそうです。α7 IVやα7C IIと組み合わせれば、休日のお散歩スナップ・旅行での街角スナップ・ちょっとしたポートレート・夜景や星をさらっと撮りたいときまで、ほぼこれ一本でこなせる“標準単のど真ん中”として活躍してくれるはずです。
Sigma 35mm F2 DG | Contemporary Eマウント対応のまとめ
今回の発表は「IシリーズのリニューアルモデルがソニーEマウントでも本格展開されていく」という大きな流れの第一歩でもあります。Lマウントで先行していたコンパクトで写りの良いフルサイズ単焦点・持つ喜びまで含めて設計されたIシリーズの世界観が、そのままソニーEマウントにもやってくる。その中心に位置するのが、この 35mm F2 DG です。ソニーEユーザーで、「GMやArtほど大げさではない、上質な35mm標準単」を探していた方にとって、このレンズは要チェックの一本になりそうです。
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