【リーク】LAOWA AF 200mm F2.0の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】LAOWA AF 200mm F2.0の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

いま業界で最も熱い話題の一つが「LAOWA AF 200mm F2.0」。中国SNS発の噂を皮切りに、複数の海外メディアが追随し、対応マウントや重量の具体像まで見えてきました。本記事では最新リークを事実ベースで整理しつつ、発売時期の読み方、価格レンジの予想、純正200mm F2との比較、予約のコツまで実務的に解説します。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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リーク骨子:フルサイズ対応のAF 200mm F2、重量約1.6kg、初期はE/Z/EF、将来X/GFX示唆(いずれも未発表の噂)。

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発表&予約:複数ソースが「近く発表の可能性」を報道—メーカー公式と量販の通知を二重化し初回ロットを狙う。

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価格感:純正200/2(約85–86万円・2.5–2.9kg)を基準に、数十万円台後半の可能性を想定(正式発表待ち)。

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立ち位置:軽さ×価格で優位の余地、IS有無とAF追従は未確認/SIGMA 200/2の噂も平行し、比較前提で判断。

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使いどころ:ポートレート・体育館スポーツ・ステージでF2の一段が効く

目次

最新情報

via: Photo Rumors

【8/15追記】LAOWA AF 200mm F2.0 レンズで撮影されたサンプル画像が公開

SonyAlphaRumorsによると、LAOWA AF 200mm F2.0 レンズで撮影されたサンプル画像を2点入手したとのこと。詳細スペックは未だに多くは明らかにされていませんが、今後の続報を楽しみに待ちましょう。

【リーク】LAOWA AF 200mm F2.0の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
【リーク】LAOWA AF 200mm F2.0の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

via: SonyAlphaRumors

リークの要点:いつ、どこから、何が見えている?

現時点で信頼度が高い一次情報は、中国SNSで拡散した画像・文言を海外の主要噂系メディアが検証・要約したものです。コア情報は「フルサイズAF」「重量約1.6kg」「E/Z/EFから順次、のちにX/GFXも」というポイント。発売前提の表現が増え、複数の噂サイトが『近く発表の可能性』と報じています(未発表)。

情報ソースの信頼度と読み方

Sony AddictはWeiboの文言を複数ソースで突き合わせ、「初期はCanon EF/Sony E/Nikon Z、その後Fuji XとGFX。重量は最大1.6kg」を明記。Photo Rumorsも同趣旨で「フルサイズのAF 200mm F2が間もなく発表」と整理しています。二者の一致は、噂段階としては強いシグナルです。さらには、ぼかし画像・ハンズオンらしき写真を俯瞰し、側面スイッチやFn、後端のアダプター/ドロップイン風の意匠まで言及しています。写真は真偽未確定ですが、UIの方向性を推察する材料にはなります。

リーク写真から拾える“物理的ヒント”

露出されている筐体からは、大口径望遠らしい太い銅鏡と、AF/MFスイッチ、フォーカスリミッター系の配置が透けて見えます。後端部にリング状のパーツが見えるカットもあり、ドロップイン系の可能性を匂わせます(確定ではありません)。この“物理的ヒント”は、AF駆動と現場運用のバランスを想像させる重要な手がかりです。

また、GFX/X対応の示唆は“将来的に”というトーン。特にGFXはフランジやイメージサークルの設計ハードルが高く、対応すればニュース価値は大。Fujirumorsは「もし正しければ、GFX用として初のサードパーティAFになり得る」との文言を添え、注目度を押し上げています。

確度の高いスペックと“有力”スペックの境界線

via: 独立摄影师联合会

via: 独立摄影师联合会

「確度の高い」=複数ソースで一致、「有力」=一次発の表現に留まる、と線引きして整理します。スペックは買い時に直結するため、どこまでが“ほぼ確定”で、どこからが“様子見”かを冷静に見極めましょう。

確定寄り(複数ソース一致)

  • フルサイズ対応の 200mm F2 / AF
  • 初期マウントは E / Z / EF
  • 重量は 〜1.6kg という言及が複数

有力だが未確定(一次情報の温度感依存)

  • X / GFX 展開の“将来示唆”
  • IS(光学式手ブレ補正) の有無(静か…=非搭載寄り?)
  • ドロップインフィルタ的構造の有無
  • AF駆動方式(リニア?STM?USM系?)
  • 最短撮影距離・絞り羽根枚数・フィルター径などの細部

フォーマット・マウント・駆動系

確度高:フルサイズ対応のAF単焦点、初期対応はSony E/Nikon Z/Canon EF。将来のFuji X/GFX展開は“示唆段階”。EFは一眼レフ時代のマウントで、Rボディではアダプター運用の前提になります。AF駆動の具体型(リニア・STM等)は未記載ですが、リークの粒度から見て最終仕様発表直前の工程に入っている可能性もあります。

留意点:GFX対応が実現ならニュース性は特大。ただし“初期”はE/Z/EFの見立てが優勢です。フルサイズ用設計のままGFXでどこまでカバーさせるのか(イメージサークルや周辺特性)は、正式発表で必ずチェックしたい項目です。

重量・サイズ観と比較基準

有力数値は「約1.6kg」。これはニコンのAF-S 200mm F2G VR II(約2,930g)やキヤノンEF 200mm F2L IS(約2,520g)よりも大幅に軽いレンジです。鏡胴素材やフォーカス群の最適化など、総合的な設計で約1.6kgに収めている可能性があります(手ブレ補正の有無は現時点で不明)。

軽量化の恩恵はシャッター速度・姿勢制御・荷姿に直結。とくに屋内競技や長丁場のポートレート現場で「一脚+肩掛け運用」の負担を減らせます。200/2の“描写ご褒美”を日常運用に落とし込めるか、そのカギが1.6kgという数字です。

発売日と予約タイミングの読み方/価格レンジの現実解

「いつ買える?」に最速で答えるには、告知の兆候を複数の経路で観察するのが鉄則。価格は“純正200/2の歴代価格”と“LaowaのAF戦略”を合わせ鏡にしてレンジを出すのが堅実です。

発売・予約のシグナルをつかむ

Photo Rumorsが「発表間近」と報じています。Sony Addictも同趣旨で追随しています。メーカー公式のティーザー→正式発表→予約開始という定番の流れを前提に、アナウンス直後の初回ロットで押さえる場合は通知を二重化(公式SNS+販売店のアラート)しましょう。

販売経路は過去実績からVenus Optics公式/B&Hなどの大手量販が軸。アナウンス直後に商品ページが立つケースが多く、在庫復活通知の登録が功を奏します。国内は取扱店の動きにラグが出ることもあるため、海外通販の選択肢も視野に。

価格レンジの現実的予想

  • 純正の歴代価格:Nikon 200/2(新製時86.1万円)、Canon 200/2(新製時85万円)。
  • 重量差:純正は 約2.5〜2.9kg。LAOWAは 〜1.6kg の見立て。
  • LAOWAの戦略:超広角AFの価格攻めは実績あり。ただし 200/2はコストのケタが違う

歴代の純正200/2は、ニコンが発売当時86万1,000円、キヤノンが85万円。どちらも2.5~2.9kgの重量級でした。Laowaは10mm F2.8 AFを既に市販(B&H価格$799)。同ページのQ&A欄にはソニー機でのインカメラ補正が機能とする実地のやり取りも残っています。。200/2は特殊ガラス・大径鏡胴・精密AFが絡む難物。価格は未定。純正200/2の発売時価格レンジやLaowaの近年の価格戦略を踏まえると、“数十万円台後半〜”の可能性も想定できますが、正式発表を待って判断するのが妥当です。

なお、同時期に噂のSIGMAの200mm F2は“8/19発表の可能性”が複数の噂サイトで報じられ、重量2kg未満/フィルター径105mm/白鏡胴/E・L対応などの未確定情報が流通しています。価格競合が発生すれば、発売直後の値付けに変動要素が増える点は頭に入れておきましょう(SIGMA情報は噂段階)。

マウント別の“買ってから困らない”要点整理

初期対応はE/Z/EF、のちにX/GFX示唆、ここから導ける実務的な論点は多いです。運用イメージを事前に具体化しておくと、予約の成否が変わります。

Sony E/Nikon Z/Canon EFの現実味

  • 直付けの安心感。ボディ内手ブレ補正(IBIS)前提の運用に馴染みやすい。
  • AF追従は実写レビュー確認まで“保留”。望遠のAFは超広角のそれと別ゲーです。
  • R機で使うなら純正アダプター推奨。通信の安定は正義。
  • バランスはレンズ側三脚座を握るイメージで。フット+一脚が実戦の解。

E/Zはミラーレス直付けでシンプル。EFは一眼レフ時代のマウントゆえ、EOS R系ではアダプター前提になります。AF制御やボディ側補正の連携度合いは正式仕様待ちですが、LaowaのAF実績(10mm F2.8)から「基本的な通信はこなす」路線に期待は持てます。

RシステムでのEF運用は、純正アダプターの選択が安定策。Z/Eでの電子補正や距離情報の扱いなど、初期ファームの“癖”は想定しておくとストレスが減ります。重量級ゆえ、ボディ剛性と三脚座の質感も合わせて検討しましょう。

Fuji X/GFX展開の意味

  • Xで200mm=300mm相当。体育館スポーツや舞台、動物園で刺さる。
  • GFXは四隅の星像・周辺減光・AF追従など“検証項目”が増える。初期ロットは人柱覚悟で。

APS-CのXで200mmは300mm相当。競技・野鳥・舞台で“一段深い望遠+薄い被写界深度”が得やすく、手札の広がりは大です。GFXはそもそもAFサードパーティがほぼ皆無な領域。対応実現なら市場的インパクトは特大で、GFXユーザーのレンズ戦略が刷新されます(現時点では“将来的示唆”)。

フルサイズ設計のGFX運用では、四隅の収差/減光やAFの被写体追従など、検証項目が増えます。予約初期ロットで攻めるなら、返品条件と初期ファームアップデートの提供形態を事前に確認しておくと安心です。

競合比較:純正200mm F2と“もう一人の新顔”

選び方の軸は「重量」「価格」「AF世代」「ISの有無」「マウント」。ここを冷静に重ねると、各選択肢の解が見えてきます。

Nikon/Canonの200mm F2を基準に置く

  • Nikon AF-S 200/2G VR II:約2.93kg、VR、当時86.1万円。画は神。
  • Canon EF 200/2L IS USM:約2.52kg、IS、当時85万円。華やかで芯が強い。
    完成度・AF・IS・サービス網は純正が鉄壁。対してLAOWAは 軽さ×価格 で勝負。

AF-S NIKKOR 200mm F2G VR IIは約2.93kg・発売当時86万1,000円・VR II搭載。EF200mm F2L IS USMは約2.52kg・発売当時85万円・IS搭載。いずれも“神レンズ”の描写で知られますが、重量と価格が壁でした。Laowaが1.6kg帯で来るなら、運用コストの壁を一段低くできます。

ただし、純正はAFアルゴリズムとISの完成度が武器。動体での歩留まり、逆光・フレア耐性、サービス網まで含めると、総合点は今も高い。軽さと価格をとるか、完成度と安心をとるか、用途で割り切るのが賢い判断です。

噂のSIGMA 200mm F2:棲み分けは成立する?

  • SIGMA 200mm F2:2kg未満・E/L対応・白鏡胴・大径フィルターという観測情報あり。
    → 並走すれば、ユーザーは 「描写の味」「AF性格」「価格」で選べる。数週間様子見も合理的。

SIGMAは「2kg未満・白鏡胴・105mmフィルター・E/L対応・8/19発表説」と報じられています。仮に実現なら、Laowaより重く、純正より軽い“中庸”の立ち位置に。価格も上振れしやすい見立てで、Laowaは“軽さ×価格”で差別化する構図が見えます(いずれも噂段階)。

二者並走のメリットは、ユーザーが「描写の味」「AF性格」「価格」を比較できる点。初回ロットの作例・AFテストが出そろうまで、数週間様子見も合理的な戦略です。

200mm F2が“刺さる”シーン:導入の勝ち筋

200/2は“圧縮×極薄DOF”で画の空気が変わる焦点域。導入コストに見合う勝ち筋を明確にできる人から、投資回収が進みます。

  • 屋外ポートレート:雑多な背景を一刀両断。“被写体だけ光って見える”あの感じ。
  • 体育館スポーツ:F2の一段が SS↑ か ISO↓ に直結。歩留まりが目に見えて変わる。
  • 舞台・ライブ:黒背景に浮かぶ表情を、200mmの圧縮×薄いDOFで。
  • 動物園:柵・背景を溶かし、“そこにいる感”を演出。
  • 天体・星野:ここは発表後の実写検証待ちだが、F2・200mmは古今東西“旨い焦点域”。

ポートレート:魔法の薄さを現実にする

70-200/2.8とは別物の“平面感とボケの層”。「国内外のレビューでは、200mm F2はポートレートで“背景分離・圧縮効果が際立つ”と高評価。70‑200/2.8と“別物”の画作りを指摘する声が多い、という傾向があります。屋外の混雑背景でも被写体だけが浮く効果は絶大。ワンショットで仕事を決めたい場面の武器です。

一方で“離れ”が必要になるため、ロケ地選びやコミュニケーションの工夫は不可欠。AFの食いつきと歩留まりを、初期ロットの実写報告で必ず確認しましょう。

屋内スポーツ/ステージ:速い被写体と暗所

F2の一段分はSSもISOも救います。体育館・アイスアリーナ・ライブハウスで、被写体の動きを止めつつノイズを抑えられるのは明確なアドバンテージ。画角固定ゆえ立ち位置の設計が重要ですが、軽量級の1.6kg帯なら“一脚+移動”の自由度も現実的です。

スポーツではAF-Cの追従特性が肝。Laowaは10mm AFでAF製品の量産実績を得ていますが、200mm級望遠ではAF負荷や追従条件が異なるため、発表後の初期レビューで歩留まりの検証が必須です。被写体認識との連携や逆光下の挙動は、貸出機レビューを待ってから判断しても遅くありません。

運用のリアル:1.6kgクラスを味方にする装備と所作

軽いとはいえ1.6kg。勝手知ったる装備と所作が、導入満足度を決めます。買う前に“現場の動き”まで想像しましょう。

支持機材:三脚座の活用と一脚運用

  • 一脚+レンズフットの“軽預け”でブレと疲労を減らす。
  • ショルダーはレンズフットにストラップを通す。重心が安定
  • 右肘を腹に当て、左手は三脚座をつまむ。
  • AF迷いを感じたら潔く MF置きピンへ。200/2はそれで勝てる。

三脚座は必ず活用。手持ち主体でも、一脚に軽く預ける“浮かせ構え”でAF安定と歩留まりが改善します。長丁場はストラップを三脚座に通すだけで疲労が段違い。フットワークが命の現場ほど、1.6kgの軽さが効いてきます。

移動時はバランスの良いバッグとレンズフットの保護を。純正200/2で培われた“重量級の常識”は、そのままこのクラスにも適用できます。軽い=雑に扱える、ではありません。

露出設計:F2の一段分をどう配分するか

  • ポトレ基準:F2固定/SS 1/500〜1/1000/ISOは妥協点を探る。
  • 屋内スポーツ:F2固定/SS 1/800〜1/1250/ISOは6400〜12800覚悟。
  • 逆光は+1/3〜2/3EVと一段絞りでフリンジ抑制。

シャッター速度に振るか、ISOを落とすか。被写体の動きと光量で毎回最適解が変わります。背景ボケを維持したい場面はF2固定で、SSとISOをトレード。意図を通すために、露出は“先に決める”。これが200/2運用の肝です。

ブリージングの度合い、近接描写のコントラスト、フリンジの出方は、早期レビューを要チェック。大口径望遠は個性が出やすく、描写の“味”が選択理由になります。

AFと通信の期待値:10mm AFの前例から逆算

Laowaは10mm F2.8でAFに踏み込み、実地の評価とQ&Aが蓄積されています。200/2のAF性格を占う上で、ここから“できること/未対応”を推定するのは有益です。

  • LAOWAは超広角AFで“商品として成立”させた実績あり。ただし 望遠AFは別競技
  • 被写体認識AFとの連携低照度での迷い逆光での粘りは、最初のファームで化けることもあれば、数カ月かけて熟成することもある。
  • 買ってすぐ本番の人は、代替プラン(70-200/2.8など)をバックアップに。

インカメラ補正やMF併用などの挙動

10mm AFではソニー機のインカメラ補正が機能し、MF併用も可能との事例が確認できます。通信・制御は一定の成熟度に到達。望遠AFでの追従は別次元ですが、「基本の土台」は既に持っていると言えます。

200/2で重要なのは被写体認識AFとの連携や、低照度でのハンチング抑制。ここは正式発表の仕様と初期ファームの完成度次第。アップデート体制やレンズ側USB端子の有無も、購入判断の一要素です。

テレコン・クロップ運用:300mm F2.8相当の世界へ

現時点でテレコン適合は未確認。とはいえ、クロップやマウント選択で“画角を伸ばす”余地は多いです。予約前に狙う画角を言語化しておきましょう。

  • 公式テレコン適合は未確認。現状は APS-Cクロップを主戦略に。
  • XボディやE/ZのAPS-Cモードで 約300mm相当。被写体との距離が稼げて、構図も組みやすい。
  • テレコンは物理干渉・AF遅延・描写低下の三重リスク。公式OKが出るまで待ちが安全。

APS-Cクロップでの実効画角

リークでもFuji Xで“300mm相当”に触れられています。APS-C運用は被写体と背景の距離を程よく稼げるため、ポートレートでも“抜け”の良い絵を作りやすい。SS稼ぎにも効くので、体育館スポーツでもメリットは明確です。

テレコンは物理的干渉・AF遅延・描写低下の三重リスクがあります。適合可否が出るまでは、クロップ前提の運用計画で設計しておくのが安全策。まずは素の200/2で歩留まりを固めましょう。

購入前チェックリスト:予約前に必ず確認したいこと

“初物”を気持ちよく迎えるための点検項目。ここを押さえるだけで後悔の確率は激減します。スクショ保存して使ってください。

  • 公開スペック:重量/最短距離/絞り羽根/フィルター径
  • マウント別相性:AF機能連携/ボディ内補正の挙動
  • 付属品:三脚座の仕様/フット形状(アルカスイスタイプか)
  • ファーム更新:方法(USB端子/ドック)と更新頻度の目安
  • 販売:返品条件/保証/納期
  • 比較:純正200/2の中古相場/SIGMAの動き/70-200/2.8からの置き換え妥当性

仕様・相性・サポート

公開スペック(重量・最短・絞り羽根・フィルター径)、対応マウントとボディの相性(AF機能の連携、ボディ内補正の挙動)、初期ファームと更新手段、国内サポートの窓口を確認。販売店の返品条件も合わせてチェック。

純正200/2やSIGMAの動向も並行モニター。比較対象の価格・重量・IS/OSの有無で自分の用途に最適化できるかを吟味しましょう。

どこで買う?予約と在庫追跡の実務

スムーズな予約・購入は情報の“初動”で決まります。公式と量販のアラート設計で、発売日に差を付けましょう。

  • メーカー直販+海外量販の通知は必ず登録。
  • 「商品ページ出現 = 発表間近」の合図。RSS / X リスト化で取りこぼしを防ぐ。
  • 初期価格が落ち着くのは数週間〜数カ月急ぐなら初回、合理なら2〜3波で。

メーカー直販と大手量販

Venus Optics公式、B&Hの動きは速い傾向。商品ページ公開→プレスリリース→予約開始の“タイムラグ”は短いので、事前のウィッシュリスト登録と通知設定が効きます。国内の取扱は告知から少し遅れる場合があるため、海外通販のオプションも用意を。

在庫復活通知と価格変動の履歴を記録しておくと、買い逃しと買い急ぎを回避できます。価格が落ち着くのを待つ戦略も、比較が出そろう最初の数週間は有効です。

初期レビューで必ず見るべき“描写の勘所”

200/2の価値は描写で決まります。初期レビューが出たら、ここだけは必ずチェックを。

  • F2開放のコントラスト/肌の階調
  • 玉ボケの縁取り(年輪・玉ねぎ・二線)
  • 軸上色収差(パープル/グリーン)
  • 逆光耐性(ベール・ゴーストの出方)
  • 周辺減光と像面湾曲
  • AF追従(被写体認識あり/なしで差が出るか)

コントラスト・逆光耐性・収差

F2開放のコントラスト、玉ボケの縁取り、LoCA/軸上色収差、逆光でのベールやゴースト。純正200/2はコート&ISでの総合完成度が高いだけに、Laowaがどれだけ詰めてくるかは最重要。被写体・距離を変えた複数作例で判断しましょう。

周辺減光と像面湾曲の出方も要確認。特にGFX対応が見えるなら、フレーム外縁の整い具合は作品の品位を左右します。

ポートレート運用の具体論:現場で結果を出す設定と立ち回り

薄すぎる被写界深度を味方にするには、技術+所作の両輪が必要です。難しさはありますが、ハマれば“別格”です。

  • 立ち位置:被写体—背景の距離を 2m以上。背景の線を意図的に溶かす。
  • 設定:F2/SS 1/800(風含む)/ISOはロケーションに応じて。
  • AF:顔→瞳優先。ただし“迷い”を感じたら MF+置きピン+短連写で面制圧。
  • 逆光:レフか小旗でケア。等倍でフリンジを必ず確認。

設定の優先順位と歩留まり設計

F2固定+SS 1/500~1/1000秒基準、顔検出を軸にAF-C。背景との距離を1.5~3m確保し、被写体との会話で立ち位置を微調整。撮って出しで“作品感”が出るのが200/2の強みです。Fstoppersの示すとおり、70-200/2.8にはない面構成が絵に出ます。

屋外逆光は一段絞ってフリンジを抑え、フレアは旗や手でケア。連写は短く刻み、ミスを“面”で潰す。レンズの性格を早期に掴めば、現場の勝率はすぐ上がります。

ステージ/スポーツ運用:F2の一段分で勝ち切る

被写体まで距離がある現場ほど、200/2の“抜け”が効きます。薄暗い会場での余裕は、撮影者の判断を加速させます。

  • 体育館:F2/SS 1/1000/ISO 6400〜12800。一脚は必須
  • ステージ:照明リズムに合わせて露出ロック。置きピンの場所を先に決める。
  • 移動:1.6kgは“動ける重量”。ポジション変更で画を更新し続けるのが勝ち筋。

体育館・リンク・ホールの現実解

ISOを一段落とせる/SSを一段上げられる、この差は画質と歩留まりの両方に効く利得。流し撮りで背景を飛ばしつつ被写体の輪郭を残すアプローチも現実的な選択です。1.6kg帯ならポジション移動の負担も許容範囲に。

ステージでは“フォーカスが置ける位置”を決め、身体のスイングで合わせる所作が有効。AF任せで外すより、意図して置くほうが歩留まりが上がる場面も多いです。

歴代200mm F2の“基準値”を理解しておく

新顔を正しく評価するには、基準が必要です。Nikon/Canonのスペックと発売時価格を“物差し”に置きましょう。これだけで判断の精度が上がります。

Nikon AF-S 200mm F2G VR IIの基準

重量約2,930g希望小売価格86万1,000円(2010年10月1日発売)。VR IIは約4段の手ブレ補正効果と案内されました。ED/Super EDの構成・ナノクリで逆光にも強い評価。サイズは約124×203.5mm、最短1.9m、9枚絞り。今なお中古相場が高止まりする理由は“総合点”にあります。

運用面では一脚前提の現場が多く、移動動線の設計が必須。軽量化された候補が出れば、ここが大きく緩みます。Laowa 1.6kg帯の意味は、この比較で一層クリアになります。

Canon EF 200mm F2L IS USMの基準

約2,520g/IS搭載/発売当時85万円。蛍石・UDで軸上色収差を抑え、手ブレ補正(IS)は当初4段表記でしたが、その後5段表記とする資料もあります(文献により差異)。EF 200mm F2L IS USMは最大径×長さ約128×208mm、最短撮影距離1.9m、絞り羽根8枚、重量約2,520g。IS表記は資料で4〜5段の差異があります。EOS R世代でもEF-EOS Rで資産活用できる点は今も魅力です。

描写は“華やかで芯がある”方向性。ISの安心感と合わせ、仕事道具としての信頼は鉄板。これを軽さと価格で崩しに行くのが、今回の新顔たちのテーマです。

Laowaの“AF実績”という裏付け

「本当にAF大口径を作れるの?」この懸念に対し、10mm F2.8 AFが“動いている現実”は強い裏付けです。超広角と望遠は別ゲームですが、通信と量産の経験値は確かに積まれています。

10mm F2.8 AFの実績から見えること

Laowa初のAFとして市場投入され、B&HのQ&Aにはインカメラ補正の動作やMF併用の可否まで実地のやりとりが残っています。AF製品の顧客サポートと情報流通が既に回っているのは重要な基盤です。

200/2ではAF負荷と駆動トルクが跳ね上がります。とはいえ“AFを商品として成立させた”経験がゼロではないことは大きい。最初のファーム更新のスピードで、メーカーの本気度が見えてきます。

最終チェック:あなたはどのシナリオで買う?

“今すぐ予約”か“比較後に決断”か。用途とリスク許容度で、最適シナリオは変わります。冷静に選びましょう。

初回ロットで攻める人へ

あなたが狙う現場が“今この瞬間”から続くなら、初回確保は合理的。返品条件・初期不良対応・アップデート手段を押さえ、必要アクセサリー(一脚・プレート・保護)を先行手配すると失敗が減ります。

作例・AFテストの出揃う前に動く代わりに、買い直しの損失を最小化する計画を。相性が合わなければ早めに手放し、SIGMAや純正に乗り換える選択肢も用意しておきましょう。

まとめ

LAOWA AF 200mm F2.0は、現時点の“複数リーク”では、フルサイズ対応のAF 200mm F2/重量は約1.6kg/初期はSony E・Nikon Z・Canon EF、のちにFujifilm XとGFXに展開“予定”とされています(いずれも未発表の噂段階)。発売は間近の気配。価格は純正200/2の基準から逆算し、60万円前後までを現実的レンジと見ておくのが安全策でしょう。予約は公式&量販の通知を二重化し、初回で掴むか、SIGMA含む比較材料が揃うまで待つかを用途で決める。大事なのは、あなたの現場で“勝てる理由”が明確かどうか。その答えが「YES」なら、F2の一段を武器に今シーズンの絵を更新しに行きましょう。

【注意】本稿で扱うLaowa AF 200mm F2は、公式未発表のリーク/噂ベースの情報を含みます。仕様・対応マウント・価格・発売時期は変更の可能性があります。最新の公式発表や販売店ページを必ず確認してください。


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