
Light Lens Lab 35mm F2 Apochromaticの正式仕様が公開|チタン版は最大998本
Light Lens Lab(LLL)が、初の写真用フィルムとLeica Mマウント向けの「35mm f/2 APO Double Aspherical」レンズを“soon(近いうちに)”リリースすると報じられました。発売日や価格はまだ見えていない一方、動きが具体化してきた点は要注目です。
この記事のサマリー

Light Lens Labは初の写真用フィルムとMマウント35mm f/2 APOレンズを「近日リリース」と報じられた

レンズは「APO」と「二重非球面」をうたう35mm f/2で、レンジファインダー用途の定番域に当たる

フィルムは“初のフォトグラフィックフィルム”で、詳細仕様(ISOやフォーマット等)はまだ不明

発売日の確定、予約開始、価格、在庫はどちらも情報が出ていない
【8/16追記】ローレット加工なし/ありの2種類を用意。仕様別の出荷時期も判明

Digital Camera Worldが、Leica Mマウント用「Light Lens Lab 35mm F2 “Apochromatic”」の鏡筒仕様や近接撮影に関する追加情報を掲載しました。同レンズは、Light Lens Labが新たに展開するApochromatic Seriesの第1弾です。既報のHigh Performance Series第1弾という位置づけに加えて、今後展開されるアポクロマートレンズ群の起点となる製品であることが示されています。
鏡筒は滑らかな仕様とローレット加工仕様から選択
フォーカス鏡筒は、ローレット加工のない滑らかな仕様と、指がかりを高めるローレット加工仕様の2種類から選択できます。外観と操作感は異なりますが、使用する光学系は共通です。ローレット加工なしのモデルは、2026年12月末まで注文できる期間限定仕様。その後は、ローレット加工ありの鏡筒へ生産を移行する予定です。
出荷時期も鏡筒仕様によって異なります。ローレット加工なしは2026年9月30日から11月、ローレット加工ありは2026年12月から2027年1月にかけて順次出荷される予定です。アポクロマート光学系は製造が複雑なため、初期生産分は1本ずつ製造・組み立てられます。注文時期によっては、出荷まで長期間を要する可能性があります。
0.3mでの撮影にはライブビューやEVFが必要な場合も
最短撮影距離は既報どおり0.3mです。ただし、従来型のLeica Mボディで距離計連動範囲より近い距離へピントを合わせる場合は、ライブビューやEVFで合焦位置を確認する必要があります。フローティング機構によって0.3mまで画質を維持する設計ですが、光学式距離計だけで近接撮影を完結できるとは限りません。0.3mの近接性能を積極的に使う場合は、使用するカメラ側のライブビュー・EVF対応も確認しておきたいところです。
【8/12追記】Light Lens Lab 35mm F2 Apochromaticの予約開始 価格は2,099ドルから

Light Lens Labが、Leica Mマウント用レンズ「35mm f/2 “Apochromatic”」の正式な仕様と価格を公開し、予約受付を開始しました。正式な商品名は「Light Lens Lab 35mm f/2 “Apochromatic”」です。ブラックペイントとシルバークロームは2,099ドル、チタニウムグレー限定版は2,399ドルとなっています。これまで未公表だったサイズ、重量、出荷時期なども明らかになりました。
6群11枚・4枚の非球面レンズを採用
Leuca Rumorsの最新記事によると、光学系は6群11枚で、4枚の非球面レンズ、複数の超低分散ガラスと異常部分分散ガラスを使用しています。フローティング機構によって、無限遠から最短撮影距離0.3mまで描写性能を維持する設計です。新開発の高透過率マルチレイヤーコーティングも採用し、逆光時のフレアやパープルフリンジを抑えながら、コントラストを確保すると説明しています。絞り範囲はF2~F16で、絞り羽根は11枚。フィルター径はE39です。
アルミ版は約327g、チタン版は約360g
本体サイズは最大径約53mm、全長約40.9mmで、フード装着時は約49.3mmです。フードを含む重量は、航空宇宙グレードのアルミニウムを使った通常版が約327g、グレード2チタン合金を使った限定版が約360gとなっています。フォーカス機構には小型ベアリングを組み込み、滑らかで安定した操作を目指した設計です。通常版にはE39ねじ込み式フード、チタン版には専用のマグネット式フードとチタン製UVフィルターが付属します。
チタン限定版は世界最大998本
チタニウムグレー限定版の予約期間は、2026年8月10日から9月10日までです。生産数は世界最大998本で、予約状況をもとに実際の生産本数が決まります。出荷は仕様によって2026年9月末から2027年1月にかけて順次行われる予定です。ただし、アポクロマート光学系の製造と個別組み立てに時間がかかるため、注文から出荷まで長期間を要する可能性が案内されています。
2027年には50mmのAPOレンズも登場予定
35mm F2は、Light Lens Labが新たに展開するHigh Performance Seriesの第1弾です。同社は2027年から、新設計の50mmアポクロマートレンズを追加し、その後も複数の焦点距離へシリーズを広げる方針を明らかにしました。各レンズは35mmの光学系を単純に流用するのではなく、焦点距離ごとに新しい光学設計を採用する予定です。
今回の追加情報によって、35mm F2 Apochromaticは「近日登場予定」の段階から、価格と仕様を比較して予約を検討できる段階へ進みました。一方、既報の写真用フィルムについては新たな情報がなく、引き続き続報待ちとなります。
近日リリースと報道された2製品:フィルムと35mm APO
.jpg?w=320)
Leica Rumorsは、Light Lens Labが“first photographic film(初の写真用フィルム)”と、Leica Mマウント向けの新レンズ「35mm APO」を近い将来リリースすると伝えています。ここで重要なのは、具体的な発売日が提示されたわけではなく、“soon”という表現に留まっている点です。
また記事内では、フィルムとレンズが並列で語られているものの、「同時発売」とは明記されていません。片方が先に出て、もう片方が少し遅れて続く可能性も考えられるため、時期をひとくくりにして待つより、個別の続報を追うのが現実的でしょう。
Leica Rumorsは、新しいWebサイトデザインのリーク画像にも触れています。発売日の根拠にはなりませんが、製品発表に向けた周辺情報として見ておく程度がよさそうです。
35mm f/2 APO Double Aspherical(Leica M):注目点はどこ?
報じられているレンズ名は「Light Lens Lab 35mm f/2 APO Double Aspherical Lens for Leica M-mount」。35mmはスナップや旅、日常の記録で使いやすい焦点距離として定番で、f/2は暗所対応と携帯性のバランスを取りやすい開放値です。Mマウント運用で“まず1本”として選ばれやすい領域だけに、LLLがここに高性能系の設計を投入してくるのは興味深いところです。
APOと二重非球面が示す方向性
APO(アポクロマート)は、色ズレ(色収差)を抑える設計思想を指す言葉として知られています。デジタルMで高画素化が進むほど、輪郭付近の色にじみやハイライト周りの色づきが気になる場面もあり、そこを丁寧に詰めた35mmはポートレートだけでなく、硬質な被写体や夜景の点光源でも扱いやすくなる可能性があります。
さらに「Double Aspherical」については、Leica Rumorsが11枚構成・4つの非球面・フローティングエレメント採用と伝えています。非球面は歪曲や収差を抑えるために使われることが多く、開放付近から画面周辺まで整った描写を狙う設計と考えられます。ただし、実際の描写傾向(周辺減光の出方、ボケのクセ、逆光耐性など)は製品の最終仕様や個体差にも左右されるため、確定情報が出るまでは期待の置きどころを分けて見ておきたいです。
35mm f/2が向く撮影シーン(Mマウント目線)
35mmは、街角のスナップ、旅先の路地、家族の記録、カフェの雰囲気まで含めた記録に向く焦点距離です。料理や小物を大きく整えて写す用途では、歪みや寄りの制約が出ることもあるため、50mm前後以上のレンズも候補になります。
一方で、レンジファインダー機は被写界深度が浅いほどピント合わせの難度が上がることもあります。f/2は、極端に浅すぎず、それでいて主役を浮かせられる“ちょうどいい浅さ”になりやすいので、日常的に持ち出す1本として成立しやすいでしょう。最短撮影距離については、Leica Rumorsが0.3mと伝えています。ただし、公式の最終仕様として確認できるまでは、レンジファインダー連動範囲や実際の操作感を含めて続報待ちです。
Light Lens Lab初の写真用フィルム:わかっていること/まだ見えないこと
今回もう一つの柱が、Light Lens Labにとって「初の写真用フィルム」とされる製品です。レンズメーカーの新作だけでも話題になりやすいところに、フィルムという“撮影体験そのもの”に関わる消耗品を投入するのは、ブランドの射程が広がるニュースでもあります。デジタル全盛の今でもフィルム需要は一定数あり、現像所や自家現像コミュニティの裾野も含め、撮る楽しみを再発見したい層には刺さりやすいでしょう。
ただし、今回の記事内で確定的に言えるのは「初のフォトグラフィックフィルムをsoonリリース」という範囲です。フィルムについては、Light Lens Lab公式の開発ロードマップで白黒写真用フィルム、135・120・127・126・4×5・8×10などのフォーマットが示されています。ただし、実際に発売される初回製品のISO、枚数、パッケージ、価格、販売地域などはまだ確定していません。
一方で、記事内には過去の報道として“black-and-white photographic film project”と読めるリンク文言が置かれており、少なくとも白黒フィルム計画として語られてきた経緯がうかがえます。白黒は現像・スキャンの自由度が高く、撮影者側で仕上げの幅を作りやすいのも利点なので、LLLが“レンズの描写”と“フィルムの階調”をセットで提案してくる展開があるなら面白い流れになりそうです。
発売日・価格・予約開始は? いま注意しておきたい未確定ポイント
現時点で、発売日・価格・予約開始・在庫情報は未案内です。レンズ、フィルムともに“soon”という報道に留まるため、購入判断は正式発表後に確認するのが前提になります。
項目 | 現時点の確認状況 |
|---|---|
写真用フィルムの投入 | 初の写真用フィルムを「近日リリース」と報じられている |
フィルムの仕様(ISO、フォーマット等) | 未公表 |
35mm f/2 APO Double Aspherical(Leica M) | 「近日リリース」と報じられている(Mマウント向け) |
レンズの詳細仕様(重量、全長、コーティング等) | 未公表 |
発売日(具体日付) | 未公表 |
価格 | 未公表 |
予約開始・在庫 | 未公表 |
Light Lens Labの新しい写真用フィルムとMマウント用35mm APOレンズのリーク情報まとめ
Light Lens Labは、初の写真用フィルムとLeica Mマウント向け35mm f/2 APOレンズを「近い将来にリリース」と報じられました。一方で、発売日の具体日付や価格、予約開始の有無、フィルムのISOやフォーマット、レンズのサイズ・重量といった購入判断の核になる要素はまだ出ていません。次の更新では、製品ページの公開や仕様の確定、販売形態の案内に注目すると見通しが立てやすくなるでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
みんなのカメラは、カメラ・レンズに特化したフリマサービスです。すべての取引で専任スタッフによる動作確認を実施し、全商品に6ヶ月のあんしん保証(初期不良7日間返金・自然故障保証)が無料でつくので、はじめての中古カメラ・レンズも、安心してお選びいただけます。
カメラを探す / レンズを探す / カメラ・レンズを売る
撮影テクから最新の機材情報まで、"次のステップ"を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X / Threads / Instagram)でも毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!






