
【リーク】RF18mm F1.4 L VCMの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ






2026年に公開されたキヤノンの光学設計に関する特許情報をきっかけに、RF18mm F1.4 L VCMの存在が現実味を帯びて語られるようになりました。18mmでf1.4という組み合わせは、星景や室内、環境ポートレート、動画制作まで幅広い需要があり、RFシステムの「超広角・大口径単焦点」の選択肢を増やす可能性があります。もっとも特許は製品化の確定情報ではないため、確定している数字と、発売時期・価格などの予想を切り分けながら、現時点で分かることを整理します。
この記事のサマリー

RF18mm F1.4 L VCMは特許公開を起点に注目が集まった未発表レンズで、発売日や価格は確定していません

特許の設計値には全長約117.5mm、バックフォーカス約18.44mm、半画角42.54°などの具体的な数値が含まれます

18mm×f1.4は「14mmほど誇張しない広さ」と「20mmより一歩広い空気感」の中間を狙える焦点距離として期待されています

VCM(ボイスコイルモーター)採用が事実なら、静粛性と追従性、動画での扱いやすさが大きな魅力になります

価格は既存の超広角f1.4 Lの間に入る可能性があり、発表時期は2026年後半〜2027年以降まで幅を見ておくのが安全です
RF18mm F1.4 L VCMリークの根拠は「特許公開」:まず事実だけ整理

今回の話題の出発点は、キヤノンが公開した特許文書で示された大口径広角単焦点の光学設計です。未発表製品のリークでは、まず「文書で確認できる事実」と「そこから先の推測」を切り分けるほど判断が安定します。ここでは、特許に書かれている設計値と、そこからは決められない要素を分けて整理します。
特許P2026043301で確認できる設計値(数値は設計上の計算値)
特許P2026043301にはフルサイズ向けの広角大口径単焦点の例として、18mm付近・開放F1.46の設計が含まれます。具体的には焦点距離20.60mm、最大口径F1.46、半画角42.54°、像高18.90mm、全長117.50mm、バックフォーカス18.44mmといった数値が記載されています。
重要なのは、これらが「最終製品のスペック表」ではなく、光学設計の成立性や収差補正の方向性を示す設計値だという点です。小数点付きの値はとくに計算上の数字であることが多く、製品化されるなら18mm・f1.4といった端数のない表記へ整理される可能性も考えられます。
特許から分からないこと:製品名・発売日・価格は確定しない
特許が示せるのは「こういうレンズが理論上・設計上は成立する」という範囲までで、製品名がRF18mm F1.4 L VCMになるか、Lレンズ相当の防塵防滴やコーティング仕様になるか、量産のために構成を変えるかは読み取れません。発売日・予約開始日・国内価格も、特許だけでは決めようがない情報です。
また、特許には複数の焦点距離案が同時に載ることも珍しくありません。今回も18mmだけでなく、14mm F1.46や34mm F1.85といった設計が併記されているとされ、最終的にどれが製品化されるかは別問題になります。期待しすぎず、しかし数字が出ている部分は冷静に評価する、という距離感がちょうど良いでしょう。
情報の流れ:Canon Rumorsを起点に複数サイトへ波及
今回の話題は、海外Canon Rumorsが特許を材料に取り上げたことで一気に広がりました。加えて、特許出願の概要をまとめた記事としてShutterCountも関連情報を掲載しており、断片をつなぐと「大口径超広角を研究している」こと自体は確からしく見えてきます。
一方で、情報の多くが同じ特許由来である以上、独立した実機目撃や開発ロードマップの確定情報が出ている状況とは言えません。現時点では「特許に裏打ちされた可能性の話」として受け止めるのが安全で、ここから先は推測の精度を上げる作業になります。
なぜ18mm f1.4が注目される?RFシステムの空白と用途
18mmの大口径単焦点がもしRFで登場すれば、単に「広いレンズが増える」以上の意味を持ちます。14mm級ほど誇張しないのに、20〜24mmより明確に広い。しかもf1.4なら、暗所・被写界深度・表現の自由度に直結します。ここでは、18mmという焦点距離が刺さる理由を撮影シーンに落とし込みます。
18mmの「広さ」は、室内と街の両方で使いやすい
18mm(フルサイズ)は、狭い室内で「下がれない」状況を救う焦点距離です。たとえばリビングで子どもと祖父母を同じフレームに入れたいとき、24mmだと一歩足りず、14mmだと端の顔が伸びやすい場面があります。18mmなら画角の余裕を確保しつつ、歪みの管理が比較的現実的なラインに収まります。
街スナップでも同様で、建物の圧迫感を出しすぎずに奥行きを描けます。たとえば雨上がりの路地で水たまりの反射を前景に置き、背景に看板や人の気配を入れるような構図では、20mmより少し広いだけで「前景→中景→背景」のレイヤーが作りやすくなります。数字上は2mm差でも、撮り方によっては印象が変わる領域です。
f1.4の2段メリット:星景・イベント・動画で効く
f1.4はf2.8より2段明るく、同じ露出を得るならシャッター速度を4倍速くできます。星景で例を挙げると、f2.8でISO6400・10秒だったものが、f1.4ならISO6400のまま2.5秒まで短縮でき、星の流れを抑えやすくなります。逆に秒数を維持してISOを下げる選択もでき、暗部ノイズの粘りが変わります。
イベントや室内の手持ち撮影でも、f1.4は「ブレを止める」側に効きます。たとえばダンス発表会の客席から広めに舞台を入れたいとき、f2.8だと1/125秒を確保するためにISOが上がりやすいのに対し、f1.4なら1/250秒に上げて動体ブレを抑える、といった設計が可能になります。超広角であっても、動く被写体には明るさが武器になります。
14mmと20mmの「間」を埋める意味:誇張と自然のバランス
14mmは劇的なパースが魅力ですが、人物の顔や体の端が伸びやすく、構図の難度も上がります。逆に20mmは扱いやすい一方で、「もう少しだけ広さが欲しい」場面が確実にあります。たとえば結婚式の控室でメイク中の空気感を入れたい、ホテルの客室でインテリアと人物を一緒に撮りたい、といったシーンは18mmがちょうどいい中間になり得ます。
数字の目安として、フルサイズの対角画角は18mmで約100°、20mmで約95°程度になり、約5°の差が出ます。画角差は小さく見えても、超広角域では端の情報量が増えるため、フレーミングの自由度に影響しやすいのがポイントです。RF18mm F1.4 L VCMが製品化されるなら、この「少し広い」を狙う価値が問われるでしょう。
RF18mm F1.4 L VCMの予想スペック
特許に含まれる数値は、レンズのキャラクターを推測するうえで強いヒントになります。全長やバックフォーカスが見えると、鏡筒サイズの方向性、後玉の配置、補正の難しさがある程度イメージ可能です。ここでは、特許で確認できる設計値と、現行のVCM系L単焦点の流れから考えられる要素を表で整理します。
項目名 | 予想値 |
|---|---|
対応フォーマット | フルサイズ(像高18.90mmの設計例) |
焦点距離 | 18mm(特許設計例では20.60mm付近の値が記載) |
開放F値 | f1.4(特許設計例ではF1.46) |
画角 | 半画角42.54°(特許設計例) |
レンズ全長 | 約117.50mm(特許設計例) |
バックフォーカス | 約18.44mm(特許設計例) |
AF駆動 | VCM(ボイスコイルモーター)採用が噂 |
光学要素 | UDガラス、非球面などを用いた高補正設計が有力 |
手ブレ補正(レンズ内IS) | 不明 |
フィルター径 | 不明(72mmまたは77mm級の可能性) |
全長約117.5mmが示すサイズ感:20mmクラスに近い可能性
特許設計例の全長117.50mmは、超広角f1.4としては「極端に巨大」という印象ではありません。もちろん製品化で鏡筒の張り出しやレンズ前玉の保護構造が足されると変わりますが、少なくとも“持ち出せないサイズ”を前提にした研究ではなさそうです。星景や旅で使うなら、バッグへの収まりは実用性を左右します。
サイズ感の想像が役立つのは、運用の現実も見えるからです。たとえばジンバル運用では、全長と前玉の重量バランスがチューニングの難度に直結します。もう一つの例として、屋内でのLEDライト併用では、フードの大きさやフィルター径が照明のケラレに影響します。全長の数字は、こうした撮影の詰めに効いてきます。
バックフォーカス約18.44mm:ミラーレスでの設計自由度が見える
バックフォーカス18.44mmという値は、ミラーレスの短フランジバックを活かした広角設計を連想させます。後群をセンサーに寄せられるほど、レトロフォーカスの無理を減らしやすくなり、周辺解像や歪曲補正の設計自由度が上がります。超広角でf1.4を成立させるうえで、この余裕は小さくありません。
一方で、後玉が近い設計は、センサー前のカバーガラスやマイクロレンズ配置との相性も無視できません。たとえば周辺光量や斜入射の色被りを抑えるには、光線の入射角管理が重要になります。特許が示すのはあくまで方向性ですが、「解像と周辺の整い」を狙った研究が進んでいる可能性は感じられます。
ISやフィルター径が不明な理由:設計の優先順位で変わる
手ブレ補正(レンズ内IS)は、広角でも動画用途では歓迎される一方、光学系の可動部が増えることでサイズやコストに跳ね返ります。たとえば手持ちVlogで歩き撮りするならISが助けになりますが、ボディ内手ブレ補正と電子補正で十分という設計もあり得ます。RF18mm F1.4 L VCMが「ハイブリッド向け」なのか「純粋な高画質単焦点」なのかで、ISの採否は変わり得ます。
フィルター径も同様で、星景ユーザーは角型フィルター運用を重視する人が多く、前玉の張り出し形状が重要になります。逆に動画撮影者はNDフィルターをねじ込みで使いたいことが多く、72mmや77mmに収まるかは関心が高いポイントです。ここが読めないのはもどかしいものの、製品の性格を左右する要素だからこそ慎重に詰めている、と見ることもできます。
光学設計の難所:歪曲・周辺減光・コマ収差をどう抑えるか
18mmでf1.4という仕様は、光学的に“難しいことを全部やる”領域に入ります。広角は周辺に行くほど光線が斜めに入射し、像面湾曲や非点収差、色収差、周辺減光が目立ちやすくなります。さらに星景ではコマ収差が顕著に見え、動画では歪曲と呼吸(ブリージング)が違和感につながります。だからこそ、特許にUDや非球面が登場すること自体が意味を持ちます。
18mm f1.4で出やすい弱点:端の流れと周辺光量
超広角大口径で多い悩みが、画面四隅の解像低下と光量落ちです。たとえば夜景の点光源を端に置くと、点が鳥の羽のように流れて見えることがあり、星景だと星が三角形に伸びてしまう原因になります。もう一つ、室内撮影で白壁を写すと周辺が暗く落ち、補正してもノイズが出やすいという問題も起きます。
これらは「設計で抑える」「補正で整える」の両輪になりますが、補正に頼りすぎると周辺の引き伸ばしで解像が落ちたり、動画で画角変化が強く見えたりします。RF18mm F1.4 L VCMがLを冠するなら、素の光学性能でどこまで粘れるかが、価格に見合うかどうかの分岐点になるでしょう。
UD・非球面の役割:色ズレと歪曲を“撮って出し”寄りに
UD(特殊低分散)系のガラスは、広角で目立ちやすい倍率色収差や軸上色収差の抑制に効きます。たとえば街灯の縁や樹木の枝のコントラスト部分で、紫や緑のにじみが出ると作品の鮮度が落ちますが、UDの投入はこうしたにじみの減少に寄与します。建築の窓枠や電線など、細線の被写体ほど効果が見えやすいのもポイントです。
非球面は歪曲と球面収差の制御に大きく関わります。18mmでは樽型歪曲が出やすく、室内で棚やドア枠が曲がると気持ち悪さが出ます。もう一つ、開放付近で周辺の像が甘いと“広角の味”として許容されにくいので、非球面で周辺まで整える設計が期待されます。ただし非球面は玉ねぎボケなど副作用もあるため、描写の好みは分かれる可能性があります。
星景・建築での期待と注意:コマ収差と補正プロファイル
星景では、コマ収差の抑え込みが評価を大きく左右します。たとえば夏の天の川を18mmで撮る場合、開放で四隅の星が点に近いほど「現場での確認が早い」「後処理が減る」という実利があります。もう一つ、冬のオリオン座のように明るい星が多い領域では、コマが残ると目立ちやすく、F2まで絞らないと整わないレンズも少なくありません。
建築や室内では、歪曲補正と周辺解像の両立が重要です。撮影後の補正プロファイルで真っ直ぐにする前提の設計だと、画面端が引き伸ばされ、人物や家具が不自然に見える場合があります。RF18mm F1.4 L VCMがもし登場するなら、静止画だけでなく動画の「補正の見え方」まで含めて評価されるはずで、ここはハイブリッド時代ならではの注目点です。
VCM AFがもたらす動画適性:フォーカスブリージングと追従
RF18mm F1.4 L VCMの名称に入っているVCMは、キヤノンが近年押し出しているボイスコイルモーターのことです。超広角は「ピントが合っていればいい」だけでは済まず、動画のフォーカス送りや追従で違和感が出やすい焦点域でもあります。静粛性、追従性、滑らかさが本当に得られるなら、写真より動画で価値を感じる人も増えるでしょう。
VCMのメリット:重めのフォーカス群を速く、静かに動かす
VCMは磁力でコイルを直線的に駆動し、素早く狙いの位置にフォーカス群を移動できる方式として語られます。超広角f1.4は前玉が大きく、設計によってはフォーカス群も重量級になりがちです。ここをしっかり動かせるモーターがあると、暗所での合焦速度や、被写体がこちらに寄ってくる場面での追従が安定しやすくなります。
もう一つの価値は静粛性です。たとえばインタビューでマイクをカメラに近づける運用や、結婚式の挙式で静かな環境を撮る場合、AF駆動音が乗りにくいことは重要です。超広角は寄りで撮ると被写体との距離が近くなり、モーター音の相対的な存在感が上がるため、静かな駆動は実利に直結します。
18mmこそAFが効く場面:近接・移動撮影・暗所で差が出る
広角は被写界深度が深いのでAFが不要と言われがちですが、f1.4で寄ると話は変わります。たとえば最短撮影距離が0.25〜0.35m付近まで寄れる設計なら、前景の小物にピントを置き、背景の人物を柔らかく落とす映像表現が可能になります。このとき、AFが滑らかに追従するかどうかで完成度が変わります。
移動撮影でも差が出ます。ジンバルで廊下を歩きながら人物に寄るワンシーンでは、被写体距離が刻々と変化し、ピントが外れると修復が難しくなります。もう一つ、夜の街でネオンを背景に人物を追う場合、暗所での迷いが少ないAFは撮れ高に直結します。18mmは“広いから安心”ではなく、“広いのに寄れるから難しい”焦点域でもあります。
フォーカスブリージング対策の期待:動画ユーザーの注目点
動画では、ピント位置が変わると画角が微妙に変化するフォーカスブリージングが気になります。広角で人物の顔にピントを合わせ直すだけでも、背景の見え方が揺れて酔いやすくなることがあります。VCM採用が事実なら、フォーカス群の制御精度を上げやすく、ブリージングの抑制や補正との相性が良くなる可能性があります。
ただし、ブリージングはモーターだけで消える性質ではなく、光学設計の思想が支配します。たとえば写真優先の設計で、最短距離側の収差を強く補正する場合、ブリージングが増えることもあります。RF18mm F1.4 L VCMが「ハイブリッド」を冠する方向なら、静止画の解像と動画の自然さをどう配分するかが見どころになります。
発売日予想:2026年後半〜2027年以降まで幅を見るのが安全
発売時期は、多くのユーザーが最も気にする一方で、特許起点のリークでは最も外れやすい要素でもあります。ここでは、特許→製品化までの一般的なタイムラグ、そしてキヤノンのレンズ展開の流れから、現実的なレンジを考えます。断定は避けつつも、待つ価値があるかの判断材料になるよう、複数の見立てを並べます。
特許から発売までの時間差:1〜2年は珍しくない
レンズは、設計が成立しても量産の壁があり、コーティングや研磨精度、組み立て公差の最適化で時間がかかります。特許が2026年に公開されたとして、そこからすぐに登場するケースもゼロではありませんが、1〜2年程度の開きが出ても不思議ではありません。とくに超広角f1.4は難易度が高く、テストと改修を繰り返すほど期間が伸びやすいカテゴリです。
もう一つの要因が、ラインナップ内の食い合い回避です。焦点距離が近いレンズが同時期に並ぶと、ユーザーは迷いますし、メーカー側も生産計画が複雑になります。仮に18mmが本命でも、既存の超広角f1.4の販売が落ち着く時期に合わせるなど、タイミング調整が入る可能性があります。
2026年のレンズ拡充観測:VCM採用拡大の流れは追い風
2026年は、RFのレンズ拡充がさらに加速するという見方もあります。海外メディアの分析として、The Phoblographerは、望遠ズームや標準ズームの更新など複数の可能性に言及しており、VCMを含む新機構が広がっていく流れ自体は整っています。超広角域の穴を埋める戦略があるなら、18mmのような“間”のレンズは企画としても分かりやすい存在です。
ただし、拡充観測がそのまま個別製品の登場を保証するわけではありません。優先順位は市場要望と生産都合で変わります。動画向けの需要が高まるほど広角大口径の価値は上がりますが、同時に競合する新製品も増え、発表枠が埋まる可能性もあります。
発表イベントの可能性:大型イベントよりも単独発表もあり得る
かつては大きな展示会に合わせた発表が定番でしたが、近年はレンズ単独での発表も珍しくありません。もしRF18mm F1.4 L VCMが「動画も強いL単焦点」の一員として位置付くなら、動画関連の話題とセットで出してくる可能性もあります。たとえば同時にファームウェアやアクセサリーの強化が出ると、訴求が一段分かりやすくなります。
一方で、超広角大口径は供給数量が読みにくいカテゴリでもあります。発表はしても、初期出荷が少なく納期が伸びると評価にも影響します。そう考えると、発表と発売を近づけるために、開発と生産の見通しが立つまで表に出さない、という判断も十分あり得ます。結論としては、2026年後半に発表があれば早い部類、現実的には2027年以降まで視野に入れるのが無難でしょう。
価格予想:超広角f1.4 Lの中間帯に収まるか
価格は未確定ですが、同じRFのL単焦点、同じf1.4、さらに超広角という条件が揃うと、ある程度レンジを推測できます。ここでは、すでに販売されている超広角〜広角のL単焦点の位置付けから、RF18mm F1.4 L VCMがどの価格帯に置かれそうかを考えます。国内価格は為替や流通で揺れますが、「どれくらいの投資になるか」の体感を掴むのが目的です。
比較軸になる既存レンズ:14mmの高額帯と20mmの現実帯
まず比較対象として、RF 14mm F1.4L VCMは北米で$2,599(約39万円)という価格が伝えられており、超広角f1.4の難易度がそのまま価格に反映されています。Fstoppersの実機レビューでも、小型さと特殊性がセットで語られており、ニッチでも成立する“プレミアムな道具”としての立ち位置が見えます。
もう一方で、RF 20mm F1.4L VCMは$1,549(約23万円)級とされ、同じf1.4でも「超広角度合い」が少し緩むだけで価格が現実的になります。RF18mm F1.4 L VCMが登場するとして、14mmほどの極端さはなく、20mmほど一般的でもない中間です。この“中間の特殊性”が価格を押し上げるか、逆に需要の広さで抑えられるかが焦点になります。
価格を左右する要素:歪曲補正の余力、フィルター運用、ISの有無
価格に効く要素は、ガラス材と加工難度です。超広角で歪曲と周辺を整えるには大口径の特殊硝材や大径非球面が増えやすく、ここがコストの山になります。星景を意識してコマ収差を開放から抑える設計だと、さらに要素が増える可能性があり、14mm寄りの価格に近づく要因になります。
もう一つがフィルター運用です。ねじ込み式フィルターが使える設計にこだわると、前玉形状の制約が増え、光学系の難度が上がりやすくなります。逆に前玉が大きく張り出すタイプなら、角型フィルター前提で割り切れるものの、風景ユーザーの一部が敬遠することもあります。さらにISを載せるなら機構分のコスト増が避けられず、動画向けの価値と価格のバランス調整が必要になります。
国内の税込目安:25万円台〜35万円台に入れば“現実的”という見方
以上を踏まえると、RF18mm F1.4 L VCMが仮に製品化される場合、$1,799〜$2,099(約27万円〜約31万円)あたりが「20mmより上、14mmより下」という素直な置き方になりそうです。ここに収まるなら星景・動画・仕事用途のユーザーにとって現実味が出てきます。
逆に、14mm級に寄って40万円前後に迫ると、用途がかなり尖り、購入層は絞られるでしょう。18mmは“使いやすい特殊”になり得る焦点距離なので、価格がどちらに振れるかで評価が大きく変わります。発表時はスペック以上に、この値付けがニュースになりそうです。
競合・代替レンズ比較:RF18mm F1.4 L VCMが刺さる人の輪郭
未発売のレンズを待つべきか、それとも現行製品で目的を満たせるかは、撮りたいものと作風で決まります。18mm f1.4は唯一無二に見えますが、14mm・20mm・ズーム・APS-C用の大口径など、目的別の代替は存在します。ここでは「どれを選ぶと何が得られるか」を、立ち位置の違いとして整理します。
比較対象として挙げやすいレンズを並べると、用途の境界が見えてきます。
製品名 | 立ち位置 |
|---|---|
RF 14mm F1.4L VCM | 最も劇的な画角。星景・建築・映像で唯一性が高いが、誇張と価格も大きい |
RF 20mm F1.4L VCM | 超広角と広角の橋渡し。人物やドキュメンタリー寄りで運用しやすい |
画角の自由度が高く、動画の引き寄りにも強い。ボケ量と暗所はf1.4に譲る | |
APS-Cの軽量超広角。携帯性は抜群だが、暗所と表現の幅は別カテゴリ | |
最小・最軽量で広さを確保。夜や動画での余裕は大口径Lに届かない | |
APS-Cでf2.8通しの広角ズーム。コスパと軽さ重視の現実解になりやすい |
RF18mm F1.4 L VCMが“本命”になりやすい撮影:寄れて、広くて、暗い
18mm f1.4が強いのは、暗所で広く撮りつつ、被写体の存在感を立てたいときです。たとえばドキュメンタリーで被写体にかなり近づき、背景に環境情報を残す撮り方では、f2.8ズームよりも被写体分離が効きます。もう一つ、夜の室内で照明が弱い場面でも、ISOを抑えながらシャッター速度を稼げるので、肌の階調や色の粘りが得やすくなります。
また、動画でも価値が出ます。歩き撮りで被写体に寄ると、広角でも被写界深度は意外と薄くなり、AFの追従と描写がセットで問われます。VCMの滑らかさが活きるなら、レンズ一本で「空気感のある広角カット」と「寄りの表情」をつなぎやすく、作品のテンポ作りに効いてくるでしょう。
すでに満たせる人:ズームの機動力か、14mmの唯一性で足りるケース
一方で、すべての人が18mm f1.4を待つ必要はありません。たとえば旅行や仕事で「画角を変えながら確実に撮る」ことが最優先なら、16-28mm f2.8クラスのズームが安定します。室内でテーブル全体→人物→ディテールへとテンポよく切り替えるとき、単焦点よりズームのほうが失敗が減ります。
逆に、星景や建築で「とにかく最広角のf1.4が必要」なら、14mmの方向性がハマる可能性があります。たとえば星を大きく入れつつ前景も強く見せたい、狭い場所で天井まで入れたい、といった用途は14mmが代替しづらい領域です。18mmが出ても14mmの独自性は残るため、用途が明確なら先に解決するという考え方も成り立ちます。
APS-Cで代替する発想:軽さ重視なら“画角の広さ”は先に手に入る
コストと携帯性を重視するなら、APS-Cの広角ズームや単焦点で「広い画」を先に作るのも現実的です。たとえば軽量なAPS-Cボディと10-18mmクラスの組み合わせなら、散歩や旅行の負担が大きく減り、撮影頻度そのものが増えます。もう一つ、動画で長時間回す場合も、軽いレンズはジンバルの負荷を下げ、熱対策やバッテリー運用にも良い影響が出ます。
ただし、f1.4の浅い被写界深度や暗所耐性は、フルサイズの18mm f1.4に分があります。夜の室内で背景を柔らかく落とす、星景で低ISOを狙う、といった目的があるなら、APS-Cの代替は“方向性は近いが別物”になりやすい点は押さえておきたいところです。
RF18mm F1.4 L VCMのリーク情報まとめ
RF18mm F1.4 L VCMは、2026年に公開された特許情報を根拠に注目が集まっている未発表レンズで、現時点で発売日・価格・最終仕様は確定していません。特許設計例には全長約117.5mm、バックフォーカス約18.44mm、半画角42.54°など具体的な数値があり、超広角大口径として現実的なサイズ感を狙っている可能性が見えます。18mm×f1.4は室内・星景・環境ポートレート・動画で需要が重なりやすい焦点域なので、もしVCM採用のL単焦点として製品化されれば、RFの広角表現の選択肢が大きく広がるでしょう。続報は、特許以外の根拠(発表の兆候や製品登録など)が出てくるかが次の焦点になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X /Threads/Instagram/TikTok/YouTube)で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!








.jpeg?fm=webp&q=75&w=640)

.jpg?fm=webp&q=75&w=640)
