
11月下旬発売 Canon EOS C50の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ
Mirrorless Rumorsによると、キヤノンが新しいシネマEマウントコンパクトカメラ(おそらくCanon EOS C50)のティーザーを公開しました。詳細は不明ですが、Something new is coming!(=新しい何かがやってくる!)という内容のことです。

この記事のサマリー

キヤノンが新しいシネマEマウントコンパクトカメラのティーザーを公開

2025年9月9日22:00にYouTubeプレミア公開イベントが開催予定

現行のCanon R5 Mark IIの基本スペックをベースに映像制作者向けに特化した新しい機能を搭載

オートフォーカスが優秀で、4500万画素・4K60p撮影・極上のRAW画質を実現

モデル名はCanon EOS RCかCanon EOS C50との噂
Canon EOS C50の最新情報

【9/10追記】Canon EOS C50の国内の商品ページが公開
Canon EOS C50の予約はこちら
トピックまとめ
- 価格:554,400円(税込)
- 発売日:2025年11月下旬発売予定
- 予約開始日:2025年9月12日(金)10時
キヤノン EOS C50 公式YouTube
【9/9追記】Canon EOS C50が正式発表
キヤノンは日本時間9月9日22時、予告どおりフルサイズのシネマカメラ「Canon Cinema EOS C50」を正式発表しました。
Canon EOS C50の正式発表の概要
新開発の約32MPフルサイズCMOSセンサーを搭載し、7Kで最大60pのシネマRAW Light内部記録に対応するなど、噂通りハイスペックな映像性能を実現しています。4Kは最大120p、2Kでは最大180pの高フレームレート撮影が可能で、キヤノンのシネマEOSシリーズとしては初めてセンサー全域を使用した3:2オープンゲート動画記録にも対応しました。これによりアナモフィックレンズの活用や、後からのリフレーミング(縦横クロップ)にも柔軟に対応できます。
リーク情報で伝えられていたとおりDual Pixel CMOS AF IIによる高度なオートフォーカス性能も備え、人物瞳AFや被写体追尾も万全です。まさに噂段階から期待されていた「R5 Cの正統後継」であり、公式発表を迎えてその全貌が明らかになりました。
Canon EOS C50の主要スペック
主要スペックも正式発表により確定しました。新開発の7K対応フルサイズCMOSセンサーは有効約32メガピクセルで、デュアルピクセルCMOS AFの高速性能と相まって静止画も最大毎秒40コマの連写が可能です(電子シャッターのみ)。
感度面ではデュアルベースISO(ISO800/ISO6400)を採用しており、Log撮影時に15ストップ以上のダイナミックレンジを実現します。内部記録フォーマットは12bitのCinema RAW Light(圧縮率の異なるHQ/ST/LTの3モード)に対応するほか、10bitのXF-AVCやXF-HEVCなど豊富なコーデック・記録モードを備えています。
記録メディアはCFexpress Type-BカードとSDカードのデュアルスロット構成で、CFexpressカード側で高ビットレートのRAWや4Kを収録しつつ、SDカード側にプロキシやサブ記録(4K以下の映像)を書き出す同時記録にも対応しています。
なおボディを小型化するため内蔵NDフィルターやSDI端子、EVF(電子ビューファインダー)は非搭載となっており、静止画用のメカニカルシャッターも省かれています(ストロボ同調は不可)。あくまで「動画ファースト」の割り切った設計ですが、そのぶん徹底してコンパクトさと機動力を追求した仕様と言えるでしょう。
Canon EOS C50のデザインと機能面
外観と機能面では、小型ながら拡張性にも配慮されています。ボディ天面に装着する着脱式ハンドルユニットが付属し、これ経由でXLR端子×2(フルサイズの音声入力)やステレオマイク、ズームロッカー、追加のRECボタンなどを利用可能です。
ボディ各所には1/4インチネジ穴が多数設けられ、さらにマウント周囲にはPLマウントアダプター装着用の固定ビス穴も4箇所配置されるなど、プロユースのリグ構築にも耐える設計です。背面のモニターは3.0型約162万ドットのバリアングルLCDで、新たに「輝度ブースト」モードが追加され屋外の視認性が向上しています。
インターフェースも充実しており、フルサイズHDMI端子、USB-C端子(UVC/UAC対応でPC接続によるウェブカメラ機能もサポート)、3.5mmマイク入力・ヘッドホン出力端子、タイムコード入力端子、リモート端子などを搭載しています。ボディ内手ブレ補正は非搭載ですが、電子ISや光学IS対応レンズとの組み合わせで補完します。
電源はおなじみLP-E6NHバッテリーを使用し、7K RAW撮影でも約90分の連続駆動が可能とのことです(より長時間運用したい場合はEOS R5等と共通のバッテリーグリップBG-R20にも対応)。小型ボディに最新技術を凝縮しつつ、必要に応じて拡張・強化もできる柔軟な作りになっている点は好印象です。
Canon EOS C50の同時発表の新製品
同時発表の新製品として、交換レンズではRFマウント対応の「RF 85mm F1.4 L VCM」が公開されました。開放F1.4の大口径中望遠Lレンズで、VCM(ボイスコイルモーター)駆動による静粛かつ高速なAFを実現し、動画と静止画のハイブリッド用途に最適化されたモデルです。こちらは2025年9月中に発売予定で、北米での価格は約1,649ドル(約24万円)とアナウンスされています。
さらにプロ向けシネマレンズとして「CINE-SERVO 11-55mm T2.9」という大口径シネズーム(RFマウント)も発表されました。こちらは放送・映画用途の本格レンズで、価格も桁違いの3万5千ドル級となっており、ハイエンドの専門機材と言えます。同時発表されたRF85mm F1.4とあわせ、EOS C50と組み合わせて使えるレンズ群の充実もアピールされています。
こちらの記事もおすすめ
Canon EOS C50の発売日・価格
発売日・価格について、EOS C50本体は2025年11月頃の発売が予定されており、メーカー想定価格は3,899ドルと発表されています。日本国内での正式価格は未定ですが、1ドル=147円換算で約57万円前後(ボディ単体、税別)になる見込みです。
既に海外では予約受付も開始されており、国内発売に向けても公式サイトや販路で順次案内が出てくるでしょう。長らく噂に上っていた製品だけに注目度は非常に高く、プロ/ハイアマチュア問わず年末商戦の目玉になりそうです。
これは競合のソニーFX3(約50~60万円)と同水準ながら、EOS C50は新開発センサーや7K対応といった付加価値を備える点で強いアピールになります。既に海外では予約受付も開始されており、国内発売に向けても公式サイトや販路で順次案内が出てくるでしょう。長らく噂に上っていた製品だけに注目度は非常に高く、プロ/ハイアマチュア問わず年末商戦の目玉になりそうです。
Canon EOS C50のまとめ
正式発表されたことで、Canon EOS C50の全スペックと特徴が明確に出揃いました。結果的に噂段階のリーク情報は概ね的中しつつ、オープンゲート対応や新開発センサー採用といったいくつかのサプライズもあり、期待を裏切らない内容でした。
キヤノンがこのクラスのシネマカメラに本気で取り組んできたことが伝わる仕上がりであり、ソニーFX3をはじめとするライバル機種に対抗する強力な武器になるでしょう。今後実機レビューや映像サンプルが登場してくると思いますが、サイズと性能のバランスが非常に優れたEOS C50は、多くの映像クリエイターにとって魅力的な選択肢となりそうです。
Canon初の“小型フルサイズシネマ”であるEOS C50の登場で、このジャンルの競争がますます激しくなってきました。今後の動向や評価にも引き続き注目されるでしょう。
【9/9追記】Canon Cinema EOS C50のフルスペックが公開
Canon Rumorsがanon Cinema EOS C50のフルスペックを公開しました。また、YouTuberがEOS C50のレビューをフライング公開し、現在は削除されましたが、その動画のスクリーンキャプチャも公開されています。
Canon Cinema EOS C50のスクリーンショット画像






Canon Cinema EOS C50の主要なスペック
センサー/マウント | フルフレームCMOS/RFマウント |
---|---|
映像解像度 | オープンゲート 3:2:最大 6960×4640(~30p) フルフレーム 17:9:最大 6960×3672(~60p) 4K DCI/UHD、2K/FHD:XF-AVC / XF-HEVC S / XF-AVC S 対応 S35/S16クロップ:RAW対応、最大S16で~150p、FFで~180p |
コーデック/記録 | Cinema RAW(HQ/ST/LT, 12bit) XF-AVC(Intra/L-GOP, 4:2:2 10bit) XF-HEVC S(4:2:2 10bit/4:2:0 10bit) 二枚目同時記録:Proxy/Sub/Relay/Double Slot等(組み合わせはモード依存) |
ダイナミックレンジ/ベースISO | Canon Log 2:15+stop(S35時16stop)、Base ISO 800 / 6400 Log3 / PQ / HLG / BT.709も選択可(各ベースISOあり) |
AF | Dual Pixel CMOS AF、人物/動物検出、瞳AF、トラッキング、エリア可変 |
液晶 | 3.0型/162万ドット/タッチ、屋外見やすさ向上の輝度ブーストあり |
接続 | Wi-Fi(2.4/5GHz)、USB-C(UVC/UAC)、HDMI A、XLR(ハンドル経由)、 SRT / RTP / RTSP配信、Frame.io C2C、Canonリモートプロトコル対応 |
電源 | LP-E6P(同梱)/LP-E6NH対応 |
サイズ/質量 | 143×88×95mm/約665g(本体)、ハンドル等フル装備で約1110g |
静止画 | 電子シャッターで最大40コマ/秒 |
※Canon Rumors上では「CFexpress+SDの組み合わせ」と示唆していますが、Canon Rumors上の表ではSD×1/CFexpress Type-B×2と読める箇所もあり、最終仕様は不明です。
【9/9追記】Canon Cinema EOS C50の基本スペックと画像を公開


Canon Rumorsが、Canon Cinema EOS C50の基本スペックと画像を公開しました。
Canon Cinema EOS C50 基本スペック
- 7K 60P 内部RAW記録
- 4K 120P(クロップなし)
- オープンゲート記録対応
- 静止画解像度 32.3MP
- 最大連写速度 40コマ/秒
- CFexpress Type B デュアルスロット
- SDカードスロット×1
- デュアルピクセル CMOS AF II
- デュアルベースISO
- 価格は4,000米ドル未満(概算換算)
Cinema EOS C50は静止画撮影も可能だということですが、内蔵EVFとメカシャッターは搭載されず、あくまでも「映像撮影が第一のカメラ」とのこと。また、Cinema EOS C50に搭載されるイメージセンサーは、EOS R6 Mark IIIに採用される可能性にも言及しています。
本日日本時間9月9日午後10時にRF 85mm f/1.4L VCMとCine 11-55mm T2.95と同時に発表予定、楽しみに待ちましょう!
【9/8追記】Canon Cinema EOS C50の新しい画像が公開


Canon Rumorsが、EOS R5 Cの後継機であるCinema EOS C50の画像を複数枚公開しました。Canon Cinema EOS C50は、明日日本時間9月9日午後10時に発表予定です。同時にRF 85mm f/1.4L VCMと、EOS Rカメラ用、もしくはおそらくCN-Eシネマレンズ となる可能性のある11-55mmレンズも登場予定です。
これまでリークされた情報は正確ではなく、Canon Rumorsも誤っていくつかを公開してしまい、その後削除したとのことです。現時点で確かなことはCinema EOS C50は写真撮影も可能ですが、内蔵EVFやメカニカルシャッターは搭載されないということです。あくまで「動画カメラとしての位置付け」が第一で、C50は「R5 Cの正統後継」でありながらも、静止画ユーザーよりも映像制作者に強く焦点を当てた設計になっているようですね。
【9/6追記】Canon Cinema EOS C50のティザー動画が公開
Canon USAのInstagramでCanon Cinema EOS C50と噂されるカメラのティザー動画が公開されました。数秒の動画で詳細は不明ですが、日本時間9月9日午後10時に行われる発表の続報を待ちましょう!
【9/3追記】Canon Cinema EOS C50の基本スペック(噂)

Canon Rumorsによると、C50にはEOS R5 Mark IIと同じセンサーは搭載されないとのこと。静止画撮影は可能ですが、その点ではEOS R5 Cとはまったく異なる位置付けになると報じています。また、キヤノンはCinema EOS C50と同時に新しいレンズを発表する可能性があるとのことです。9月に登場すると言及されていましたが、正確な発表日については情報源から特定されていないようです。R5 Cの正統後継というより「完全にシネマ特化のCライン新機種」という立ち位置が強調されていますね。
- 32MPセンサー
- 6K記録
- クロップありの4K 120P
- トリプルベースISO
- デュアルSDカードスロット
- オープンゲート記録
- ダイナミックレンジ15+ストップと主張
- C-Log 2、C-Log 3
【9/3追記】Canon EOS C50と思われる画像を複数枚公開
Mirrorless Rumorsによると、ドイツのYouTuberがCanon EOS C50と思われる新しいカメラのぼやけた画像を複数枚公開しました。カメラの詳細は不明ですが、唯一の情報は、このカメラにバリアングル液晶(完全に可動するスクリーン)が搭載されているということです。EOS R5 Cからよりコンパクトになっていそうですね。日本時間9月9日午後10時に行われる発表の続報を待ちましょう!
Canon EOS C50の噂のスペック
- 3,200万画素 フルサイズセンサー
- オープンゲート対応
- Sony FX3に似たデザイン
- バリアングル液晶
- 9月9日午後3時(ベルリン時間)に発表予定=9月9日午後10時(日本時間)



Canonの新しいシネマEマウントコンパクトカメラが発表か
Canon EuropeのYouTubeプレミアイベントは2025年9月9日15:00(CEST)=日本時間9月9日22:00に開催予定です。サムネイルはCanonの新しいシネマEマウントコンパクトカメラでしょうか。今すぐリマインダーを設定しましょう!
MIRRORLESS Rumorsはこのカメラをテストしている関係者を知っており、関係者によると「このカメラは非常に印象的で、ソニーFX3を打ち負かすだろう」とのことです。さらにMIRRORLESS Rumorsの別記事では、このカメラは現行のCanon R5 Mark IIの基本スペックをベースにしつつ、映像制作者向けに特化した新しい機能を搭載しており、オートフォーカスは優秀で、4500万画素・4K60p撮影・極上のRAW画質を実現するだろうと報じられています。
Photo Rumorsによると、モデル名はCanon EOS RCになる可能性があるとのこと。一方Canon Rumorsでは、Cinema EOS C50と報じています。EOS R5 Cの後継機として、再びR5シリーズをベースとした設計とのこと。APS-Cセンサーを搭載したCinema EOSカメラの投入も予定されていますが、それが来週発表されるかどうかはまだ確認が取れていないとのことです。さらなる詳細は9月9日に公開予定とのことで、今後の発表を期待しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント( X / Threads / Instagram / TikTok / YouTube )で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!