Fujifilm GFX Eterna(エターナ) リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ




2025年のフォト・ビデオ業界をもっとも揺さぶっている噂―それが中判シネマカメラ「Fujifilm GFX Eterna(エターナ)」です。今回流出したスペックや実機画像を手がかりに、発売時期の予測からライバル機種とのガチ比較までを一気に深掘りします。読めば来るべき正式発表の日に備えた準備が整うはず。さあ、新世代ムービーカメラの全貌を体感しましょう。
この記事のサマリー
中判×シネマ──44×33 mmセンサーで8.3K/60 Pを叩き出す“唯一無二”のムービーカメラ。
可変電子ND0.6‑2.4&アクティブ冷却で炎天下も夜景もワンオペOK。
Eterna Vivid&F‑Log3が肌色と階調を両取り、RAW+ProRes同時記録で編集フローも激速。
新設計1.1 kgボディはジンバル・ドローン直行便、Bluetoothフォローフォーカスにも即応。
FX6/C70/BMPCC6K Proをぶっちぎる解像感と立体感で、映画監督からYouTuberまで導入ラッシュ。
GFX Eternaの核心ポイントを整理

Eternaは44 × 33 mmの中判センサーで全画素読み出し8.3K/60 PのRAW記録を実現する見込みです。“フィルムライク”を追求してきたFujifilmが、Eternaフィルムシミュレーションをその名に冠した点は象徴的。可変電子ND0.6〜2.4内蔵、冷却ファン標準装備など本格運用を想定した仕様も判明しました。趣味から業務まで幅広く刺さるポテンシャルを感じさせます。
中判センサー×8.3Kの映像インパクト
スーパー35やフルサイズでは得られない深い階調と立体感が中判の持ち味です。8.3K記録時でも全画素読み出しと噂され、クロップによる画角変化がないためレンズ本来の表現を損ないません。大型センサーゆえのボケ量は、シネマ用T1.5単焦点と組み合わせるとさらに際立ち、被写体を情緒豊かに浮かび上がらせます。
加えてFujifilm独自の色科学がEternaガンマカーブに最適化されると言われ、肌色再現に定評のあるVariCamやAriカラーに迫るとの声も。実際のテストフッテージでは夕景のマゼンタが破綻せず滑らかに残っており、グレーディング耐性にも期待が高まります。
可変NDと冷却システムが現場を救う
屋外でT1.5開放?可変電子ND0.6‑2.4をクルっと回して即減光。屋外撮影で開放T値を使いたいとき、内蔵可変NDが瞬時に1/4 〜 1/256の減光をカバーします。外付けフィルター交換の手間がなく、ジンバルやドローン運用も効率アップ。センサー前の電磁駆動式シャッターとの連携でローリング歪みも抑えられる構造です。
長時間収録時の発熱はシネマ機の永遠の課題ですが、EternaはMagnesium Alloy + アクティブファン構造を採用。メーカー公称では25 ℃環境で8.3K/60 Pを連続90分以上回し続けてもサーマルカットに達しないとの内部資料も流出しています。ジンバルでもドローンでも「熱停止」で青ざめる心配がほぼ消えます。
発売日・価格帯の最新予測
- 正式発表:2025年9月「X Summit Tokyo」濃厚
- 発売:同年11月下旬と見る向き多数
- 予想価格:ボディ約140万円、シネマキット約175万円
- 早期予約特典:Premista レンズレンタルクーポン(噂)
FX6並みの値札で中判に手が届く…冷静になれというほうが無理です。
正式発表は2025年9月「X Summit Tokyo」で、発売は同年11月下旬が本命と見られます。ボディ単体希望小売価格は約140万円前後、バッテリーグリップとXLRユニットを含むシネマキットが約175万円になる見込み。Sony FX6並みのプライスタグですが、中判センサーを考慮すると驚異的な攻め値と言えるでしょう。
早期予約特典として「Premista レンタルクーポン」が付属する情報もあり、本格シネレンズを試すチャンスが広がる点は映像制作者に朗報です。
センサー性能と映像フォーマットを深掘り

GFX Eternaの有効4,048万画素裏面照射センサーは、14+ Stopの広ダイナミックレンジを確保しつつ、デュアルゲインISO800/3200切替を採用。
カラーサイエンスとLOGカーブは新開発「F-Log3」と「Eterna Cinema Gamma」に対応し、高ビット深度でのポストプロダクションを強力に後押しします。
RAW・ProRes両対応でワークフローを最適化
- 内部:8.3K/60 P 12bit Cinema RAW Light
- 外部SSD:4.1K/120 P ProRes 422 HQ
CFexpress Type Bダブルスロットにより、8.3K/60 P 12bit Cinema RAW Lightと4.1K/120 P ProRes 422 HQを同時記録できるモードを搭載。デイリース作成用の軽量ファイルを内蔵カードに、RAWを外部SSDへ出力する二層運用を想定した設計が光ります。
Frame.io Camera to Cloudにもネイティブ対応することで、収録直後に編集チームと素材を共有可能。撮影地が海外でもクラウドで即座にオフライン編集へ移行でき、インディーズから放送局まで幅広い現場の時短に貢献します。
オーバーサンプリング4.1K/120 Pの意義
多くの中判機は高速フレーム時に大幅クロップが入りますが、Eternaは1.12×クロップで4.1K/120 Pを実現するとのリーク。被写界深度の浅さを維持したままスローモーションが撮れるため、スポーツCMやMVでの抜け感演出に重宝します。
さらに4:2:2 10bit内部収録時でもAll‑Intra 600 Mbps設定が選択可能で、編集耐性と画質を両立。Log撮影後のカラーマッチングが格段に楽になるとテストユーザーから好評です。
フィルムシミュレーション「Eterna Vivid」初搭載
- Eterna Vivid:コントラスト強め、でもハイライトは品良くロールオフ。
- F‑Log3:14+ Stopの懐に全部放り込める万能袋。
Premiere ProでLUTを当てれば、クライアントの「もっとシネマっぽく」を3分で叶える魔法陣が完成です。
既存のEterna/Classic Chromeを基にシネマ用途へ最適化した新プロファイル「Eterna Vivid」を搭載。彩度を抑えつつ中間トーンのコントラストを引き上げ、ハイライトのロールオフを滑らかに調整。バイパスグレード風の硬質ルックがカメラ内完結で得られます。
現場モニターで最終トーンを確認できるため、ディレクターとカメラマンの色味認識ズレを軽減。クライアントワークでも“撮って出しOK”の場面が増え、納品速度向上に直結します。
機動力を高める新設計ボディと操作系

外形寸法は従来GFX100 II比で幅‑7 mm・奥行‑4 mmに縮小。ハンドグリップは業務用ENGに近い45°傾斜を採用し、トップハンドルを外しても片手運用が安定する設計です。背面は3.5型204万ドットチルト液晶+2.36MドットUIパネルの二層構造で、メニュー操作と波形モニタを同時表示可能。
直感的なボタンレイアウト
録画開始ボタンは赤色LEDリング付きで暗所でも視認性良好。Fn1〜3にはNDプリセット、LUT切替、AF被写体設定を割当てる初期ロードアウトが公開されています。十字キーを廃し、ジョイスティック+ホイールの二刀流にすることでグローブ装着時の誤操作を防ぎます。
ユーザー登録を行うとスマホアプリ経由でシステム設定をクラウド保存可能。レンタル同型機を使う場合もQRコード一つで自分のレイアウトを瞬時に再現できるのは革新的です。
電源・メディア周りの進化
バッテリーは新開発NP‑W390で、8.3K/30 P RAW記録を約140分駆動。USB‑C PD給電に加え、V‑mount無線電源アダプタによりケーブルレス化が可能です。CFexpress公式推奨カードの最大書込速度は1,800 MB/sとされ、ハイビットレート記録でもバッファ詰まりを感じさせません。
HDMI端子はフルサイズA、12G‑SDI BNCも標準装備。Atomos Shogun UltraやBlackmagic Video Assist 12G HDRでの12bit RAW出力検証も完了したとの情報があり、外部レコーダー派も安心して導入できます。
ジンバル・ドローン運用時の取り回し
上部ハンドルとサイドプレートはNATOレール互換で、DJI RS4 ProやZhiyun Weebill3Sに素早く換装可能。ボディ重量が1.1 kg台に抑えられたことで、中型ドローンInspire 4への搭載テストも進行中と噂されています。
Bluetooth 5.3 LEによるフォローフォーカス連携に対応し、Tilta Nucleus‑Mがカメラメニュー内からキャリブレーション可能。小規模チームでもシステマチックな運用を実現します。
周辺機器とシネマ運用の実践セットアップ

Eternaの真価を引き出すには、レンズ・モニタ・録音機器など周辺機器の組み合わせが重要です。ここではシネマワークフロー別に推奨アクセサリを紹介し、導入コストと実用効果のバランスを探ります。
レンズ選定:Premistaライトと中判単焦点
純正GFレンズは静止画設計ゆえフォーカスブリージングが少なく動画でも優秀ですが、シネマ用途ならPremista 19‑45 mm T2.9ライトがベストマッチ。
中判カバレッジを確保しつつ1.7 kgと軽量で、ジンバル搭載にも耐えます。予算を抑えるならLaowa Nanomorph 65 mm T2.4アナモフィックで映画的フレアを狙うのも面白い選択肢です。
ポートレート寄りの短尺CMではGF 80 mm F1.7 R WRが人気。電子接点を介してボディ側でレンズ情報を記録できるため、ポスト時のメタデータ管理もスムーズになります。
外部モニタとレコーダーの最適解
8.3K RAW運用時はAtomos Ninja Ultra+AtomX SDIモジュールが鉄板。
709 → PQ変換LUTを適用しながら波形・ベクトルが同時に確認できるため現場判断が加速します。明暗境界を見極めやすい1,000 nitsパネルは屋外シーンでも頼れる存在です。
より軽量を重視する場合はPortkeys BM5 III WRを推奨。SDI + HDMI入力を装備し、防滴仕様でドローン現場にも対応。機材リース時に需要が高く、リセールバリューが落ちにくい点も見逃せません。
音声・照明のワンマン運用術
XLRユニット「X‑AudioGrip」は48 Vファンタム電源と高品位プリアンプを備え、ショットガンのSanken CS‑M1と好相性。
取付位置がマイクと水平になるため、風切り音を低減しつつカメラとの重量バランスも保ちます。ワンマン収録での機動力が段違いに向上します。
照明はNanlite PavoTube II 15Xを二本携行すると、人物背面リムライトとプロダクト用キーライトを兼用可能。Bluetooth制御で色温度変更が即時反映され、現場のテンポを崩さずイメージを固められます。
ライバル機種との比較と芸能人の採用例

同価格帯のSony FX6、Canon C70、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proと、Eternaの強みを定量比較します。
スペック比較で見るEternaの優位性
機種 | センサー | 最高解像度 fps | 可変ND | Rolling Shutter備考 | 価格帯(実勢) |
---|---|---|---|---|---|
GFX Eterna | 44 × 33 mm(噂) | 8.3K/60 P(噂) | 電子0.6–2.4?(噂) | 未発表につき不明 | 約140 万円(推測) |
フルサイズ | 4K/120 P | 電子ND 1/4–1/128(0.6–2.4) | 実測15 ms前後=標準的 | 約84–94 万円(935,000 円公式) | |
Super 35 | 4K/120 P | メカ式ND(最大10 stop) | 実測約12 ms=良好 | 約66–74 万円(733,800 円公式) | |
Super 35 | 6K/60 P※(2.4:1クロップ時) | メカ式ND 2/4/6 stop | 実測18 ms前後=やや大きめ | 約42–45 万円(422,800 円公式) |
*ボディ単体予想税抜。
数字を並べるとEternaの「中判で8.3K」がいかに異端か一目瞭然。特にLEDウォール撮影やIMAX納品では、この解像度が命綱になります。
FX6はS‑Cinetoneが秀逸ですが4K止まり、C70はデュアルゲイン出力が強力ながらスーパー35センサー、BMPCC6K Proはコスト最軽量。
Eternaは中判センサーと8.3K収録で差別化し、フォーカスブリージング補正や可変NDなど最新機能を網羅。撮ってすぐ配信向けにはFX6が依然強いものの、劇場公開や大型LED壁撮影ではEternaの解像度と色が脚光を浴びるでしょう。
また、Rolling Shutter速度は他社の約1/2と噂され、手持ちシーンでパンを多用するインディーズ映画の救世主になる可能性があります。
初心者がハイエンド機を活かす3つのコツ
- Eterna Vivid LUT+Premiere 自動カラー管理で色悩みを即終了。
- 被写体AF=人物優先からスタート→慣れたらカスタムトラッキング。
- 絞りは T4‑5.6 基準。まずはレンタル2日で“中判ボケ”を体験せよ。
高性能ゆえに設定項目が多いEternaですが、まずはPremiere Proの「自動カラー管理」と組み合わせてEterna Vivid LUTを適用すると迷わず仕上がります。
AF被写体設定は「人物優先」から使い、慣れたら「カスタムトラッキング」で小物やペットにも応用。中判特有の浅い被写界深度に注意しつつ、絞りT4〜T5.6付近を基準に撮ると失敗が減ります。
レンタルを活用してまず2〜3日試し、操作感を掴んだうえで購入を検討するのが賢いアプローチ。新製品特需で供給がタイトになる可能性があるため、発売前予約は早めがおすすめです。
まとめ
Fujifilm GFX Eternaは、三拍子そろった“中判シネマ入門キット”。
- 📈 大型センサーがもたらす立体感、
- 🎨 色科学と可変NDが支えるワークフロー短縮、
- 🚀 1.1 kgボディが拓く機動力
Fujifilm GFX Eternaは「中判×シネマ」を手の届く価格で実現し、8.3K高解像度と可変NDでワークフローを刷新します。可搬性に優れた新ボディやクラウド連携は少人数チームの強い味方。ライバル機を凌駕する立体感と色表現は、CMから映画制作まで幅広い現場で戦力となるでしょう。発売前の今こそ情報を整理し、体験会やレンタルで実機に触れてください。あなたの映像表現を次のステージへ引き上げる鍵が、Eternaに隠されています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント( X / Threads / Instagram )で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨