opera 50mm F1.4 FF

自然で濃すぎない発色と、高コントラストな芯のある描写が持ち味。ピント面はキレがあり、質感が丁寧に浮かび上がる。前ボケはなめらかで、後ボケは輪郭が出すぎず被写体が引き立つ。中距離のポートレートやテーブルシーンに好相性。逆光でもコントラストの落ち込みが小さく、色がにじみにくい。AFは静かで迷いにくく、歩留まりに貢献。合焦後の安定感があり、微ブレもしっかり抑えやすい。リング操作のダンピングは良好で、フォーカスも絞りも思い通り。動画でも呼吸の見え方が気になりにくく、ピント移動が自然。被写体の表情変化を気持ちよく追える。撮影のリズムを整えてくれる一本。静止画と動画の両方で主力になれるスタンダード。