
【リーク】VILTROX AF 28mm f/4.5 Lマウントの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
「VILTROX AF 28mm f/4.5」のLマウント版について情報の信憑性を明らかにしつつ、発売日・販売価格・競合比較・既存マウントの実機情報から読み取れるスペック情報を、確定情報と予想に分けながら紹介していきます。

この記事のサマリー

VILTROXは2025年9月にLマウントアライアンスへ加入し、初弾としてAF 16mm F1.8 L/AF 28mm F4.5 Lを明言。

L版の発売日・価格は未告知。既存E版の販売価格は17,100円(税込)で目安に。

固定F4.5・超薄型・軽量・スライド式レンズカバー一体・AFはVCM駆動。寸法/重量はマウント別で異なる。

描写は中央良好・周辺は設計相応、周辺減光と逆光フレア傾向。八角形マスク由来の光条が特徴。

競合はZ 26mm F2.8/RF 28mm F2.8など。携行性重視ならVILTROX、明るさ重視なら純正系が有力。
VILTROX AF 28mm f/4.5 Lマウントのリークの要点と確度

2025年9月1日にVILTROX公式ブログにて、VILTROXのLマウントアライアンス加入が正式に発表されました。さらにVILTROXはLマウント参入のロードマップに「AF 16mm F1.8 L」と「AF 28mm F4.5 L」を含む旨も明言しています。
製品化自体は公式が明言しつつも、発売日や予約開始日は現時点では公式未発表な状態となります。
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想定スペックの整理|既存マウント共通点から読む
L版の詳細仕様は未告知です。ただし同一レンズの既存版(E/Z/X)で確認できる「固定F4.5」「超薄型パンケーキ」「スライド式キャップ一体型」「AF駆動=VCM(ボイスコイル)」などの設計思想は踏襲される可能性があります。一方で寸法・重量はマウントで異なります。
マウント | 重量 | 厚さ |
---|---|---|
Eマウント | 約60g | 約15.3mm |
Xマウント | 約60g | 約15.25mm |
Zマウント | 約80g | 約16.8mm |
“超薄型×軽量”とスライドキャップの実態
いずれも極薄・軽量のパッケージです。レンズキャップは一体型のスライドバリア方式で、携行時の取り回しが良好です。
いずれのマウントでもフィルターねじは基本的に備わらず(前面バリア構造)、必要に応じて外付けアダプタ等で代替する運用が一般的です。
固定F4.5の“割り切り”と描写の方向性
開放値はF4.5固定で、被写界深度は深め。ボケ量は抑制的ですが、街スナップや旅記録でピント歩留まりを確保しやすい特性です。
価格と発売・予約の見通し
発売日・予約開始日は公式未告知です。価格の参考として既存E版の販売価格は17,100円(税込)です。L版の価格設定は未確定のため、現段階では既存マウントの価格を目安として扱うのが適切です。
既存マウントの価格帯を“物差し”にする
E版の17,100円(税込)という価格設定は、AF内蔵のフルサイズ対応としては例外的な廉価帯です。「超低価格パンケーキAF」という立ち位置は不変です。
ただしL版では需要・供給の違いから水準が変動する可能性もあるので、あくまで価格は参考情報として捉えましょう。
描写傾向のポイント(既存実機レビューから逆引き)
フルサイズの高画素機では、中央は実用的なシャープさが得られる一方、周辺〜隅での解像や諸収差は設計相応という評価が見られます。
解像・収差・周辺光量の傾向
中央の素性は安定し、コーナーは柔らかめ。周辺減光は構図次第で味にも欠点にもなり得るため、RAW現像での補正や露出設計での配慮が有効です。L版も同系設計であれば近い傾向が想定されますが、確定判断は実機検証を待つべきです。
固定F4.5のためボケ量は控えめです。線の細い描写は、シャープネスやマイクロコントラストを軽く補うとまとまりやすいという報告が散見されます。
逆光耐性と光条の扱い
逆光では状況によりベールフレアが出る例があります。一方、八角形マスクの影響で8本の光条が生じやすく、夜景スナップで特徴的な“スパイク”を作れます。なお本レンズはF4.5固定のため、光条の強弱は主に光源位置や構図でコントロールします。
点光源を画面端に置く、反射面を斜めに走らせるなど、フレーミングの工夫で見え方が変わります。仕上げはハイライト復元とコントラスト微調整が鍵です。
動画の“身軽さ”という武器
超軽量はジンバル負荷を下げ、歩行時の揺れ戻りも抑えやすくなります。AF追従はVCM駆動の恩恵で素直に動作する評価が多く、Vlogや街歩き記録で“出してすぐ撮れる”機動力が得られます。フィルターねじは基本非対応のため、露出はシャッター・ISO・ピクチャープロファイルの組み合わせで追い込みます。
パンケーキは手の映り込みが起きやすいため、グリップを深めに保ち、フレーム端の指かぶりに気をつけましょう。
競合比較|“薄い広角”の選び分け(Nikon Z/Canon RF)
Lマウント内に同等の28mmパンケーキAFは多くありませんが、他マウントには代表格があります。明るさ・薄さ・重量・価格のトレードオフを比較し、「携行性」か「明るさ」かで最適解が変わります。
Nikon Z 26mm f/2.8との比較
Z 26mm f/2.8はZシリーズ最薄・最軽量の広角パンケーキレンズです。F2.8の明るさを優先する選択肢で、販売価格は72,600円(税込)です。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | NIKKOR Z 26mm f/2.8 |
重量 | 約125 g |
全長 | 約23.5 mm |
フィルター径 | 52 mm(※付属フードに装着) |
VILTROX 28mm F4.5はさらに薄く軽い代わりに開放値と操作自由度を削って超低価格化しているため、携行性最優先ならVILTROX、低照度や浅い被写界深度を狙うならZ 26mmという棲み分けが現実的です。
Canon RF 28mm f/2.8 STMとの比較
RF 28mm f/2.8 STMはRFマウント最薄クラスのパンケーキレンズです。販売価格は48,400円(税込)で、明るさと携行性のバランスに優れた定番です。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Canon RF 28mm f/2.8 STM |
重量 | 約120 g |
全長 | 約24.7 mm |
フィルター径 | 55 mm |
VILTROX 28mm F4.5は固定F4.5・超薄型・超軽量・低価格という別軸で、用途や予算で選び分けるとミスマッチを避けられます。
Lマウントでの注意点|互換性・規格・運用のコツ
Lマウントは内径51.6mm、フランジバック20mmの規格で、アライアンス各社間の相互運用を前提とした思想が公式で明記されています。L版の最終仕様は公式確定待ちですが、規格理解は運用安定の前提になります。
規格面のポイント
予約前の確認項目として、対応ボディでのAF挙動(AF-S/AF-C/動画AF)、IBISとの協調、電源投入から合焦までのレスポンスを挙げておくと安全です。薄型ゆえフィルター運用は基本的に想定しづらく、可変NDはシャッター速度・ISO・プロファイルの組み合わせで代替する計画が現実的です。
スライド式キャップは操作癖がつくまで開閉ミスが起きやすいので、携行前に手癖を作っておくと撮影時の取りこぼしを減らせます。
まとめ
VILTROX AF 28mm f/4.5 Lマウントは、超薄型・軽量・低価格という明快な価値で“常時携行”を後押しする候補です。L版の仕様・発売日は未告知ながら、加盟公式情報とロードマップで存在確度は高い段階にあります。撮影量を底上げできる軽快さは、最初の一本にもサブの一本にも合理的です。
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