【リーク】VILTROX AF 16mm f/1.8 Lマウントの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】VILTROX AF 16mm f/1.8 Lマウントの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

VILTROXは2025年9月1日にLマウントアライアンス加盟を公式発表し、初期のLマウント製品として「AF 16mm F1.8 L」と「AF 28mm F4.5 L」を投入予定と明言しています。本記事では、公式に確認できる事実と、既存E/Z版の実績から読み取れる仕様・描写傾向、Lマウント内の比較軸をまとめます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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VILTROXが25年9月にLマウント参入を公式発表。AF 16mm F1.8 Lの投入予定を明記

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予約開始時期は未公表。既存E/Z版の販売価格は99,000円(税込)。L版の国内価格は未定

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光学構成15枚/12群、77mmフィルター、Fn1/Fn2、表示パネルなどE/Z版の装備が確認済み

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LUMIX S 18mm F1.8/SIGMA 14mm F1.4・20mm F1.4との比較ポイントを明確化

AF 16mm f/1.8 Lマウントの最新リークまとめ

現状VILTROXの公式告知では「AF 16mm F1.8 L」を含むLマウントレンズ投入予定が明言されている一方、発売日・予約開始日の具体的な日付は公表されていません。

直近の公式情報の要点

  • VILTROX はLマウントアライアンスに正式加盟(2025年9月1日付)。初期のLマウント製品として「AF 16mm F1.8 L」「AF 28mm F4.5 L」を予定、と自社ブログで明言。発売日や価格の記載はなし。
  • 既存のE/Z版は市場で広く流通し、Z版は2024年5月7日に発表済み。L版に関する「発売時期」は未発表である点に注意が必要です。

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価格予想

現時点でLマウント版の価格は未発表です。参考として、E/Z版はともに99,000円(税込)で販売されており、1つの参考指標となります。

スペック早見:Lマウント版で期待する仕様

以下は既存のE/Z版の公式情報に基づく要点です。Lマウント版の最終仕様は未発表で同一かは未確定ですが、近い水準になることは予想されます。

項目

光学構成

15枚/12群

フィルター径

77mm

最短撮影距離

0.27m

画角(対角)

約105.6°

AF駆動

STM

絞りリング

ステップ/ステップレス切替可能

カスタムボタン

Fn1/Fn2

表示

小型表示ディスプレイ搭載

光学・メカの要点

中心解像は開放から良好、周辺は絞ると均質性が向上するという評価が複数レビューで見られます。前玉が非バルブ形状で77mmねじ込みフィルターが使える点は、可変NDやC-PLを常用したいユーザーに利点があります。

鏡筒は金属外装で、AF/MFスイッチとUSB-CによるFW更新に対応。メーカー製品ページでは明確な防塵防滴等級の記載は確認できません。重量は約550gで携行性は中量級です。

操作系とUI

絞りリングはクリック/デクリックの切替が可能で動画収録時の露出調整に有用。Fn2はA/Bフォーカスプリセットなどの機能に対応し、上面ディスプレイで合焦距離・絞り等を即時確認できます。

描写傾向:解像・減光・コマ収差の実態

E/Z版のレビューでは「中央鋭利、周辺は一段絞ると安定、開放の周辺減光は強め、歪曲は比較的少なめ、コマ補正は良好」といった傾向が繰り返し報告されています。絞りF4付近で均質性を確保しつつ、星景ではF1.8〜2.8のバランス運用が現実的です。

風景・建築

遠景の均質性を重視する場合はF4〜5.6が無難です。RAW現像時はプロファイル適用後に周辺減光量を微調整すると副作用を抑えやすく、直線保持は三脚+電子水準器で撮影段階から整えるのが王道です。

前面フィルターが使える広角単焦点のため、可変NDやC-PLを前提とした露出設計・反射コントロールが行いやすい点も実用的です。77mmは他の広角・標準と共有しやすい口径です。

星景・夜景

F1.8の明るさは星の点像再現に有利で、コーナーの像もF2.0〜2.8でさらに整うという報告があります。ピント合わせはライブビュー拡大での追い込みが有効です。

夜景のフレア・ゴーストは入射角次第で変動し、フィルター併用時は角度と強度を控えめに運用すると歩留まりが上がります。

AF/動画:Vlogとジンバル運用での実力

STM駆動の内部フォーカスにより作動音は小さく、AF速度は「十分〜中庸」とする評価が多い一方、動画面ではフォーカスブリージングが小さいという報告が複数あります。ブリージングの少なさはパン/ドリー時の画面変動低減に寄与します。

AF挙動とブリージング

近接では被写界深度が浅くなるためAFの追従設定を適切化するのが無難です。E/Z版の検証では「ブリージングは小さい」との評価が確認でき、動画用途にも適しています。

逆光・点光源環境ではAFが迷うケースもあるため、タッチAFやピーキング併用のオペレーションを準備しておくと安定します。

動画設定とフィルター運用

前面77mmフィルター対応のため、180度ルールに合わせたシャッタースピード固定+可変NDの運用が容易です。絞りリングのデクリックは環境光の変化に追随しやすく、滑らかな露出トランジションに役立ちます。

サイズ/携行性:フィルター運用と機材バランス

非バルブ前玉+77mm径により、ねじ込みフィルターで完結できるのが現場での強みです。C-PLや可変ND、拡散系の常用も現実的で、角形ホルダー無しで運用を組み立てられます。

フィルター運用

超広角×可変NDは色ムラに注意が必要です。薄枠タイプや段数の少ない調整でX字発生を抑え、周辺の偏光ムラを避けるためC-PLは効かせすぎない運用が安全です。

携行時のバランス

約550gクラスのレンズのため、小型ボディと組み合わせる際はLプレート等で前後バランスを取ると快適です。星景用途では軽量カーボン三脚+レベリングベースが作業時間の短縮に有効です。

競合比較①:LUMIX S 18mm F1.8とどちらを選ぶ?

LUMIX S 18mm F1.8は約340gと軽量で、動画向けにフォーカスブリージング抑制やマイクロステップ絞り制御をうたいます。VILTROX 16mm F1.8は2mm広い画角と前面77mmフィルター対応、表示パネルやFnボタンを備えるのが特徴です。

機動力と最適化

長時間の動画運用やジンバル前提では軽量なS 18mm F1.8が有利。一方、前面フィルター運用の自由度やデザイン性はVILTROXが強みです。

ボディ内のフォーカスブリージング補正機能(対応機種)との相性も、動画用途ではチェックポイントになります。

競合比較②:SIGMA 14mm F1.4 / 20mm F1.4との住み分け

SIGMA 14mm F1.4 DG DN | Artは前面フィルター非対応・リアフィルター対応、20mm F1.4 DG DN | Artは82mm前面フィルターに対応します。画角・明るさ・フィルター運用・重量のトレードオフで選択肢が分かれます。

星景特化か汎用か

極端に明るい14mm F1.4は星景特化の一方、前面フィルターが使えない点は日中のND運用で配慮が必要。20mm F1.4は前面82mmで可変ND等が使いやすく、夜と日中をまたぐ運用で扱いやすい焦点域です。

前面77mmで可変NDを使えるVILTROX 16mm F1.8は、星景・風景・動画を一式でカバーしたいユーザーにとって取り回しの良い選択になりえます。

まとめ

VILTROX AF 16mm f/1.8 Lマウントは、VILTROXのLマウント参入とともに投入予定であることが公式に示されています。一方で、発売日・価格は未発表です。参考値として既存E/Z版の販売価格は99,000円(税込)。比較軸は、前面77mmフィルター運用のしやすさ、UI(Fnボタン・表示パネル)、およびLUMIX S 18mm F1.8やSIGMA 14/20mmとの装備・運用差です。引き続き正式アナウンスの続報を待ちましょう。


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