
Leica M10/M11系に新ファームウェア配信 対象機種・更新内容・アップデート方法を整理








LeicaがMシステム向けに新しいファームウェアを公開しました。対象はM11系とM10系の複数モデルで、M11系はファームウェア2.6.4、M10系は機種ごとに異なるバージョン番号が案内されています。今回の主な更新は、M11系およびM10系の一部では「Summicron-M 66 f/2」のレンズプロファイル追加、M10-Dでは自動認識できるLeica Mレンズのリスト拡大です。ファームウェア更新は、対象機種とファイルを取り違えないことが重要です。特にM10系は、M10、M10 Monochrom、M10-P、M10-P ASC、M10-R、M10-Dでバージョン番号が分かれています。更新前に、自分の機種名とファームウェア番号を必ず確認しておきましょう
この記事のサマリー

M11/M11-P/M11-D/M11 Monochrom/M EV1向けにファームウェア2.6.4が公開

M10系は、M10とM10-P ASCが4.26.36.10、M10 MonochromとM10-Pが5.26.35.51、M10-Rが40.26.35.51、M10-Dが3.25.50.34

M11系とM10系の一部では、Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加が主な更新内容

M10-Dでは、自動認識できるLeica Mレンズのリスト拡大が案内

更新前は画像データをバックアップし、バッテリーを十分に充電してから作業したい
Leica M10/M11系の対象機種とファームウェア番号

今回のファームウェアは、Leica公式ダウンロードページでM-System向けの更新として掲載されています。M11系はファームウェア2.6.4で統一されていますが、M10系は機種によって番号が異なります。
対象シリーズ | 対象機種 | 更新後のファームウェア | 主な更新内容 |
|---|---|---|---|
M11系 | 2.6.4 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M11系 | 2.6.4 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M11系 | 2.6.4 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M11系 | 2.6.4 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M10系 | 4.26.36.10 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M10系 | 5.26.35.51 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M10系 | 5.26.35.51 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 | |
M10系 | 40.26.35.51 | Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加 |
M10系のリリースノートは「XX.26.35.51」というまとまりで案内されていますが、実際のバージョン番号は機種ごとに違います。M10とM10-P ASCは4.26.36.10、M10 MonochromとM10-Pは5.26.35.51、M10-Rは40.26.35.51です。見出しの「XX」だけで判断せず、手持ちの機種名と完全なバージョン番号を照合してください。
今回の更新内容|Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加が中心
M11系のファームウェア2.6.4では、Summicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加が案内されています。対象はLeica M11、M11-P、M11-D、M11 Monochrom、M EV1です。
M10/M10 Monochrom/M10-P/M10-P ASC/M10-R向けのリリースノートでも、同じくSummicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加が更新内容として記載されています。Summicron-M 66 f/2を使う、または導入予定があるユーザーは、更新しておく意味が分かりやすい内容です。
M10-Dについては、Summicron-M 66 f/2という個別名ではなく「自動認識できるLeica Mレンズのリスト拡大」と案内されています。M10-Dユーザーは、対象レンズ名を自己判断で限定せず、公式リリースノートとダウンロードページの内容を確認したうえで更新するとよいでしょう。
また、M11系のリリースノートにはSDカードに関する注意もあります。UHS-Iカード使用時にまれに技術的な問題が起きる可能性があるため、LeicaはUHS-IIカードの使用を推奨しています。M11系で古いSDカードを使っている場合は、ファームウェア更新とあわせてカード環境も見直しておきたいポイントです。
更新前に確認したいこと
ファームウェア更新前に、まず自分のカメラの現在のファームウェアバージョンを確認しましょう。画面付きのM10/M11系では、メニュー内のカメラ情報から現在のファームウェアを確認する流れが案内されています。更新作業に入る前には、バッテリーを十分に充電し、メモリーカード内の画像をバックアップしてからカードをフォーマットしておくのが基本です。Leicaのリリースノートでは、メモリーカード内の画像だけでなく、内蔵メモリーに保存したファイルも念のためバックアップするよう案内されています。
ファームウェアファイルは、メモリーカードの最上位階層に保存します。フォルダの中に入れるとカメラ側で認識されない可能性があるため、ダウンロードしたファイルはカード直下に置いてください。更新中の電源断やカード・バッテリー・レンズの取り外しは、カメラに深刻な不具合を起こす可能性があります。更新を始めたら、完了表示が出るまで電源を切らず、カメラを操作しすぎないようにしましょう。
Leica M11系のアップデート方法
Leica M11/M11-P/M11 Monochrom/M EV1は、メニューからファームウェア更新を実行できます。公式リリースノートでは、[Camera Information]から[Camera Firmware Version]を選び、[Firmware Update]へ進む手順が案内されています。更新前には表示されるバージョン情報を確認し、問題なければ更新を開始します。
対象機種 | 本体側の更新手順 |
|---|---|
M11/M11-P/M11 Monochrom/M EV1 | メニューのカメラ情報からファームウェア更新を実行 |
M11-D | ファンクションボタンを押しながら電源を入れて更新 |
M11-Dは、M11/M11-Pなどとは手順が異なります。公式リリースノートでは、準備後にファンクションボタンを押したまま電源を入れる手順が案内されています。更新中はステータスLEDとセルフタイマーLEDが赤く点滅し、ファインダー内に「up」と表示されます。更新後は、ファームウェア番号が更新されているか確認し、撮影・再生・SDカードへの記録を一通り試しておきましょう。リリースノートには、更新後に工場出荷時設定へ戻すことが推奨される旨と、リセット後に日付・時刻・言語設定を再設定する必要がある旨も記載されています。
Leica M10系のアップデート方法
M10/M10-P/M10-P ASC/M10 Monochrom/M10-Rは、ファームウェアファイルを保存したメモリーカードをカメラに入れ、メニューのカメラ情報から更新します。[Camera Firmware]の項目は、対応するファームウェアファイルが入ったメモリーカードを挿入している場合に表示されます。
対象機種 | 本体側の更新手順 |
|---|---|
M10/M10-P/M10-P ASC/M10 Monochrom/M10-R | SDカードにファイルを保存し、メニューのカメラ情報から更新 |
M10-D | SDカードにファイルを保存し、ファンクションボタンを押しながら電源を入れて更新 |
M10-Dは画面付きのM10系とは更新手順が異なります。公式リリースノートでは、ファームウェアファイルを保存したSDカードを入れ、カメラの電源を切った状態からファンクションボタンを押しながら電源を入れる手順が案内されています。更新中はファインダー内に「up」、エラー時は「err」、完了時は「end」と表示されます。
M10系は機種ごとにファームウェア番号が分かれているため、別機種向けのファイルを流用しないことが大切です。M10-PとM10 Monochromは5.26.35.51、M10とM10-P ASCは4.26.36.10、M10-Rは40.26.35.51、M10-Dは3.25.50.34と、それぞれ番号が異なります。
更新後にチェックしたいポイント
ファームウェア更新が完了したら、まずカメラ情報の画面でバージョン番号が更新されているか確認します。複数台を使っている場合は、ボディごとに番号を控えておくと、後から確認しやすくなります。次に、実際に数枚撮影して、記録・再生・カード書き込みに問題がないかを確認しましょう。M11系ではUHS-IIカードの使用が推奨されているため、UHS-Iカードを使っている場合は、普段の撮影前に記録まわりの動作を確認しておくと安心です。
また、更新後に設定をリセットする場合は、日付・時刻・言語設定の再設定が必要になります。露出補正、ISO上限、ボタンカスタム、ユーザープロファイルなど、自分で変更している設定が多い人は、更新前にスマホでメニュー画面を撮っておくと復旧しやすいでしょう。
Leica M10/M11系ファームウェア更新の注意点まとめ
今回のLeica M10/M11系ファームウェア更新では、M11系が2.6.4、M10系が機種別の番号で案内されています。M11系とM10系の一部ではSummicron-M 66 f/2のレンズプロファイル追加、M10-Dでは自動認識できるLeica Mレンズのリスト拡大が主な更新内容です。
特に注意したいのは、M10系のバージョン番号です。M10/M10-P ASCは4.26.36.10、M10 Monochrom/M10-Pは5.26.35.51、M10-Rは40.26.35.51、M10-Dは3.25.50.34と分かれています。更新時は、似た番号やまとめ表記だけで判断せず、自分の機種名とファイル名を確認してから進めましょう。
更新作業では、画像データのバックアップ、バッテリーの充電、ファームウェアファイルのカード直下への保存が基本です。M11-DとM10-Dはファンクションボタンを押しながら電源を入れる手順が案内されているため、画面付きモデルと同じ感覚で進めないようにしてください。
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