【リーク】SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

SONYの望遠ズーム筆頭候補「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」の“II”が来るのか―そんな話題が活発になってきています。本記事ではリーク情報の確度、発売・予約時期の予想、価格帯の現実感、競合比較までをまとめます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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II型は現時点で未発表で噂段階、GMレンズの更新周期表による妥当性はあり。

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初代の事実:2017年発表/国内7月発売・税込400,400円(税込)、0.98m・0.35倍・約1,395g・77mm・TC対応。

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競合レンジ:Z100-400は385,000円(税込)、RF100-500は415,800円(税込)。II型は税込40〜49万円を予想。

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改良予想の軸:軽量化、XDリニアAF、近接強化、補正協調、TC時AFの安定化。

リークの要点と信頼度を評価する

「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS II」に関する現状のリークは主に二つのソースに集約されます。ソニー系の老舗リークサイト「Sony Alpha Rumors」と、アクセサリーメーカーが運営するブログ「K&F CONCEPT」です。

リーク情報の内容:日付・主張・出所

10月15日にSony Alpha Rumorsが「GMレンズの更新周期表」を公開し、100-400mmを“GM II候補”として予想。平均リフレッシュ間隔は約6.5年と整理されています。初代100-400は2017年4月発表のため、タイミング面の整合性はあります。

また9月23日付でK&F CONCEPTが「FE 100-400mm GM OSS IIがまもなく登場、A7M5と同時期の見込み」と投稿しています。9月末に100mmマクロGM(FE 100mm F2.8 Macro GM OSS)が来るとの記述もあり、こちらは実際に9月末に公式発表されています。

注意点:あくまでも噂段階

現在は公式アナウンスはされておらず、あくまでリークサイト公開による噂段階であることは留意しましょう。本記事では事実と予想を分けて解説していきます。

現行SEL100400GMの要点を確認

初代FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)の実力が分かれば、II型が実現する際の要点も明確になります。

公式発表と発売時期・価格のファクト

2017年4月に海外発表、国内は7月28日発売されています。受注開始後に「予想を大幅に上回る注文」により供給遅延が告知されています。現在の国内での販売価格は400,400円(税込)です。

公開されている主要仕様は下記のとおりです。

項目

最短撮影距離

0.98m

最大撮影倍率

0.35倍

質量

約1,395g(※三脚座除く)

テレコン対応

1.4×/2.0×対応

フィルター径

77mm

発売当初から現在まで仕様の評価はおおむね安定しています。

実写評価の傾向:強い描写と小さな弱点

光学性能は総じて高評価で、400mm側でも解像が維持される点が強みとされてきました。一方で、伸長ズームゆえのバランス変化やズームトルクの好みに個人差があること、AF-C中のフルタイムDMFがボディ設定やレンズ対応により制限される点は運用上の留意点です。II型の改善候補は「軽量化」「AF世代更新」「近接域の強化」が軸になるでしょう。

発売日・予約開始はいつ?予想ロジックを可視化

時期に関しては、以下の三点を重ねて予想します。

  1. GMの平均更新間隔(約6.5年)
  2. 大規模スポーツイベントに向けた望遠系刷新の傾向
  3. ボディ側の発表タイミング

以下はあくまで噂ベースに整合を取った「目安」です。

更新ウインドウとイベント需要

初代100-400は2017年4月発表。統計上の平均6.5年からは、2024年末〜2025年が更新レンジに入ります。イベント直前ではなく数年前からプロ機材が動く傾向もあり、望遠ズームの刷新が起きても不自然ではありません。

下記がSony Alpha Rumorsが公開した周期表です。

焦点距離/レンズタイプ

初代GM(GM I)発売日

第2世代GM(GM II)発売日

初代とII型の発売間隔

II型発売からの経過時間

16–35mm F2.8 GM

2017/5/31

2023/8/29

6年3か月

2.1年

24–70mm F2.8 GM

2016/3/31

2022/4/27

6年1か月

3.5年

70–200mm F2.8 GM OSS

2016/9/7

2021/10/13

5年1か月

4.0年

85mm F1.4 GM

2016/2/3

2024/8/28

8年7か月

1.1年

100–400mm F4.5–5.6 GM OSS

2017/4/19

24mm F1.4 GM

2018/9/20

400mm F2.8 GM OSS

2018/6/27

135mm F1.8 GM

2019/2/26

600mm F4 GM OSS

2019/6/11

12–24mm F2.8 GM

2020/7/7

35mm F1.4 GM

2021/2/4

50mm F1.2 GM

2021/3/16

14mm F1.8 GM

2021/4/20

50mm F1.4 GM

2023/2/21

300mm F2.8 GM OSS

2023/11/7

50–150mm F2.0 GM

2025/2/26

via:Sony Alpha Rumors

ボディ側の動き:A7Vの噂ウインドウ

フルサイズ主力A7系の新機種(A7V)について、10〜11月発表という噂が出ています。レンズとボディの同時期発表は販売施策として合理的で、整合はありますが、公式確定までは“噂”として扱うのが妥当です。

価格予想:競合レンジから逆算する

初代の国内販売価格は400,400円(税込)です。II型の想定価格は、競合の実態・光学/駆動の更新幅・為替の三要素で見積もるのが現実的です。

基準点:Z100-400とRF100-500

Nikon Z 100-400mm F4.5-5.6 VR Sの販売価格は385,000円(税込)。RF100-500mmは仕様的に一段長いものの販売価格は415,800円(税込)。初代100-400GMは400,400円(税込)。II型でAFユニットや軽量化・近接性能が刷新されるなら、競合同等〜やや上の設定も想定可能です。

これら情報により、「税込40〜49万円」程度の帯は現実的な予想レンジと言えます。

スペック予想①:軽量化とAF世代のアップデート

近年のGM IIは「大胆な軽量化」と「XDリニアモーター中心のAF駆動」が定番化しています。100-400でも同様の方向性が有力と見るのが自然です。

GM IIの前例=大幅軽量化

70-200mm F2.8 GM IIは前モデル比で約29%軽量化し、約1,045gまで削減。初代100-400(約1,395g)でも200〜300g級の軽量化が達成できれば、手持ち運用の体感差は大きくなります。

AF駆動:XDリニア世代への置換

最新GM(例:70-200 II、300/2.8 GM)で実績のある複数XDリニアモーター採用は、被写体認識AF時代の追従性向上に直結します。100-400 IIでも「速く・静かに・高精度」の方向はほぼ既定路線と考えられます。

スペック予想②:近接性能・手ブレ補正・テレコン適性

初代は0.98m/0.35倍という“寄れる望遠ズーム”でした。II型がここをさらに詰めるかは注目点です。ボディ協調の補正効率や、1.4×/2×テレコン装着時のAF安定性も実戦で効いてきます。

“寄り”の強化は差別化の近道

競合のRF100-500はMFD0.9m・最大0.33倍で近接に強み。II型が最短距離をさらに短縮できれば、多用途性が一段と広がります。

補正・テレコンの現実解

ボディ内補正とレンズ補正の協調で“使えるシャッター速度”の底上げは不可欠。初代同様に1.4×/2×テレコン対応を継承する前提なら、AFアルゴリズム最適化と収差管理が歩留まりを左右します。

200-600 G/70-200 GM IIとの棲み分け

「200-600でよくない?」「70-200 II+テレコンで代替できる?」という問いには、重量・可搬性・操作感・AFの実感値で判断しましょう。被写体・現場の違いで最適解は変わります。

200-600 G:内部ズームの安定と重量の現実

200-600は内部ズームでバランス変化が少なく操作は快適。一方で質量は約2.1kgあり、長時間の手持ちでは負担が増します。固定ポイント中心の運用や一脚前提なら強力です。

70-200 GM II+テレコン:どこまで代替可能か

70-200 II+2×(400mm F5.6)と100-400(400mm F5.6)は、条件次第で画質・AF追従が拮抗するケースも報告されます。とはいえ「常時400mm運用」なら、ズーム域と描写の安定性で100-400のほうが扱いやすい場面が多い印象です。

競合比較:RF100-500/Z100-400との争点はここ

純正同士の主な比較相手はCanon RF100-500とNikon Z 100-400。II型100-400が勝ち切るべき“差が出る指標”を押さえます。

RF100-500:500mmのリーチと近接0.9m

500mmのリーチに加え、MFD0.9m・0.33倍で近接域が強い。ボディ協調ISとの相乗で、野生動物やイベント撮影の“寄れない現場”で武器になります。価格面はストア・時期で変動が大きい点に留意。

Z100-400:設計の新しさとVR性能

Z100-400はVR5.5段、公称MFD0.75m(広角端)など実戦寄りのスペックが光ります。II型100-400は軽さとAF追従で“上から押さえる”のが最短ルートでしょう。

噂の“同時期刷新”説:400mm F2.8 GM IIとの相関

プロ向けの大口径単焦点(400/2.8)に“II型”の噂が出るタイミングは、ズーム側の更新を後押しする材料になりがちです。ただし、あくまで噂の域を出ないため、更新サイクルの客観データと併置して整合を見るのが安全です。

編集部の結論:買うべき人・待つべき人

初代を今すぐ買って良い人は、「軽さ・寄り・解像」の三拍子が必要で、今季の撮影予定が詰まっている人。完成度は依然高く、価格が安定していれば費用対効果は良好です。

一方、長時間の手持ちや遠征で“100〜300gの軽量化”がメリットに直結する人、AI世代AFとの親和性を最大化したい人はII型を待つ価値が高いでしょう。

まとめ

「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS II」は、初代の強み(軽さ・寄り・解像)を受け継ぎつつ、GM II世代の軽量化とAF強化で“手持ちで攻められる超望遠”に伸びる可能性がある一本です。発売時期は2025年内の可能性があるという“噂ベースの目安”、価格は国内税込40〜49万円程度の“予想レンジ”として現実味があります。自身のケースに合わせ、初代を掴むかII型を待つかシナリオを固めておきましょう。


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