
11/7予約開始 LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APOの予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ
テレマクロの「もっと離れて、大きく写す」を軽量ボディで実現させるのが、LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APO。等倍超えの1.5倍、長いワーキングディスタンス、一部マウントでのAF対応という構成を持ちます。この記事ではUltra Macro APOの予約開始日・発売日・価格から、主要スペック、競合との選び分けまでまとめて紹介します。
この記事のサマリー

予約開始は2025年11月7日、販売価格は94,050円(税込)~

最大1.5倍・最短撮影距離30cm・最短WD約147.6mm

AF対応はE/Z/EF(1.5m〜∞)、RF/LはMF専用

最新ファームでM/A(デュアルフォーカス)とフォーカスブラケットに対応

質量は約0.48〜0.52kg、フィルター径62mm、いずれも500g前後
LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APOが11月7日予約開始と正式発表

LAOWA(ラオワ)公式から「180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APO」が正式発表されました。日本国内での予約開始は2025年11月7日。価格はオープンで、予想市場価格は約105,000円(税込)と明記されています。納期の目安は「受注から通常1か月ほど」と案内されています。
商品名 | LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APO |
|---|---|
対応マウント | Sony E / Nikon Z / Canon EF / Canon RF / L-mount |
希望小売価格 | オープン価格 |
予想市場価格 | 94,050円(税込)~ |
発売日 | 受注から1ヶ月ほど案内 |
予約開始日 | 2025年11月7日 |
予約・販売URL | LAOWA公式(更新済) ヨドバシカメラ(更新済) ビックカメラ(更新済) マップカメラ(更新済) フジヤカメラ |
公式商品ページURL |
受注開始日と入手タイミングの見通し
受注開始は2025年11月7日、予想市場価格は税込105,000円と公式から案内が出ました。納期は1ヶ月が目安で年末に撮影には間に合わせられる見込みです。
各種予約サイトでも予約受付が開始されており、マップカメラでは94,050円(税込)での販売が確認できます。
主要スペックと対応マウントを正しく把握
スペック情報も公開されており、主要な値は下記の通りです。
項目 | 値 |
|---|---|
対応フォーマット | フルサイズ対応 |
焦点距離 | 180mm |
最大撮影倍率 | 1.5倍 |
最短撮影距離 | 30cm |
最短ワーキングディスタンス | 約147.6mm |
レンズ構成 | 9群12枚(APO設計) |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
フィルター径 | 62mm |
AFは2系統に分かれ、AF作動範囲は被写体距離1.5m〜無限遠です。
- AF対応:Sony E / Nikon Z / Canon EF
- MF専用:Canon RF / L-mount(Leica L系含む)
光学・機構のハイライト
APO設計で軸上・倍率色収差の抑制を狙い、画角は13.7°。絞り範囲はAFがF4.5–22、MFがF4.5–32です。インナーフォーカスで全長変化がなく、62mm径のフィルターに対応します。
マウント | サイズ | 質量 |
|---|---|---|
ソニーEマウント | φ67.6×134.4mm | 約521.6g |
キヤノンEFマウント | φ67.6×88.4mm | 約484g |
サイズ・質量はいずれも500g前後で携行性が高い数値です。
対応マウントとAF作動範囲
AF対応はE/Z/EF、MFはRF/L。AFは1.5m〜無限遠で、1.5m未満はMFで追い込みます。フォーカスリングを無限遠側のクリック位置まで回すとAFへ切替できます。
EF版は市販のAF対応EF–RFアダプター経由でRFボディでもAFが可能(全アダプターの動作保証はなし)。AF版はEXIF記録用の電子接点とファーム更新用USB Type‑Cを備えます。
1.5倍×180mmが生む“離れて寄れる”撮影メリット
最大1.5倍により、小型被写体を大きく扱えます。180mmの長焦点でワーキングディスタンスに余裕が生まれ、被写体への影響やライティングの自由度確保に寄与します。
ワーキングディスタンスの実利
最短撮影距離30cm時の最短WDは約147.6mm(公称)。撮影者の影を避けやすく、光源やレフの配置の自由度が増します。
短焦点マクロと比べて同倍率でも被写体との距離を取りやすく、構図・光の調整時間を確保しやすくなります。
背景整理と被写界深度の扱い
180mmは圧縮効果により背景をまとめやすく、F4.5でも被写界深度は浅めです。前景を薄く入れて奥行きを作ると主題の分離に有効です。一般的な運用として、必要に応じて絞りやスタッキングを併用します。
AF仕様と最新ファーム(M/Aフォーカス)を使いこなす
AFはE/Z/EFで1.5m〜無限遠、近接域はMFで精密合焦。無限遠側のクリック位置でAFに切替できます。
AFの作動範囲と切替の要点
近接〜1.5mはMF、1.5m〜無限遠はAFという役割分担です。EF版はAF対応のEF–RFアダプターでRF機へのAF運用が可能です。
AFマウントにはUSB Type‑Cポートがあり、ユーザーによるファーム更新に対応します。
M/A(Manual→Auto)フォーカスの実際
最新ファームで「M/A(デュアルフォーカス)」に対応し、マクロ域でもAFアシストとフォーカスブラケットが利用可能になりました。起動はFn長押し(約2秒)→MFで大まか合わせ→半押しでAF微調整→再長押しで解除、という手順です。
実写レビューでは逆光条件でのフレアやコントラスト低下の指摘があり、フード常用と角度調整が推奨されています。
撮影シーンで効くセッティング:ブレ、光、操作を整える
180mm・高倍率ではブレ許容量が小さいため、SS=1/180秒を基準に被写体の動きで調整し、ボディIBISや一脚・三脚・レリーズで安定性を確保します。拡大表示+ピーキングでピント確認を行うと歩留まりが上がります。
シャッター速度と安定化の目安
静物は1/180秒前後、風で揺れる花や昆虫は1/500〜1/1000秒を目安に設定します。絞りはF8〜F11付近を起点に被写界深度と回折のバランスを取ります。動体はAF有効域(1.5m〜)での撮影やM/A併用が有効です。
ライティングとアクセサリーの実効性
等倍超えでは十分な光量が必要です。ツインフラッシュや小型LEDで光の方向・距離を作るとディテールが立ち上がります。関連アクセサリーのKX‑800はGN58(ISO100・m)、約48cmのフレキシブルアーム、LEDフォーカス補助灯を備えた手動発光のツインフラッシュです。
競合との選び方:どんな人にベストか
90〜105mm級の純正マクロ(例:RF100mm、Z105mm、FE90mm)は近接AFや手ブレ補正で汎用性が高い一方、本レンズは1.5倍・長いWD・軽量という要素で差別化されています。屋外で小型生物を驚かせにくい距離を保ちたいケースに適します。
純正中望遠マクロとの住み分け
純正中望遠は接写域でもAF駆動・手ブレ補正を備えるオールラウンダーです。本レンズはAF範囲を1.5m〜∞に限定する代わりに、1.5倍と長いWD、約0.48〜0.52kgの軽量性を得ています。運用要件に応じた選択が可能です。
まとめ
予約開始は2025年11月7日、予想市場価格は税込約105,000円。LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APOは、最大1.5倍・最短WD約147.6mm・AF(E/Z/EF)1.5m〜∞という仕様と、最新ファームのM/A機能により、近接精密・中距離AFの両立を図った望遠マクロです。
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