
Pergear 10mm F5.6 II発表 約120gの薄型魚眼レンズ、海外価格69米ドル
Pergearがパンケーキ型の魚眼単焦点「Pergear 10mm f/5.6 II pancake fisheye lens」を発表しました。Pergear 10mm F5.6 IIは、APS-C向けのマニュアルフォーカス魚眼レンズで、マイクロフォーサーズ用も用意されています。メーカーは、フルサイズ機で使用する場合はAPS-Cモードに切り替えるよう案内しています。
この記事のサマリー

Pergearが10mm f5.6 IIのパンケーキ魚眼を発表し、価格は69ドルと案内されています

172°の魚眼画角、マニュアルフォーカス、最短撮影距離は約15cmです

直径50mm×全長32mm・約120gで、常用しやすい薄型設計が売りになっています

Version IIではフルメタル構造、一体型花形フード、改良型多層コーティングが変更点です
Pergear 10mm f5.6 IIの発表概要

Pergear 10mm f/5.6 II pancake fisheye lensは、薄型の魚眼レンズを気軽に楽しみたい人に向けた、かなり割り切りの効いた新作です。魚眼は直線を大きく湾曲させ、近距離の被写体を誇張して見せられるのが魅力で、スマホの超広角とはまた違う“曲がり方”が得られます。
発表情報は海外のPhoto Rumorsが伝えており、価格は69ドル(約10,500円)とされています。送料や税、決済レートで支払額が変わる可能性はありますが、「魚眼パンケーキを試してみたい」という層にはインパクトの強い値付けです。
PERGEAR公式ストアでは、富士フイルムX、ソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、キヤノンEF-M(EOS M用)、マイクロフォーサーズの6種類を選択できます。
主要スペック早見表
このレンズの要点は「小さくて軽い魚眼」「マニュアルフォーカス」「172°」の3つに集約されます。開放f5.6なので暗所で万能というより、日中や室内の明るさ次第で“遊びやすい特殊レンズ”として持ち歩くイメージが近いでしょう。
項目 | 公表されている仕様 |
|---|---|
製品名 | Pergear 10mm f/5.6 II pancake fisheye lens |
焦点距離 | 10mm |
開放F値 | f5.6 |
画角 | 172° |
フォーカス | マニュアルフォーカス |
最短撮影距離 | 約15cm |
レンズ構成 | 5群6枚 |
外形寸法 | 直径50mm × 全長32mm |
重量 | 約120g(レンズキャップなし) |
35mm判換算(E/X/Z向けとして案内) | 15mm相当 |
35mm判換算(M4/3向けとして案内) | 20mm相当 |
価格(案内値) | 69ドル(約10,500円) |
注意したいのは換算画角の扱いです。記事内では「E/X/Zは15mm相当、M4/3は20mm相当」と具体的に書き分けられており、これをRFやEOS-Mなど他マウントへ一律に当てはめて語らないほうが安全です。とくにRFはフルサイズ機とAPS-C機が混在するため、ボディ側のセンサーサイズで“見える範囲”が変わります。
Version IIで変わった3点:金属製の鏡筒と一体型フード、改良コーティングを採用
II型は金属製の鏡筒と一体型の花形フードを備え、メーカーは改良した多層コーティングによるフレア・ゴーストの抑制をうたっています。フルメタル構造は、小型レンズにありがちな“軽いけれど頼りない”感触を減らす方向でしょう。旅行やスナップでバッグへ放り込みがちな人ほど、外装の安心感は効いてきます。一体型の花形フードは、前玉を物理的に守りつつ、斜めからの光でコントラストが落ちる(フレアやゴーストが出る)場面の対策にもなります。
改良された多層コーティングも、魚眼の使い方と相性が良い要素です。魚眼は画角が広いぶん、フレーム内に光源が入りやすく、逆光で一気に雰囲気が崩れることがあります。夕景の街灯、室内の照明、スケートパークの強い照明など、わざと光源を入れた構図を試すときほど、コーティングの差が画づくりに影響してきます。
どんな撮影に向く?魚眼10mmを“活かしやすい”シーン
案内されている用途は、クローズアップ、スケート・スポーツ、室内、ユニークなポートレート、ストリート、旅行など。魚眼は「広く写る」だけでなく、被写体との距離感が演出そのものになります。最短撮影距離が約15cmなので、被写体へかなり寄って、周囲の背景を大胆に引き込む撮り方が前提になりそうです。
例えば、旅先の市場で手前に果物や小物を大きく置き、奥に人の流れや建物を入れると、非日常感を強調できます。室内なら、狭い部屋や車内で“空間の形”を見せる撮り方がしやすく、天井や床のラインが曲がることで独特の面白さが出ます。ポートレート用途では、顔を自然に写すレンズではないため、正面から寄るより、体の動きやファッション、背景込みのストーリーで見せると破綻しにくいでしょう。
マニュアルフォーカスについては、被写体との距離がある程度読める撮影で強みが出ます。スナップで素早く撮るなら、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が広くなりやすい絞り値・距離を使って、ピント合わせをシンプルにする手もありますが、最終的な設定は被写体の動きや光量で変わります。
Pergear 10mm f5.6 IIの最新情報まとめ
Pergear 10mm f/5.6 II pancake fisheye lensは、172°の超広角魚眼と約120gの薄型設計を組み合わせた“持ち歩ける特殊レンズ”として発表されました。Version IIではフルメタル構造や一体型フード、改良コーティングが盛り込まれ、遊びレンズでも扱いやすさに寄せた方向性が見えます。一方で、日本国内での価格や発売日、流通(どの販売店で扱われるか)などは情報がなく、購入計画は続報待ちになりそうです。
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