7Artisansが“大口径ポートレート単焦点”を予告 85mm F1.2 AF登場の可能性も？

ヒントは3つ：「大口径」「ポートレート向き」「精密なピント」

Via: Mirrorless Rumors

公開されたヒントは以下の3点。

• ヒント1：Large aperture for stunning bokeh（大口径で美しいボケ）
• ヒント2：Portrait focal length for beautiful detail（ポートレート向きの焦点距離）
• ヒント3：Precision focus, total creative control（精密なピント＝創作コントロール）

この3点だけでも、「人物撮影を強く意識した大口径単焦点」が来るのはほぼ間違いなさそうです。

“85mm F1.2 AF”はあり得る？

Mirrorless Rumorsは、これらのヒントから「新しい85mm F1.2オートフォーカスレンズかもしれない」と予想しています。確かに、85mm前後は“ポートレート焦点距離”のド定番。さらにF1.2はボケの量・立体感・低照度性能の象徴的スペックで、予告文の「stunning bokeh(息をのむほど美しいボ)」とも相性が良い読みです。

ただし「AF確定」と言い切れない理由

一方で、ヒント3の「Precision focus, total creative control」は、文脈的に“自分で追い込む”ニュアンスもあり、AFよりもMF（マニュアルフォーカス）を連想する人もいるはず。現段階ではメーカーがAFを明言しているわけではなく、あくまで“ティザーからの推測”の域を出ません。

つまり、現実的な読みは次の2択です。

• 1）本当に“85mm F1.2 AF”級のインパクトモデル
• 2）85mm前後の大口径MF（F1.2〜F1.4あたり）で、精密なピント操作を売りにする路線

7ArtisansはすでにAFレンズを展開中、“次の一手”としては自然

とはいえ、7ArtisansがAFに踏み込んでいるのは事実です。公式ストアのカテゴリにも「Auto Focus Lens」が用意され、フルサイズ用のAF 85mm F1.8を含む複数のAFレンズがラインアップされています。

この流れを踏まえると、「既存の85mm AFを上位化して、より大口径で勝負する」という展開は十分あり得ます。もしF1.2のAFを実現できるなら、価格と性能のバランス次第で“ポートレート用の新定番”として一気に注目を集める可能性もあります。

まとめ：ポートレート派は続報待ち、ただし期待値は高い

現時点で確定しているのは「大口径」「ポートレート向き焦点距離」「精密なピント」という3ヒントと、近日登場を示すティザーが出たことまで。

ただ、7ArtisansはAFレンズをすでに展開しており、85mm AFもラインアップにあることから、上位モデル投入の可能性は十分。ポートレート撮影を主戦場にしている人は、正式発表で「AFなのか」「F1.2級なのか」をまず確認しつつ、実写サンプルや価格を見て判断するのが安全策になりそうです。

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