
【2026年版】Nikon D4Sのレビュー比較まとめ スポーツ・報道に強いプロ向け一眼レフ




Nikon D4S は、16.2MPのフルサイズセンサー、最高約10〜11コマ/秒の高速連写、動体撮影に強いAF性能を備えたフラッグシップ一眼レフです。暗所でもシャッタースピードを確保しやすい高感度性能と、被写体を追い続ける安定感が強みで、スポーツ・報道・野生動物など、撮り直しがきかない現場で力を発揮します。一方で、重量級の一体型ボディであること、16.2MPゆえに強いトリミングや高解像用途では不利なこと、動画性能がフルHD中心にとどまることが弱点です。この記事では、実機レビューの評価も参考にしながら、D4Sを今あらためて選ぶ価値がある人、合わない人、撮影ジャンル別の使いどころ、D5・EOS-1D X Mark II・Z9との違いまで整理します。
この記事のサマリー

D4Sは「速さ」と「暗所での粘り」に寄せたプロ向け一眼レフです。スポーツ・報道・野生動物のように、決定的瞬間を逃したくない撮影では強みを発揮しますが、軽さや高画素を重視する人には向きにくいモデルです。

新搭載のGroup-area AF(グループエリアAF)は、選択した1点と周辺4点を使って被写体を捉えるAFエリアモードです。背景にピントが抜けやすい場面や、不規則に動く被写体を追う場面で、最高約10〜11コマ/秒の連写性能と組み合わせて歩留まりを高めます。

16.2MPという画素数は、強いトリミングや大判プリントよりも、高感度性能・連写・データ処理の軽さを重視した設計です。画素数の多さで押すカメラではなく、厳しい現場で使える写真を安定して残す方向のカメラといえます。

動画はフルHD 1080/60pまで対応し、外部マイク入力やヘッドホン出力、HDMI出力も備えています。スチル撮影の合間に動画を収録する用途には使えますが、4K以上やLog撮影、高ビット深度を前提にした現代的な動画制作には向きません。

中古購入時の比較候補は、同じFマウント一眼レフの後継機であるNikon D5、同系統のプロ一眼レフであるCanon EOS-1D X Mark II、現代のミラーレス旗艦であるNikon Z9などです。D4Sは、最新機能よりも「レフ機で動体を安定して撮り切る」ことを重視する人に向いた選択肢です。
Nikon D4Sのレビュー要点

(Via:Imaging Resource)
フラッグシップ機であるNikon D4Sは、プロ向け一眼レフです。スペック表の数字だけで見るよりも、実際の撮影で失敗を減らしやすいことに価値があります。
たとえば、動く被写体にピントを合わせ続けやすいこと、連写を長く続けやすいこと、暗い場所でも画質が崩れにくいことなどが強みです。スポーツや報道、野生動物の撮影では、こうした細かな性能差が「使える写真」を残せるかどうかに関わってきます。
海外レビューでも、D4Sは前モデルのD4から大きく方向転換したカメラというより、AF、高感度、連写性能をさらに安定させたモデルとして評価されています。目立つ新機能で驚かせるタイプではなく、厳しい撮影条件でも失敗を減らすために磨かれたカメラといえます。
おすすめな人
屋内競技やナイター撮影など、暗い会場で動く被写体を撮る人にはD4Sが向いています。条件によりますが、最高約10〜11コマ/秒の連写と、動く被写体を追い続けるAF性能を組み合わせることで、選手の表情、足が接地する瞬間、ボールやバットが当たる瞬間などを拾いやすくなります。
報道やイベント撮影のように、天候や会場環境に左右されても撮影を続けなければならない現場でも、D4Sの丈夫なボディと操作のしやすさは強みになります。縦位置グリップ一体型なので、縦構図が多いスポーツやイベント撮影でも構えを変えやすく、撮影のテンポを保ちやすいです。
不向きな人
風景や商品撮影で、大きく印刷したり、あとから写真の一部を大きく切り出したりする使い方が多い人には、16.2MPのD4Sはやや不利です。現在の画素数が多いカメラと比べると、細部を細かく残す用途では余裕が少なくなります。
また、ミラーレス機のように人の瞳や被写体を自動で認識して追いかけるAFを使いたい人や、4K/6K動画を本格的に撮りたい人にも向きません。D4Sは重さのある一体型ボディなので、旅行や街歩きのように長時間持ち歩く用途でも負担を感じやすいでしょう。
要素別レビュー早見表
この表では、D4Sの強みと弱みを整理します。特に注目したいのは、動く被写体を追いやすいAF性能、暗い場所での撮りやすさ、連写性能です。軽さや高画素、最新の動画機能を求めるカメラではありませんが、動体撮影を安定してこなしたい人には今でも検討しやすい一台です。
要素 | 評価一言まとめ |
|---|---|
画質(低ISO) | 階調は良好だが、解像の余裕は高画素機に譲る |
高感度耐性 | 実用ISOの幅が広く、暗所の歩留まりを上げやすい |
AF追従 | Group-area AFが動体撮影の失敗を減らしやすい |
連写・バッファ | 11コマ/秒+深いバッファで長い山場に強い |
操作性 | 現場仕様の直感操作。設定変更が速い |
耐久性・耐候性 | プロ運用前提。過酷環境でも継続使用しやすい |
動画 | 1080/60p中心。用途が合えば実戦的 |
携帯性 | 機動力より安定性。長時間携行は覚悟が必要 |
コスト感 | 中古なら魅力が出るが、保守や電池など周辺も要確認 |
Nikon D4Sの基本情報

D4Sは2014年発表のプロ向けフルサイズ一眼レフで、現在は新品の主流ラインから外れ、中古・業務在庫中心の選択肢です。中核は16.2MP、EXPEED 4、連写11コマ/秒、拡張ISO、そしてグループエリアAFにあります。
主なスペック要点
D4Sの主なスペックを、撮影に影響しやすい項目から順にまとめます。連写速度や連続撮影枚数などは、設定や記録形式、使用するメディアによって変わる場合があります。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | フルサイズ(FX) 16.2MP CMOS |
ISO | 常用 ISO 100-25,600(拡張 50-409,600) |
AF | 51点(15点クロス)+Group-area AF |
連写 | 最高約10〜11コマ/秒(AF/AE追従)※ |
動画 | フルHD 60pまで |
手ブレ補正 | ボディ内補正なし(レンズ側VR対応が前提) |
EVF | 非搭載(光学ファインダー) |
モニター | 3.2型 約92万ドット |
メディア | CF+XQD(デュアルスロット) |
質量 | 約1,350g前後(バッテリー等含む) |
みんなのカメラ商品ページ |
※約11コマ/秒は、AF-Cやシャッタースピードなど一定条件下での値です。
後継機種との比較(Nikon D5以降)
D4Sの後継としてNikon D5が登場し、画素数の増加、AF測距点の大幅増、さらに高感度・追従性能の底上げへ進みました。スポーツ用途では「追従の安心感」と「暗所でのAFの迷いにくさ」が差として出やすいです。
一方で、D4Sは操作体系が完成域にあり、16.2MPのデータ量がワークフローを軽くします。撮影枚数が膨大な現場では、現像・送稿の速さが正義になることもあります。
Nikon D4Sのデザインと操作性のレビュー

(Via:Imaging Resource)
一体型グリップのD4Sは、軽さより「保持の安定」と「縦位置での操作の迷いにくさ」を優先した作りです。撮影姿勢が崩れやすい超望遠や、縦構図が多い競技撮影で、操作系が身体の動きに馴染みやすいのが利点です。
操作しやすいボタン配置とカスタム設定
D4Sは、撮影中によく使う操作をすばやく変更しやすいように作られています。AFモード、測光モード、連写モードなどを切り替えるときも、メニューを何度も開かずに操作しやすいのが特徴です。
スポーツや報道の現場では、設定変更に時間がかかるとシャッターチャンスを逃してしまうことがあります。D4Sはボタンやダイヤルで直感的に操作しやすく、ファインダーから目を離す時間を短くできます。
一方で、最近のミラーレス機に慣れている人には、ボタンや設定項目が多く感じられるかもしれません。最初からすべてを使いこなそうとせず、自分がよく使う機能だけをカスタム設定しておくと扱いやすくなります。
Nikon D4S大型ボディのメリットとデメリット
D4Sは一体型グリップを備えた大型ボディなので、持ち歩きや長時間撮影では重さを感じやすいカメラです。旅行や街歩きのように、軽快さを重視する用途にはあまり向きません。
ただし、望遠レンズを装着して撮る場面では、ボディに重さがあることで構えが安定しやすいというメリットもあります。スポーツ撮影や野生動物撮影のように、長いレンズで被写体を追い続ける場面では、軽さよりも安定感が役立つことがあります。
一方で、移動の多い取材やイベント撮影では、肩や手首への負担が大きくなります。サブカメラや交換レンズも一緒に持ち歩く場合は、機材全体の重さを考えておく必要があります。D4Sは、軽さよりも安定感や操作性を優先したカメラです。
Nikon D4Sの画質評価(解像・階調・色)

(Via:Photography Life作例)
D4Sの画質は「16.2MPだから並」ではなく、むしろ画素ピッチの余裕を高感度耐性と階調に振った設計として捉えると理解しやすいです。解像の上限は高画素機に譲りますが、仕事の歩留まりを上げる方向に強みがあります。
16.2MPが活きる場面
D4Sの16.2MPは、現在の高画素機と比べると画素数は控えめです。ただし、新聞、Web配信、社内報、スポーツ速報など、大きく印刷したり大幅に切り出したりしない用途では、十分に扱いやすい画素数です。
画素数が多すぎないぶん、1枚あたりのデータが重くなりにくく、撮影後の選別や編集を進めやすいのも利点です。大量に撮影して、すばやく写真を選び、短時間で納品するような現場では、この扱いやすさが強みになります。
一方で、野鳥のように小さく写った被写体をあとから大きく切り出したい場合や、風景写真で細部までしっかり残したい場合は、16.2MPでは物足りなく感じることがあります。そうした用途では、より高画素のカメラを選ぶか、撮影距離や望遠レンズの使い方で補う必要があります。
編集しやすさと色の安定感
RAWで撮影してあとから明るさや色を整える場合、暗い部分を明るくしたときにノイズが目立ちにくいか、照明が複雑な場所でも色が不自然になりにくいかが重要です。
D4Sは、派手な色で見せるタイプのカメラではなく、あとから自然に整えやすい写りが特徴です。ニュースやスポーツの撮影では、写真を大きく作り込むよりも、短時間で安定した仕上がりにできることが重要になります。その点で、D4Sの落ち着いた描写は扱いやすいです。
DPReviewの実機レビューでも、D4Sは前モデルのD4から大きく変わったカメラというより、細かな完成度を高めたモデルとして評価されています。派手な進化ではありませんが、暗い場所や動きの速い被写体など、難しい条件で撮るほど差が出やすいカメラといえます。
Nikon D4SのAF性能(Group-area AF)のレビュー

(Via:Photography Life作例)
D4Sの大きな特徴のひとつが、Group-area AF(グループエリアAF)です。これは、選んだピント位置だけでなく、その周辺も使って被写体を捉えるAFモードです。
動く被写体を撮るときは、狙った被写体ではなく背景にピントが合ってしまったり、一度ピントが外れたあとに戻りにくくなったりすることがあります。グループエリアAFは、そうした失敗を減らしやすい機能で、D4Sの連写性能と組み合わせることで動体撮影の成功率を高めてくれます。
グループエリアAFが使いやすいシーン
サッカーやバスケットボールのように、選手が素早く動いたり、他の選手と重なったりする場面では、1点だけでピントを合わせるAFだと被写体を外してしまうことがあります。グループエリアAFを使うと、少し広い範囲で被写体を捉えられるため、動きのある場面でもピントを合わせ続けやすくなります。
飛んでいる鳥を撮るときにも役立ちます。背景に木の枝や水面の反射があると、カメラが背景にピントを合わせてしまうことがありますが、グループエリアAFを使うことで、狙った鳥を捉え続けやすくなります。
ただし、どんな場面でも万能というわけではありません。背景がすっきりしていて被写体を正確に狙える場面では1点AF、被写体の動きが速かったり背景が複雑だったりする場面ではグループエリアAF、というように使い分けると効果的です。
AFの使いやすさはレンズや設定でも変わる
D4SのAF性能は高いですが、実際の使いやすさは組み合わせるレンズや撮影条件によっても変わります。新しい望遠レンズではピント合わせが速く感じられても、古いレンズではレンズ側の動きが追いつきにくいことがあります。
また、被写体の速さや、カメラとの距離がどれくらい変わるかによってもAFの印象は変わります。D4Sは動体撮影に強いカメラですが、AFモードの選び方やレンズとの相性まで含めて使いこなすことで、本来の性能を発揮しやすくなります。
Neil van Niekerkのレビューでも、D4SのグループエリアAFは動く被写体を安定して追いやすい点が評価されています。ピントを合わせる速さだけでなく、狙った被写体から外れにくいことを重視すると、D4Sの良さがわかりやすいでしょう。
Nikon D4Sの連写・記録性能のレビュー
D4Sは、最高約10〜11コマ/秒の高速連写に対応しています。速く連写できるだけでなく、動く被写体にピントや露出を合わせながら撮り続けられる点が強みです。約11コマ/秒は、AF-C、露出モードSまたはM、1/250秒以上など一定条件下での値です。記録形式や使用するカードによって、連続で撮れる枚数は変わります。また、連写した写真を一時的にためておく性能にも余裕があります。そのため、スポーツの長いプレーや、動きが読みにくい野生動物の撮影でも、途中で連写が止まりにくくなります。
連写が役立つ場面
野球でバットにボールが当たる瞬間、格闘技で打撃が入る瞬間、体操で着地した直後の表情などは、ほんの一瞬で写り方が変わります。D4Sの高速連写は、こうした決定的な瞬間を逃しにくくするために役立ちます。もちろん、連写すれば必ずベストショットが撮れるわけではありません。それでも、重要な場面で数多くの写真を残せるため、あとから良い1枚を選びやすくなります。
特に報道やスポーツ撮影のように、撮り直しが難しく、すばやく写真を選んで納品する現場では、この連写性能が大きな助けになります。
XQD/CFカードの使い方
D4Sは、XQDカードとCFカードの2種類の記録カードに対応しています。2枚のカードを使って、同じ写真を同時に保存したり、RAWとJPEGを分けて記録したりできます。
大量に連写する場合は、カードへの書き込み速度も重要です。書き込みが遅いカードを使うと、連写の途中で待ち時間が出やすくなります。D4Sを連写機として使うなら、カメラ本体だけでなく、記録カードの選び方も大切です。
Imaging Resourceの実機レビューでも、D4Sは連写性能や記録カードの使い方が実戦での使いやすさに関わる点が整理されています。連写を多用する撮影ほど、カード選びや記録形式の設定が撮影の快適さに影響します。
Nikon D4Sの高感度・暗所性能のレビュー

(Via:Photography Life作例)
D4Sは、暗い場所でも撮りやすいことが大きな強みです。ISO感度を上げても画質が大きく崩れにくく、暗い会場でもシャッタースピードを確保しやすくなっています。
数字上のISO感度が高いだけでなく、実際の撮影で「ブレを抑えながら撮れる場面が増える」ことが重要です。スポーツや舞台、報道のように撮り直しが難しい場面では、この暗所性能が大きな安心材料になります。
暗い体育館や舞台で使いやすい
体育館、ライブハウス、式典会場のように照明が暗い場所では、被写体ブレを防ぐためにISO感度を上げる必要があります。D4Sは高感度でもノイズが目立ちにくく、肌の色やユニフォームの色も比較的自然に残しやすいカメラです。
そのため、暗い場所で動く被写体を撮る場面でも、納品に使える写真を残しやすくなります。特に屋内スポーツや舞台撮影では、明るさが足りない中でシャッタースピードを確保できることが強みです。
ただし、ISO感度を上げれば必ずきれいに撮れるわけではありません。暗く撮れてしまった写真をあとから無理に明るくすると、ノイズが目立ちやすくなります。撮影時にできるだけ適切な明るさで撮っておくことも大切です。
D4からの改善点
前モデルのD4も高感度に強いカメラでしたが、D4Sでは画像処理やAFまわりが見直され、暗い場所や動く被写体への対応力がさらに高められています。
Photography Lifeのレビューでも、D4SはD4から大きく方向性を変えたモデルではなく、高感度性能やAF性能を少しずつ底上げしたモデルとして評価されています。派手な進化というより、厳しい撮影条件で失敗を減らしやすくしたカメラといえます。
一方で、2026年時点では、最新のミラーレス機のほうが暗い場所でのAFやノイズ処理に優れる場面もあります。D4Sを選ぶ価値は、最新性能そのものよりも、光学ファインダーの一眼レフで動く被写体を安定して撮りたい人にあります。
Nikon D4Sの動画性能のレビュー
D4Sの動画性能は、フルHD撮影が中心です。現在の動画機のように4Kや6Kで本格的に撮るカメラではありませんが、写真撮影の合間に短い動画を撮る、取材で記録用の映像を残す、Web用の動画素材を撮るといった用途には使えます。
フルHD 1080/60pでできること
D4Sは、フルHDで60pの動画撮影に対応しています。60pは1秒間に60コマで記録する方式なので、動きのある被写体をなめらかに撮りやすいのが特徴です。軽いスローモーション表現にも使えます。
また、HDMI出力を使って外部レコーダーに映像を記録することもできます。外部機器を使えば、撮影中の映像を大きな画面で確認しやすくなり、編集時の扱いやすさを高められる場合があります。
ただし、D4Sは4K以上の動画撮影には対応していません。色を本格的に作り込む動画制作や、高解像の映像を前提にした仕事では、現在のミラーレス機や動画向けカメラの方が向いています。D4Sの動画機能は、あくまで写真撮影を中心にしながら、必要な場面で動画も撮るためのものと考えるとよいでしょう。
音声まわりと操作性
D4Sは、外部マイク入力とヘッドホン端子を備えています。会見やインタビューなどで、カメラ内蔵マイクだけに頼らず音を録れる点は便利です。ヘッドホンで音を確認しながら撮影できるため、「映像は撮れていたのに音が入っていなかった」という失敗も防ぎやすくなります。
操作面では、写真撮影に慣れている人ほど扱いやすいカメラです。動画専用機のような細かな機能はありませんが、写真の現場で必要に応じて動画も撮るという使い方なら、十分に実用的です。
Nikon D4Sと競合機の比較
D4Sは、プロ向け一眼レフとして高い完成度を持つカメラです。ただし、後継機やミラーレス機には別の強みがあります。いま中古で選ぶなら、どんな撮影をしたいか、すでに持っているレンズを使いたいか、最新のAF機能を重視するかで判断が分かれます。
機種 | 特徴 |
|---|---|
Nikon D4S | 動体撮影、暗所撮影、耐久性のバランスがよいプロ向け一眼レフ |
Nikon D5 | D4Sの後継機。AF性能や高感度性能がさらに強化されている |
Canon EOS-1D X Mark II | 同じ時代のプロ向け一眼レフ。連写や動画性能も重視したモデル |
Nikon Z9 | 最新世代のミラーレス旗艦機。被写体認識AFや電子シャッターが強み |
Nikon D4S vs Nikon D5:レフ機の完成形同士で迷う場合

Nikon D5は、D4Sの後継機です。AF性能や高感度性能が強化されており、暗い会場でのスポーツ撮影や、動きの速い被写体を追う撮影ではD5の方が安心感があります。D4SからD5を選ぶ価値が出やすいのは、暗い場所での動体撮影が多い人や、ピントを外すことが仕事上のリスクになりやすい人です。
一方で、D4Sもプロ向け一眼レフとして十分に完成度が高いカメラです。16.2MPのデータは扱いやすく、大量に撮影してすばやく選別する現場ではメリットになります。Fマウントレンズをすでに持っていて、一眼レフの操作感を重視するなら、D4Sを選ぶ理由もあります。
Canon EOS-1D X Mark IIやNikon Z9との違い

Canon EOS-1D X Mark IIは、D4Sと同じくプロ向けの一眼レフです。すでにキヤノンのレンズやボディを使っている人なら、システムをそのまま活かしやすい点が強みになります。D4Sと迷う場合は、どちらのメーカーのレンズを持っているか、AFの使い心地が自分に合うかが判断材料になります。
Nikon Z9は、D4Sとは世代も仕組みも大きく違うミラーレス機です。人や動物、乗り物などを自動で認識するAF、電子シャッターによる高速撮影、EVFで仕上がりを確認しながら撮れる点などが強みです。
D4Sは、光学ファインダーを見ながら一眼レフらしい感覚で撮りたい人に向いています。Z9は、最新のAFや高画素、動画機能まで含めて現代的に撮りたい人に向いています。
Nikon D4S ボディのレビューまとめ
Nikon D4S ボディは、最高約10〜11コマ/秒の連写、グループエリアAF、暗い場所での撮りやすさを強みとするプロ向け一眼レフです。スポーツ、報道、野生動物のように、動く被写体を確実に撮りたい場面で力を発揮します。
一方で、16.2MPのため大きなトリミングには向きにくく、動画性能もフルHD中心です。軽さや高画素、4K以上の動画、被写体認識AFを重視するなら、D5やZ9なども比較した方がよいでしょう。
D4Sは、最新機能を求めるカメラというより、一眼レフで動体撮影を安定してこなしたい人に向いた一台です。中古で選ぶなら、ボディの状態、シャッター回数、バッテリーや記録カードの入手性もあわせて確認しておくと安心です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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