【リーク】シグマ ART 35mm F1.2 DG DN IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】シグマ ART 35mm F1.2 DG DN IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

カメラファン注目のシグマ「35mm F1.2 DG DN | Art」後継モデルに関するリーク画像が登場しました。Sony Alpha RumorsやL-Rumorsといった噂サイトが掲載した写真には、初代モデル(2019年発売)と新型と思われるレンズが並んで写っており、新型は一目で分かるほどサイズダウンしています。シグマがCP+2025で開発を表明していた35mm F1.2 DG DN Art IIですが、いよいよ正式発表が近い可能性があります。現時点で判明している情報を基に、サイズ・性能の進化や発売時期、価格予想などを詳しく解説します。

この記事のサマリー

シグマ 35mm F1.2 DG DN|Art IIのリーク画像が登場し、初代より明らかにコンパクトな新デザインが確認されました。

新型は全長が約1cm短縮され、フィルター径も82mm→72mmに小型化するとの噂。重量も1kg以下に軽量化される可能性が高く、携行性が向上しそうです。

山木社長の発言によれば光学性能も向上しており、よりシャープな描写や高い使い勝手が期待できます。防塵防滴や絞りリングなどArtラインらしい機能も踏襲見込み。

発売日は未発表ですが2025年内と予想され、正式発表は目前との噂です。価格は初代(税別19万円)よりやや上がる可能性が指摘。

初代はシグマ初の35mm F1.2レンズ(2019年発売)で、その後継モデルの登場に期待。今後の正式発表でスペックや発売日が明らかになるのを待ちましょう。

新型35mm F1.2 Art IIと初代モデルとの比較:コンパクト化と仕様の変化

【リーク】シグマ ART 35mm F1.2 DG DN IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

via: L-rumors.com

新旧「35mm F1.2 DG DN | Art」のサイズ比較(上:初代、下:リークされた新型)。リーク画像を見ると、新型は初代より全長が約1cm短くなり、フロントのフィルター径も82mmから72mmへ小型化されています。直径と長さが大幅に縮小されたことで、初代モデルでは存在感のあった大柄な筐体が、だいぶ取り回しやすいサイズに改善されているようです。重量はまだ公表されていませんが、初代が1,090g(1kg超)だったことを考えると、II型では1kgを切る軽量化も期待できるでしょう。防塵防滴や絞りリング搭載といったArtラインならではの高品質な作りは踏襲しつつ、携行性が向上したコンパクトなレンズに仕上がっている可能性があります。

初代「35mm F1.2 DG DN | Art」はシグマ初の開放F1.2対応レンズとして2019年7月に発売されました(希望小売価格19万円・税別)。大口径ゆえに全長136.2mm・重量1.09kgと非常に大きく重いレンズでしたが、その分世界で初めて35mmフルサイズ対応のAF駆動F1.2レンズを実現した画期的モデルでもあります。新型II型ではこの“大きく重いが画期的”だったレンズが、最新設計によって「より小さく軽く」生まれ変わろうとしているわけです。例えばライバルのNikon Z 35mm f/1.2 Sが約1,060g・フィルター径82mmであることを考えると、新型シグマがフィルター72mmへ小型化する意義は大きく、携行性の面で競合に優位となる可能性があります。サイズダウンによりフィルターも安価になり、日常使いしやすくなる点も嬉しいポイントです。

光学性能と機能はどう進化する?

小型化と同時に、描写性能の向上もこの新型の大きなトピックです。CP+2025のシグマブースで山木社長(Sigma CEO)は「現行より小型軽量に仕上げつつ、光学性能を高める」と明言しており、画質面のブラッシュアップにも力が注がれているようです。初代モデルは開放F1.2から非常にシャープで高解像と評価されましたが、そのII型ではさらに周辺画質の改善やコントラスト・逆光耐性の向上が期待されます。

また、近年のシグマArtレンズII世代では最新コーティング技術やレンズ構成の見直しによって性能アップを図る例が見られます。実際、昨年発売された「24-70mm F2.8 DG DN Art II」では重量100g軽減や近接撮影性能の向上など、光学系と実用性の両面で進化を遂げました。今回の35mm F1.2 Art IIでも同様に、レンズ構成の刷新や特殊レンズ材の追加によって、よりシャープで美しいボケ描写を実現している可能性があります。

操作性の面でも細かなブラッシュアップが予想されます。初代には絞りリング(クリック切替可能)やAF/MFスイッチ、カスタマイズボタン(AFLボタン)などプロ志向の操作系が備わっていましたが、新型でもこれらは踏襲されるでしょう。それに加え、最近のシグマArtシリーズII型では外観デザインやロゴの刷新も行われており、新しいブランドアイデンティティが反映された外観になるかもしれません(リーク画像でも鏡筒の刻印デザインに変化がうかがえます)。細部の仕様について正式発表までは不明な点も多いですが、「より良く、使いやすく」というアップデートになるのは間違いなさそうです。

発売日はいつになる?予約開始時期の予想

肝心の発売時期ですが、現時点で公式な発売日発表はありません。しかし山木社長の発言によれば「年内にリリース予定」とのことで、2025年中には登場すると見てまず間違いないでしょう。リーク情報を報じたL-Rumorsも「間もなく発表される新型」と述べており、このリーク画像流出が公式発表の直前サインである可能性も高いです。

シグマは例年、新製品を春(CP+など)と秋頃に発表する傾向があります。今回の35mm F1.2 Art IIについてはCP+発表こそありませんでしたが、夏から秋にかけてのタイミングで正式発表→予約開始という流れが予想されます。事実、シグマは2025年にフルサイズ用レンズを合計4本投入するとの噂もあり、今後数ヶ月以内に何らかの動きがあるかもしれません。

発売後の店頭入荷時期も気になるところですが、例年シグマのレンズは発表から約1〜2ヶ月で発売となるケースが多いです。仮に夏〜秋に正式発表となれば、実際の発売日は2025年秋から冬にかけてと予想できます。予約開始日は正式発表と同時か直後になるはずですので、最新情報のチェックを怠りなく。公式発表が出次第、当サイトでも予約情報を含めアップデートしていきます。

気になる価格は?初代より値上がりか

ユーザーが気になる価格については、現時点で不明です。L-Rumorsの情報では「価格はまだ不明だけど初代モデルより少し高くなるかもしれない」と伝えられており、若干の値上げを覚悟しておいた方がよさそうです。特に米国市場では関税の影響もあり価格上昇が避けられないとの指摘もあります。初代35mm F1.2 Artの発売時価格は税別19万円(税込約20.9万円)でした。為替やインフレ動向にもよりますが、II型では実売で税込25万円前後に達する可能性も考えられます(純粋な推測です)。

とはいえ、他社の同スペックレンズと比較すればシグマならではのコストパフォーマンスは健在でしょう。参考までに、Nikonの「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」は希望小売価格約2800ドル(約40万円超)で発売されており、重量も約1060gとヘビー級です。それに比べればシグマ製35mm F1.2は初代が実売15万円台と手に届きやすい価格帯でした。II型も多少の値上がりはあるにせよ、競合メーカーのフラッグシップ大口径レンズよりは圧倒的に入手しやすい価格設定となることが期待できます。正式な価格発表が待たれますが、ユーザーの財布に優しい「夢のF1.2レンズ」であり続けてほしいところです。

まとめと今後の展望

シグマ「35mm F1.2 DG DN | Art」待望の第二世代について、現在判明している情報をまとめました。リーク画像と信頼できる噂情報からは、新型が初代よりも明らかにコンパクトになり、最新設計で光学性能も向上することが示唆されています。発売日や正式なスペック・価格は未確定とはいえ、シグマ自身が開発を公言しており年内リリースも約束されています。

初代が登場した当時、世界初の35mm F1.2レンズとして写真ファンを驚かせたように、II型もさらなる進化で我々を楽しませてくれるでしょう。今後の正式発表では、対応マウント(おそらく引き続きEマウントとLマウント)や詳細スペック、そして実際の店頭発売日が明らかになるはずです。続報に期待しつつ、「いつ出るの?」「いくらになる?」というワクワクを胸に、新しい35mm F1.2 Artの登場を待ちたいと思います。


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