
TAMRON-LINKが2/19正式発売 ・TAMRON Lens Utility™がVer5.0更新



TAMRON Lens Utility™が2026年2月19日にVer.5.0へアップデートし、同日発売の新アクセサリー「TAMRON-LINK(TL-01)」によってモバイル版の無線操作とiOS対応が現実になりました。対応レンズは現時点で2本に限られる一方、フォーカス/絞りの同時操作やフォーカスブラケットなど、撮影フローを変える要素が揃っています。
この記事のサマリー

2026年2月19日にTAMRON Lens Utility™ Ver.5.0が公開され、新機能が追加

TAMRON-LINK(TL-01)の発売で、モバイル版がBluetooth無線操作に対応しiOSでも使えるように

対応レンズは当面2モデルで、対応ファームウェアは2026年春頃に提供予定

小型・軽量(2g)で、動画撮影のレンズ操作をケーブルレスにできるのが大きな価値
2026年2月19日の正式発表で何が変わった?アップデートと新アクセサリーの要点

今回のトピックは大きく2つで、TAMRON Lens Utility™のVer.5.0公開と、TAMRON Lens Utility™ Mobileを無線化する「TAMRON-LINK(TL-01)」の発売です。前者はPC版/モバイル版の機能拡張、後者は“接続手段”そのものの刷新で、撮影時の取り回しに直結します。
公式発表では、TL-01を介してレンズをBluetooth操作でき、従来Android中心だったモバイル運用がiOSにも広がる点が明確に示されました。加えて、対応レンズは現状2本に限定され、対応ファームウェアは2026年春頃に提供予定とされています。
「iOSで使える」意味は大きい:チーム運用・現場の統一がしやすい
スマホ側のOSが混在する現場では、アプリが片方にしか対応していないだけで運用が分断されがちです。iPhone中心の制作チームでもレンズ操作を統一しやすくなり、例えばジンバル搭載時に手元でピントを送る、三脚の横から絞りを微調整する、といった動きが現実的になります。
もう1つは教育コストで、撮影アシスタントや共同制作の相手に「Android端末を用意して」と頼む必要が減ります。機材側の変更ではなくアクセサリー追加で広がるため、既存の撮影スタイルに段階的に組み込みやすい点も利点でしょう。
注意点:対応レンズはまだ限定、春のファームウェア待ちが前提
一方で、TL-01で何でも無線化できるわけではなく、対象は当面2本(後述)に限定されます。さらに、その2本も「対応ファームウェアを2026年春頃にリリース予定」とされているため、購入直後からフルに使えるかは手元のレンズの状態次第になります。
撮影スケジュールが決まっている人は、春のファーム提供タイミングと案件時期の重なりを意識しておくと安心です。
TAMRON-LINK(Model TL-01)の仕様と、無線レンズ操作が活きる撮影シーン
TAMRON-LINK(TL-01)は、TAMRON Lens Utility™ Mobile版の無線操作を実現するための小型アクセサリーとして正式発表・発売されました。通信はBluetoothで、最長約5mの範囲でレンズを操作できるとされています。サイズや重量もかなり小さく、運搬時の負担が少ないのが特徴です。
ここで重要なのは「スマホで何ができるか」よりも、「どんな姿勢・どんなリグでも操作系を手元に持ってこられるか」です。例えばジンバルやリグでレンズに手が届きにくい構成、またはカメラを高所に設置する撮影で、無線操作は撮影効率に直結します。
確認できている仕様(公式発表ベース)
現時点で公式に示されているTL-01の主要項目を、使いどころが想像しやすい形で整理します。数値自体は地味に見えても、通信距離や重量は「現場で成立するか」を左右するため、導入前に押さえておきたいポイントです。
項目名 | 予想値 |
|---|---|
通信規格 | Bluetooth 5.4 |
通信距離 | 最長約5m |
外形寸法 | 約7.1×25.3×6.6mm |
質量 | 約2g |
対応OS(モバイル) | iOS/Android |
対応レンズについては、タムロン公式(TL-01製品ページ)に明記があります。まずは「自分のレンズが対象か」「春のファームウェア配布を待つ必要があるか」を最優先で確認すると、導入判断がぶれにくくなります。
対象レンズ(現時点)と、使い方の具体例
対応がアナウンスされているのは、28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(A063、ニコンZマウント用)と、35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(A058、ソニーEマウント用)の2本です。前者は標準ズームとして動画・スナップ両方の出番が多く、後者はイベントやポートレートで「寄り引き」を一本で完結しやすい性格なので、無線操作がハマる余地も大きいでしょう。
具体例を挙げると、(1)三脚でインタビュー撮影をしつつ、話者の動きに合わせてフォーカスを微調整したい場面、(2)商品撮影で画角は固定のまま絞りだけを追い込みたい場面などが分かりやすい使いどころです。レンズに触れずに操作できるため、微振動や画の乱れを抑えやすい点もメリットになります。
TAMRON Lens Utility™ Ver.5.0の新機能:フォーカスブラケットと“同時操作”が効く撮り方
Ver.5.0は2026年2月19日にダウンロード開始とされ、PC版/モバイル版の双方が対象です。目玉は「フォーカス/絞りの同時操作」に加え、フォーカスブラケットやナイトモードなどの新機能で、撮影の“手順”を減らす方向のアップデートになっています。単に機能が増えたというより、撮影者が迷いやすい操作を短いステップにまとめる意図が読み取れます。
ここは誤解しやすい点ですが、Ver.5.0自体はアプリ側の更新であり、TL-01の有無とは別軸です。ただし、モバイルでの運用を考える場合、TL-01+対応ファームウェアが揃って初めて“ケーブルレスで新機能を回す”体験に近づきます。
フォーカスブラケット:物撮り・風景で「保険」を作れる
フォーカスブラケットは、ピント位置を少しずつ変えたカットを連続で作り、後工程でのセレクトや合成に活かす発想の機能です。例えば小物を開放付近で撮ると、狙いの位置からわずかに外れただけで印象が変わりますが、ブラケットで数段階を押さえておけば歩留まりが上がります。
もう1つの例は風景で、手前の草花と奥の山を同時に見せたいケースです。絞り込みだけで解決しないときでも、ピントのバリエーションが確保できれば、後から最適解を選びやすくなります。撮影中の判断負荷を減らせるのが、こうした機能の実際のメリットでしょう。
フォーカス/絞り同時操作とナイトモード:動画の「操作ミス」を減らす
フォーカスと絞りは、動画では同時に触りたい場面が意外と多い操作系です。例えば、被写体が手前に寄ってくるタイミングでピントを送ると同時に、背景の情報量を整理するために絞りを微調整する、といった動きが代表例で、操作が分かれていると手順が増えやすくなります。
ナイトモードは、暗所でスマホ画面の視認性を確保し、不要な眩しさで集中が切れるのを防ぐ方向の機能と捉えると分かりやすいはずです。夜景ポートレートや舞台袖での準備など、光量が限られる撮影で“画面の見やすさ”がそのままミスの減少につながります。
同日に発表された Tamron 35-100mm f/2.8
2月19日のタムロンからの発表の目玉は事前にリーク情報も報じられ期待が高まっていた 35-100mm f/2.8でしょう。こちらの記事で詳しくまとめています。
TAMRON Lens Utility™の最新情報まとめ
2026年2月19日にTAMRON Lens Utility™はVer.5.0が公開され、フォーカスブラケットやナイトモード、フォーカス/絞り同時操作といった撮影フロー寄りの新機能が加わりました。同日発売のTAMRON-LINK(TL-01)により、モバイル版のBluetooth無線操作とiOS対応が実現し、運用の自由度が一段上がります。対応レンズは当面2本で、実用面では2026年春頃予定の対応ファームウェア配布が重要になるため、対象レンズのユーザーは公式情報を確認しつつ導入タイミングを組み立てるとスムーズです。
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