11/18発売 DJI Osmo Action 6の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

11/18発売 DJI Osmo Action 6の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

DJIから登場した最新アクションカメラ DJI Osmo Action 6は、世界初の可変絞りと新開発の1/1.1型スクエアセンサーを備えた、かなり攻めたフラッグシップ機です。この記事では、予約開始日・発売日・価格・スペックを整理しつつ、Osmo Action 5 ProやGoPro、Insta360といった競合と比較しながら、どんな人に向いているのかを紹介します。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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世界初の可変絞りと新開発の1/1.1型スクエアセンサーを搭載したDJI Osmo Action 6 cameraの特徴を整理。

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販売地域ごとの発売時期の違いと、スタンダード/アドベンチャーコンボの構成・お得度を比較。

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4K120p・最大32倍スロー・4Kカスタムなど動画機能と、可変絞りを活かす実践的な撮り方を紹介。

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Osmo Action 5 Pro・GoPro Hero12/13・Insta360 Ace Pro 2との比較から、「誰がOsmo Action 6を選ぶべきか」を具体的に提案。

目次

DJI Osmo Action 6が11月18日発売と正式発表

DJI公式がOsmo Action 6 cameraの発売を正式に発表しました。Osmo Action 6はまず中国市場で2025年11月13日に発表・発売されており、その約1週間後にグローバル版が正式に登場しました。日本でも2025年11月18日に正式発表され、そのタイミングでDJI公式オンラインストアおよび各種販売店で販売開始しています。

商品名

Osmo Action 6

メーカー販売価格

スタンダード:61,270円(税込)

アドベンチャー:77,440円(税込)

販売価格

スタンダード:60,658円(税込)~

アドベンチャー:76,666円(税込)~

発売日

2025年11月18日

予約開始日

2025年11月18日

予約・販売URL
[スタンダードコンボ]

DJI 公式

ヨドバシカメラ(更新済)

ビックカメラ(更新済)

コジマネット(更新済)

マップカメラ(更新済)

カメラのキタムラ

フジヤカメラ(更新済)
※予約・販売URLは随時更新していきます(11/27更新済)

予約・販売URL
[アドベンチャーコンボ]

DJI 公式

ヨドバシカメラ(更新済)

ビックカメラ(更新済)

コジマネット(更新済)

マップカメラ(更新済)

カメラのキタムラ

フジヤカメラ(更新済)

公式商品ページURL

https://www.dji.com/jp/osmo-action-6

スタンダードコンボとアドベンチャーコンボの2種類が同時発売され、DJI公式ストアと量販店系ECで販売がスタートしています。価格はスタンダードコンボが税込61,270円、アドベンチャーコンボが77,440円と案内されています。

価格とラインナップ:スタンダード/アドベンチャーどちらを選ぶ?

Osmo Action 6は、本体単体ではなく基本的に「コンボ」という形で販売されています。ここではスタンダードコンボとアドベンチャーコンボの違いを整理し、どのタイプのユーザーがどちらを選ぶと満足度が高いかを考えてみましょう。

スタンダードコンボ:必要最低限でスタートするならこれ

スタンダードコンボには、Osmo Action 6本体に加え、下記の同梱物が含まれます。

  • Extreme Battery Plus
  • デュアルディレクション・クイックリリースアダプターマウント
  • 粘着式ベース
  • 固定用スクリュー
  • USBケーブル
  • すべり止めパッド

いわゆる「基本マウント一式」が入っているので、ヘルメットやボードに貼り付けたり、自転車のハンドルに装着したりといった王道の使い方は、これだけで一通りこなせます。バッテリーは1本ですが、最大4時間・実用でも1〜2時間台は十分狙えるため、日帰りの軽い撮影やVlog中心なら不足を感じにくい構成です。

とりあえず一台目のアクションカムとして試したい・後から必要に応じてアクセサリーを足していきたいという方は、まずスタンダードをベースに組み上げるのが無難でしょう。

アドベンチャーコンボ:バッテリーとロッドをまとめて揃えるセット

アドベンチャーコンボは、スタンダードコンボの内容に、下記の同梱物がさらに追加されたセットです。

  • 予備バッテリー2本
  • マルチファンクションバッテリーケース
  • 1.5mエクステンションロッド

バッテリーケースは単なる収納箱ではなく、3本のバッテリーをまとめて充電できる充電器であり、メモリーカードを整理するスロットも備えています。エクステンションロッドは自撮り棒兼ブームとして使えるので、スノーボードやサーフィン、バイク撮影などで迫力あるPOV映像を撮りたい人にはかなり重宝するアイテムです。

別々に買い足すよりセットのほうが総額でお得になるケースが多く、ヘビーに使う予定なら最初からアドベンチャーを選んでしまったほうが結果的にコスパが高くなるでしょう。

どちらが自分向きかを見極める基準

ざっくり言えば、月1〜2回のアウトドア撮影+日常Vlog程度ならスタンダードコンボで十分です。一方、毎週末アクティビティを撮る、遠征や旅行で長時間回しっぱなしにする、というスタイルならアドベンチャーコンボのほうが安心感があります。

特に冬場の雪山や寒冷地では、バッテリーの減りが早くなるため、実質的な稼働時間はカタログ値より短くなります。-20℃までの動作保証があるとはいえ、バッテリー3本体制はメンタル的な保険にもなります。

すでにOsmo Actionシリーズのバッテリーやマウントを一式持っている人はスタンダード、新規で一式揃えたい人はアドベンチャー、という切り分けで考えると失敗しにくいでしょう。

DJI Osmo Action 6とは?最新フラッグシップの立ち位置

まずは、DJI Osmo Action 6がどんなコンセプトのアクションカメラなのかを整理しておきましょう。スペック表を眺めるだけでは伝わりづらい「ポジション」と「得意分野」を押さえると、その後の細かい比較がぐっと理解しやすくなります。

世界初の可変絞りを備えたアクションカメラ

Osmo Action 6最大のトピックは、アクションカメラとして世界で初めて「可変絞り」を搭載したことです。レンズの明るさがF2.0〜F4.0の範囲で機械式の絞り羽根によって変化し、光量と被写界深度を物理的にコントロールできます。

従来のアクションカムはF2.8固定が定番で、明るい屋外ではNDフィルター必須、夜間はISOを上げるしかないという割り切りが必要でした。Osmo Action 6なら、日中はF4に絞ってシャッタースピードを抑え、動画らしい自然なモーションブラーを確保しつつ、夕方や室内ではF2.0に開けてノイズを増やさずに露出を稼ぐ、といった撮り方が可能になります。

「アクションカメラ=なんでもパンフォーカス」というイメージを良い意味で裏切り、マクロレンズ装着時には背景を少しぼかした“ミニシネマカメラ”的な絵作りも狙えるのがポイントです。

1/1.1型スクエアセンサーと13.5ストップのダイナミックレンジ

もう一つの核となるのが、新開発の1/1.1型ほぼ正方形CMOSセンサーです。画素ピッチは2.4μmと大型で、Osmo Actionシリーズとして過去最高クラスのダイナミックレンジ(13.5ストップ)をうたっています。

静止画は約3850万画素(7168×5376ドット)まで対応し、4:3や縦動画用の9:16など、後からのトリミング耐性が高いのが特徴です。スクエアセンサーを丸ごと4Kで記録し、SNSごとに最適な比率で切り出せる「4Kカスタムモード」はまさにこのセンサーありきの機能です。

従来のアクションカムは「横長ベースのセンサーを縦に切り出す」ため、縦動画にすると画角が狭くなりがちでした。Osmo Action 6は最初からほぼ正方形で撮っておき、あとで自由に切る発想なので、横・縦どちらも画角を犠牲にしにくいのが大きな武器になります。

Osmo Action 5 Proからの正統進化ポイント

前モデルのOsmo Action 5 Proも1/1.3型センサーと4K/120fps対応で高い評価を得ていましたが、絞りはF2.8固定でした。

そこからOsmo Action 6では、センサーサイズが1/1.1型に拡大しつつスクエア化され、可変絞りF2.0〜4.0に進化。内部ストレージも47GB使用可能だった5 Proから50GBへ微増しています。

ボディサイズ自体は5 Proと近く、2.5インチの背面タッチモニターと前面スクリーン構成も継承されているため、「操作感はそのままに画質と柔軟性を底上げしたモデル」と捉えるとイメージしやすいでしょう。

主要スペック早見表と競合アクションカメラとの違い

ここからは、Osmo Action 6 cameraのスペックを他の人気アクションカメラと並べて眺めてみます。数字を一度整理しておくと、自分にとってどの項目が重要なのかが見えやすくなります。

Osmo Action 6 / 5 Pro / GoPro / Insta360のざっくり比較

代表的なライバル機をピックアップし、センサーサイズ・最大動画解像度・防水性能などをざっくり比較すると、次のようなイメージになります。

モデル

センサー

最大動画

防水(本体)

特徴

DJI Osmo Action 6

1/1.1型 スクエア 約38.5MP

4K/120p(4:3)

約20m(IP68)

可変絞りF2.0〜4.0・50GB内蔵・4Kカスタム

DJI Osmo Action 5 Pro

1/1.3型 約40MP

4K/120p

約20m(IP68)

固定F2.8・47GB使用可能な内蔵ストレージ・高感度に強い

GoPro Hero12 Black

1/1.9型相当

5.3K/60p(8:7)

約10m

HyperSmooth・5.3K高解像度

Insta360 Ace Pro 2

1/1.3型

8K/30p

約12m

8K撮影・Leica共同開発レンズ

GoProは相変わらず5.3K/60pの高解像度を武器にし、Insta360 Ace Pro 2は8Kに踏み込んでいる一方で、DJIは「解像度よりもセンサーサイズと可変絞り」で勝負していることが分かります。

スペック表の数字から見えるOsmo Action 6の強み

スペックだけを眺めると、「5.3Kや8Kと比べて4K止まりか」と感じるかもしれません。ただ、アクションカムの4K120pを本気で扱う場合、編集・保存の負荷も相当重くなります。現実的には4Kで十分というユーザーが大半でしょう。

その前提に立つと、1/1.1型センサー・2.4μmピクセル・13.5ストップのダイナミックレンジという組み合わせは、解像度以上に絵作りの余裕をもたらしてくれます。暗部を持ち上げても粘る、ハイライトの粘りがある、というポイントは、アクションカムでも編集耐性という形で効いてきます。

さらに可変絞りにより、晴天下でシャッター速度を下げて映画的なブラーを乗せやすい点は、他社の固定絞り機にはない差別化要素です。NDフィルターを毎回ねじ込む手間から解放されるのは、現場でのストレス軽減という意味でかなり大きいと感じるはずです。

逆に弱点・割り切りポイントはどこか

一方で、5.3Kや8Kの高解像度を前提にしたクロップ耐性を重視するなら、GoPro Hero12/13やInsta360 Ace Pro 2といった選択肢のほうが合理的な場面もあります。特に固定カメラとして一台回しっぱなしにし、後から大きくトリミングするワークフローでは、解像度のアドバンテージを無視できません。

また、DJIの色作りは比較的フラット寄りで、D-Log M前提の編集を想定している面もあります。撮って出しで派手なビビッドカラーがほしい、というユーザーにはGoProやInsta360のプリセットのほうが好みに合うケースもあります。

可変絞りとスクエアセンサーが生む画質メリット

Osmo Action 6のスペックの中で、使いこなしという意味で最もインパクトが大きいのが「可変絞り」と「スクエアセンサー」です。ただのスペック自慢で終わらせず、どう画に効いてくるのかをイメージできるように整理しておきましょう。

F2.0〜F4.0の可変絞りが実際に効いてくる場面

F2.0側に開けるメリットは二つあります。ひとつは暗所・夕景・室内でISOを上げすぎずに済むこと、もうひとつはマクロ撮影時に背景をじわっとぼかせることです。特に、別売のマクロレンズを装着すると最短撮影距離が35cmから11cmまで短縮され、テーブルフォトや小物撮影で“寄ってボカす”画づくりがしやすくなります。

逆にF4.0まで絞ると、明るい雪山やビーチでシャッタースピードを過剰に上げなくて済みます。被写界深度も深くなるため、手前のボードと奥の山並みを同時にシャープに写したい、といった場面でも便利です。NDフィルターを付け替えなくてもある程度露出を追い込めるのは、アクションカムとしての運用性を大きく改善してくれるポイントです。

スクエアセンサー+4Kカスタムモードの自由度

スクエアセンサーのメリットは、撮影時に「縦か横か」をいちいち悩まなくていいことです。Osmo Action 6ではセンサー全面を使って4K映像を記録し、後処理の「4Kカスタムモード」で16:9・9:16・1:1など好きな比率にトリミングできます。

これにより、例えばスノーボードの一本のランを撮るだけで、YouTube用の横長動画とTikTok/Instagram Reels用の縦動画を同じクリップから切り出すことができます。カメラを縦に付け替えたり、自撮り棒の向きを変えたりする手間が減るので、現場では「とにかくいい位置にマウントして押すだけ」に集中できるのが強みです。

13.5ストップのダイナミックレンジとD-Log M

Osmo Action 6は13.5ストップのダイナミックレンジをうたい、DJIの10bit D-Log Mプロファイルにも対応します。

日陰から日向へ被写体が飛び出していくようなシーンでも、白飛びや黒つぶれを抑えつつ後からグレーディングできる余白が大きいのは、アクションカムとしてはかなりのアドバンテージです。既にドローンやミラーレスでD-Log Mワークフローを組んでいる人なら、色合わせもしやすく、複数カメラの素材をまとめたときの統一感が出しやすくなるでしょう。

動画撮影機能:4K120p・最大32倍スロー・SNS時代のワークフロー

アクションカメラを選ぶ最大の理由はやはり動画撮影です。Osmo Action 6は4K/120fps、1080p/最大960fps相当のスローモーションなど、現行世代らしい仕様をひと通り備えていますが、注目すべきはこれをどうSNS向けに活かすかという点です。

4K/120fps(4:3)で撮ってから切り出すスタイル

4K/120fpsを4:3アスペクトで記録できるのは、Osmo Action 6ならではの強みです。従来の16:9ベースと違い、縦横どちらにも余白が取れるため、被写体が多少フレームアウトしても後からクロップして追い込める余裕があります。

例えばスケートボードのトリックを撮る場合、オリジナルを4K/120fps・4:3で撮影し、YouTube向けには16:9でトリック全体を見せるカット、Reels向けには9:16で足元アップのスーパースロー、といった具合に、一つの素材から複数パターンを作ることができます。

1080p/240fps→960fps相当の32倍スロー

Osmo Action 6は1080p/240fpsで記録した素材に補間をかけることで、1080p/30fpsの再生時に960fps相当の32倍スローモーションを実現しています。

近年のフレーム補間はかなり自然になっており、水しぶきや砂煙、ドリフト時のタイヤスモークなど、速い動きと細かい粒子が混ざるシーンでは、32倍スローがあるだけで映像のインパクトが大きく変わります。撮影時には「ここは4K120で、ここは1080pスローで」と、シーンごとに使い分けると編集の自由度がぐっと増します。

縦動画時代を意識したオートフレーミングとAI AF

Osmo Action 6にはAIベースのオートフォーカスと被写体追尾が搭載されており、人物や被写体を自動でセンタリングしてくれます。

スクエアセンサーで広めに撮っておき、後から縦長にトリミングしたときでも、被写体がフレームの中央付近に来やすいのは、このAI AFと組み合わせたときのシナジーです。ソロで滑っているときや自撮り棒で自分を撮るときなど、フレーミングを気にしている余裕がないシーンほど恩恵を感じるでしょう。

静止画・マクロ・クリエイティブ機能:写真機としてのOsmo Action 6

アクションカムといえば動画のイメージが強いものの、Osmo Action 6は静止画撮影性能も充実しています。特にスクエアセンサー+マクロレンズ+可変絞りの組み合わせは、ちょっとした商品撮影やフードフォトなら一眼レフに迫る場面も出てきます。

約3850万画素の静止画とトリミング耐性

静止画は約3,850万画素・最大7168×5376ドットで記録可能とされています。

この解像度があると、全身を写したスナップから顔アップをトリミングしてSNS用のアイコンにする、商品全体の写真からロゴ周辺だけを切り出してバナーに使う、といった使い回しがしやすくなります。RAW撮影とD-Log M動画の色味を合わせておくと、サムネイルと動画本編のトーンを揃えやすいのも便利なポイントです。

マクロレンズで“寄りの画”を強化する

別売のマクロレンズを装着すると、最短撮影距離が11cmまで縮まり、被写体にガッツリ寄った映像・写真が撮れます。

料理の湯気、ギターの弦、時計の文字盤、バイクのメカ部分など、「ディテールが命」の被写体を強調したいときには非常に効果的です。F2.0側で撮れば背景が少しとろけ、アクションカムらしからぬ立体感のある描写になります。サムネイル用の静止画も同じセッティングで撮っておけば、動画と静止画のテイストを揃えるのも簡単です。

6種類のフィルムトーンとクリエイティブな色遊び

Osmo Action 6には6種類のフィルムトーンが用意されており、撮影時に画の雰囲気をざっくり決めることができます。

「記録用のフラットなクリップはD-Log Mで」「テンポの速いSNSクリップはフィルムトーンでそのまま仕上げる」といった分け方をしておくと、編集の負荷を抑えながらクリエイティブなバリエーションを出せます。静止画でも似たトーンを意識して撮っておくと、Instagramのグリッド全体に統一感が生まれ、ポートフォリオとして見栄えの良いフィードに育てやすくなります。

手ブレ補正・防水・バッテリー:アクション用途の信頼性

スペックがどれだけ良くても、実際のフィールドで止まってしまったり、すぐにバッテリー切れを起こしたりしては意味がありません。Osmo Action 6は防水・耐寒・バッテリー周りもかなりしっかり作り込まれており、「信頼して任せられる撮影係」になれるかどうかに直結する部分です。

RockSteady 3.0&HorizonSteadyのスタビライズ

手ブレ補正はDJIおなじみのRockSteady 3.0とHorizonSteadyを搭載。歩き撮りやランニング、自転車での走行など、上下動の激しいシーンでも違和感の少ない補正が得られます。

特に水平維持のHorizonSteadyは、ハンドルバーや胸マウントで撮る際に効果的で、カメラ自体が多少傾いたり振られたりしても、地平線をピタッと水平に保ってくれます。ジンバルを持ち歩かなくても「それっぽい映像」が撮れるのは、身軽さを重視するアクション撮影では非常にありがたい点です。

IP68・20m防水&-20℃対応のタフネス設計

本体はIP68防水で、ケースなしでも最大20mまでの水深に対応。専用ダイブケースを使えば60mまで潜れるとされています。

また、動作温度は-20℃〜45℃とされており、冬の雪山から真夏のビーチまで幅広い環境で安心して使えます。内蔵の水圧計がダイブデータを記録してくれるため、ダイバーにとってログ作成の補助ツールとしても機能します。水中での色再現を補う色温度センサーも搭載されており、青かぶりしがちな水中映像を自然なトーンに近づけてくれるのもポイントです。

最大4時間駆動&急速充電のバッテリー運用

バッテリーは1,950mAhのExtreme Battery Plusを採用し、1080p/24fps・理想環境下で最大4時間の連続撮影が可能とされています。

もちろん4K/120pなど高負荷設定にすると実稼働時間は短くなりますが、それでも1時間前後は十分現実的なラインです。約22分で80%までの急速充電に対応しているため、車で移動中や休憩中にマルチバッテリーケースでローテーション充電しておけば、1日の撮影を回し切ることも視野に入ります。

Osmo Action 6はどんな人に向いているか?

ここまでスペックや機能を細かく見てきましたが、最終的な判断材料になるのは「自分の使い方に合うかどうか」です。代表的なユーザー像ごとに、Osmo Action 6がマッチするかどうかを整理してみます。

Vlogger・クリエイター:メインカメラにもサブカメラにも使いたい人

毎日のようにVlogやショート動画を発信している人にとって、Osmo Action 6はかなり心強い相棒になります。スクエアセンサー+4Kカスタムで横・縦を後から切り分けられるため、撮影時点では「とにかく良い位置・良い光で押す」ことだけに集中しても大丈夫です。

メインはミラーレス、サブとしてヘルメットや胸に付けたOsmo Action 6という構成も相性が良く、D-Log Mで色を揃えれば違和感なく一つの作品にまとめられます。「編集耐性の高いアクションカムが欲しい」「縦横両方でコンテンツを量産したい」というクリエイターには非常に向いているでしょう。

アウトドア・スポーツ:一台でオールラウンドにこなしたい人

スキー・スノーボード・マウンテンバイク・サーフィン・ダイビングなど、季節とアクティビティを跨いで遊ぶ人には、タフネス&可変絞りという組み合わせが光ります。-20℃対応と20m防水、さらにダイブケースで60mまで潜れるスペックは、年間を通してフィールドが変わるユーザーにとって頼れる存在です。

特に雪山と水中の両方で使いたい人にとって、「一本のカメラでここまでやれる」のは大きな魅力です。可変絞りを活かせば、晴れた雪面でも白飛びを抑えつつ、夕暮れのゲレンデではISOを上げすぎずに済む、というようにシーズンを跨いで柔軟に対応できます。

既存のOsmo Actionユーザー・他社機からの乗り換え候補

すでにOsmo Action 4や5 Proを持っているユーザーにとって、乗り換えの決め手になるのは「可変絞り」と「スクエアセンサー」の二点です。特に、現在5 Proを愛用していて暗所性能に満足している人ほど、1/1.1型へのアップグレードと可変絞りの組み合わせが気になってくるはずです。

一方、GoPro Hero12/13やInsta360 Ace Pro 2からの乗り換えを考える場合は、「解像度を取るか、ダイナミックレンジと可変絞りを取るか」という選択になります。5.3K/8Kの高解像度クロップ耐性を手放す代わりに、編集耐性と低照度性能を重視するスタイルなら、Osmo Action 6への移行は十分検討に値するでしょう。

DJI Osmo Action 6のまとめ

DJIが発売を開始したOsmo Action 6は、可変絞りF2.0〜4.0と1/1.1型スクエアセンサーという、これまでのアクションカメラにはなかった組み合わせで攻めてきた一台です。中国先行発売ののち、2025年11月18日にグローバルローンチされ、日本ではスタンダードコンボ61,270円(税込)・アドベンチャーコンボ77,440円(税込)という販売価格です。

4K/120fps・最大32倍スローモーション・4Kカスタムモード・OsmoAudio対応など、数字だけ見てもフラッグシップにふさわしい内容ですが、真価は「撮ってからどう使い回すか」にあります。SNS向けに縦横両方を量産したいクリエイターや、雪山から海まで一年中アクティビティを楽しむアウトドア派には、有力な選択肢になるはずです。購入を検討しているなら、自分の撮影スタイルを一度書き出し、「解像度よりもセンサーと可変絞りが効きそうか」を基準に、Osmo Action 6・Osmo Action 5 Pro・GoPro・Insta360を冷静に比較してみてください。


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