11/21発売 SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEの予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

11/21発売 SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEの予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

独シュナイダー・クロイツナッハ社とLK SAMYANG社のコラボの大口径標準ズーム「SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE」が正式に発表されました。本日より予約受付も開始されており、発売日、価格、主要スペックなどの確定情報を紹介します。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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発表・予約開始日は2025年11月7日、発売は11月21日。

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正規代理店の販売価格は128,800円(税込)、各予約サイトでも予約受付が開始。

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重量494g・全長102–126mmのF2.8通し。広角24mm始まりの標準ズーム。

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最短0.18m/最大0.27倍(広角側)・9枚羽を採用。

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USB‑CでFW更新、AF/MFスイッチ・カスタムボタン・72mm径を搭載。

SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEが11月21日発売と正式発表

日本国内で11月7日に正式発表され、発売日は11月21日です。SAMYANG(LKサムヤン)の日本における正規販売代理店「ケンコー・トキナー」のサイトや、各量販店サイトでも予約受付が開始されています。

また発売に先立ちInter BEE 2025(11月19日〜21日)でタッチ&トライの案内もされています。

商品名

SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE

対応マウント

ソニー Eマウント

正規代理店の販売価格

128,800円(税込)

販売価格

115,920円(税込)~

発売日

2025年11月21日

予約開始日

2025年11月7日

予約・販売URL

ケンコー・トキナー(更新済)

ヨドバシカメラ(更新済)

ビックカメラ(更新済)

コジマネット

マップカメラ(更新済)

カメラのキタムラ(更新済)

フジヤカメラ
※予約・販売URLは随時更新していきます(11/7更新済)

公式商品ページURL

https://www.lksamyang.com/jp/product/product-view.php?seq=679

主要スペック早見:軽さ・画角・寄れる力を1ページ把握

24–60mmの焦点域、F2.8通し、重量494gという構成です。最短撮影距離は広角0.18m/望遠0.32m、最大撮影倍率は広角0.27倍/望遠0.25倍。フィルター径は72mm、最大径78mm、全長102–126mm、絞り羽根は9枚です。光学系は11群14枚(ASP3・HR3・ED2)、コーティングはUMCを採用しています。

光学・機構の要点をチェック

スペックも公開されており、主要スペックは下記のようになります。

項目

内容

マウント対応

フルサイズ対応 ソニーEマウント

焦点距離

24–60mm

開放絞り値(最小絞り)

F2.8固定(最小F22)

レンズ構成

11群14枚(非球面ASP×3、高屈折HR×3、特殊低分散ED×2)

最短撮影距離

広角端:0.18m / 望遠端:0.32m

最大撮影倍率

広角端:0.27倍 / 望遠端:0.25倍

絞り羽根

9枚(円形絞り)

フィルター径

72mm

最大径×全長

約78mm × 約102–126mm

重量

約494g

AF駆動

リニアSTM(ステッピングモーター)

操作系

AF/MFスイッチ、カスタムボタン(初期設定:フォーカスホールド)

24–70級からの小型化メリット

旧モデルのAF 24–70mm F2.8 FEは大きさ128.5mm×φ88mm、重量1,027gです。今回のAF 24–60mm F2.8 FEは全長102–126mm・494gのため、携行負担の大幅な低減が見込めます。荷物重量の削減は移動の多い現場で有用です。

全長が短いことはジンバルのバランス調整時間の短縮にもつながりやすく、機材準備の段取りを簡素化できます。

“軽くて明るい”を現場で活かす:携行・画角レンジの実用戦略

494gでF2.8通しのため、取材・旅行・イベントなど「1本運用」を想定した用途にも適しています。広角24mmは室内や風景の収まりが良く、60mmまでの標準域はスナップや半身ポートレートに対応可能です。

重量面の効率

旧AF 24–70mm F2.8 FE(1,027g)と比べて約半分の重量です。装備全体の軽量化により、移動が多い撮影での扱いやすさが向上します。手持ち撮影・機材の出し入れが多い場面で運用効率の改善が見込めます。

望遠端60mmでの対応が足りない場面は、必要に応じてクロップや別レンズ併用で補完する運用が現実的です。

24–60mmというレンジ設計

24–35mmは室内や情景把握、50–60mmは人物やディテールの切り取りに適しています。1本運用時でも、広角側と標準側の使い分けで多くのシーンをカバーできます。

高画素機と併用する場合、軽いトリミングで構図の微調整を行いやすい点もメリットです。

寄れる・ぼける:最短0.18mと9枚羽の“絵作り”を支える仕様

広角端の最短撮影距離は0.18m、最大撮影倍率0.27倍。望遠端は0.32m、0.25倍です。標準ズームとして近接性能が高く、テーブルフォトや小物、花などのクローズアップに活用できます。

近接でのワーク

広角側で寄ると遠近感を強調しやすく、被写体を大きく取り込みつつ背景を整理できます。最短付近では被写界深度が浅いため、微調整や連写を組み合わせると歩留まりを確保しやすくなります。

クローズアップレンズや簡易レフ等の軽装備を併用すると、手軽にディテールのコントロール幅を広げられます。

9枚羽×F2.8

絞り羽根は9枚で、カタログでは円形に近いボケ再現がうたわれています。浅い被写界深度を活かし、被写体を強調した表現が可能です。

焦点距離と被写体距離の組み合わせでボケ量を調整し、用途に応じて広角側・標準側を切り替えると設計意図を活かせます。

動画・Vlogでの使いやすさ:静粛AFと堅実な運用機能

小型・軽量のためジンバル使用時のバランス調整が比較的容易です。AFはリニアSTM、USB‑C端子でファームウェア更新に対応。AF/MFスイッチ、カスタムボタン、ウェザーシーリングを備えます。

収音・操作の配慮

駆動音の小さいAFは外部マイク使用時の収音に有利です。AF/MFスイッチやフォーカスホールド初期設定のカスタムボタンは、状況に応じた切替を迅速に行うのに役立ちます。

72mm径は可変NDやPLなどのフィルター運用で選択肢が広く、動画時の露出・質感調整を行いやすい口径です。

アップデート性

USB‑C経由で直接FW更新が可能です。ボディ側との互換性や挙動改善の反映がしやすく、継続運用の安定に寄与します。

ウェザーシーリングは可動部各所に施され、防塵・防滴の保証ではないものの、小雨や粉塵といった軽度の環境変化への配慮がされています。

購入前チェックとおすすめ運用:ボディ・フィルター・現場の組み立て

ボディは手ブレ補正(IBIS)搭載機や高画素機との組み合わせが有効です。フィルター径は72mmのため、可変NDやCPLをこの径で揃えると写真・動画の運用を共通化できます。

ボディ設定のポイント

AF/MFスイッチとカスタムボタンの割り当てを使用環境に合わせて最適化しておくと、撮影時の切替が迅速になります。近接ではピント面が薄くなるため、微調整やステップ撮影で歩留まりを確保します。

画角は24–35mmを情景、50–60mmを被写体寄りに使い分けると役割整理がしやすく、1本での運用時にも対応力を維持できます。

適合するユーザー像

軽量なF2.8標準ズームを必要とし、24mm始まり・近接性能・USB‑C対応・72mm径などの要件を重視するユーザーに適しています。価格と仕様のバランスから、初めてのF2.8標準ズームやサブ用としても検討しやすいモデルです。

旅行やイベント、簡易な商品撮影、Vlogなど標準域が中心のシーンで導入効果が期待できます。必要に応じて望遠や単焦点を併用すると守備範囲を拡張できます。

まとめ

発表・予約開始は2025年11月7日、発売は11月21日。販売価格は115,920円(税込)~。仕様は24–60mm・F2.8通し、重量494g、最短0.18m(広角)/0.32m(望遠)、最大倍率0.27×/0.25×、72mm径、9枚羽、リニアSTM、AF/MFスイッチ、カスタムボタン、USB‑C、ウェザーシーリング搭載です。用途に合うかをスペックとあわせてチェックすると確実です。


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