
パナソニック、欧州の「LUMIX PRO」を11月30日で終了
パナソニックは欧州および英国で提供してきたプロサポート「LUMIX PRO」を2025年11月30日で終了すると発表しました。既存会員は2025年12月31日までアカウントにログインでき、登録情報の確認やデータのエクスポートが可能です。新規登録は2025年9月18日をもって停止済み。今後の案内は「My Panasonic」への登録で受け取るよう促しています。告知文では、終了の目的を「顧客・クリエイター支援の新たな活動へ再集中するため」と説明しています。
この記事のサマリー

欧州・英国の「LUMIX PRO」は2025年11月30日で終了。

日本のLUMIX PRO/LPSは現時点で継続中。国内ユーザーへの直接的影響はなし。
LUMIX PROとは?

LUMIX PROは、プロ/ハイアマチュア向けの会員制サポート。欧州では対象機材の無償優先修理(目標7営業日)などをメリットとして掲げ、会費は無料、対象ボディ1台登録で加入可能という敷居の低さも特徴でした。終了までの運用は継続されますが、新規の入会はできません。
終了の対象となるのはオーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデンの欧州7か国と英国。欧州の運営母体はPanasonic Marketing Europe で、利用規約にも終了日(2025年11月30日)と新規登録停止日(9月18日)が明記されています。
他地域の状況
今回の告知は欧州および英国のLUMIX PROに関するものです。米国の「LUMIX Pro Services(LPS)」は継続運用されており、現時点で変更予定はないとの報道が出ています(米国LPSのRED/PLATINUMの各種特典は引き続き案内中)。
地域ごとに制度が異なるため、ユーザーは居住地域の公式ページで最新情報を確認してください。
なぜいま終了なのか・パナソニックの思想
終了の目的は「顧客・クリエイター支援の新たな活動へ再集中するため」と説明されています。
「新しい活動へ再集中するため」とのみ触れ、具体策は追って案内される見通しです。プロサポートは各社が競い合う領域ですが、運営コストや利用実態、サポートの地域差などを踏まえた見直しと考えるのが自然でしょう。正式な代替施策や新サービスが示され次第、続報をお届けします。
影響と見通し
短期的には、「優先修理(7営業日目標)」などの特典終了によって、欧州・英国の業務ユーザーは修理計画の見直しが必要になります。一方で、米国のLPSは継続しており、グローバルで一律終了ではない点は押さえておきたいところ。欧州でも、通常の保証・修理受付そのものが即日なくなるわけではなく、あくまでLUMIX PROという会員特典の提供が止まるという位置づけです。
日本国内への影響と見通し
現時点(2025年11月10日)で日本国内の「LUMIX PROFESSIONAL SERVICES(LPS)」に終了告知は出ていません。欧州・英国の「LUMIX PRO」終了は“地域限定の施策”として案内されており、日本は別運用(有償のLPS)で継続表示のまま。つまり日本の会員サービスは当面そのまま、というのが事実ベースの見立てです。
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