
Nikon Z5II対応Zマウントレンズおすすめ8選|キットも単品も徹底比較








Z5IIはフルサイズらしい階調と高感度性能を手頃に楽しめる一方、レンズ次第で「旅行が撮りやすいカメラ」にも「人物がきれいに写るカメラ」にも化けます。そこで本記事では、レンズキット選びで迷いやすいポイントを解説。そのうえで日常スナップ、旅行、ポートレート、風景、望遠までカバーできるZマウントレンズを厳選して紹介します。ズーム1本で完結させる派も、単焦点で表現を伸ばしたい派も、自分の撮りたい写真から逆算して選んでみてください。
この記事のサマリー

Z5IIはボディ内手ブレ補正と高感度が強み。レンズは「焦点距離の幅」「明るさ」「重さ」を揃えるのがおすすめ

レンズキットは、街歩き中心なら24-50、旅行一本勝負なら24-200、寄れる標準ズーム重視なら24-105

最初の単焦点は軽い40mm、画質優先なら50mm f/1.8 Sが定番

ポートレートの伸びしろは85mmで大きく変わる

望遠を一本で済ませたいなら28-400がおすすめ。旅行時や野鳥撮影にも重宝する
Z5IIの真価はレンズ交換で引き出せる

Z5IIはボディ側の土台がよく、レンズを変えたときの画の変化が分かりやすいカメラです。レンズ選びで押さえたいのは、手ブレ補正・高感度・AFというボディの強みを「どの撮影で伸ばすか」を決めること、そして重さや焦点距離の偏りで使用頻度の低下を避けることです。
ボディ内手ブレ補正が強いから、レンズの「望遠域」が活きる
Z5IIはボディ内手ブレ補正の効きが強く、手持ちでもシャープに止めやすいのが魅力です。たとえば旅行で夕方の街灯下を撮るとき、標準域ならシャッター速度を稼げなくてもISOで粘れますが、望遠側はブレが写りに直結します。ここで補正が強いと望遠があるだけで構図の自由度が変わります。実際、子どもの運動会で離れた場所から表情を切り取る、展望台から街を圧縮して撮るといったシーンでも重宝するでしょう。
Zマウントは光学設計の自由度が高く、レンズの個性が出やすい
Zマウントは大口径・ショートフランジバックという設計で、周辺画質や逆光耐性を高めやすい特徴があります。つまり同じ焦点距離でも、S-Lineの単焦点は「開放から周辺まで整う」、高倍率ズームは「1本で撮れる範囲が広い」など、狙いがはっきり分かれます。たとえば人物撮影なら、背景のハイライトがにじみにくい単焦点を選ぶと仕上がりが安定します。逆に旅行で荷物を減らしたいなら、多少のF値の暗さよりもズーム域の広さが撮れ高に直結します。Z5IIはその違いを素直に写すので、撮影用途をよく吟味したうえでレンズに投資するのがおすすめです。
選び方のポイント:Z5IIのおすすめレンズは3つの軸で決める
Z5II用レンズを選ぶ際は、「よく撮る被写体に必要な焦点距離」「暗所とボケを左右する明るさ」「持ち出し頻度を決めるサイズ感と性能」の3点を押さえるのが重要です。レンズキットを選ぶ場合も、この3軸に当てはめると後悔が減ります。
よく撮る被写体に必要な焦点距離| 24mmスタートが必要か、50mm止まりで足りるか
街並みや室内、集合写真をよく撮るなら24mmスタートが効きます。たとえば旅行先の狭い路地で建物を入れたい、料理をテーブル全体ごと撮りたいといった場面では、24mmがあるだけで引けないストレスが減ります。一方で日常のスナップ中心なら、24-50のような短いズームでも十分成立します。逆に「遠くを寄せたい」用途が少しでもあるなら、50mm止まりは物足りなくなりがちです。運動会や動物園、風景の一部を切り取る撮り方が好きなら、最初から24-200系を選ぶとレンズ交換の回数も減り、結果的に撮影が続きやすくなります。
暗所とボケを左右する明るさ|F1.8単焦点を足すかズーム一本のどっちで行くか
ズーム一本は便利ですが、夜の室内・ライブハウス・薄暗いカフェなどでは、背景をきれいにぼかしつつシャッター速度を確保したくなることがあります。そういったときはF1.8前後の単焦点を足すと、ISOを抑えやすく、被写体が止まる確率も上がります。たとえば子どもが室内で動くシーンや、友人の誕生日会で自然光だけで撮りたいときにも良いでしょう。一方、昼間の旅行や記録用途が中心なら、F4-6.3クラスのズームでもZ5IIの高感度で十分です。どっちか迷う場合は、撮影シーンを考えてみると良いでしょう。また、ボケ量より「撮り逃しを減らす」ほうが良いのであればまず高倍率ズームで経験を積み、必要になったら単焦点を追加する方針もおすすめです。
持ち出し頻度を決めるサイズ感と性能|軽さと“寄れる”性能は、撮る被写体を増やす近道
レンズは写りだけでなく、持ち出し頻度で価値が決まります。たとえば軽いパンケーキ系のレンズや小型単焦点は、通勤バッグに入れても邪魔になりにくいため平日でも使いやすいといえます。撮影回数が増えるほど設定や構図の上達も早くなるので、特に初心者には軽量かつコンパクトなものがおすすめです。もう一つのポイントは最短撮影距離です。旅先で土産物をアップで撮る、カフェで小物を印象的に撮る、花を大きく写すといった場面は意外と多いので、「どれだけ寄れるか」という部分は重要です。ズームでも寄れるレンズを選ぶと、単焦点を持っていない日でも表現の幅が広がります。
Z5IIに合うレンズの特徴比較表
まずは8本のレンズを比較し、撮りたい用途に近いものから当たりを付けましょう。レンズキットを選ぶか迷っている場合は、24-50と24-200、24-105の差も見ていきましょう。
製品名 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
旅行・家族行事を1本で完結しやすい万能ズーム | |
軽さ最優先のキット向け、街歩きとの相性が良い | |
描写力とレンジのバランスが良く、風景から人物まで強い | |
フルサイズで400mmまで一本、野鳥・動物園・旅の望遠に | |
最初の単焦点に最適、軽くて日常で使い切りやすい | |
画質と価格のバランスが良い定番、ポートレートもこなす | |
人物の立体感が出しやすい中望遠、背景整理が簡単 | |
軽量で“寄れる”のが強み、旅行と日常を105mmまで一本でこなす新定番ズーム |
レンズを選ぶ際は焦点距離の幅だけでなく、「どのシーンで持ち出すか」「どれくらいの重さなら苦にならないか」を考えると、選択はぐっと絞れます。旅行中心か、日常スナップか、人物か。自分の撮影比率を思い出しながら、まずは一番出番の多い用途に合う一本から決めていきましょう。
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR:旅も日常も一本完結の万能ズーム

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは、Z5IIのレンズキットで最も撮れる範囲が広い一本です。24mmの広角から200mmの望遠までを1本でまかなえるため、旅先でレンズ交換を減らしたい人、家族イベントで状況が目まぐるしく変わる人に向きます。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR |
発売日 | 2020年7月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 24-200mm f/4-6.3 |
35mm判換算 | 24-200mm相当 |
手ブレ補正 | あり(VR) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.5m(広角)/ 0.7m(望遠) / 0.28倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約570g |
みんなのカメラ 商品ページ |
24-50では届かない「望遠の一枚」を作れる
200mmがあると、同じ場所からでも写真の雰囲気が変わります。たとえば観光地で人混みを避けて遠くから被写体を切り取る、子どもの表情を自然に抜く、ステージ上の演者をアップで押さえるといった撮影も簡単にできます。24-50だとクロップ頼みになりやすい場面でも、光学ズームで構図が作れるのは大きな差です。またZ5IIは高感度が使いやすいので、望遠端でF値が暗くなっても破綻しにくいのが魅力です。夕方の公園で遊ぶ子どもを撮る、夜景を背景に人物を撮るなど、条件が厳しいシーンでもうまく撮影できる可能性が高まります。
便利さの裏側:暗所とボケ量の限界は知っておきたい
注意点は、ズーム全域でF4-6.3と明るさが控えめなことです。室内の運動会や薄暗い体育館では、シャッター速度が稼げず被写体ブレが増える可能性があります。背景を大きくぼかす表現も、単焦点F1.8と比べると難易度が上がるため、人物を主役にしたい人は後から単焦点を足す方が良いでしょう。もう一つは、ズームが便利すぎて「足で寄る・引く」の練習が減りがちな点です。構図づくりを早く上達したいなら、24-200で撮りつつ、週末だけでも単焦点で縛って撮る日を作ると、カメラ上級者を目指せるでしょう。また、スペックを見ると、このレンズの強みが“レンジと携行性の両立”にあることが分かります。まずは旅行や家族用途で使い倒し、足りない焦点距離や明るさが見えたら追加投資すると無駄が出にくいでしょう。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3:軽さ優先のレンズキットならこれ

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3は、Z5IIを「持ち歩けるフルサイズ」に寄せたい人のための標準ズームです。焦点距離は24-50mmと控えめですが、その分だけ軽さとコンパクトさに振り切れるので、気軽に持ち運びたい人に向きます。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 |
発売日 | 2020年8月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 24-50mm f/4-6.3 |
35mm判換算 | 24-50mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.35m / 0.17倍 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約195g |
みんなのカメラ 商品ページ |
街歩き・日常の記録で“カメラを持つ理由”が増える
このレンズの大きな特徴は、持ち運びの手軽さにあります。たとえば休日の散歩、子どもの送迎ついで、公園での何気ない瞬間など、撮影が目的ではない外出でも気軽に持ち運べます。24mmスタートなので室内や風景にも対応しやすく、スマホより自然なパースで残せる場面が増えます。また24-50mmは被写体との距離感が掴みやすく、構図の練習にも向きます。35mm付近でスナップ、50mmで人物寄りのカットといった基本形を作りやすく、フルサイズ初心者が最初に“画角の感覚”を身につける一本としてもおすすめです。
足りなくなりやすいのは望遠とボケ、次の一本を想定しておく
注意点は、50mm止まりで遠くに届かないことです。運動会・動物園・飛行機・舞台など撮影する場合は、追加の望遠ズームがあった方が良いでしょう。旅行でも、寺社の屋根飾りや遠景の山肌など望遠で切り取りたい被写体が出てくると、ズーム域の狭さが気になりがちです。また、背景ボケの量が控えめなことも懸念点です。人物を主役にして背景を大きくぼかすなら、40mm f/2や50mm f/1.8 Sのような単焦点を足すと分かりやすく世界が変わります。最初のキットとしては軽さを取り、表現を伸ばす単焦点を追加するのも一考でしょう。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S:画質と守備範囲のバランス型“神ズーム”

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは、1本で旅も人物も風景も高水準にまとめたい人に向く標準ズームです。24-200ほどの望遠はありませんが、F4通しで扱いやすく、S-Lineらしい周辺までの整った描写が魅力になります。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S |
発売日 | 2021年12月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 24-120mm f/4 |
35mm判換算 | 24-120mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ側補正を使用) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.35m / 0.39倍 |
フィルター径 | 77mm |
重量 | 約630g |
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F4通しは「撮影テンポ」を整え、失敗を減らす
ズームでF値が変わると、ズームした瞬間にシャッター速度やISOが変化し、被写体ブレやノイズが増えることがあります。24-120mm f/4 Sはズーム全域でF4なので、露出の見通しが立てやすく、撮影テンポが崩れにくいのが魅力です。たとえば屋外から室内に入る旅行の流れでも、設定の変更が最小限で済みます。120mmまであれば、人物を少し引き立てる圧縮感も出せるでしょう。背景の情報量を整理しつつ、顔のパースが不自然になりにくい距離で撮れるので、家族写真やスナップポートレートでも歩留まりが上がります。また、24-120mm f/4 Sを選ぶ際は価格とサイズにも注目しましょう。24-120mm f/4 Sはキットズームに比べるとかなり大きいため、持ち歩きにやや難があります。
24-200と迷うなら「望遠の頻度」と「描写の粘り」で決める
24-120mm f/4 Sと迷いやすいのが24-200です。24-120mm f/4 Sは、逆光や周辺の解像、ボケの素直さなど“細部の粘り”に魅力があり、作品寄りの撮り方をするほど効いてきます。一方運動会、動物園、山の遠景など望遠を日常的に使うのであれば24-200のほうが撮れるシーンが増えます。また望遠端120mmは、被写体が遠い場面では足りないこともあります。自分が「望遠で何を撮りたいか」を一度具体化してから選ぶと良いでしょう。
NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR:Z5IIで“超望遠まで1本”を叶える

NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRは、フルサイズで400mmまでを1本で持ち歩ける高倍率ズームです。広角28mmスタートなので万能寄りではありませんが、旅先で望遠を多用する人や、野鳥・動物園・航空機などを撮りたい人には替えが利きにくい一本になります。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR |
発売日 | 2024年4月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 28-400mm f/4-8 |
35mm判換算 | 28-400mm相当 |
手ブレ補正 | あり(VR、最大5.0段) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.2m(28mm)/ 1.2m(400mm) / 0.35倍 |
フィルター径 | 77mm |
重量 | 約725g |
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400mmがあると、撮影ジャンルが増える
たとえば動物園で檻越しに寄って表情を抜く、海辺でカモメを追う、飛行機を機体大きめに写すといった撮影は、200mmだと足りないことが多くあります。400mmまで届くと「写真になる距離」が一気に広がり、撮影の幅が広がります。Z5IIの被写体検出AFと組み合わせると、望遠でも狙いが定まりやすいでしょう。さらに望遠域は背景が大きくボケやすく、被写体の分離もしやすくなります。明るい単焦点のボケとは質が違いますが、主題を浮かび上がらせる効果は強く、風景の一部を圧縮して作品っぽく見せたいときにも効きます。
暗所とF8の壁、持ち出しやすさの現実は押さえる
注意点は、望遠端でF8になることです。日中の屋外なら問題になりにくい一方で、曇天の夕方や森の中ではシャッター速度が落ち、被写体ブレのリスクが増えます。VRを搭載していますが、動く被写体は補正だけで止まりません。動物や鳥が主目的なら、晴天の時間帯に寄せて撮る工夫が必要です。また重さも約725gあるので、注意が必要です。旅行なら、街歩き中心の日は小型レンズ、郊外で動物や景色を狙う日は28-400と役割分担すると良いでしょう。Z5IIで撮影ジャンルを広げたい人にはおすすめのレンズです。
NIKKOR Z 40mm f/2:Z5IIの“最初の単焦点”にちょうどいい

NIKKOR Z 40mm f/2は、軽量で価格も抑えやすい単焦点です。Z5IIの画質を一段引き上げたいけれど、重いレンズや高価なS-Lineはまだ早いと感じる人にとっては特に良いレンズになるでしょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 40mm f/2 |
発売日 | 2021年9月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 40mm f/2 |
35mm判換算 | 40mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ側補正を使用) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.29m / 0.17倍 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約170g |
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40mmはスナップに強く、50mmよりも室内で扱いやすい
40mmは35mmと50mmの中間で、日常の撮影に強い画角です。たとえば家の中で子どもを撮るときには50mmだと引けずに窮屈になることがありますが、40mmなら一歩下がる余裕が生まれます。逆に35mmほど広くないので、背景が散らかりにくく、主題を決めやすいのも初心者に向きます。開放F2はズームより明るく、夜の街や室内でシャッター速度を稼ぎやすくなります。カフェのテーブルフォトや、窓際の自然光ポートレートでも、背景のボケが出て写真らしい立体感を作りやすいでしょう。
注意点:AFの挙動とボケの質は“上の単焦点”と差がある
40mm f/2はコストと小型化を優先した設計なので、S-Lineの50mm f/1.8 Sのような均質さとは勝手が違います。たとえば強い逆光でのコントラストや、開放での周辺の整い方は、価格なりの違いが出ます。とはいえ、日常スナップの用途では欠点になりにくく、軽量というメリットのほうが勝つケースが多いでしょう。レンズを追加する際は、人物をもっと立体的に撮りたいなら85mm、画質とボケを上げたいなら50mm f/1.8 S、旅行を一本化したいなら高倍率ズーム、と目的を決めて追加する方がおすすめです。まず撮影回数を増やし、単焦点の楽しさを体に入れる一本として優秀です。Z5IIの機動力を崩さず、写りの伸びしろを作れます。
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S:Z5IIの画質を素直に引き出す定番

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは、Z5IIで「単焦点らしさ」を最も分かりやすく体験できる一本です。標準画角の使いやすさに加え、S-Lineらしい解像とボケの素直さが揃い、価格・サイズ・写りのバランスが取りやすいのが強みです。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S |
発売日 | 2018年10月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 50mm f/1.8 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ側補正を使用) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.4m / 0.15倍 |
フィルター径 | 62mm |
重量 | 約415g |
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人物・スナップ・物撮りまで、50mmは“整理が上手い”
50mmは画角が極端ではないので、被写体の見せ方に迷いが出にくい焦点距離です。たとえば人物を背景込みで撮ってもパースが不自然になりにくく、部屋の中で小物を撮っても歪みが目立ちにくいので、失敗が減ります。Z5IIの2450万画素クラスはレンズの差が出やすく、この50mmは細部のキレと質感が伸びます。また、F1.8は室内でもシャッター速度を稼ぎやすく、背景を柔らかくぼかせます。料理の湯気やテーブルの質感を立体的に見せる、窓際ポートレートで肌を自然に描写するなど、作品のクオリティを上げてくれる1本といえるでしょう。
注意点:寄り引きの感覚が必要、屋外中心なら40mmのほうが気軽なことも
50mmは慣れると万能ですが、慣れるまでがやや大変な画角でもあります。室内では引けずに構図が詰まることがあり、スナップでも被写体との距離が近いと窮屈になりやすいからです。街歩き中心で「とにかく気軽に」なら、40mm f/2のほうが使いやすいと感じる人もいます。また、同じ50mmでもf/1.2のような超大口径を期待する人は要注意です。50mm f/1.8 Sは、極端にとろけるボケよりも、解像とボケのバランスで写真を整えるレンズです。そのため、派手さより安定感を求める人ほど満足度が高まるでしょう。最初の単焦点を「長く使う主力」にしたいなら、この50mmがおすすめです。
NIKKOR Z 85mm f/1.8 S:ポートレートの“立体感”を作る一本

NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sは、Z5IIで人物撮影を伸ばしたい人にとって、導入しやすい中望遠単焦点です。85mmは背景が整理しやすく、被写体を主役として見せるのが得意なので、家族写真をはじめ、仕事のプロフィールなども含め、使いどころが多い焦点距離です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 85mm f/1.8 S |
発売日 | 2019年9月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離・開放F値 | 85mm f/1.8 |
35mm判換算 | 85mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ側補正を使用) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.8m / 0.12倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約470g |
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背景を整えやすく、表情を主役にできる
85mmの良さは、被写体との距離を取りながら画面を満たせることです。近づきすぎないので表情が自然になりやすく、撮られる側の圧迫感も減ります。たとえば公園のベンチで子どもを撮るときには、背景の遊具や人混みをほどよく圧縮して整理し、視線を顔に集めやすくなります。F1.8なので背景ボケも十分に大きく、イルミネーションや木漏れ日の玉ボケを作るのも難しくありません。Z5IIの瞳AFを使えば、開放付近でもピントの歩留まりが上げやすく、撮影の再現性が高まります。
注意点:室内では距離が必要、日常一本にはなりにくい
一方85mmは万能ではなく、室内で距離が取れないと構図が作りにくい焦点距離です。リビングで全身を入れたい、狭い店内で友人を撮りたいといった場面では窮屈になりがちなので、40mmや50mmと役割分担するのが前提になります。人物専用機として割り切ると良いでしょう。また、背景が大きくボケる分だけピント面がシビアになる懸念もあります。被写体が動くシーンでは連写やAF設定の工夫が必要になります。ただ、Z5IIは基礎性能が高いので、撮り方を覚えると“狙った表現”が出しやすいレンズでもあります。ポートレートに本気になりたいタイミングで、この85mmを入れると写真の説得力が上がります。ズームだけでは出しにくい立体感が欲しい人におすすめです。
NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1:軽さと“寄れる”を両立した新世代キット

NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1は、24mmスタートの広角と105mmまでの中望遠を1本でカバーしつつ、軽量さと近接性能を重視した標準ズームです。24-200ほどのレンジはありませんが、日常・旅行・テーブルフォトまでをバランスよくこなせる“扱いやすさ”が魅力になります。特に105mmまであれば、人物を少し引き立てる圧縮感も作りやすく、50mm止まりでは物足りないと感じていた人にとってちょうど良い中間ポジションです。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1 |
発売日 | 2026年1月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX)/APS-C(DX) |
焦点距離・開放F値 | 24-105mm f/4-7.1 |
35mm判換算 | FX:24-105mm相当/DX:36-157.5mm相当(1.5倍換算) |
手ブレ補正 | なし(レンズ内VRなし。ボディ内手ブレ補正を使用) |
最短撮影距離・最大倍率 | 0.2m(24mm/50mm)・0.28m(105mm)/最大0.5倍(70-105mm) |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約350g |
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105mmまである安心感と、日常での取り回し
24mmは風景や室内撮影で引けない場面をカバーし、105mmは子どもの表情を自然な距離から切り取るのに十分なレンジです。たとえば旅行先で建物の全景を広角で押さえ、そのまま望遠側でディテールを抜くといった使い分けがスムーズにできます。Z5IIのボディ内手ブレ補正と組み合わせれば、夕方の街歩きや屋内でも手持ちで粘りやすく、普段使いしやすい安心感があります。また、このレンズの面白さは、最短撮影距離の短さを活かした近接撮影にもあります。旅先の料理、小物、花などをぐっと大きく写せると、単焦点がなくても写真のバリエーションが増えます。背景を整理しながら被写体を強調できるため、ブログ用の物撮りや日常の記録用途とも相性が良いでしょう。
注意点:望遠端と明るさのバランス
一方で、望遠は105mm止まりなので、運動会や動物園などもう一歩寄りたいシーンでは24-200や28-400に分があります。また開放F値は望遠側で暗くなるため、屋内スポーツや薄暗い会場では単焦点の追加を前提に考えたほうが安心です。それでも、軽さ・レンジ・近接性能のバランスは絶妙で、「24-50では物足りないが、24-200は少し重い」と感じる人にとっては、キット候補として現実的な一本です。Z5IIを日常でも旅行でも気軽に使い切りたい人にとって、最初の主力ズームとしても良いでしょう。
目的別に見るおすすめレンズ早見表
ここでは、レンズキット(24-50/24-200/24-105)と、追加レンズの特徴を目的別に紹介します。
目的 | おすすめの考え方 | 向くレンズ例 |
|---|---|---|
旅行を1本で済ませたい | 焦点距離の幅を優先し、交換回数を減らす | 24-200mm VR、さらに望遠重視なら28-400mm VR |
街歩き・日常を軽く撮りたい | 軽量ズーム+小型単焦点で持ち出し頻度を上げる | 24-50mm+40mm f/2 |
人物をきれいに撮りたい | 標準単焦点で基礎→中望遠で仕上げを作る | 50mm f/1.8 S、85mm f/1.8 S |
風景も人物もバランスよく | F値の明るさよりも、標準域の使いやすさと近接性能を重視して使う | 24-120mm f/4 S、24-105mm f/4-7.1(必要なら40mmや85mmを追加) |
動物園・野鳥・航空機も撮りたい | 望遠端の不足がストレスになるので上限を先に確保 | 28-400mm VR(軽い日常用に40mm併用も現実的) |
選び方のコツは、「ズームは守備範囲」「単焦点は表現」と役割を分けることです。たとえば24-200で旅行を固めつつ、40mmで日常の暗所を強化する組み合わせは満足度が高くなりやすいです。逆に24-50から始める場合は、遠くを撮りたい日が来たときに24-200や28-400を追加するルートを想定しておくと、買い直しのストレスが減ります。
Z5IIおすすめレンズのまとめ
Z5IIのレンズ選びは、撮影スタイルを「軽さ重視で日常を積み上げる」のか、「高倍率ズームで旅行とイベントを一本化する」のかで最初の分岐が決まります。迷ったら、旅行・家族用途が多い人は24-200、持ち歩きを最優先する人は24-50を基準に考え、表現を伸ばしたいタイミングで40mmや50mm、人物に寄せたいなら85mmを追加すると組みやすいでしょう。風景と人物を高画質でまとめたいなら24-120 f/4 S、望遠ジャンルまで広げたいなら28-400も現実的です。
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