舳倉島

日本海に浮かぶ絶海の孤島・舳倉島は、春秋の渡り鳥が数百種飛来する“バードウォッチャーの聖地”。島民より鳥の数が多いと言われるほどで、迷鳥を求めて世界中の愛好家が集まる。集落と灯台をつなぐ一本道は視界が開け、超望遠レンズで飛翔と海の水平線を同時に収めることが可能。早朝は朝焼け、日中は紺碧の海、夕方は逆光シルエットと、時間帯ごとに背景色が劇的に変化し、同じ種でも全く違う表情が撮れる。島内に車両はほぼなく風切り音も少ないため、環境音入りの動画撮影にも最適。フェリー甲板から波しぶき越しに望む島影も叙情的だ。