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Z 6のファームウェア最新版|更新内容・変更履歴・アップデート方法
2026年9月現在のNikon Z 6の最新ファームウェアは、2025年5月13日公開のC:Ver.3.80です。バルブ撮影やタイム撮影で長時間露出を行った際に、Exif(撮影日時やシャッタースピードなどを記録する撮影情報)へ誤ったシャッタースピードが記録される場合がある不具合が修正されています。この記事では、最新ファームウェアの変更点や過去の更新履歴、現在のバージョンを確認する方法、アップデート手順を解説します。
この記事のサマリー

最新ファームウェアは2025年5月13日公開のC:Ver.3.80。長時間露出時にExifへ正しくないシャッタースピードが記録される場合がある不具合を修正

C:Ver.1.01からC:Ver.3.80までの主な変更内容を、バージョンごとに紹介

手持ちのZ 6にインストールされているファームウェアは、本体のセットアップメニューから確認可能

C:Ver.3.80より古い場合は基本的に最新版への更新がおすすめ。すでにC:Ver.3.80なら更新は不要

アップデートでは「Z_6_0380.bin」を対応するメモリーカードのルートディレクトリ(最上位階層)へコピーして使用
Z 6の最新ファームウェアの内容
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Z 6の最新ファームウェアは、2025年5月13日公開のC:Ver.3.80です。C:Ver.3.80には過去のバージョンで追加・修正された内容も含まれるため、C:Ver.1.00〜3.70を使用している場合は、C:Ver.3.80へ更新することで過去の変更内容もまとめて反映されます。
C:Ver.3.70からC:Ver.3.80で追加された変更点は、以下の不具合修正の1点です。
バルブ撮影やタイム撮影で長時間露出を行った際に、Exif(シャッタースピードや撮影日時などを記録する撮影情報)へ正しくないシャッタースピードが記録される場合があるという不具合が修正されました。夜景や星景、NDフィルターを使用した長秒露光など、撮影後にシャッタースピードを確認する機会が多い場合に関係する修正です。
なお、C:Ver.3.80のファームウェアファイル名は「Z_6_0380.bin」で、C:Ver.1.00〜3.70のZ 6がアップデート対象です。ただし、現在のバージョンによって更新に使用できるメモリーカードが異なります。C:Ver.2.10以前から更新する場合はXQDカードとXQDカードリーダーが必要です。C:Ver.2.20以降では、XQDカードに加えて、使用中のファームウェアで対応しているCFexpress Type Bカードも利用できます。
Z 6のファームウェア変更履歴
Z 6は発売後もファームウェアアップデートが継続され、AF性能の改善や対応レンズ・アクセサリーの追加、CFexpress Type Bへの対応、不具合修正などが行われてきました。特にC:Ver.2.00では瞳AF、C:Ver.3.00では犬・猫の顔・瞳検出が追加されるなど、撮影機能に関わるアップデートも含まれています。
以下では、Z 6のファームウェア変更履歴を新しいバージョンから順にまとめています。
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
C:Ver.3.80 | 2025年5月13日 | バルブ撮影・タイム撮影による長時間露出で、Exifに正しくないシャッタースピードが記録される場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.70 | 2024年7月17日 | 無線接続時に表示される暗号キーと、カメラ初期化後に表示されるパスワードの初期設定を変更。MC-N10で動画撮影を開始・停止した際、一部のボタンが操作できなくなる場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.60 | 2023年7月12日 | リモートグリップMC-N10に対応。 |
C:Ver.3.50 | 記載なし | 「フォーカス位置の登録」「フォーカス位置の呼び出し」をカスタムボタンへ割り当て可能に。メモリーリコール使用時のAF動作を改善し、カスタムボタンやワイヤレス設定に関する不具合を修正。 |
C:Ver.3.40 | 2021年11月10日 | FTZ IIやNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sなどに対応。オートエリアAFの瞳検出性能やフォーカスポイントの更新速度を改善。外部レコーダー使用時の表示や、ピクチャーコントロール、動画ISO感度に関する不具合を修正。 |
C:Ver.3.31 | 2021年6月24日 | NIKKOR Z MC 50mm f/2.8、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sに対応。FTZ経由で一部Fマウントレンズを使用した際、リング操作による絞り駆動音が大きくなる場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.30 | 2021年4月26日 | 「フォーカス位置の記憶」を追加。動画撮影ボタンに「音声メモ」を割り当て可能にし、最長約60秒の録音・再生に対応。タイムラプス動画の中断時に操作できなくなる場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.20 | 2020年12月17日 | RAW動画出力でBlackmagic Design製Video Assist 12G HDRシリーズに対応。ATOMOS NINJA Vで収録したProRes RAWについて、Final Cut Pro X 10.4.9以降でISO設定と色温度の表示・調整に対応。NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sへの対応や複数の不具合修正を実施。 |
C:Ver.3.12 | 2020年10月15日 | C:Ver.3.10/3.11で、AF微調節の「個別レンズの登録」に設定した値が撮影時に正しく反映されない場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.11 | 2020年9月29日 | MB-N10にバッテリーを2個装着した際、バッテリー室Aの電池がなくなってもバッテリー室Bへ切り替わらない場合がある不具合を修正。 |
C:Ver.3.10 | 2020年7月21日 | Z TELECONVERTER TC-1.4x/TC-2.0xに対応。対応外部レコーダーの録画開始・停止操作などを追加し、HDMI出力やAFなど複数の不具合を修正。 |
C:Ver.3.00 | 2020年2月18日 | ProGrade・Lexar製CFexpress Type Bカードに対応。犬・猫の顔・瞳検出を追加し、ターゲット追尾AFの操作性などを改善。 |
C:Ver.2.20 | 2019年12月17日 | Sony製CFexpress Type Bカードに対応。AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRのゆがみ補正に対応し、画像再生時の不具合を修正。 |
C:Ver.2.10 | 2019年11月21日 | NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR/Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRの光学式VRに対応。コントロールリングによるISO感度設定に対応し、動画やEVFなどの不具合を修正。 |
C:Ver.2.01 | 2019年7月31日 | 顔認識使用時に動作が遅くなる、エラーが表示される、操作できなくなる場合がある不具合などを修正。 |
C:Ver.2.00 | 2019年5月16日 | 静止画撮影時の瞳AFを追加。静止画・動画の低輝度AF性能、高速連続撮影(拡張)の動作などを改善し、4K HDMI出力などの不具合を修正。 |
C:Ver.1.01 | 記載なし | 電波制御AWL(ワイヤレスで複数のフラッシュを制御する機能)使用時、特定条件でシャッターとスピードライトが正しく同調しない不具合などを修正。 |
Z 6の現在のファームウェアバージョン確認方法
自分が持っているZ 6のファームウェアバージョンは、カメラ本体のメニューから確認できます。
確認手順は、まずZ 6の電源をONにして背面のMENUボタンを押します。セットアップメニューから「ファームウェアバージョン」を選択すると、現在インストールされているファームウェアのバージョンが表示されます。C:Ver.3.80と表示されていれば、最新バージョンへの更新は完了しています。
確認をするだけなら、メモリーカードやパソコン、スマートフォンは必要ありません。
Z 6のファームウェアは更新した方がいい?
Z 6のファームウェアがC:Ver.3.80より古い場合は、基本的に最新版への更新がおすすめです。C:Ver.3.80では長時間露出時のExif記録に関する不具合が修正されているほか、過去のファームウェアで追加・修正された内容も含まれています。
ただし、撮影直前で動作環境を変えたくない場合は、撮影後にアップデートする方法もあります。また、C:Ver.3.80で新たに修正されたのは長時間露出時のExif記録に関する不具合のため、バルブ撮影やタイム撮影を使用しない場合は、アップデートの緊急性は高くありません。更新する際は、時間に余裕があるときに必要なメモリーカードやカードリーダーを用意して実行しましょう。
Z 6のファームウェアのアップデート方法
ファームウェア更新に必要なもの
Z 6のファームウェアを更新するには、以下のものが必要です。
- Z 6本体
- ファームウェアファイルをダウンロードするパソコン
- メモリーカード
- カードリーダー
- 十分に充電したバッテリー
使用できるメモリーカードは、手持ちのZ 6にインストールされているファームウェアによって異なります。C:Ver.2.10以前から更新する場合は、XQDカードとXQDカードリーダーが必要です。C:Ver.2.20以降では、XQDカードのほか、使用中のファームウェアが対応しているCFexpress Type Bカードも利用できます。
手順 | やること |
|---|---|
1 | Z 6でメモリーカードをフォーマットし、バッテリーが十分に充電されていることを確認する |
2 | パソコンにファームウェアファイル「Z_6_0380.bin」をダウンロードする |
3 | カードリーダーを使い、「Z_6_0380.bin」をメモリーカードのルートディレクトリ(最上位階層)へコピーする |
4 | メモリーカードをZ 6に挿入し、セットアップメニューの「ファームウェアバージョン」からアップデートを実行する |
5 | アップデート完了後に電源をOFFにしてメモリーカードを取り出し、再度電源をONにしてC:Ver.3.80へ更新されたことを確認する |
アップデートする場合の注意点
ファームウェアを正しく認識させるには、「Z_6_0380.bin」をメモリーカードのルートディレクトリ(最上位階層)へコピーする必要があります。フォルダを作成してその中に保存すると、Z 6がファームウェアファイルを認識できないため注意しましょう。コピーが完了したらメモリーカードをZ 6に挿入し、セットアップメニューの「ファームウェアバージョン」から画面の指示に従ってアップデートを実行します。
アップデート中は電源を切ったり、メモリーカードを取り出したりしないでください。更新完了のメッセージが表示されたら電源をOFFにしてメモリーカードを取り出します。その後、再度電源をONにして「ファームウェアバージョン」を開き、C:Ver.3.80と表示されていることを確認します。
Z 6のファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
Z 6の最新ファームウェアはC:Ver.3.80です。バルブ撮影やタイム撮影による長時間露出で、Exifに正しくないシャッタースピードが記録される場合がある不具合が修正されています。
まずは手持ちのZ 6で「ファームウェアバージョン」を開き、現在インストールされているバージョンを確認しましょう。C:Ver.3.80より古い場合は、基本的に最新版へのアップデートがおすすめです。
アップデートする場合は「Z_6_0380.bin」をダウンロードし、対応するメモリーカードのルートディレクトリ(最上位階層)へコピーします。現在のファームウェアによって使用できるメモリーカードが異なるため、C:Ver.2.10以前ではXQDカード、C:Ver.2.20以降ではXQDカードまたは対応済みのCFexpress Type Bカードを使用してください。
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