ミラーレスと一眼レフどっちがいい?一眼レフから買い替える前に確認したいこと

ミラーレスと一眼レフどっちがいい?一眼レフから買い替える前に確認したいこと

これから初めてカメラを買う人なら、現行モデルの選択肢が多いミラーレスに目が向きやすいでしょう。一方で、すでに一眼レフを使っている人は、ボディの性能や価格だけでは判断できません。一眼レフ用のレンズやアクセサリーを持っている場合、ミラーレス用レンズの買い直しや予備バッテリー、メモリーカードの追加費用まで考える必要があるからです。そのため、ボディ単体では手ごろに見えても、実際の買い替え費用が想定より高くなることがあります。この記事では、一眼レフをすでに使っている人に向けて、ミラーレスへ買い替えるか、今の機材を使い続けるかを判断するポイントを解説します。

みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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一眼レフからミラーレスへ買い替えるかは、今の不満点と手持ちレンズの種類で判断する

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人物やペットのピント合わせに悩む人、動画も撮りたい人、静かな場所でのシャッター音が気になる人は、ミラーレスを候補に入れやすい

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望遠レンズやマクロレンズを持っている人は、今の機材の査定額とミラーレス用レンズの購入費を比べる

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一眼レフを手放さず、ミラーレスを追加して使い分ける方法もある

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買い替えるときはボディ価格だけでなく、レンズ・予備バッテリー・メモリーカードまで含めた総額で考える

一眼レフからミラーレスへ買い替える判断基準

ミラーレスと一眼レフどっちがいい?一眼レフから買い替える前に確認したいこと

ミラーレスには、人物や動物を認識するAF(オートフォーカス)、動画撮影向けの機能、電子シャッターによる静かな撮影などを備えた機種があります。ただし、すべての一眼レフユーザーがすぐに買い替える必要はありません。

まずは、今の一眼レフで困っていること、手持ちレンズ、買い替えにかかる総額を分けて考えましょう。

確認すること

判断のポイント

一眼レフで困っていること

ピント合わせ、動画、重さ、シャッター音など、何に不満があるかを整理する

手持ちレンズの種類

望遠・マクロ・単焦点レンズを持っている場合は、買い直し費用も確認する

よく撮る被写体

子ども・ペット・動画・スポーツなど、撮るものに合う機能があるかを見る

買い替え総額

ボディだけでなく、レンズ・予備バッテリー・メモリーカードまで含める

一眼レフへの不満

大きな不満が少ないなら、買い替えを急がなくてもよい

買い替え前に知っておきたいミラーレスと一眼レフの違い

買い替え前に知っておきたいミラーレスと一眼レフの違い

買い替えを考えるときは、撮る前の見え方、電池持ち、画質の考え方を押さえておくと判断しやすくなります。

比較ポイント

ミラーレス

一眼レフ

撮る前の見え方

電子ファインダーや背面モニターで、明るさや色味を確認しながら撮れる

光学ファインダーで被写体を自然に見られるが、明るさや色味の変化は撮影後に確認する

電池持ち

電子ファインダーや背面モニターを使うため、予備バッテリーを用意したい場面がある

光学ファインダー中心なら電力消費を抑えやすい

画質

センサーサイズ、カメラの世代、レンズ、撮影条件で変わる

ミラーレスか一眼レフかだけでなく、カメラの世代やレンズで変わる

撮る前に明るさや色を確認したいならミラーレス

ミラーレスは、電子ファインダーや背面モニターに明るさや色味の変化が表示されます。逆光や室内など明るさを判断しにくい場面でも、撮影前に仕上がりを見ながら調整できることが利点です。

一眼レフでも撮影後に画像は確認できます。ただし、光学ファインダーで見ている段階では、明るさの補正や色味の変化をそのまま確認できるわけではありません。そのため撮る前に明るさや色を見ながら調整したい人は、ミラーレスのほうが扱いやすく感じることがあります。

画質と電池持ちは機種や使い方で変わる

ミラーレスに替えれば、必ず画質が上がるわけではありません。写真の仕上がりは、センサーサイズ、カメラの世代、レンズ、撮影条件によって変わるからです。

また、電池持ちは一眼レフのほうが合う場面もあります。屋外で一日中撮る人や旅行先で充電しにくい人は、ミラーレス本体だけでなく予備バッテリーの価格や充電方法も確認しておきましょう。

ミラーレスへの買い替えを検討すべき悩み

ミラーレスへの買い替えを検討したい悩み

ミラーレスに替えることで、撮影しやすくなる場面があります。買い替えを考えるときは新しい機種かどうかだけでなく、自分がよく撮るものに合っているかを確認しましょう。

悩み

確認したいポイント

人物やペットのピントが外れやすい

顔・瞳AFや動物認識AFに対応しているか

動画が撮りにくい

動画中のAF、手ブレ補正、可動式モニター、マイク端子があるか

カメラが重くて持ち出しにくい

ボディとよく使うレンズを合わせた重さが今より負担にならないか

静かな場所でシャッター音が気になる

電子シャッターに対応しているか。動体や照明下での歪み・縞も確認する

ピントや動画に悩むならAFまわりを強化する

人物やペットを撮るときにピントが外れやすい人は、被写体認識AFに対応したミラーレスを検討してみましょう。AFはオートフォーカスのことで、被写体認識AFは人の顔や瞳、動物などをカメラが見つけて追い続ける機能です。

動画もよく撮るなら、動画中のAFや手ブレ補正、可動式モニターも確認したいところです。Vlogのように自分で話しながら撮る動画や、家族動画を撮る場合は、画面を前に向けられるモニターやマイク端子があるかも見ておきましょう。

重さとシャッター音は使う場面で確認する

一眼レフの重さが理由で出番が減っているなら、小型のミラーレスに替えることで持ち出しやすくなる場合があります。ただし、小型ボディでも大きなズームレンズを付けるとバッグの中でかさばります。軽さを重視するなら、レンズ込みの重さで比べましょう。

また、発表会や舞台など撮影が許可されている静かな場所では、電子シャッターに対応したミラーレスが選択肢になります。ただし、電子シャッターは動きの速い被写体だと形がゆがんだり、照明の種類によって写真に縞が出たりすることがあります。大切な撮影で使う場合は、事前に似た環境で試しておくと安心でしょう。

買い替えても別途確認したいこと

買い替えても別途確認したいこと

ミラーレスに替えると、ピント合わせや動画撮影で扱いやすくなる場面があります。一方で、カメラを替えるだけでは解決しないこともあります。買い替え前に、次の点も確認しておきましょう。

確認すること

ポイント

写真の仕上がり

構図、光の向き、レンズ選びまではカメラ任せにはできない

望遠撮影の重さ

ボディだけでなく、望遠レンズを付けた状態の重さを見る

電池持ち

撮影時間が長い人は、予備バッテリーの価格や充電方法も確認する

写真の仕上がりと重さは機材全体で見る

ミラーレスに替えると、ピント合わせや明るさの確認はしやすくなります。ただし、構図や光の向き、シャッターを切るタイミングまでカメラ任せにできるわけではありません。今の写真に満足できない場合は、カメラ本体だけでなくレンズや撮り方も見直してみましょう。

また、ミラーレスはボディが小型の機種も多いですが、望遠レンズやF値の小さい明るいレンズは大きく重くなりやすいです。スポーツや野鳥を撮る人は、ボディだけでなくレンズ込みの重さと価格を確認しておきましょう。

長時間撮影ではバッテリー運用も確認する

ミラーレスは電子ファインダーや背面モニターを使うため、一眼レフよりバッテリー交換の回数が増えることがあります。旅行やイベントで長時間撮るなら、予備バッテリーを含めた運用を考えておくと安心です。

買い替え前に手持ちレンズを整理する

買い替え前に手持ちレンズを整理する

一眼レフからミラーレスへ移る前に、まず手持ちレンズを確認しましょう。レンズはボディより長く使うことが多く、ミラーレス用に買い直すと費用が大きくなることがあります。そのため使う頻度、買い直し費用、アダプターで使えるかを分けて考えると整理しやすくなります。

手持ちレンズの状況

確認すること

よく使うレンズがある

同じ用途のミラーレス用レンズの価格を確認する

ここ1年ほとんど使っていないレンズがある

売却して買い替え資金に回せるか査定額を見る

キットレンズだけを使っている

ボディと標準ズームをまとめて入れ替えやすい

望遠・マクロ・単焦点レンズを使っている

買い直し費用と使用頻度を比べる

手放したくないレンズがある

マウントアダプターで使えるか、AFや手ブレ補正の動作を確認する

よく使うレンズは買い直し費用を確認する

運動会などのイベントで使う望遠レンズ、小物撮影で使うマクロレンズ、背景をぼかした撮影で使う単焦点レンズなどは、ミラーレス用に買い直すと費用が大きくなることがあります。

よく使うレンズはすぐに売らず、同じ用途のミラーレス用レンズがいくらで買えるかを確認しましょう。手放したくないレンズがある場合は、マウントアダプターで使えるかも見ておくと判断しやすくなります。マウントアダプターとは、一眼レフ用レンズをミラーレスボディに取り付けるための中継パーツです。

使っていないレンズは売却候補にする

ここ1年ほとんど使っていないレンズは、売却して買い替え資金に回す候補になります。すべてのレンズを残すと、ミラーレスへ移ったあとに使わない機材が増えることもあるからです。

全部売るか全部残すかで考える必要はありません。レンズごとに「残す」「売る」「アダプターで使う」に分けておくと、買い替えに必要な費用を見通しやすくなります。

一眼レフを売る・残す・併用する3つの方法

一眼レフを売る・残す・併用する3つの方法

手持ちレンズを整理したら、次は機材をどう移行するかを考えます。買い替えといっても、今の機材をすべて売る必要はありません。使い方や予算に合わせて、売る・残す・併用する方法を選びましょう。

一眼レフ一式を売ってミラーレスへ移る

手持ちレンズが少ない人や、動画も撮りたい人は、一眼レフ一式を売ってミラーレスへ移る方法があります。使う機材をミラーレスに統一でき、今後はミラーレス用レンズを中心にそろえられます。

ただし、標準ズームだけでは撮りたい場面に足りないことがあるでしょう。そのためイベント用の望遠レンズ、室内撮影用の明るいレンズなど、必要な焦点距離をあらかじめ考えておくと安心です。

一眼レフを残してミラーレスを追加する

望遠レンズを残したい人や、一眼レフの光学ファインダーが好きな人は、ミラーレスを追加する方法もあります。旅行やイベントなど撮り直しができない場面では、もう1台のカメラとして使える点もメリットです。

一方で、2つの機材を持つとバッテリーや充電器、レンズ管理が増えます。使う予定のない機材を残すと保管スペースも必要になるため、どの場面で使うかを決めておきましょう。

マウントアダプターで段階的に移る

一眼レフ用レンズをすぐに手放したくない人は、マウントアダプターを使って段階的に移る方法もあります。手持ちレンズを使いながらミラーレスボディを試し、よく使うレンズから少しずつ置き換えていく流れです。

ただし、アダプターを使っても、すべてのレンズが同じ操作感で使えるとは限りません。動く被写体の撮影や動画で使う主力レンズは、店頭やレンタルで試し、AFの速さや手ブレ補正の動きを確認しておくと安心でしょう。

撮影ジャンル別の確認ポイント

移行方法を決めるときは、よく撮る被写体もあわせて考えましょう。撮影ジャンルによって、買い替え前に確認したい項目は変わります。

撮影ジャンル

確認ポイント

子ども・ペット

顔や瞳を認識するAFに対応しているか。室内撮影が多い場合は、明るいレンズの予算も見る

旅行・街歩き

ボディと標準ズームを合わせた重さを確認する

スポーツ・野鳥

AFや連写だけでなく、超望遠レンズの価格も確認する

風景・日中スナップ

今の一眼レフに不満が少ないなら、買い替えを急がなくてもよい

動画・Vlog

動画中のAF、可動式モニター、手ブレ補正、マイク端子を確認する

買い替え前に総額を確認する

買い替え前に総額を確認する

機材の残し方や買い替え方が見えてきたら、最後に総額を確認します。ミラーレスへ買い替えるときは、ボディ価格だけで判断しないようにしましょう。レンズや予備バッテリーまで含めると、当初の予算を超えることがあるからです。

ボディ以外に必要なものを確認する

買い替え前に、次の項目を確認しておきましょう。

確認するもの

見落としやすいポイント

ボディ

新品・中古の価格差、保証の有無

標準ズーム

キットレンズで足りるか、別で買うか

望遠レンズ

イベント・野鳥・スポーツで必要か

単焦点レンズ

室内撮影や背景をぼかした写真で使うか

予備バッテリー

撮影時間が長い場合に追加が必要か

メモリーカード

動画や高速連写で容量・速度が足りるか

マウントアダプター

手持ちレンズを使う場合に必要か

査定額

今の一眼レフやレンズを売った場合、買い替え費用をどれくらい抑えられるか

中古で買うなら状態も確認する

中古のミラーレスを買う場合は、価格だけでなく状態も見ておきましょう。外装の傷、センサーゴミ、液晶やファインダーの見え方、バッテリーの劣化、付属品の有無はとくに確認したいポイントです。

レンズを中古で買うなら、カビやくもり、目立つチリがないかも確認します。なお、保証のあるショップや動作確認済みの商品を選ぶと、購入後に不具合が見つかったときも相談しやすくなります。

売る前に付属品をそろえる

一眼レフを売る場合は、充電器、バッテリー、レンズキャップ、ストラップ、説明書、元箱などを確認しましょう。付属品がそろっていると、査定時に評価されることがあるからです。

また、SDカードは必ず抜いておきます。あわせて、Wi-FiやBluetoothの接続設定、著作権情報など、個人情報につながる設定は削除しておきましょう。さらにカメラ内の設定も初期化しておくと、個人情報を防ぎやすくなります。レンズやボディは無理に分解清掃せず、外装のホコリを軽く落とす程度にとどめます。

迷ったときの判断手順

迷ったときの判断手順

ここまで整理しても迷う場合は、次の順番で考えてみましょう。今の不満、手持ちレンズ、買い替え総額を順番に見ると、残す機材と買い替える機材を分けやすくなります。

  1. 今の一眼レフで困っている場面を書き出す
  2. 困っている理由を、ピント合わせ・動画・重さ・シャッター音・画質に分ける
  3. 手持ちレンズを「売る」「残す」「アダプターで使う」に分ける
  4. ミラーレス本体と必要なレンズ、予備バッテリー、メモリーカードの総額を出す
  5. 今の一眼レフやレンズの査定額を確認する
  6. まだ迷う場合は、店頭やレンタルでミラーレスを試してから判断する

まとめ:一眼レフからミラーレスへの買い替えは、解決したい悩みで選ぶ

一眼レフからミラーレスへ買い替えるかは、新しい機種かどうかだけで決めるものではありません。まずは、今の一眼レフで困っている場面と、手持ちレンズの使い道を確認しましょう。人物やペットのピント合わせ、動画撮影、静かな場所での撮影、持ち出しにくさに悩んでいるなら、ミラーレスを候補に入れやすいです。一方で、望遠レンズをすでに持っている人や、日中の静止画中心で今の一眼レフに不満が少ない人は、今の機材を使い続ける選択もあります。迷ったら、手持ちレンズを「売る」「残す」「アダプターで使う」に分けてから、レンズや予備バッテリーまで含めた総額を確認しましょう。今の機材を残すか、ミラーレスへ移るかを具体的に考えやすくなります。


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