
【リーク】VILTROX AF 85mm f/2 EVOの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
VILTROXの新中望遠「AF 85mm f/2 EVO」に関する情報が複数飛び交い注目が集まっています。この記事では発売時期・価格・予想スペック・競合比較までを、今確実なことと予想内容に分けてまとめました。

この記事のサマリー

「AF 85mm f/2 EVO」はIBC 2025での実機展示が確認されている。10月下旬予定の情報も。

公式SNSが「EVOシリーズ初のレンズを10月20日に公開」と予告あり、AF 85mm f/2の可能性が高い

EVOシリーズはクリックレス絞りを採用。AF 85mm F2はシリーズ第1弾として言及

価格は未発表。比較材料としてAF 85mm F1.4 Proの中国発表価格は3299人民元(約69,800円)
リークの全体像と確度

AF 85mm f/2 EVOは、VILTROXの新シリーズ「EVO」に属するフルサイズ対応の中望遠。Photo Rumorsでも型番が複数回挙げられており、NewsshooterによるIBC 2025の現地レポートでも実機展示が報告されています。加えて10月14日時点でVILTROX公式Instagramは「EVOシリーズ初のレンズを10月20日に公開」とティザー画像を投稿しています。
確実に言える事実
「EVO」は同社AirとLAB/Proの間を埋める新ラインで、シリーズ共通の特徴としてクリックレス絞りを採用と公式アナウンスされています。IBCレポートでは「AF 85mm F2.0 EVO」がシリーズ第1弾として取り上げられています。
また10月20日のEVOシリーズに関する発表告知は出ており、製品名自体は公式に明かされていないので確定ではありませんが、AF 85mm F2.0 EVOの発表である可能性が高いと予想されます。
未確定だが信頼度の高い項目
ベトナムの大手小売(zShop)には既に商品ページが確認され、下記のスペック詳細が掲載れています。
項目 | 内容 |
---|---|
AF駆動 | STM(ステッピングモーター) |
光学構成 | 10枚 / 8群 |
ファームウェア更新 | USB-Cポート経由で対応 |
フィルター径 | 58mm |
最短撮影距離 | 0.74m |
現時点でメーカー公式のスペック表は未公開のため、これらは暫定情報として扱います。AF/MFスイッチやFnボタン、防塵防滴についての確証は得られていません。
発売日と予約時期の見立て
VILTROX公式SNSが「EVOシリーズ初のレンズを10月20日に公開」と予告。Newsshooterは「10月下旬リリース見込み」と記載しており、zShopは「2025年10月31日発送予定」を掲出しています。現時点で予約開始・出荷日の公式発表はなく、10月20日の告知内容にて情報が明らかになると思われます。
光学・AFの要点
フルサイズ対応の85mm F2は、携行性とボケ量のバランスを取りやすい設計です。EVOシリーズはクリックレス絞りを採用。AF駆動のSTM採用は小売サイトに掲載がありますが、公式確定ではなく予想段階です。
フルサイズ×F2の狙いどころ
F1.4比で一段絞られたF2は被写界深度の余裕が増し、屋外の逆光や動作のあるポートレートでも歩留まりを確保しやすいのが一般的です。クリックレス絞りは動画の露出移行に有効で、雲の出入り等の照度変化にも段差感を抑えられます。
極薄の被写界深度が主目的ならF1.4/1.2の方が有利ですが、総合的な扱いやすさはF2にも利点があります。
最短0.74mと58mmフィルター径
zShopに「最短撮影距離0.74m」「フィルター径58mm」の記載があります。テーブルフォトの超接近には向きませんが、標準的な85mmのワーキングディスタンスは確保できます。フィルターが58mmと小径ならND/C‑PLのコストも抑えやすいでしょう。正式スペック公開までは、値や仕様が変更される可能性を念頭に置きましょう。
操作系と外装:EVOらしい使い勝手
EVOシリーズはクリックレス絞り採用が確定している情報です。AF/MFスイッチ、Fnボタン、防塵防滴等の外装要素の有無は未確定。
クリックレス絞りのメリット
室内↔屋外や雲の出入りで露出が揺れる場面でも、段差のない変化が可能。ワンオペ動画やロングテイクの露出調整に有用です。シリーズ特性としての利点として押さえると、導入意図が明確になります。
リングトルクや操作部材の質感は量産品の最終チューニングに依存するため、発売後に店頭個体での確認が推奨されます。
価格予想
AF 85mm f/2 EVOの価格は未発表です。参考として、同社AF 85mm F1.4 Pro(Eマウント)は中国で3299人民元(約69,800円)でアナウンスされています。
VILTROXは純正より低価格帯に設定する傾向がありますが、シリーズ間(LAB/Pro/EVO)で価格レンジが異なるため単純な同列比較はできません。
競合比較:Canon RF85mm F2 Macro IS STMとの違い
RF85mm F2は下記の仕様を持ちます。
項目 | 内容 |
---|---|
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.5倍(ハーフマクロ) |
手ブレ補正効果 | 最大5段分(光学IS) |
EVO 85はクリックレス絞り採用が確定しており、現時点で手ブレ補正の有無は未公表。寄りの強さ(RF)と露出移行の滑らかさ(EVO)という性格差で一次比較できます。テーブルフォトや商品撮影の頻度が高いならRFが有利、動画の露出移行を重視するならEVOの優位性が見込めます。
選択の軸を明確にする
「寄り・IS(RF)」か「露出操作の連続性(EVO)」かを軸に、被写体・運用比率で判断するのが合理的です。RFボディで動画主体でも、EVOの最終仕様次第で組み合わせの妙が生まれる可能性があります。
競合比較:Sony FE 85mm F1.8/Samyang 85mm F1.4との選び分け
Sony FE 85mm F1.8は絞りリング非搭載ながら、レンズ側のフォーカスホールドボタン(カスタマイズ可)を備える定番。Samyang AF 85mm F1.4(現行はSeries II)はF1.4の大口径と軽量化(509g・72mm径)で差別化しています。EVO 85はクリックレス絞りが武器で、動画も撮るポートレート派に現実的な選択肢となり得ます。
FE 85mm F1.8の立ち位置
FE 85mm F1.8は軽量コンパクトで価格を抑えつつ、ボディ側の機能(瞳AF、呼吸補正対応機など)と組み合わせやすいのが強み。絞りリングは非搭載のため、動画で段差のない露出操作を重視するならEVOのクリックレス絞りの優位が出ます。
SamyangはF1.4の浅い被写界深度を得意とし、Series IIで小型軽量化(509g・φ72mm)を達成。被写体や現場要件に応じて、開放値か操作性かの優先度で選び分けるのが合理的です。
対応マウントとボディ側との相性
展示個体は「FE」表記でEマウント。その他マウント展開は未告知です。Eマウントの一部ボディはブリージング補正等の支援機能を持つため、動画の操作量削減に寄与します。
AF挙動や周辺減光はボディ側のアルゴリズムや補正機能の有無で変わるため、逆光・低コントラスト環境での店頭テストが有効です。
購入前チェックリスト
正式スペック公開後に、対応ボディ一覧・初期ファームVer・付属品を確認。フィルターは暫定の58mm情報を前提にしつつ、共通径化の計画を立てると運用が楽になります
ジンバル運用の方は全長・重心位置の情報開示を待ち、現有機材でバランスが取れるかを確認しておくと初動のロスを防げます。
まとめ
「VILTROX AF 85mm f/2 EVO」は、EVOシリーズ第1弾としてIBC 2025で展示され、VILTROX公式SNSがEVOシリーズ初レンズの10月20日公開を予告しています。Newsshooterは「10月下旬リリース」を示し、小売大手(zShop)は「10/31発送予定」を掲出。クリックレス絞りはシリーズ確定要素で、STM/USB‑C/58mm/最短0.74mは予想情報です。価格は未発表のため、20日の公式告知と合わせて最終確認が必要です。
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